初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

画期的な45-45方式ステレオLP

2021年09月30日 19時15分33秒 | Weblog


ステレオLPレコードが

現れたのに、

そのステレオレコードを再生するのに

二股のトーンアームを使って、2個の

カートリッジで音溝から、音楽を拾う

のは操作が、何となく扱いにくいのと、

ステレオ再生のため、2本音溝を使うので

折角、長時間(再生)レコードの再生時間が

半分になってしまいます。

そういうことで、世間では

話題にならなかったのでしょう。

… … …

新しく、45-45方式という

1本の音溝の左と右に2チャンネルの

音声をそれぞれ録音するアイデアで

ステレオ・LPレコードが発売されました。

… … …

この45-45方式のステレオレコードは

一つのトーンアームで再生できることと

いままでのモノラルLPレコードと

演奏(再生)の時間が変わらないという

画期的な方式でした。


ステレオ・LPレコード登場

2021年09月28日 19時58分01秒 | Weblog


ある日、大阪駅前、梅田にある

ジャズ喫茶「バンビ」に行きました。

店に置かれているレコードプレイヤーを

何気なく見ると、トーンアームが

二股に分かれています?…

そしてターンテープルに乗っている

レコードは、その二股のトーンアームに

合うように、二本の音溝が刻まれています。

… … …

店の若い人に聞くと、これは最近発売された

ステレオ・レコード(LP)だと云います。

ステージを見ると、左右に2台のスピーカーが

置かれています。

改めて音楽を聞いてみると、なるほど

立体的に演奏が聞こえていました。

… … …

長時間再生という意味で誕生した

LPレコード方式も、ステレオ再生の

ために、音溝を二本使うことによって

演奏(再生)時間が半分になるのは

どうかなあ?という思いでした。

… … …

折角、新発売されたステレオ・レコードも

この二本の音溝を再生するプレイヤーの

二股トーンアームを別に用意しなくてはならないのが、

面倒なのか、世間では話題になりませんでした。





FM放送の誕生

2021年09月23日 19時29分08秒 | Weblog


画期的なLPレコードの登場で

音楽の事情が変わってきました。

ジャズ喫茶の誕生もその一つでしょう。

次に、ラジオの事情も変わってきました

今までのラジオの電波はAMで日本語では

振幅変調という方式で放送されていました。

… … …

新しくFM放送がまず、NHK?から

始まりました。FMは日本語では

周波数変調という方式です。

このFM放送の理論は古いのですが

世界で始まったのは戦後のようです。

… … …

新しいFM放送は、いままでのAM放送に

比べて雑音が少ない(ほとんど無い) のと

音質が非常に優れていました…

… … …

NHKのAM放送は今までのプログラムを

放送していますが、FM放送では

雑音が少ないのと優れた音質から

主に、クラシックや軽音楽を中心に

番組を編成していました。

また、コンサートホールの

クラシック(交響曲など)の

生中継もありました。


ウェスタン・カーニバル

2021年09月19日 18時47分49秒 | Weblog


新しいロカビリーが聞こえてきた

ころ、東京・有楽町の日劇(にちげき) で

ウェスタン・カーニバルが催されました。

… … …

演奏はロカビリーで

ミュージシャンが舞台の上で

寝そべったり派手なスタイルで

若い連中は熱中しました。

そして興業は大当たりでした。

… … …

平尾昌晃(ひらおまさあき)

山下敬二郎(やましたけいじろう)

ミッキー・カーチス

の三人はロカビリーの中心で

ロカビリー3人男と云われて

いました。

… … …

その後、ロカビリーは静かになって

グループサウンドが流行始めました

井上ひろし、水原 浩、かまやつひろし、

飯田久彦(いいだひさひこ)

