初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

45回転の「ドーナッツ盤」

2021年07月29日 20時11分47秒 | Weblog


新しくLP盤とドーナッツ盤が

登場して、今までの78回転の

SPレコードに徐々にとって

代わることになりました…。

… … …

RCA新発売の45回転の

ドーナッツ盤は、レコードの

形から自動演奏というか

数枚のドーナッツ盤をセットして

順番に演奏できるオートチェンジャーも

同時に発売されました。

… … …

ドーナッツ盤は直径が

17㌢(7吋)ですから

演奏(再生時間)が

短いという欠点がありました。

短い演奏のポピュラー音楽や

軽音楽には、適しているのですが

演奏時間の長いクラシックには

一寸、無理がありました

<

素晴らしいLPレコード

2021年07月27日 22時39分10秒 | Weblog


素晴らしい音質で再生できる

33回転のLPレコードと

45回転のドーナッツ盤が

今までの78回転のSPレコードに

代わって登場しました…


LPレコードは名前どおり

ロングプレイングです。

長時間演奏(再生)です。

演奏時間が長い、クラシックに

向いています。

LPレコードはA面、B面と

二面(表裏)、再生ができます。

A面にシューベルトの

「未完成」交響曲が

そしてB面にベートーヴェンの

交響曲五番「運命」という組合せという

夢のようなレコードが

生まれました。…




ドーナッツ盤、登場

2021年07月25日 23時24分20秒 | Weblog


LPレコードが世に現れたのに

RCAビクターは発売せずに

45回転のドーナッツ盤を

発売しました…


RCAビクターがLPに関心を

示さなかったのは、78回転の

SPレコード時代に、長時間レコードを

発売したことがありました。

戦前、私の家にも、長時間SPレコードで

クラシックのグリーグの

「ペールギュント第一・第二組曲」12吋

レコードがありました。

電蓄のフォノモーターの回転数を下げて

聴くのですが、回転数が判らなくて

親父と苦労した思い出があります。

… … …

この長時間レコードは、かなりの数量で

発売されたのでしょうが、どうも

良くなかったようです。

そのためか、LPが登場しても

採用が遅れたようです。



そこでRCAビクターでは、

簡単なオートチェンジャーで

再生できるドーナッツ盤で

出発したのでしょう。



「LPレコード」は割れない

2021年07月22日 20時58分44秒 | Weblog


レコードが78回転のSP盤から

33回転のLPレコードの登場に

よって、新しくLPジャケットの

ファッション?が生まれました…

… … …

ジャケットの表には、演奏者の

ポートレートや、美しい花々、

ヨットの走る海の風景、山々、

などの写真が飾りました。

こんな華やかで豪華な

レコードジャケットの登場は

昔のSP盤レコード時代では

考えられませんでした…



そうそう、LP盤レコードの

出現で大事なことがあります。

LP盤は、樹脂製ですから

落としても割れないのです。

… … …

SP盤レコードの場合、誤って

落とすと、ガラスコップや瀬戸物の

皿のように割れてしまうのです。

数枚組のクラシック盤の1枚を

誤って割ってしまうと大変です。

 … …

LP盤では、誤って落としても

割れることはありません。

もっとも、高価なLP盤です。

慎重に扱いますから大丈夫ですが…


「LPジャケット」の魅力

2021年07月19日 22時54分29秒 | Weblog


SPレコードをレコード店で

購入するときは、店員さんが

茶色の薄い袋に入れて渡して

くれていました…。

そのSPレコードが歌謡曲、

軽音楽、クラシックに

かかわらず、みんな同じ茶色の

袋に入れて渡してくれていました。


新しく発売されたLPレコードは

店に並んでいるときから

綺麗な写真や絵画の絵柄描かれた

厚紙のジャケットに入っていました。




世間では、それをLPジャケットと

呼んで、その綺麗なジャケットを

小脇に、歩くのが若者のスタイルに

なってきました。




「LPレコード」の第一印象

2021年07月17日 18時16分22秒 | Weblog


私の大学生時代に画期的な

レコードが登場しました。

LPレコードです。

雑誌などによると

兎に角、スゴいという

評判なのですが、なかなか実物に

お目にかかれませんでした。

… … …

放課後、友人と四条河原町へ

遊びに出掛けました

当時、四条通の大丸百貨店の

西側に、アメリカ文化センターが

ありました…

… … …

そのアメリカ文化センターに

LPレコードが展示されていました

私たちが珍しそうに眺めていたのでしょうか

案内の女性が

「聞いてみますか?」と

レコードプレーヤーに

10インチ?のレコードを

聞かせてくれました…



私のLPレコードの第一印象は

スクラッチノイズの全く無い

低い周波数の音から高い周波数

バイオリンの高い音が澄んで

スゴい音質でした…

… … …

LPレコードと再生プレーヤーの

印象は、SPレコードは78回転で

したが、LPレコートは33、1/3回転です。

