花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

花友やこつなぎさんと歩いた柿平・星野・大柿

2014年03月17日 17時02分39秒 | アウトドアー

大柿に咲いていたアズマイチゲ


同上・色白な美人ですね。


同じく・仲良しのアズマイチゲ、ちょっと風でピンボケだが


出血大サービスで東一華、何モデルが同じだろうって、マアマア(笑)
撮る人の都合も有るんです(笑)。

超多忙な花友が、ストレス解消の為に節分草を見に行きたいと言うので
ブログを通じて知り合った「こつなぎ」さんから教えて貰った佐野市の
柿平に行くことになった。

柿平の菜蟲館(さいちゅうかんに車を止めて、すぐ上の節分草の自生地
に登っていった。


柿平の菜蟲館(さいちゅうかん)

何でも柿平の節分草が見頃を迎えたと、新聞の一面に載ったとかで
自生地には、大勢の人が来ていた。

私たちが撮影していると、まもなくこつなぎさんもお二人で来られて
節分草そっちのけで話が弾んだ。
こつなぎさんとは、昨年の5月、鳴神山のカッコソウを見に行った時に
お会いして以来である。(旧ブログ「花と山とを友として」参照)


花弁状の萼辺が、先祖返りしたように緑色の葉っぱ状になっている節分草、柿平で撮影


二輪になり損ねた様な節分草、柿平で撮影


花弁状の萼辺の重なりが美しい節分草、柿平にて撮影


花アブが吸蜜する節分草、柿平にて
こつなきさんによれば、虫媒花でもあり風媒花でも有るという

実は、星野の節分草自生地には、外来種の黄花節分草を植栽している
場所もあり、その事を説明すると、こつなぎさんは
両種の交雑種が生まれる可能性を指摘されていた。
そんな事を考えもしなかった私は、こつなぎさんの指摘にはっと
させられたのである。


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家族が体調を崩しているので、ブログは暇を見て少しずつ書いている
読者の方には申し訳ないが、昨夜は自分も頭痛で書くことが出来なかった。
頭が混乱しているので、話が前後するかも知れませんし、間違いが有るかも
知れませんが、ご理解くださいますようにお願いします。

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何年も節分草を見ているので、普通の節分草では飽きたらず
ここ数年は、突然変異のような変わり種を捜すのが習慣の様になっていて
お互いに変わり種を見つけると呼び合って撮影している
上の節分草の写真は、その中の数枚である。
二輪になり損ねた様な節分草は、こつなぎさんが見つけて教えていただいた。

花友と離れた場所で撮影していたら、いきなり携帯が鳴った。
体調を崩している家族からの連絡かと思って、どきりとしたが
名前を見たら花友である。
探すと遠くで手を振っている。
なんのことはない、変わり種を見つけて呼んでいたのだった。

昼は菜蟲館で「ざるソバ」を全員で食べることになり、注文したが
お客さんが込んでいるので、できあがって来たのは1時間ほど後だった。
がその間、みんなでおしゃべりが出来たから、かえって良かったかも。

昼の後は、他の場所に行く予定だというこつなぎさんも、私たちが星野
と大柿に行く予定だと言うと、まだ行った事が無いので、行ってみたいと
同行することになったのだった。

KMさんの運転する車で、石灰岩を掘っている工場の建ち並ぶ山を越えて
星野に着いた。(こつなぎさんは、ついてくるのが大変だったかも)

栃木市の観光協会のHPでは、星野の節分草は今週末頃までと書かれていたので
見頃は終わっているだろうと思っていたし、花友にもそう言っていたが
着いてみると、前回、私が一人で来た日よりも花数が増えている。
この所の暖かさで、盛り返したのだろうか。
花友も喜んでいたから、まあ良いか。

星野の目印は、こちらにすると良い

ゆず里亭(ユズリテイ) 住所 〒328-0201 栃木県栃木市星野町257-3


花弁状の萼辺の数が10枚の節分草(手前)


シベの数が異常に多い節分草、いずれも星野にて撮影

節分草を見た後、反対側の星野遺跡ある山のカタクリ自生地に案内して
座禅草の咲く谷を見に行った。
するとカタクリの自生地の下に、アズマイチゲが数株、咲いていたのである
(私は心の中で、これは大柿のアズマイチゲも咲いているかもと思っていた)

その上、谷側の土手には、セリバオウレンも咲いていた。
「こんな低い場所にさいているなんて」と花友は感激していた。
いずれも古い木の切り株の腐ったような場所にだけ生えているのだった
実は一人で来たときに、すでに写真は撮っていたが、名前がはっきり同定
出来なかったので、公開しなかった。

星野から県道32号線を走り、尻内橋東の交差点で国道293号線に
左折すると、都賀カンツリー倶楽部の前を走って大柿に出ると、左側に
里の駅」という産直の店がある。
この「里の駅」が大柿のカタクリ自生地の目印であり、裏側の山の側に
駐車場もある。トイレは里の駅の脇に立っている。

JAしもつけ都賀 生出宿里の駅
〒328-0101 栃木県栃木市都賀町大柿334-5(国道293沿)
TEL:0282-91-1181


大柿のカタクリ自生地の麓の遊歩道を奥に歩くと、猪よけの鉄索が新たに
施設されて、ゲートを開けて入るようになっていた。
そして、早くもアズマイチゲが、花を沢山つけていたのである。

こつなぎさん夫妻とは、大柿で分かれて帰ってきた。
叉の再会を約束して。

おしまい。