日本でテレビ放送始まる

初めてテレビが家庭でも

楽しめるようになりました。

これは、動画が家庭でも簡単に

楽しめる画期的な出来事でした。

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それまで、動画は映画館でしか

楽しめませんでした。

当時、私も動画に飢えていて

一週間に１度位、映画館へ

足を運んでいました。

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そこへ、テレビの出現で

家庭で動画が楽しめるように

なりました。



テレビ放送が始まった頃の

テレビ受像機は家庭用として

モノクロ(黒白)の１４インチの

ブラウン管式、受像機でした。

YouTubeで思い出の洋画を

近頃のYouTubeの勢いはすごいですね。

ここ数年の、新型コロナ禍の猛威の

影響でしょうか？

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私もYouTubeをウロウロしています。

先頃、YouTubeを探していると

なんと、私の中学時代に映画館で見た

洋画「銀嶺セレナーデ」がありました。

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私は家族と共に満州から引き揚げてきて

浜松の親父の親戚に厄介になりました。

戦後の浜松は、浜松沖の米軍艦からの

艦砲射撃で焼け野原でした。

焼け残った銀行？の建物を改造して

洋画封切りの映画館になっていました。

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その映画館で見た洋画を

７０数年、経過した現在、

私のパソコンで綺麗に

見ることができました。

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私はその洋画「銀嶺セレナーデ」の

ゲスト出演していた

グレンミラー楽団を聞きながら

当時を思い浮かべていました。

番組名「奥さまチャンネル」

若奥さま、数人が料理番組のセットに

並びました。

目玉焼きの材料は、新鮮な卵です。

それぞれフライパン片手にガスコンロの

前に並びます。

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当時、まだ独身だった私も

休みの日には、家で作ることが

ありました。

フライパンに卵を割落として

数分で出来上がる簡単な料理？

です。

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出演の若奥さまたちも、すぐに

出来上がるとおもっていました。

しかし、初めて出演される

テレビ番組に気持ちが上がってしまつたのか？

どうも、手際がよくありません。

そのうち、卵の目玉焼きが出来上がる

まえに、時間が来てしまいました。

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若奥さまたちの出演による

卵の目玉焼きは用心して録画撮りに

していて、よかつたのです。

録画テープの時間を編集で

番組に仕上がりました。

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そして、あらためて料理学校の

先生方が時間通りピタッと仕上がる

複雑な料理の番組は違うんだなあ

と思いました。

若奥様の「料理番組」

テレビ各局の「料理番組」は

番組が短時間なので、料理の専門家

つまり、料理学校の先生が、要領よく

短時間で、まとめる番組でした。

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「料理番組」は、一応、教養番組なので

各テレビ局も力を入れていました。

ある意味で料理の専門家？である

若奥様の出演する料理番組をという

新しい企画がありました。

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若奥様の出演する「料理番組」は

連続ではなく、単発の番組でした。

この料理番組のテーマは卵を使った

「目玉焼き」を作る簡単なものでした。

料理番組のセットに数人の若奥様が

並んで、フライパンを片手に、

「目玉焼き」を作る内容でした。

料理番組のこぼれ話

生放送の「料理番組」は

１５分ほどの短い放送時間でした。

民放テレビ局の番組にはコマーシャルが

前後につきますから料理部分は

約１０分ほどになります。

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どんなに凝った料理でも

短い放送時間に合わせなくては

なりません。

そこで出演される料理の先生方は

料理で時間のかかる部分は

あらかじめ料理をされて

１５分ほど煮込むとこうなりますと、

準備のところを見せて、そして出来上がった

部分と差し替えて放送時間を稼ぎます。

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無事放送が済むと、出来上がりの料理のほかに

中途半端な料理が沢山残ります。

そして、出演された料理の先生方は

中途半端な料理をキチッと煮込んで、

沢山の料理を仕上げます。

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そして、沢山の出来上がった料理を前に

我々スタッフに

「どうぞ、召し上がってください」と言われます。

放送に使った料理とはいえ、料理学校の先生の

作品？ですから、実に素晴らしいご馳走です。

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番組終了後のスタジオには

大勢のスタッフはご馳走になります。

時々、スタッフ以外の仲間もいつの間にか

紛れ込んでいることがありました。

料理番組は生放送

料理番組に出演される先生(講師)は

テレビスタジオに入られる前に

学校でアシスタントを参加させて

リハーサルをされているのでしょう。

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料理番組本番前のリハーサルでは

短い放送時間にキチッと間に合うように

仕上がっています。

ごくまれに、時間内にはいららない

ことはありましたが、

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短い放送時間に収まるように

出来上がり直前の吹き替え用？の料理や

細かく切り分けた野菜などが

用意されます。



やがて、カメラを使っての

カメラリハーサルは終わって

本番の用意が整います。

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料理番組の放送時間は

午前１１時すぎ、つまり

昼食前の時間に放送されます

この放送時間は各局とも同じようでした。

そして、ＶＴＲ時代になっても

生放送が相場でした。

料理番組の現場

テレビの料理番組は

１５分番組で、番組の前後に

コマーシャルが流れますから

中身は約１０分ほどです

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料理番組は生放送でしたから

放送日の朝、出演の料理学校の

先生は、お弟子さんやアシスタントさんと

スタジオに入られます

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スタジオには調理台などの

セットが用意されています。

料理材料をテーブルに並べて

我々スタッフと打ち合わせ、

リハーサルが始まります。

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短い放送時間に合わせて

料理の段取りを考えるのですから

大変です。

長い時間かかるオーブンの料理などでは

出来上がりが用意されていて

オーブンに材料を入れるところを

見せておいて、先生は

「こちらに出来上がりが

用意しています」とことわりを

入れて、時間稼ぎをします。

テレビ料理番組は花盛り

映画に比べてテレビでは

食事との関係が深いようです。

テレビの放送番組には

楽しい娯楽番組に加えて

教養番組？を何％か入れなくては

なりません。

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テレビの教養番組といえば

料理番組でしょう。

テレビが始まったころ

テレビ各局で色々な

「料理番組」が、花盛り

でした。

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料理番組は料理学校の

先生が講師として出演されました。

そして、テレビの料理番組に出演される

先生の料理学校も

大勢の生徒さんが集まったようでした。

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テレビが始まった頃の

料理番組はブームを呼んだ

ようでしたが、最近は

料理の作り方よりも、

人気の料理店を訪れて

「美味しい」と食べ歩きの

番組になってきたようです。

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次から、花盛りだった

料理番組を思い出してみます。

テレビドラマのスナック場面

テレビドラマのスナックの場面で

カウンターに用意されるウィスキーの

水割りを飲むシーンでした。

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普通は、画面ではわからないので？

タンブラーに氷と麦茶を入れて

用意します。

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テレビモニターを見ると

麦茶のタンブラーは、

俳優さんの演技によって

本物のウィスキーの水割りに

写ります。

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或、大物の映画俳優さんが

現代劇テレビドラマに

出演されて、芝居はリアルで

なくてはいけない。

そこで、スナックの場面では

本物のウィスキーを用意して

欲しいと注文をつけてきました。

プロデューサーは、注文通り

スナックのセットに本物の

ウィスキーを用意しました。

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スラックの場面で、

本番は何回かNGが出ました。

出演の大物俳優さんはリテークの

度に何度も本物のウィスキーを

飲んでいるうちに、なんとなく

怪しい演技になっていました。

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スナック場面に出演した

大物映画俳優さんは、

大変な酒好きでした。