デジカメの先輩であるテレビカメラの
映像もシャープネスでは
工夫が凝らされています
テレビ初期の真空管式のカメラ
イメージオルシコン管の時代には
出力される映像信号の高域部分を
特に持ち上げて、画面を少しギラギラさせて
シャッキリさせていました
ハイ・ピーキング回路とか云っていました
次のプランビコン管のカラーカメラでも
イメージエンハンサー回路がありました
その後,コントワ・コレクター回路が現れます
最近のカラーカメラはデジカメと同じ
CCDで撮像しています
新しいシャープネス回路が使われているのでしょう
受像機の薄型液晶テレビの大画面はハッキリした
映像が見られます
受像機にシャープネス回路が組み込まれているのでしょう
それと、出演するタレントさんの肌がのっぺりしています
美肌回路が組み込まれているのでしょうか
劇場の映画のしっとりしたカットを見ると
どんなレンズで撮影したのかとレンズの味を
感じたことがありました
薄型液晶テレビの大きな画面はいつも
ピントのハッキリした美しい画面を
見せてくれますが,レンズの味を
感じたことがありません
テレビの映像でレンズの味、云々は
違うのかも知れません…