お爺さんのための料理教室・・・(言葉で書くと大袈裟ですが、決して大したものではありません)
今日は野鳥撮り全く関係のないブログとなってしまいましたが、我々の年になると男鰥夫の方々が多くなっており、少しでも参考になればとクリスマスやお正月に掛けての一般家庭でお馴染みの献立を紹介することにしましたので、何かの参考なればと投稿しました。
正月の「おせち料理」は殆どが冷たく包丁で切ったものばかりなので、そろそろ温かいものや口直しに「なます」などの酢のものが食べたくなったりするため、誰でも作れるような献立を載せることにしましたので、挑戦されるとよいかと思います。
奥さんがいる方でもたまには作ってみると自分の新たな世界が広がることと存じますので、今時はインターネット内にもレシピが溢れていますが、何を参考にされても構いませんので、先ずは作ると言うことから始めたらいいかと思っています。
自分の料理は門前の小僧というか現役時代に割烹料理店などのオープンキッチンのカウンターに座っていると料理が出されるまで時間があるため、調理人やコックさんの作るのを見て覚えたものが殆んどで、分からないことはその場で聞いたり教えて貰ったりしたものです。
作っている過程では料理が出来上がるまで味見は殆どしませんが、ある程度味覚面で他人よりも優れているのかも知れませんので、どんな出来上がりになるのか多少心配な面があるのですが、殆ど失敗はしません。なんと何を合わせるとどんな味になるかが分かっているからだと思います。
濃い味になってしまっても薄味に作っておけば、後からでも充分直せたり、食べる前に都度温め直してから頂くものなども、それにはいると思われるため、そんな計算も必要な料理がある訳ですから、臨機応変も料理の技のうちかも知れません。
本日の献立・・・(全くイブらしくない献立)
トマトパスタ・・・(二人前)
・カットトマト缶1(ホールトマト缶でもOK)
・トマト1~2個(食べやすい大きさにカットしておく、形が残るように最後に入れる)
・ニンニク1欠片(オリーブオイルで香り出し)
・鷹の爪2本程度
・ベーコン(香り出し下オリーブオイル2の中へ入れ、よく炒める)
・1.6mmスパゲティー160gを塩を多めに入れてアルデンテに茹でる。
・オリーブオイル2+1、塩少々、砂糖大さじ1、胡椒好みで入れる、トマトケチャップ1回し、パルミジャーノチーズ(食べる前に掛ける)
・バジルを好みで入れるが、今回は入れていない。
中火した状態で、茹で上がったスパゲティーをソースの中に入れるが、
茹で汁を少々とっておき、スパゲティーとソースの中に投入するため、出来上がったトマトスパゲティーの上から
オリーブオイル+1をふりかけ、パルミシャーノチーズを掛けて食べる。
明日はミネステローネの作り方を投稿する予定です。(トマトジュース入りの・・・)
トマトパスタを食べる時のお供というか、何かスープのようなものがあればちょっと上のコース料理(メーンの他にスープがあると美味しく食べられる)のような感じで食べられるのではと得意料理の一つですが、入れる具材で大きく味が左右されるものなので、トマト缶以外にトマトジュースを入れてみようと思っている。
チャーハンや中華の丼物には中華スープが必要なようにご飯ものにはスープや汁物がセットです。
和風マーボウ豆腐・・・(鳥ミンチと豆腐の和風あんかけ)
・鳥ミンチをサラダ油でフライパンでそぼろになるまで炒める。(豚ミンチでも構わないがショウガかお酢を入れると臭いが消える)
・絹豆腐を一口大に切っておく。(よく味が染みるように湯通ししておくと豆腐に味が染みる)
・350ccの水を入れる。(昆布や鰹節の和風だしを入れるとベスト)
・砂糖大さじ1、醤油大さじ2、みりん大さじ1、お酒大さじ1、味の素少々、胡椒少々、ラー油少々(胡椒とラー油は隠し味なので入れ過ぎない)
・ネギの斜め切り1/2本(形を残すため、最後に入れる)
・水溶き片栗粉でとろみをつける。
