花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山のハルトラノオ

2015年04月04日 19時59分20秒 | アウトドアー

筑波山の春虎の尾、別名イロハソウ、タデ科


根生葉は多数、茎の途中に基部がくさび形の葉を1~2枚つける
根生葉は楕円形で基部はくさび形か切形(水平)


花穂はちょっと短めだが虎の尾に似ている(形が似ている)
そして春に咲くので「春虎の尾」と名付けられたという。
花穂は2~3センチ、一つ一つの花は、白い5弁状に見えるが
5つに切れ込んだ一つの花である


拡大して見ると、小花の根元は花柄のように見える

今回、ハルトラノオを取り上げたのには訳がある。
数年前までハルトラノオやクリンユキフデと間違われていた
阿武隈山地固有の「アブクマトラノオ(阿武隈虎の尾)という
タデ科の植物が新種として登録されたという。
それを見極めるために、ハルトラノオをアップで撮ってみた。

私が持っている図鑑が古いので、ハルトラノオもタデ科タデ属に
分類されているが、アブクマトラノオをネットで調べると
タデ科イブキトラノオ属に分類されている。
もしかしてハルトラノオもイブキトラノオ属になっているのだろうか

それはともかくとして、阿武隈虎の尾が茨城県の北部にも
生育しているというので、いつかは見てみたいと思っている

阿武隈虎の尾は、宮城県南部から福島県東部の阿武隈山地の太平洋側に
分布すると言われている。

私は下記のサイトの「福島県とその周辺の花めぐり」から和名検索で
アブクマトラノオを見て参考にした。
花ママと花パパの「野の花・山の端・北海道
ただし私が勝手に参考にしただけなので、その点はお断りする
なにぶんにも手元にアブクマトラノオに関する文献がないので