カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

コリと痛みに湿布を貼る

2017-09-15 | 掲示板

 若いころから肩が痛かったり腰が痛かったりということはあった。しかしながら圧倒的に、今の方がそのような経験の頻度は高くなっている。特に何かした覚えは無くとも、体のあちこちが痛い。疲れているという心情的な時であっても、体の方も痛くなる。肩が凝ったり首が痛くなったりする。肘や膝なんかも痛くなる。足首も痛くなるし指なんかが痛むときもある。ぶつけたとかいうことが無くても痛くなるのは不思議なものだが、痛くなる実感に嘘は無い。
 そういう時は自分で指圧する。会議の時など、暇つぶしのように指圧している。あたりを見回すとそのような人はちらちら見かける。肩の付け根をギューっとしている人だと、五十肩かなと思う。肩甲骨を器用に押している人もいる。まあ、肩こりでしょう。首をゴリゴリやっている人もいる。寝違えているのかもしれない。机の下で、足のふくらはぎあたりをさすっているような人もいる。確かに少しは疲れがとれるかな。ひょっとすると眠気を紛らわしているのかもしれないけど。
 素直に湿布すると気持ちがいい。これは年を取った特権ではないかとさえ思う。若いころもひんやりして気持ち良かったと思っていたはずだが、これは断然もう年を重ねた体だからこそ実感の大きい快感かもしれない。ジワーッと有効成分が染み出していることもはっきり感じ取ることができる。薄荷かインドメタシンか知らないが、人間の体に染みて何かを和らげてくれる成分というのは本当にありがたりものだ。実はたいして効いていないとしても、ジワーっと来るだけでもそれでありがたいのである。そうしてほんの少しだけれど、時間を経過するとコリのようなものが少しだけ和らいでいると思われる。若いころはちっとも効かないと感じていたものだが、これは老人性のコリには多少くらいは効くものなのである。何事も長生きしなければ分からないことはある。湿布の有効性はそのような経験値によって実感は違うものなのではないか。
コメント
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