リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

新聞記事

2017-05-13 12:36:56 | 断片
 こんにちは。まことによい気候で。当家のベランダ、冬は寒いし夏は蚊が来るし。ですが本日は掃除を避けて新聞を読むことができました。
 夜もいまどきは、晩春の北から吹く風の匂いが素晴らしい。夏みかんと二大好物の味わいです。(最近は甘夏で、夏には食べられない)
 
 ようやく原稿も最佳境というか峠を越えまして、あたまが不要になりつつあり、新聞記事にも頭が反応するようになってきました。といってくだらない反応ばかりですが。
 本日の朝日の土曜特集は、懐かしい帝都地下道の話でした。お読みの方も極少ないはずの、しかしシリーズで読むとなかなか面白い(はずの)隈の『パリの爆薬』で使わしてもらいました。もう10年前かしら。 東京の地下にもう一つの帝都東京がある、ってやつで(秋庭俊氏)。パリにもあんですよ、そこそこ有名ですが。
 ああゆうのは、国土交通省じゃなくて、「草」のような忍者がめんめんと伝えるもんなんだよね、知らんけど。歴代参謀総長、まあ統合幕僚長ね、とか内閣総理大臣とかは抽象的にしか知らなくて、実は総理府の1主査と統合幕僚監部の1人の事務職待遇だけが、本当の書類のありかを知っている、とかね。ロマンチック。まあ、公開すると国家が危険になる、というのはよくわかりますね。
 
 同じく土曜版には随筆家丸山健二がコラムで”巷の文学芸術”批判をしております、が、悲しくも誰にも意味がわからんだろうに。いかに体力自慢でももう後期高齢者なのね。いわゆる文学史に載る大文学者の文学を歴史に残らないとかって批判しているわけですが、けっきょく自分は随筆家だし。しかも古すぎる話題を今のことかのように持って回って書くから、今の人には”佐伯泰英批判か?”と思われるだけだろうと。ちょうど本紙に佐伯も出てるし。わたしゃ昔から知ってる論議だから分かるけど。わたしも見聞が広い。
 ところで、商品製造者佐伯って文学史に残るかな。文章めちゃくちゃだもんね。
 ウデ自慢の職人谷川は、初期詩篇だけ、詩の達人大岡は評論家として、残るけどね。
 けっきょくみんな、文学としてみた場合の己の実力のほどを知ってる、ってことだね。その点、偉いな。
 ほんとは丸山も知ってるんだろうね、俺の小説だけが本物の文学だ、とはそういう意味なんだろう。
 もっとも、丸山、久しぶりに句点間の長い文章に出会って感心しました、野坂昭如かと思われ。
 最近自分の文章がとみに短くなって、自分でこんなふうに書けるか心配。入れ子は簡単なんだけどね、修飾語で続かせるやつ。関係詞thatの修飾。入れ子じゃなくて単文を続かせていくという綴り方的な技術は、さすがと感心。それだけだけど。
 
 ちょっと前では、管じゃない菅に不快感が。皆様菅って知ってます? 菅義偉。菅のニュースを産経ネットが挙げてて、いわく
 「(サッカー応援で振るった)旭日旗については、『自衛隊旗や自衛艦旗だけでなく、大漁旗、出産、節句の祝い旗など日本国内で広く使用されている。法令上も使用実態も国旗とは異なる』と指摘し、使用が差別には当たらないとの認識を示した。」だと。タコが。差別のためでなくてなんで振るうか。
 もちろんこんなガキが何を言おうとどうでもいいんだけど、それよか私も、見る人見る人、親目線になってしまうので、「おめえはサラリーマンじゃなくて政治家のつもりだろ? ウソでも理念で張り合わんかい」っていいたくていいたくて。ついでに前に「ばかやろう」もつけますが。政治家から理念をとったらただの企業の番頭じゃねえか。この場合、ヤクザの鉄砲玉か。親の顔が見たいぞ。こいつ、ここんとここんな誤魔化し発言ばっかりしている。性根を叩きなおすべきだ、と思うのは、まあ実際親心。
 われわれサラリーマン的には秘書室長が社長をかばうのはとうぜんですよね、あるいは社に寄付してくれる組織であればヤクザだろうが暴力団だろうがかばうのは当然かもしれない。「しかし、おめえ政治家だろ」って、菅とかが自分の子ども等なら絶対そういいますよね。アベの秘書して何度も同じ言い訳を言い慣れて、骨の髄まで腐ってしまったんでしょうね。サラリーマン的に見てる人間の胸が痛いというか、その分許すわけにはいかないというか。だれか知り合いの人、諌めてやってください。
 (確認したら湯沢市出だってよ。ほんと、勘当もののガキだ)

 それに比べて良いニュースも。
 「オーストラリア連邦議会の議場で9日、議員による授乳が初めて実現した。
歴 史的授乳の主役になったのは、緑の党共同副党首ラリッサ・ウォーターズ上院議員(クインズランド州選出)の二女で、生後2カ月のアリア・ジョイちゃん。
 ウォーターズ議員は産休明けの9日、子連れで議会に復帰し、アリアちゃんがお腹を空かせると、その場で授乳した。」だそうで。
 すげえじゃん。政治家以上だねえ、実行が伴って。有言実行。オーストラリアなんて名目偽善で嫌いだけど、名目正義というのはいいこともあるわけで。鯨よりこっちのほうが大事だから許しちゃいたい気持ち。

 などなど、ためにならないブログ文。
 次回原稿は既報の容易化によりぐっと構成をシンプルにしたあおりで、巷の社会学への言及部分がどんどん削除されていきました。批判ばかりで意味ないし。
 これで仮に社会学のお友だちがいたらそうはならないところですが、なにしろみなさん思い出化で、さみしいね。ま、生きてらっしゃれば問題はないのでしょうが、それもみなさんとはいえず。
 
 じゃ、ためになる健康法、一言(二言?)ね。「毎食野菜を食べて、よく寝る。」 これがすべて。
 何を食べないとかこれを食べようとか、すべてウソ。まあウソではないが、ただの机上の論議の誇張。
 毎食野菜を食べようとしたら食えるものは狭まって、結果、合成物質も身体に入りにくくなるし。もちろん危ないものも多少くらい食ったっていいのさ。
 次いでよく寝ることが実践できたら、過労死も結果的にしないし、ストレスも遠くなるし。
 ただ、ウツ病ってやつはよくわからないけどね。
 運動は、ってそれ知らない。ま、私の場合、誰もが認める弱い体ながらこのため病気知らず。
 このブログも2週間更新なければ交通事故ですわ。
 
 といいながら、来週後半旅行で、更新はさ来週月曜とかになりまする。なにかとあって遊びに行くのも大変。
コメント
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