野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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ちょっと早いが今年を振り返り・・・(鳥撮りの総括)

2017-11-28 16:56:19 | 野鳥写真
今年の野鳥撮りを振り返って・・・(写真をアップしました)


霧氷の付いた松の上に乗るイスカ・・・

霧氷の付いた松の上に乗るイスカ・・・

雪上のオオマシコ・・・

ハクガンの大群・・・

オオワシの飛翔・・・

長野から新潟へ・・・
 遠征が始まったのが、2月の諏訪湖のオオワシ撮りと岡谷市の山地のオオマシコとイスカの営巣地へ仲間達と出掛けて行ったことから全てが始まっと言ってもいいが、上諏訪温泉の老舗旅館の油屋旅館に泊まり、温泉(露天風呂)に入りゆっくり寛げる遠征となり、先ず帰宅しなくていい落ち着いた野鳥撮りが出来たこと、諏訪湖では行きつけの信州蕎麦屋さんがあり、寒い湖畔でオオワシ撮りをしていると、体の芯から冷えてしまうため、暖かいそばを食べながら仲間達とお昼の一時を過ごすのも楽しいもので、二度行った一度は次の日には上越市のビジネスホテルに泊まり、地元の人から教えて貰った上越市の水鳥が渡って来ているA池へ出掛けて行き、ハクガンを初めとする水鳥の大群を撮ることが出来た。

岡谷市の山地(やまびこ公園を通り過ぎ塩嶺御野)には、オオマシコとイスカが営巣しているらしく、今まで出会ったことのない数のオオマシコ達と、2月に営巣し子育てをするとしていたイスカが比較的撮り易い低い松の木の上によく出て来ていた。

 三回も現地に入山したことで、又、冬季のために公園の入口がクローズとなっていたため、雪のある道路を2km近く歩かなくてはならなかったが、霙が降り霧氷の付いている松の枝の上に乗っているイスカとも出会い、多少興奮気味で撮影しました。

 オジロワシの親子連れが三羽入って来ていると期待して行ったが、二月には珍しい穏やかな天候となっていたため、海岸線に近い田園の中の池は無風状態となっていたために、大型の猛禽のオジロワシ達は塒から出て来ることはありませんでしたが、地元の人からオジロワシの塒を教えて貰いましたが行くことはありませんでした。

南国の島への遠征・・・(奄美大島・宮古島)

国の天然記念物種達

奄美の固有種ルリカケス・・・

アマミアカヒゲ・・・

オーストンオオアカゲラ・・・

リュウキュウアオバズクのオスメス・・・

シロハラクイナ・・・

リュウキュウアカショウビン・・・

クロツラヘラサギ・・・

キンバト・・・

初奄美大島への鳥撮り・・・
 以前石垣島に行った時に知り合った人から是非奄美大島へ行って下さいと進められていたので、同じクラブの仲間と二人で初めての奄美大島への鳥撮りに出掛けましたが、昨年当たりから格安航空会社がLCC便の就航していることで、若い人達に俄かに人気のスポットとなり、マリンリゾートには少し早い時期の三月に奄美大島への遠征を計画しました。

 初めてだったため、一日目は空港近くのレンタカー店の女の子に野鳥撮りで来ているお客さん達は何処に行くのか聞くと、よく教えてくれたため、一日目から奄美の固有種のルリカケスやアカヒゲ又オーストンオオアカゲラ等を撮ることが出来てしまいましたが、東京を出て来る前に多少不安もありましたので、二日目にツアーガイドを頼んでいたため、ガイドの案内で島内の野鳥スポットを回って歩き回りましたが、一日目と然程変わらなかったが高いガイド料(奄美大島は野鳥撮りの人が少ないため、石垣や宮古などの南国の島のガイド料より割高となっている)を払う形となってしまいました。

 とは言っても一応の成果が上がった奄美大島への遠征でしたので、奄美大島へ来なければ絶対に撮ることが出来ない固有種がいるため、よかったと思っているが、アマミヤマシギ等の撮り残しもあり、何時かリベンジしたいとも思っている。

宮古島の大野山林での鳥撮り・・・
 4月の宮古島への遠征も奄美大島へ一緒に行ったクラブの仲間との二人での遠出となりましたが、二人とも行いが悪かったらしく滞在期間中殆んど雨ばかりとなり雨の中の野鳥撮りとなってしまいましたが、雨が降ったからと撮らない訳にも行かないため、レンズの前玉の前にサランラップを皴にならないように輪ゴムで止め、フードでサランラップを切らないように上手装着し、昼間は当然のことリュウキュウアオバズクとコノハズクの夜間撮りもしてきました。

 宮古島は、大野山林に集中して南国の野鳥が生息しているため、ガイドの案内がなくても何とかなるもので、天候にさえ恵まれればもっと多くの南国の野鳥達を撮ることが出来たのではと多少悔やまれる。

夏鳥との出会いを求めて・・・(長野・新潟へ)


ブッポウソウのフライキャッチ・・・

チゴモズのオスメス・・・

ハチクマの枝止まり・・・

ハチクマの飛翔・・・(腹打ち)

