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ロボット、ドローンを生んだDARPA 未来を創造してきた頭脳集団(後編)

2017年06月15日 06時08分39秒 | 日記

ロボット、ドローンを生んだDARPA 未来を創造してきた頭脳集団(後編)

ロボット、ドローンを生んだDARPA  未来を創造してきた頭脳集団(後編)

 

 

《本記事のポイント》

  • DARPAでは、昆虫型や超超音速ステルス、自律型ドローンの開発が進む
  • 人工知能の開発に向け、人間と機械を融合するような技術の開発も進んでいる
  • 科学の進歩と精神性の向上は両輪

 

コンピューターやインターネット、GPSにドローン――。これらは、米国防高等研究計画局(DARPA)から生み出された技術の数々だ。

 

前編( http://the-liberty.com/article.php?item_id=13117 )では、これまでDARPAが生み出してきた技術を紹介した。DARPAの技術は、民間にも転用され、それによって私たちの生活はより便利になり、近代化されてきた。今後もそうなる可能性は高いだろう。

 

DARPAの研究は今、どこまで進んでいるのか。そして未来はどうなっていくのだろうか。

 

 

戦争を主導するのは「ドローン」になる

米国防総省の報告書「無人システム統合ロードマップ」によると、今後25年間、戦争を主導するのは「ドローン」だ。

 

ドローンとは、無人航空機のこと。基本的に無線で操縦する。現在もドローンはさまざまな場所で軍務を果たしている。将来的には、深海から宇宙空間でも、ドローン軍隊による偵察や攻撃が可能になるとされている。

 

DARPAは、昆虫型ドローンも開発している。2007年9月、米ホワイトハウス近辺の広場で開かれたイラク反戦集会で、大きなトンボのようなものが複数の人に目撃された。

 

ワシントン・ポスト紙(2007年10月9日付)は、「トンボか? 昆虫スパイか? ロボ昆虫を開発する科学者たち」という記事を掲載し、「昆虫のようなドローンをハイテクの監視ツールだと疑う者もいれば、トンボ――生き物にしてはロボット的だと、生物学者さえ認める古生物――だと言う者もいた」と報じた。ちなみに最新鋭の昆虫ロボットは、蚊型だといわれている。

 

さらにDARPAが開発中の超超音速ステルス・ドローン「HTV-2」は、高高度を音速の20倍の速さで飛ぶことができる。DARPAによると「ニューヨークとロサンゼルス間を12分足らずで移動できる」という。このドローンなら、世界中のどんな場所にも、1時間以内に到達できる。

 

また、DARPAは「自律式無線ドローン」の開発も進めている。自律式とは、外部のコントロールを受けずに、あらかじめ与えられた命令に従って、自ら動くということ。例えば、一つのドローンが破壊された場合でも、他の場所にいたドローンがそれを察知し、自ら動くことができる。

 

DARPAは自律型ロボットの開発を目指しているが、それには、人工知能(AI)が不可欠だ。現在のところ、自律型ロボットをつくれるほどには、AIの開発は進んでいない。

 

 

人間と機械を融合する!?

AIの進歩に重要な役割を果たすのは、神経科学とコンピューターの開発だ。

 

これまでDARPAは、脳に損傷を受けた兵士を治療するため、数十年かけて脳科学研究を推進してきた。近年、DARPAが最も力を入れているのは、人間と機械を融合するようなニューテクノロジーだという。

 

例えば、記憶喪失者の記憶を回復させるため、ワイヤレスの埋め込み型「神経機能代替装置」を開発し、試験中だ。他にも、精神疾患の兵士には、脳のさまざまな領域に複数の電極やマイクロチップを埋め込み、ストレス障害を治療しようとしている。

 

そして2015年、DARPAは大脳にチップを埋め込んだ全身麻痺の女性が、自らの思考によって、ロボットアームを操作したり、シミュレーション上でステルス戦闘機「F-35」の操縦ができるようになったと発表した。

 

 

「AIが人間を支配する世界」にしないために

DARPAの研究だけを見ていると、人間と機械の融合もそう遠くない未来に実現しそうに思える。映画「ターミネーター」のように、「AIが人間を支配する世界」が到来するのではないかという恐れも感じる。

 

科学技術の進歩は歓迎すべきものだ。だがそれに伴い、人間も精神性を高めていく必要がある。「神仏は存在し、人間は何度も生まれ変わりながら、心を磨いている霊的な存在だ」という正しい宗教観が、人類を滅ぼすような方向で科学を悪用することを防ぐはずだ。AIの進歩を、人間がより人間らしい生活をすることにつなげる努力が必要だ。

(山本泉)

(参考書籍:アニー・ジェイコブセン著『ペンタゴンの頭脳』)

 

【関連記事】

2017年6月11日付本欄 ロボット、ドローンを生んだDARPA 未来を創造してきた頭脳集団(前編)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13117

 

2016年11月号 人工知能時代 人間にしかできない仕事 あと10年で消える仕事

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11969


豊洲問題、いったいなんだったの?――表なつこ氏【都議選・もっと身近な東京問題】

2017年06月15日 06時06分46秒 | 日記

豊洲問題、いったいなんだったの?――表なつこ氏【都議選・もっと身近な東京問題】

豊洲問題、いったいなんだったの?――表なつこ氏【都議選・もっと身近な東京問題】

 

 