鳥又は豚ミンチを使用するが、豚の場合はショウガかお酢を入れて臭い消しするとよい。フライパンにサラダオイルを引きミンチ肉をそぼろの状態になるまで炒め、絹豆腐と350ccの水を投入しある程度に詰めながら各調味料を入れるが、和風なので入れ過ぎると中華のマーボウ豆腐になってしまいますので、隠し味程度に抑えること、最後にネギの斜め切りと水溶き片栗粉と入れてとろみを出す。
料理人ではないので、完成した料理の写真は今後も載せるつもりはありませんが、自分が出来るので誰でも簡単にできると思いますので、興味のある方は挑戦してみてください。
「なます」作り・・・
・ダイコン600g、ニンジン80g、柚大きいもの1個(ダイコンとニンジンは塩を入れて馴染ませる)
・昆布10cm(濡れたキッチンタオルなどでよく拭き取って、適当の大きさに切っておく)
・調味料(砂糖大さじ5杯、酢大さじ5杯、味の素少々)※ダイコンやニンジンは塩を入れて馴染ませているので、塩は入れない。
味付けは食べながら砂糖や酢を入れ多少の調整することが出来るので、あまり神経質にならなくても問題ないと思いますが、日を追うごとにしんなり感が増し美味ししくなりますので、入っている容器を天地返ししながら食べると、よろしいかと思います。
大根とニンジンは千六本切りに切ってから小さじ一杯の塩をふりかけ馴染ませると、ダイコンとニンジンから水分が出て来るので、別の容器に昆布を引き、その上によく絞って移し替える、調味料を入れたらよく混ぜて最後に柚子をふりかけ、3~4日冷蔵の中で保存しておくと程よい感じに「なます」が出来上がりますので、我家では正月用として、三賀日にお雑煮と一緒に食べることにしている。
数日前にこの冬初めて「なます」を作ったものが、今朝の朝食で食べ終わったため、正月用の仕込みを昼食後に行いましたが、どういう訳か我家では数年前より「なます」の担当が自分になってしまいました。
特にコツと言うものはありませんが・・・
大根の品質に出来栄えが左右することがあります手ので、鮮度の良い巣になっていないものを買われるといいと思いますが、大根は表からでは分からないので、新しいみずみずしいものでよい大根を選ぶことが大切だと思います。
大根は使い勝手が良い食材なので、よくない大根は強引に使わずに他の料理の方に回したり、大根おろしとして食べるといろいろと使い道があると考えられますので、我家ではいろいろな料理に使うようにしている。
刃物は切れるものを使用する・・・
年末は調理人になってしまいますが、人使いの荒いカミさんの言うことを聞かないと怖いので、仕方なく言いつけを守ってやっているが、先日も調理する前に包丁二本をよく砥ぎ、ダイコンやニンジンの千六本切りも問題なく、面白いようによく切ることが出来ました。
切れない包丁は手を切るのが関の山と言われるので、我家の包丁はよく切れるものとなっていますが、カミさんは具材だけでなく手の指もよく切っているようです。
本当に切れる和包丁は使っていませんが、カミさんに使わせると危ないため、10本以上は仕舞ったままになっているが、現在使っている包丁もスーパーやその辺で買ったものではありませんので、全国各地の刃物産地(兵庫県三木市と小野市の刃物屋さんが御用達だった・岐阜県関市・産地ではありませんが、各地の刃物を扱っている京都府三条の刃物屋さんが結構御用達だった・埼玉県川越市の刃物屋さん)で以前調達したものなので、充分よく切れる包丁を使っている。
ケースに入って引き出しに仕舞いぱなしになって入るが
、出刃包丁2(小出刃と出刃包丁)、刺身包丁1、三徳包丁2、菜切り包丁1、文化包丁1、中華華包丁1、ベティーナイフ3(大・中・小)等があり、そんなに高いものはありませんが、二万円以上したものありますので、素人が使う包丁ではそこそこ高いものだと思います。まだ買ったきり使用していないものもあるため、もう少しあるかも知れません。
写真はネットから取り出したもの・・・(参考)
和包丁の種類・・・(刺身・三徳・柳刃・菜切り・出刃包丁)
中華包丁・・・
ベティーナイフ・・・