弘田三枝子、寺本圭一、

ジャッキー吉川とブルココメッツ

(ヒット曲・ブルーシャトー)など…。



ロカビリーの誕生

2021年09月15日 19時34分42秒 | Weblog



当時、ウエスタンが流行っていました

人気のシンガーは小坂一也、ワゴンマスターズ。

スウィングウェストなどが

ラジオから聞こえていました。

… … …

私は時々、進駐軍放送の

WVTQを聞いていました

午前11時半からの軽音楽番組で

エルビス・プレスリーの

「ハート・ブレイク・ホテル」が

毎日のように聞こえていました。

… … …

歌手のプレスリーを色々調べてみると

アメリカでは新しくロカビリーが

流行っていると判ってきました

ロカビリーとは前からある

ロックンロールと、ウェスタンの

ヒルビリーを組み合わせて命名された

ようでした。

… … …

新しいロカビリーのバンドでは

低音のリズムを受け持っていた

大きなウッドベースから、

エレキ・ベースが使われるように

なりました。

軽快なエレキ・ベースの導入で

バンドの演奏スタイルが派手に

なってきました。

… … …

エルビス・プレスリー、ビル・ヘイリー、

カール・パーキンス、エデイ・コクランなどの

レコードがよく売れたようです。





司会者・浜村淳

2021年09月11日 22時36分46秒 | Weblog


音楽喫茶で演奏されていた

軽音楽はウェスタンが人気を

集めていたようでした

… … …

アメリカから入ってくる

ウェスタンは、ハンク・ウィリアムスの

「ユー・チーテンハート」「ジャンパラヤ」

から、ハンク・スノー。ハンク・トンプスン、

エディ・アーノルド、ファロン・ヤングなどが

人気で、音楽喫茶のウェスタンバンドでも

よく唄われていました。

… … …

音楽喫茶の舞台では、バンドの

リーダーか歌手が曲目を紹介して

演奏が始まるスタイルでした。

… … …

大阪戎橋のナンバ一番では

バンドや曲目の紹介に

司会者をたてていました。

司会者はまだ、若くて

浜村淳ですと自己紹介していました

彼は、まだ若く、大学生でアルバイトだと

聞いていました。

… … …

彼はナンバ一番だけではなく

神戸の音楽喫茶でも司会を

つとめていました。彼はバンドと

約束ができていたのでしょう

そして、彼の語り口は独特でした。



大阪戎橋にナンバ一番が

2021年09月07日 22時55分21秒 | Weblog


ジャズ喫茶が全盛のころ、

レコードだけではなく、小編成の

バンド演奏を聞かせる喫茶店がありました。

この種の音楽喫茶店?が、いつ生まれたのか

知りませんが…

… … …

京都では四条河原町角に。

神戸では三宮近くに、月光、が

一寸、山の手にコペン…

大阪の道頓堀、戎橋にナンバ一番、

その近くに銀馬車がありました。

… … …

店内には、小さな舞台があって

その舞台に向かって、小さな机と

椅子が並んでいました。

今の、ライブハウスの始まりだった

のでしょうか

… … …

出演バンドは主に、ハワイアンでした。

スチールギターを中心にウクレレ

サイドギターに、歌手という小編成でした。

その後、ウェスタン・バンドが流行りました。

ウェスタン・バンドもスチールギターを中心に

サイドギター、ベース?、歌手という編成でした。




音楽喫茶店

2021年09月04日 18時32分56秒 | Weblog


豪華なアンプ、スピーカーシステムを

設置するにはリスニングルームが必要

です。リスニングルームとは

住まいですから、その部屋を用意するのは

大変です。それにLPレコードを揃える

のですから、生半可な計画では実現しそうに

ありません…。

… … …

若い人や、学生がシステムを、

用意するのはまず、不可能です

何時からか、街のあちこちに

音楽を聞かせる喫茶店が現れました。

その音楽喫茶店でジャズを扱う店が

増えました。

… … …

LPレコードの出現で、アメリカから

ジャズのレコードが大量に押し寄せて

きました…。

… … …

ジャズ喫茶店の壁面には豪華な

スピーカーシステムが置かれています

そのスピーカーを中心に、小さなテーブルと

椅子が並んでいます。

それぞれのテープルには珈琲が置かれています。

お客さんは、目をつぶってジャズを

聞き入っています…

友だち、どうして座っている若い人も

会話はありません。

ジャズのレコードを2枚、3枚と

聴き込むのですから喫茶店に

居る時間は長くなります。