花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

故郷の湿原を歩く

2014年07月04日 23時02分18秒 | アウトドアー

栗駒山の須川湖と秣岳(まぐさだけ)

岩手の実家に6時間かけて東北道を走り、次の日は盛岡の岩手医科大学に
献体した弟の遺骨を引き取りに行った。
献体して2年半、ようやく遺骨が戻ってきた。
大学では、献体した人や、病理解剖をした人を併せて64名の方々の
遺族と大学関係者や実際に解剖に参加した学生全員が参加して、厳かな
慰霊祭が行われた。
歯学の学生が、初めて解剖に参加して、緊張しながらも人体の構造が
教科書通りではなく、一人一人違っている事に気づかされ、貴重な
体験で生涯忘れることが出来ないとのべ、献体した人たちに感謝を
捧げると言った。
その言葉を弟が聞いたなら、献体した事に意味が有ったと喜んだ事だろう。

その後、葬儀まで2日間あるので、疲れ切った家内を連れて温泉のある
簡保の宿に泊まり、さらに栗駒山に連れて行き、家内は須川温泉に入り
その間、私は近くの大仁郷湿原を歩くことにした。
この湿原は、通称イワカガミ湿原とも言われているとか聞いた。


私の歩いた大仁郷湿原の付近図写真、湿原内は木道が施設されている
また北側の野鳥の森にも湿原があり、野鳥の森の湿原と呼ばれている
通称「秋田湿原」と言われているのがそれである。
いずれも付近一帯の湿原を含めているので、全部に入れる訳ではない。


大仁郷湿原の入り口に有る駐車場(無料) 奥に見える建物は栗駒山荘


駐車場の奥にある湿原入り口の標柱


池塘と木道


アカモノ群落


イワカガミ群落


タテヤマリンドウ


ツマトリソウ


モウセンゴケ


遊歩道に咲いていたスズラン





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。