ターンテープルがゆっくり回転しているのに

早いテンポの音楽が聞こえてくるのが

なんとも、不思議な感じでした。




放送局の「テープレコーダー」

2021年07月15日 07時32分49秒 | Weblog


戦後日本に入ってきた

テープレコーダーはラジオ局で

大活躍することになります。

… … …

先ず、録音可能時間?が、

かなり長いのです。

テープレコーダーを導入した

ラジオ局では、広い会場に

大勢のお客さんを入れて

公開のラジオ番組が多く作られました。



テープレコーダーは

テープに録音していきます。

放送局(ラジオ)で使われる

テープの巾は6ミリでした。

そして、テープの走行スピードは

最初、76㎝/Sでしたが、

機械の進歩とともに、

38㌢→19㌢→9,5㌢と

遅くなっていきますが、

放送局のプロ仕様の機器では

音楽番組の製作に38㌢が

トーク番組には、19㌢が

使われていました

… … …

ここ、二,三日私のパソコンの

調子が悪く、投稿が遅れました。
















































































































































































































































































































































































「未完成交響曲」をSP盤で再生すると

2021年07月10日 21時50分44秒 | Weblog


「テープレコーダー」を自作された

高校の先生の話を伺って、新しく

日本に入ってきた録音機械、

「テープレコーダー」に関心が

わくと同時に、身近に感じられるように

なってきました…


それまでの録音機材の

レコードに比べてテープレコーダーは

録音、再生時間が非常に長い特色が

あります。

… … …

軽音楽や歌謡曲のレコードは10インチ盤で

録音時間(再生時間)が3分でした。

クラシックなどに使われる12インチ盤でも

演奏時間は、5分ほどでした…

クラシックの交響曲のレコードでは

数枚から10枚ほどで、大きなアルバムに

なっていました。

… … …

私の愛聴していたクラシック盤は

シューベルト作曲「未完成」交響曲で

12吋盤、2枚入ったアルバムでした

一枚目A面は第一楽章の途中までで

そこでレコードを裏返してB面に

第一楽章の途中から終わりまで…

レコード二枚目のA面で第二楽章の途中まで

そして二枚目A面を裏返してB面か

第二楽章の途中から終わりまでそして

第3楽章の入口まで、でした。

… … …

「未完成」と云われた短い交響曲

でもレコード再生となると、頻繁に

レコード盤をひっくり返して、

ぶつ切りで音楽を楽しまなくては

なりませんでした。



「テープレコーダー」の先生に会う

2021年07月07日 22時33分59秒 | Weblog


『ラジオ少年』だった私は高校の

部活で放送部に入っていました。

毎日、学校の昼食時には校内放送設備を

利用して、校内放送をしていました…

その放送部担当の先生に相談して

「テープレコーダー」を自作された

高校の先生に連絡していただきました。

… … …

京都市内の女子校の理科の先生に

お目にかかることができました。

先生は、テープレコーダーの心臓部の

消去ヘッド、録音再生ヘッドも自作

されたのでした。

その他、テープの走行を司る

キャブスタンなど、

機械部分も自作されていました。

<

一番苦心されたところは!…と

伺いますと、ハム(ブーンと鳴る雑音) の

除去に悩まされた…と云われました。

… … …

先生の話を伺っているうちに

私にはとても作ることは出来ないと

わかりました…

しかし、才能と忍耐があれば、

メーカーでなくても個人で

製作することが出来ると

思うことができました…


新しい記事「テープレコーダー」

2021年07月03日 19時52分31秒 | Weblog


「ラジオ少年」だった私の

新しい知識は、毎月発行される

雑誌からでした。

ラジオ専門雑誌としては戦前から

「無線と実験」がありました。

… … …

戦後、我ら高校生のラジオ製作ブームに

向けて、「初歩のラジオ」が発刊されましたが

大人向けの「ラジオ技術」や、「電波科学」が

ありました…



「ラジオ少年」だった私は

成長するにつれて「ラジオ技術」、

「無線と実験」、「電波科学」と

範囲が広がっていきました…

… … …

戦後、テープレコーダーを

使った新番組「街頭録音」で

テープレコーダーが気になって

きました。

私の愛読しているラジオ関係雑誌に

しばしばこの、テープレコーダーの

記事が載っていました。

ある日、京都新聞に、

高校の理科の先生が

テープレコーダーを自作した

という記事が載りました。