新潟県十日町市松之山町・大厳寺高原・秋川郷・牧峠へ・・・
 昨年は、新潟の松之山へは四度もで出掛けて行き八泊もしましたが、今年もどうなるのか嫌な感じがしていたが、幸いにも二度ほど出掛けて来ましたが三四泊で済みましたので、松之山にはあまり泊まらなくて済みましたが、周辺の新潟県の栄村にも一泊しているため、今や新潟県松之山は第二の故郷のようなところになってしまいました。5月末(二泊)と6月中旬(二泊)の二回の遠征となった。

 松之山周辺には、ハチクマ撮りの秋山郷やイヌワシ撮りの牧峠などが隣接しており、又、アカショウビン撮りの大厳寺高原も10kmの位置にあり、松之山にいると何処も射程距離の位置にあるため、便利と言えば松之山を中心に何処へでも行ける便利なところでもあり、50km離れたところには高田城があり、東洋一と言われる大蓮の堀にヨシゴイがいるため、遠い阿賀野市の瓢湖までわざわざ行く必要がないなど、比較的長野県の戸隠村へのアクセスもよく今年で二回ほど走りましたが、1時間30分ほどで戸隠村のペンション街へ到着できる。


フクロウの雛の巣立ち・・・

ノジコの囀り・・・

ハヤブサの餌運び・・・

戸隠村戸隠森林植物園・長野県庁裏の崖・・・
 戸隠へは、春(6月上旬なので初夏かも)と秋の二回出掛けて来ましたが、春の戸隠は馴染みにして頂いているペンション街のペンションに二泊泊めて貰い、昨年同様にペンションで作ってもらった弁当持参し戸隠森林植物園内を歩き回りましたが、今年の戸隠森林植物園の木道からの鳥見(観察)や鳥撮りはあまりよくなかったように思いました。

 二日目の戸隠は早めに切り上げ昨年行けなかった、長野県庁裏のハヤブサの営巣地に立ち寄り、ハヤブサの雛の巣立ちを撮りに行くと、多くの顔見知りが来ていましたので、いろいろ教えて貰いハヤブサの親子を撮ることが出来た。


クロツグミ・・・

チゴハヤブサ・・・

秋野の七草と換羽中のノビタキ・・・

蓼科高原の三井の森と霧ヶ峰高原八島湿原へ・・・
 6月に蓼科高原の三井の森の竜神池の周辺の木道付近にクロツグミがよく出ているとの情報を入手したため、クラブのお仲間の長老のじっちゃんと一緒にクロツグミを撮りに遠征して来ました。

 9月下旬の夏の終わりの初秋の頃に長野市内の長野IC近くのH神社でチゴハヤブサが営巣していると教えて貰い、クラブのお仲間の長老と一緒に出掛けチゴハヤブサを初撮りし、帰りには諏訪湖で下りると霧ケ峰高原の矢島湿原ののノビタキ達を秋の七草に止まっているところを撮ってきたが、換羽中のノビタキの綺麗でない個体ばかりでした。


ヤイロチョウの巣穴・・・

ヤイロチョウ・・・

珍鳥を求めリベンジ・・・(ヤイロチョウの里の滋賀県の朽木へ)

 我家から約460kmの滋賀県高島市朽木の山の中に今年もヤイロチョウが出ていると教えて貰い、昨年のリベンジに出掛けて行くと、未だ薄暗い山の中には多くの珍鳥ハンターが来ていたのに驚きましたが、一睡もしないで運転して来ましたので、殆ど使いものにならないような状態て、東屋の中で寝っ転がって体調を整えたり、近くの温泉設備に行って仮眠を取ったり、若くもないので無理は禁物と猛省しながらも、何とか証拠写真だけはと頑張ってきましたが、イマイチの写真しか撮れませんでした。6月中旬に単独で出掛けた。

待望のイヌワシとの出会いに・・・(滋賀県伊吹山の番人撮りに)



イヌワシの飛翔・・・(腹打ち)

イヌワシの飛翔・・・(背打ち)

滋賀県伊吹山と岐阜県岐阜市長良川・愛知県名古屋市鶴舞公園へ・・・
 10月の伊吹山のイヌワシの出がいいとの情報を教えて貰い、自宅から約400kmの工程なので聞いただけでも嫌になってしまいましたが、何とか老骨に鞭打ってイヌワシのと出会いに賭けるため、中央高速から北陸縦貫道の長浜ICを下りて、伊吹山近くに行くと頂付近が雲に覆われており、意気消沈した状態で最後のコンビニに飛び込んで昼飯を調達し、コンビニの親父さんに伊吹山の雲は取れるのと聞くと、午後には雲が取れて頂上付近も晴れると聞き、元気が100倍となり伊吹山スカイライン(3090円と意外に高い料金を払い)を上ってきました。

 山の上は真冬の状態で、常連さん達は防寒着を纏っており、おまけに雲の中なので寒いのなんのって、一時はどうなるのかと思っていると、午後近くになると山の下から湧いてくる雲が途切れるようになると、12:30頃にはすっかり雲が無くなり晴れ間が出て来るようになった。

