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全仏オープンテニスも佳境に

2021-06-08 10:26:05 | テニス
現在今年2回目のグランドスラムである全仏オープンテニスが開催され、4回戦まで進んでいます。

今までテニスの話題は日本人選手の経過を中心に書いてきましたが、ここでは全体の流れに触れてみます。

女子は第2シードの大坂なおみに注目していましたが、彼女は試合前から記者会見拒否を表明していました。その言葉通り1回戦にルーマニアの選手に2-0で勝ったのち、会見場には姿を見せませんでした。

大会本部やWTAはこれを強く批判していましたが、大阪は3年前からうつ病に悩まされていることを公表し、2回戦を棄権してしまいました。これで大坂批判は治まりましたが、今後の大坂の動向が注目されます。

次のウインブルドンやオリンピックでその活躍を見たいものです。今大会の女子は大坂だけでなく大きな波乱が続きました。第1シードのバーティが足を負傷して棄権しただけでなく、上位シードの選手が次々と負けてしまったのです。

4回戦の途中までにトップ10シードで残っているのが第4シードのケニンと昨年優勝の第8シードのシフィオンテクだけになってしまいました。必ずしも若手が出てきたわけではないのですが、こういった形も面白い展開と言えるのかもしれません。

男子はやはり錦織に注目していましたが、1回戦のイタリアの159位の選手との対戦から4時間を超えるフルセットとなり、何とかこれに勝ちました。2回戦はロシアの新鋭カチャノフでしたが、これもフルセットとなり4時間近くの戦いを制しました。

グランドスラムは1日おきとは言え、錦織も体力を心配していましたが、3回戦は2セット途中で相手が負傷棄権し何とか体力が温存できました。

4回戦は優勝候補の若手第6シードのズベレフでしたが、やはりこのクラスになると動きや強さが勝り、ストレートで敗退しました。

今回の全仏は面白いドローとなり、30歳を超えているジョコビッチ、ナダル、フェデラーのレジェンドがトップハーフとなり、20歳前後の台頭してきた若手のメドベージェフ、チチパス、ズベレフがボトムハーフと別れてしまいました。

この6人は順当に勝ち上がりましたが、フェデラーは3回戦で3時間を超える試合となったため、4回戦を棄権してしまいました。

こういったドローになったため、レジェンドと若手は決勝まで対戦しませんが、果たしてこの5人のうちだれが決勝に残り新旧対戦となるのか、目が離せない展開となってきました。

ジョコビッチ、ナダルは圧倒的な強さを見せていますが、男子テニスは次々と若手が出てきていますので、まさに今年が新旧交代の年となるのか面白い戦いが続きそうです。


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