異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

必ず見て下さい!★動画【標的の村】沖縄・高江~普通の生活のために、戦わないといけないという沖縄の姿を広く知ってほしい。

2016-07-22 19:14:02 | 沖縄

★普通の生活のために、戦わないといけないという沖縄の姿を広く知ってほしい。

Targeted Village / 標的の村  2015/06/08 に公開


 ★子供達のために反対してくれてるから、今度はお父さんお母さんがオスプレイ反対に疲れちゃって、もう嫌だな~と思ったときは私が代わりにやってあげたい。
                                         (海月ちゃん11歳)

高江の子らの涙の上にある安堵を味わうのは誰なのか  

琉球朝日放送 報道部 三上智恵 

2012.12.1

「本当にオスプレイ来ちゃった、やだよぉ〜!」10月1日、普天間基地のゲート前。湧き起るオスプレイ帰れの怒号の中、高江の子供たちが泣き叫んだ。

この6人兄弟の家は東村高江に建設中の米軍のヘリパッドから400Mしか離れていない。そこに事故が多いオスプレイが来ると聞き、父親の安次嶺現達さんらが座りこみを始めたのは5年前。

ところが間もなく国に「通行妨害」で訴えられてしまった。突然被告にされた15人には、妻と当時7才の娘まで含まれていた。国が、国の方針に従わない民に圧力をかける前代未聞の裁判。娘の海月ちゃんは「私も刑務所に入るの?」と怯えた。

反対運動などすれば、ひどい目に遭うぞという恫喝裁判の一方で、ヘリパッドの建設を進める国側は住民に「ここにオスプレイが来ると聞いてない」と言い続けたが、米軍の資料で高江には年間1200回飛来することが判明した。

沖縄は、一体どこまで欺かれ続けるのだろう?地上戦で焼かれた先祖の土地。いつしか自分の土地に入れば米軍に捕まり、今は日本国に罰せられるようになった。声を上げれば裁判にかけられる。この国の法と仕組みは一体誰のためなのか? 

95年の少女暴行事件の怒りを受け、政府は普天間飛行場の返還を約束したはずだ。ところがそれさえオスプレイの配備を睨んだ海上基地建設への方便だった。

しかも辺野古の基地建設が進まないことに業を煮やした政府は住宅密集地の普天間に強引にオスプレイを飛ばした。これはもはや機種の問題ではない。今回の配備強行は17年に及ぶ政府の欺瞞の象徴であり、復帰40年を経てなお、沖縄問題は軍事的植民地の棄民政策でしかないことを決定づけるものだ。

配備前夜、県民は始めて普天間基地を22時間封鎖に追い込んだ。台風17号の暴風の中、4つのゲートの前に身を投げ出した人々や、そこに襲いかかる警察の姿は全国ニュースからはほぼ黙殺されたが、始めて基地に出入り不可能になった米軍は動揺を隠せなかった。

コザ暴動以来の抵抗を目の当たりにした私も、積年の涙を止めることができなかった。そんな抵抗も空しく、オスプレイはやってきた。三日後にはついに高江上空に浮かび、5年余りの座りこみの日々を切り裂くように、縦横無尽に低空飛行をした。

絶望する大人の横で、11才になった海月ちゃんは言った。「お父さんとお母さんが頑張れなくなったら、私が引き継いでいく。私は高江をあきらめない」。オスプレイの存在に安堵する国民がいる。その安心は高江の子らの涙の上に成り立っている。

                  =http://www.qab.co.jp/village-of-target/ より引用=

 

f01.jpg

『標的の村』劇場予告編

2013/06/29 に公開

 

日本にあるアメリカ軍基地・専用施設の74%が密集する沖縄。5年前、新型輸送機「オスプレイ」着陸帯建設に反対し座り込んだ東村・高江の住民を国は「通行妨害」で訴えた。
2012年9月29日、オスプレイ強硬配備前夜。台風17号の暴風雨の中、人々はアメリカ軍普天間基地ゲートに座り込み、22時間にわたってこれを完全封鎖した。
この全国ニュースからほぼ黙殺された前代未聞の出来事の一部始終を地元テレビ局・琉球朝日放送の報道クルーたちが記録していた。TV版を91分に再編集し、劇場版として、

 

 

2012年度テレメンタリー年間最優秀賞

第18回平和協同ジャーナリスト基金奨励賞

第4回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル大賞

ギャラクシー賞テレビ部門受賞

平成25年 民間放送連盟賞 九州沖縄地区 報道部門最優秀賞

2013年 日本ジャーナリスト会議 JCJ賞

山形国際ドキュメンタリー映画際2013年アジア千波万波部門正式招待作品

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。