幸福実現党
江東区代表

表 なつこ

(おもて・なつこ)1983年広島県生まれ。広島修道大学卒業後、学習教材の販売会社などを経て、現職。社会人教育機関「HS政経塾」第5期生。

豊洲市場の都民向け見学会が14日、開催された。筆者も見学することができたが、その建物・設備の立派さに、改めて驚かされた。

 

市場内は、何重もの扉で閉鎖された空間となっている。壁の無い建物や、大型トラックが出入りするすぐ横で、水産物などの取引が行われている築地市場とは大違いだ。地下水の管理などの安全対策についても、詳しく説明を聞くことができた。

 

豊洲では「地下水の汚染物質」などが騒がれたが、それはあくまでこの立派な建物のコンクリートを隔てた地下の話。空気中に排気ガスが漂う築地と比較したときに、豊洲が安全と感じるのが自然な感覚だろう。

 

一部報道などでは「新市場は、荷物を運搬するターレが曲がりにくいなど、使いにくい設計だ」といった指摘もある。しかし、「実際に、市場関係者にターレを運転してもらって検証している」という話も聞いた。

 

参加者に話を聞くと「説明を聞いたら安心できた」「こんなに立派な建物だとは思わなかった」と口々に言う。

 

「豊洲は危険だ」という印象がここまで広がる前に、都はこうした見学会をもっと早くに開催するべきだったし、設備や安全面の配慮などについて、もっと情報発信すべきだった。

 「豊洲市場」という文字には、まだ布がかけられている。

 

 

豊洲民には「都民ファースト」ではなかった

小池都知事が13日、豊洲移転を前提に調整するよう都幹部に指示を出したと報じられた。判断自体は妥当だが、そもそもの「移転延期」の判断が、多くの失望を生んだ。

 

移転延期について、豊洲の自治体の方々の話を伺ったことがある。

 

自治体としては、「単なる物流拠点であれば、市場の誘致はOKしなかった」そうだ。「単なる物流拠点ではなく、市場の誕生により、にぎわいを創出してもらいたい。そして、人口も増えているので、交通網も整備して欲しい」という要望を出し、それを東京都に了承してもらったという。

 

地域としてはそれを楽しみにしており、「さあ移転だ。この地域はこれからもっと賑やかになっていくんだろうな」と思っていたところで、突然の移転延期が告げられた。

 

それも、移転延期について江東区には、東京都から事前通告がなかったそうで、地元には相当な衝撃だったらしい。

 

市場移転延期で建設が止まってしまった「環状二号線」

また、移転延期でストップしてしまった環状二号線についても、地域の方々は「この道路が使えたら非常に便利になるのに」と思いながら、"遠まわり"して仕事に向かわれたりしているとか。

 

また、豊洲から他の地域の学校に転校した子供が、「汚染されている」などといじめられる、といった話も耳に入ってきた。小池知事が"騒いだ"ことによる風評被害は、拭うのに時間がかかるだろう。

 

豊洲の方々にとって、今回の移転は何も「都民ファースト」ではなかった。小池知事の掲げる「都民ファースト」は、本当に都民の悩みに向き合っているとは思えない。

 

 

豊洲の真の課題は「取引量」

豊洲の本当の課題は、他にある。

築地で働いている方々にお話を伺ったとき、「取引量が年々減っている。これからも儲かるなら、豊洲に移転してもいいけど、そうでないならわざわざ移転しなくても……」と、諦め感を持っていらっしゃる方が多かった。

 

実は、2002年から15年にかけて、築地市場の水産物の取扱量は、64万トンから44万トンへと30%以上も減っている。背景には、スーパーなどが市場を介さない産地直送を増やしていることなどがある。

 

何とか市場の競争力を上げ、取引額を復活させる方策を考えなければいけない。

 

例えば、朝のセリにネットオークションという形で参加できるようにする。国内やアジアなどであれば、羽田空港を経由して、即日受け取れるようなシステムをつくれる。そうすれば、世界に「豊洲ブランド」を広めることができる。

 

都政には、既成勢力を象徴する"問題"を取り上げて騒ぎ立てるのではなく、都民のリアルな悩み・課題に向き合うことが求められているのではないだろうか。

 

【関連サイト】

幸福実現党東京都議選 特設ページ

https://hr-party.jp/senkyo/2017togisen/

 

【関連記事】

2017年2月9日付本欄 黒い排ガス、戦前の建物……築地に行って見えた本当の「移転問題」(前編)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12568

 

「日本国憲法」の問題点(2) マスコミ権力が、国民の「公務員罷免の権利」と「言論の自由」を侵害?

2017年06月15日 06時05分17秒 | 日記

「日本国憲法」の問題点(2) マスコミ権力が、国民の「公務員罷免の権利」と「言論の自由」を侵害?

戦後、日本人の"精神的主柱"となってきた憲法9条。「憲法9条を守っていれば、平和を維持することができる」という考え方は、大半の日本人の意識に浸透しているようです。

 

しかし、最近の中国や北朝鮮の横暴を前に、自国を守るために戦うことができない9条の矛盾は、日に日に明らかになってきています。

 

ただ、日本国憲法は、9条の他にも矛盾を抱えた条文や内容が多くあります。

今回は、憲法に規定されていない「マスコミ権力」が、国民の「公務員を罷免する権利」や「言論の自由」を侵害している状況を検証します。