リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

問題の一つ

2015-11-21 11:44:39 | その他
 こんにちは、東京地方、いいお天気で。銀杏もずいぶん黄色くなりました。今日明日は最後の学園祭期間でお安く楽しめます。
 特に家庭持ちの方には農学部がお薦め、ってもっと早く言えばよい、ということですが、東京農大(経堂)、日大生物資源(六会)、玉川大学(玉川学園)、農工大(北府中)と先月末から土日で続いてきた収穫祭系は、今回の明大農学部祭(理工学部もついでにあり。ついでじゃないか。子どもにはアイデア製品発表会とかまだやってるかな)(生田)で終了。残ったものには福が。紅葉付きです、ちょっと規模は小さいけど。さらに明大は大学管理祭なので酒なし(だった)。
 と思ってみると、小田急線は地方線路だね、農学部ばかし。農工大の北府中へは登戸乗換えですっといけます。来年どうぞ。
 以上、一部の人に役立つブログでした。
 
 ちょっと一部すぎるかね。
 おまけで、皆様あて、お料理のヒント。さっきMSNを見たら「生姜焼きをよりおいしくするコツ」 とかで、「調味料を漬け込んでから焼くのではなく、豚肉を焼いてから調味料をからめると、肉が硬くならず焦げつきも防げる」 とありました(by anan とのこと)。
 扶養家族の方ですと分かりにくいでしょうが、これが大きい。仕事して夜8時に帰ってさあ夕飯つくんなきゃ、ってときに、漬け込んでなんかいられない。緊急避難であとから味付けすると、本人後ろめたいようです、が、それでいいといわれるとほっとしませんか。ブリ焼きとかもいっしょ。漬けてグリルで焼くなんてしないで、フライパンでタレ後がけで十分。すぐできます。ま、それぞれの味ですが。
 で、追加情報で、とくに脂身のない腿肉とかだと火を入れすぎると固くなりますから、煮るより焼くで火を通したほうが良いです。ちょっと長く煮るときは腿肉はすぐ出しちゃったほうがいいです。一番最後に再度投入。そもそも腿肉は煮ないで一口カツとかが火が短くて済んでよろしい。
 タンパク質はなんでもそう。火から早く出すか長く煮るか。よく「イカ大根はさっと煮て取り出して後から投入する」 なんてありますが、これリクツだけね。イカは再度投入したらすぐ固くなってしまいます。タレを煮詰めて濃く熱くなったところでからめて終えるか、初めからあきらめて30分ばかし煮るかの2択です。

 以上終わり。
 
 てなわけで、ごくごく一部分の方あて。今日の朝日の土曜特集は「若者たち」。1966年。後から思えば良い時代でした。みなが真摯に生きて。おれは苦労してた、ということはあるでしょうが。写真、白黒だし、関係ないけど。
 これが映画の「続」の頃だとちょっと違うのね、1969年。もうすでに左翼は四分五裂、血を血で洗い始めて。「あんな民青の映画」になってしまう。真摯なはずの議論が、行動の伴わない、体制のガス抜き、選挙目当てのプロパガンダ、と呼ばれてしまう。ま、実際そうだけど。
 で、今日のテーマは「体制派」とは。労働者の社会を目指した人々も、根無し草の若者たちから体制派と悪罵を投げつけられる理由は何か。答えは、そのまんまですね、体制の一部を構成し、体制の制度を自分たちに押し付けてくる者たち。
 しかして、その者たちが「本心は」理想社会を目指そうと、したがって「左翼」であろうと、根無し草の=自由を装える「若者たち」には、体制派であり、どう見たって自分の環境である世界を構成する体制の一部分でありながら、あろうまいことかわけのわからぬ理由にかこつけて自分の行為を偉そうに非難し、自己の賞賛と優越を侵害する嫌悪すべき者たちです。
 根のある中年にとっても別に「反体制」でもなく、かれら中年が不本意に手を貸している体制運営に悪口をいっているだけの、同僚的行動者です。「なにいってんだよ、それで日本がうまくいくものか」。あのう、反資本主義なんですけど、なんて誰も知りはしない。反てなに? といわれるのが落ち。しかも、いわれて答えられなかったりして。
 これは共産党の悪口ではなく過激派の批評です。
 現存する分裂セクト両派は、教祖の趣味そのままにいまだに党になりたいようですが、残念ながらそんなものはもう何十年も前から体制の一部に過ぎない。左翼が若者を欲しいのなら、若者に偉そうに御託宣を並べるのではなく、彼らの自由を拡大する方途を語らなければならない。因果はめぐる。もう50年前から1960年代ではないのだよ。民青を体制派と罵ったように、今は過激派なる体制の一部を乗り越えることが反体制なのだ。欲しくないならそれはそれでポリシーだけど、人の邪魔はやめたがいい。
 という、これは理論じゃなくて、現実ね。現実の認識から問題の解き方が始まる。そして私の次(々)回作も始まります。ま、宣伝ですかね。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする