初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

銀塩カメラの思い出

2011年08月21日 20時58分54秒 | Weblog


銀塩カメラはフィルムを撮り終えると

カメラの裏蓋を開けて、フィルムを取り出します

カメラの裏蓋を開けると、フィルム・ゲートが

その先にレンズの後玉やフィルム巻き上げ

スプロケットを見ることができました



フィルムゲートが見えないバルナックライカは

例外的でした

… … …

バルナックライカのフィルム装填は一寸コツがいりました

フィルム装填がほかのカメラに比べて少し不便です

その不便さを乗り越えて1度は持ってみたいカメラでした



デジタルカメラは、銀塩フィルムの代わりに

切手大のSDカードに記録されます

デジカメは、裏蓋がありません

銀塩カメラのように裏蓋を開いて、

中を見ることができません




デジカメの中が見えたから

どうというものではありませんが



デジカメの映像はパソコンの

ディスプレーでしか見えません

撮り終わっても、映像を消去しても

SDは別に変わりません

銀塩フィルムのように撮影して現像したカットを

手に持って見るようなことはできません



私は毎日、撮り終わった

SDカードをカメラから取りだして

パソコンにデータ(映像)を取り込んでいます




銀塩カメラに戻る気持ちはありませんが






外付けハードディスク

2011年08月20日 22時37分59秒 | Weblog




パソコンのディスクドライブに

CDを入れると音楽が再生されます

CDをパソコンの内臓ハードディスクに

コピーをとることを覚えました



パソコンのハードディスクにはデジカメの

映像がふんだんに入っています

そこへCDの音源を入れると

いくら容量に余裕があっても

間もなく満杯になることは

明らかです



昔のDOSのパソコンでは扱わなかった

音楽、映像がVISTAのパソコンでは主役になりました



音楽、映像のファイルはともに大きなものですね

それらのファイルを外付けハードディスクに

保存することにしました

家電量販店のパソコン売り場で

なんと、1TBのものすごい容量の

ハードディスクを見付けました



CDからアナログでカセットにコピーしていたときは

CDの演奏時間だけかかりましたが

CD→ハードディスクへの書き込みの何と早いこと



デジカメの映像のハードディスクへの

書き込みも早いです



両方ともいくらコピーを繰り返しても

オリジナルからの劣化はありません

デジタル万歳です






続・ウォークマン

2011年08月19日 22時58分32秒 | Weblog


カセットテープのウォークマンの次に

CDカセットを使用する

ウォークマンが発売されました



私はカセットにこだわりました

次にMDのプレーヤーも出ましたが

これも私にはしっくりきませんでした



CDをカセットにコピーする機械が発売されていました

この機械はCDのデジタル音声を

アナログ音声に変換してカセットに録音する機器でした

CDの再生時間にあわせてカセットに往復録音ができる

優れたものでしたが、アナログ信号でカセットへ録音するので

演奏時間と同じ時間が必要でした.



カセットウォークマンで

音楽を聞きながら、のんびりと

散歩していました



最近まで、カセットのウォークマンです

カセットのウォークマンは数年前に家電量販店から

姿を消しました

私の最後のウォークマンも故障してしまいました



このgooプログを始めるようになって

ブログの添付写真を撮らなくてはならない

毎日になってしまいました



最後のウォークマンが故障してしまった今

音楽との散歩はしばらく終わっています.