 雲が無くなるとイヌワシが構えている右手の方から飛んで来ると谷間の中を飛んで左の山の稜線に消えて行くが、暫くすると右出の方から再び谷間の中を右の稜線の裏側へと飛んで行き、そんなことを何回か繰り返しているうちにイヌワシのオスメスと思われる二羽が現れると、深い谷間を旋回し始めましたましたので、イヌワシの背打ちの飛翔シーンが撮ることが出来ました。

 初めて来て分かりましたが伊吹山は谷が深く、イヌワシ達は谷の下にいる獲物を探すように飛び回るため、背打ちシーンが撮り易く、又、伊吹山の谷間のスケールが大きいため、殆んど我々がいるところと谷の下の中間を飛ぶために背打ちシーンが撮り易いがあまりのスケールの大きさに目測を誤ってしまう程でした。

 月に三回から四回伊吹山に来ていると言う現地のカメラマンが親切にしてもらいいろいろ教えて貰うと、伊吹山へ通うようになって過去の10月で一番よかった日かも知れないと、「アンタ付いているよ!」と羨ましそうに言っていたのが印象的だった。なかなかこんな日にはぶつからないものだと、自分に言い聞かせながら話していた。

 クラブの仲間やブログに画像をアップすると、何人かが伊吹山へ行きたいと計画していたが、11月中旬に伊吹山に15cm降った雪でスカイラインが通行止めとなり、伊吹山スカイラインが今シーズンクローズしてしまったと行った仲間からの報告がありました。

 帰りに岐阜県岐阜市の長良川の河川敷にコウライウグイスが出ていたところにもよるが「兵どもの夢の跡」の如く、既にコウライウグイスは抜けてしまい誰も何もいませんでしたので、伊吹山で教えて貰い名古屋市内の鶴舞公園にオオヨシゴイが36年ぶりに渡来していると言うと教えて貰い、現地にも寄って証拠写真だけ撮ってきました。東京から夜行バスで来ているというバーダーも複数人いました。

旅鳥を求めて・・・(長野県戸隠村へムギマキとマミチャジナイ撮りに)


ムギマキが水木の実を食べに・・・

マミチャジナイがミズキの実を食べに・・・

クロツグミがミズキの実を食べに・・・

長野県戸隠村と栄村牧峠へ・・・
 10月下旬に馴染みにしている戸隠ペンション街のペンションの奥さんからムギマキが入ったと連絡を貰い、クラブのお仲間のじっちゃんと一緒に戸隠森林植物園へムギマキとマミチャジナイを撮りに出掛けて来ましたが、帰りに牧峠に回りイヌワシ撮りに挑戦も考えて出掛けてきたため、戸隠森林植物公園を早めに切り上げて、牧峠の方へ向かって行くと先発しているクラブの仲間から連絡が入り、先日(二三日前の台風の影響で)の台風で崖崩れがあり通行止めとなっているからと戻るようにと言われ、再び28km走っただけ走って戸隠森林植物園に戻ってきました。

 公園内のツルサマキの実のあるところにもムギマキがくるとの情を聞いたので、戸隠神社奥社の鳥居のところのツルマサキの木あるところで3時過ぎまで待つが出て来なかったため、諦めて帰り道の大久保の茶屋に寄って戸隠蕎麦を食べて帰途に着きました。

 元祖大久保の茶屋の戸隠蕎麦の美味しいのに今更ながら驚きましたが、大久保の西の茶屋とは何も関係がないそうですので、戸隠へお越しの際は手前にあるため入店しないようにお間違いないようにするといいと思います。並んであるが安い店は「田んぼ」いう店だそうですが200円も安いそうです。
 
今年最後の遠征・・・(長野県諏訪湖・新潟県朝日池へ)

長野県諏訪湖と岡谷市の山地・新潟県上越市朝日池へ・・・
 12月の中旬過ぎから長野県諏訪湖のオオワシと岡谷市のオオマシコとイスカ撮りに出掛けるが、上諏訪温泉の油屋旅館に今年の二月同様に泊まり、オオワシとイスカなど二回チャレンジするようにし、二泊目も二月同様に上越市のホテルに泊まり翌日市内の朝日池にオジロワシや水鳥達(オオヒシクイ・ヒシクイ等々)を狙いに遠征しようとクラブの仲間と予定を立てています。

 諏訪湖のオオワシも朝日池のオジロワシも順調に渡来しているとの情報を得ましたので、今年こそはオジロワシを撮って来たいと、今から楽しみに思っているところです。

近接地への遠征は・・・


コマドリ・・・

コルリ・・・

マミジロ・・・

ホトトギスの枝止まり・・・

繁殖期のノビタキとお花・・・

ホオアカ・・・

クマタカの飛翔・・・

フクロウのメス・・・

トラフズクの雛・・・

5月と6月・8月山梨県甲州市柳沢峠・富士吉田町北富士演習場等(コマドリ・コルリ・マミジロ・ホトトギス・ノビタキ)・6月と11月埼玉県所沢市狭山湖・秩父市有馬ダム・加須市渡良瀬等(クマタカ・トラフズク)・6月栃木県野木町(フクロウ)の近接地や他の地域はカットとしています。