ヤツガシラが渡りの途中立ち寄ったものと思われる。
亜種アマミアカヒゲの可愛いシーンが撮れる。
予定していなかったヤツガシラとの思いがけない出会いとなりました。
又、ルリカケスと同じところに生息しているアカヒゲ達も繁殖を迎えているらしく恋の泣き交わしがあっちこっちで聞こえていましたが、なかなか撮り易い場所には現れてくれませんので、鳴き声を頼りに探しあまり整備されていない奄美大島の公園の中なので、常緑樹の生い茂っている原生林の森の中から見つけて木の枝や葉が被らないように撮りました。
利口なルリカケスも隠れるように止まり木にいるため、警戒心がないとも思われるが必ず枝や葉が被っているような場所に止まり、カラスや我々人間のを警戒するように営巣し子育てしているトイレの中へ入って行きました。
過去、ヤツガシラも何度か撮ったことがありますが、本土でのヤツガシラが立ち寄る時期は地上の緑が少ない時が多いため、残念なことがありましたが沖縄等南の国でのヤツがシラ撮りは花の付けた緑の草の中のものが多く、野鳥の個体色からも素晴らしいヤツガシラの写真になります。
只、野鳥の写真を撮ればいいということを卒業し、他人に見せられることのできる野鳥の写真を撮ろうと常に心掛けているが、なかなか自分なりに気に入ったものも撮れずに苦労している。
野鳥写真撮りは、何時(朝・昼・夕・晩、晴天、曇り、雨や雪の降る中等)・何処で(山野、海・海岸・磯・干潟・岩場、河川・河川敷・水辺、湖沼池、滝前や渓谷地、森林・緑地公園、その他)・どんな風に(図鑑撮り・花鳥風月の情緒も考慮する・被写体のいるロケーションも考慮する・被写体の各飛翔シーンを切り取る・つがいや親子又群れ・求愛行為や子育てシーン・被写体の動きや仕草のあるもの・猛禽などの餌獲りシーン等)奥が深く大半の被写体が小さくすばしっこく動き回り、薄暗いところを好みピントが出し難くく、現在のメーカーの技術力を以ってしても追跡機能が追い駆け切れないため、機材の良し悪しは勿論のことカメラマンの技量の差や瞬間の判断力がものをいうことになります。
全てに当て嵌まるが「段取り八分」という言葉がありますが、上手な人達は被写体が出ていない時でも「試し撮り」を忘れない、時間の経過とともに刻一刻と明るさやが変化していくため、露出補正量を試射し確かめて置いたり、猛禽類等の空抜けを撮る場合飛んでいる「カラスやトビ」を撮り補正量を確認しているものです。
近年は撮影機材の進化で大抵のものはマニュアル(取説)どおり使用すれば撮れることになっているが、それでも撮ることができない人は取説は読まない他人の話は一切聞かないことに違いないと思われる。
フイルムカメラの経験がどんなにあってもデジタルカメラは全く別物と考えるべきと自分は思っているが、PCの扱いもちょっとと思われる方も楽しさ半分です。デジタル一眼レフ(コンパクトデジカメも含む)とPCは切っも切り離されないものです。