ウォークマン

2011年08月18日 22時56分06秒 | Weblog


ソニーウォークマンで音楽を

聞きながら散歩する毎日でした

… … …

CDからカセットテープにコピーして

カセットテープウォークマンで聞きます



LPレコード時代からの音楽ファンです

LPレコード盤だけでなくその

レコードジャケットに魅力がありました

30㌢レコードのジャケットですから

大きくて立派な1つの作品でした、

ジャケットを見ると、中身の音楽が頭に

浮かんできます

レコードを聞いているとそのレコードの

ジャケットの絵が浮かんできます



レコード店で中身は兎も角、そのジャケットが

気に入ってLP盤を購入したこともありました




その後、LPレコードは店頭から姿を消して

CDに様変わりしました



CDをテープにダビングするのに、

CDのジャケットを

銀塩フィルムで複写して、

カセットケースに入れて楽しんでいました



複写機のゼロックスは最初はモノクロ(白黒)でした

いつの間にか、カラーの複写機が出現していました




CDのジャケットを試しにカラーコピーして見ました

見事な出来栄えで、銀塩カメラでの複写は止めました




私はキヤノンPIXUS610の複合プリンターを

入手しました。CDジャケットをスキャンしてみると

これも、うまくゆきました

… … …

いま、新聞記事からCDジャケットまでコピーは

この複合プリンターがわが家で活躍しています






カーボン紙

2011年08月17日 22時01分42秒 | Weblog


複写機ゼロックスの出現は画期的でした。

鉛筆書きの原稿が綺麗にコピーできました

当時はあらゆる書類をゼロックスでコピーしました



ゼロックスが出現するまでは、

カーボン紙が複数の書類の

コピーに使われていました



2枚の伝票の間にカーボン紙を挟んで

上の伝票に鉄筆またはポールペンで記入すると

カーボン紙の墨が下の伝票にコピーされるものでした



何枚ものコピーが必要なときは

それぞれ伝票の間にカーボン紙を挟んで

一番上の伝票に少し力を加えて書けば

必要な枚数分のコピーがとれました



テレビで劇場中継の台本が遅れて、芝居の下見に

台本が間に合わないことがありました

やっと間に合った1冊の台本をばらして

スタッフの人数分をゼロックスでコピーして

ホッチキスで製本して配ったことがありました



世間でも,ゼロックスは大流行でした

官公庁の書類などです



テレビ番組の企画会議で出席スタッフに配る

参考資料を、社内の女子社員がゼロックスでコピーを

とりまくりました



ゼロックスは明るい場所でスタートボタンを押せば

簡単にコピーがとれます

… … …

コピー用紙やトーナーに経費がかかります

特に必要の無い書類のコピーを会社は禁止しましたが




テンプレート

2011年08月16日 20時52分41秒 | Weblog


烏口で墨入れをしたトレーシングペーパーを

原板として複数の製図をコピーするには

青写真しかありませんでした



墨入れした黒いラインの図面のコピーとして青写真では

青い画面に白いラインになります。

墨入れしたラインが陰画(ネガ)になります



青写真で白い画面に青いラインでコピーできる

機械が出現しました.コピスターです

この複写機は市役所の戸籍抄本のコピーにも使われる

ほど普及しました.





次に現れたのがゼロックスです

これは画期的な複写機でした

この複写機が出るまでは下絵にトレーシングペーパーを

重ねて墨入れして清書が必要でした。

このゼロックスの登場で

鉛筆書きの下絵をそのままゼロックスで複写すると

仕上げの図面が簡単にできるようになりました



鉛筆書きの図面で便利なテンプレートが現れます





続・製図

2011年08月15日 23時17分53秒 | Weblog


製図器具の烏口(からすぐち)から

T定規(てぃじょうぎ)もやがて

製図ペン(ロットリング)が現れて

烏口は使われなくなりました



次にT定規や三角定規に代わるものが現れます

アームが平行に動く、

電車のパンタグラフのような器具

です。





パンタグラフの一端は製図板に

取り付けられています

この器具の名前を忘れてしまって

どうしても思い出せません



パンタグラフの他の一端には

L字型の透明のプラスチックの

定規がついていて、定規の支点の

ネジを調節すると定規は

色んな角度になります



私の製図はT定規と

三角定規の時代でしたから

いまの製図用具の世界は全くわかりません





現在はコンピュータを使ったCADなど

レイヤーを重ねてすごい図面が出来るのでしょうね




製図ペン・ロットリング

2011年08月14日 23時06分56秒 | Weblog


ロットリングは製図用インキの入った、

細い金属製のチューブかパイプ状のところから

インキが流れ出る万年筆のような製図ペンです




この製図ペンはパイプの寸法がいろいろありました

烏口のようにネジを調節して寸法を変えるのではなく

0、1ミリ~0、3ミリなど寸法が固定して必要な径のペンを

揃えなくてはなりませんでした



この製図ペンは細いパイプの中をインクが通ります

長い間、使わないで放っておくとインクの目詰まりを

起こします



パソコンのインクジェットプリンターも長く使わないと

具合が悪くなるのと似ています




インクジェットプリンターの取説では

一月に1回はプリンターで印刷してくれと

書かれています

… … …

毎月一度、私のPIXUS610では

サービス判ですがプリントをおこなっています






製図器の手入れ

2011年08月13日 23時57分11秒 | Weblog


昨日の製図器の話をもう少し

鉛筆で下書きした製図に、トレーシングペーパーを

重ねて烏口(からすぐち)で

墨入れをしていきます




烏口は一見ピンセットのような形をしています

ピンセットのガーゼをつまむところにねじがついています

そのねじを調節して先を細くして墨を付けてラインを引くと

細い線が描けます.その反対に,ねじを緩めてピンセットの先が

広がるルと,巾の広いラインが引けます.



下書きの製図は,細い鉛筆で描かれていますが

その鉛筆のラインをなぞるように烏口で

太いライン,細いラインとトレーシングペーパーに

墨入れしていきます



墨入れ済んだトレーシングペーパーを見ると

製図らしく出来上がります



烏口は,ラインを引く単独に柄が付いたものや

コンパスに着脱する烏口もありました



烏口の墨入れで細いラインを引くのには

烏口の先を鋭く研ぎ上げてないと綺麗なラインが引けません



研ぎ上げる道具は,刃物に使う砥石が使用されます

油砥石(オイルストーン)でオイルをつけて

慎重に研ぎ上げます





あまり一生懸命に研ぎ上げますと

烏口の先端が刃物のようになって

三角定規に沿って烏口でラインを引くと

トレーシングペーパーが刃物で切ったようになります

烏口を研ぐのにはコツがいりました



しばらくすると、烏口にかわる新兵器が現れます

色んなラインの寸法の製図ベンのロットリングです




T定規(てぃじょうぎ)

2011年08月12日 20時54分42秒 | Weblog


私が学生のころの京都はあちこちに

大学、女子大がありました

午後の街は下校の学生で

あふれていました



京都は大学が多かったので,

学校の近くに下宿もたくさんあります

下宿の近くに銭湯が必ずありました

下宿では風呂を使わせなかったのでしょう

他所の都市は銭湯がどんどん少なくなっていきましたが

京都は最近まで銭湯が残っていました



午後の繁華街で製図で使うT定規を

下げた学生をよく見かけました

彼はどこかの理工学部なのでしょう



いくつかの大学は、市中では手狭になったので

郊外にキャンパスを動かしました



結果,京都の繁華街は,学校帰りの学生が

ぐっと減ってしまいました

この現象に慌てた京都市は,

学校呼び戻しの優遇策を考えます