野鳥と野鳥写真(観察と展示)

野鳥観察や野鳥写真展等を写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

他の写真展見学に行く・・・(写真展開催に思うこと・・・後半に野鳥の画像あり)

2019-07-30 18:05:41 | 野鳥写真
お世話になっていたプロカメラマンの教室の作品発表会へ・・・(自分達の写真展の参考に・・・)

 隆盛を博していた数年前に比べると、会員数(生徒数)も大幅に減ってしまい、故人(クラブの仲間)の作品も展示しているほど、我々の仲間内でも一目も置かれていた野鳥写真クラブで多くの仲間達が参加していた野鳥写真展だったが、こんな言い方をすると申し訳ないが、現在は見る影も無くなっていました。

 我々が住む地域でも伝統ある(先輩格)野鳥写真クラブであり、当時は写真展に出掛けて行き展示作品を見せて貰うと、参考になる野鳥写真の作品群がありましたが、現在は被写体の野鳥(その辺にいる野鳥達が多く)や展示作品サイス・額数(小さく迫力に欠け、展示作品数も50点前後)又、展示会場(公共施設内のギャラリーや駐車場有料等)等を含め、自分達も写真展開催に当たって集客して行う以上、来場されるお客様(一億総写真家と言われるような我国では来場客の目が肥えてしまい・・・簡単に撮れない等の苦労感や見たことも無い等の新鮮度が無いと厳しい評価がされるかも知れません)に圧倒して貰えるような作品群の展示をしていきたいと思いました。

 有料無料はともかく展示会場の選定は難しく、今では来場者の駐車場(アマチャアカメラマンの写真展は無料がベスト・・・)が確保されているかどうかも大事な選定基準になり、残念ながらアマチャアカメラマンの展示作品(地元では撮れない鳥だったり、珍鳥と言われる被写体である野鳥群を多く展示するなど・・・)は作品力が弱いため、展示作品(その辺にいる野鳥達でも繁殖期の子育てなどのテーマがあると、親子の愛らしい作品の展示など・・・)の展示会のテーマを決めて行うなど、作品力を何で補うかも必要なことだと考えている。
 
 自分達もクラブの写真展開催に当たっては前段でも申し上げた通り、ただ野鳥写真を並べているだけの写真展では来場客数も先細の一途を辿ることになり、お客さんの来ない来場客の少ない写真展は何の意義も意味も無くなってしまい、来場者も然ることながら参加者事態も意欲(次回にはこんなものを展示しようかとか・・・)が薄くなり、力が入らなくなってしまうことにも成り兼ねないため、主催者は参加者とのすり合わせを密に行うなどして、集客や集客方法は元より展示会場の選定には大いに力を注ぐべきだと思っている。

 各作品の構図(構図だけに拘ると大トリになり作品を荒してしまう・・・)だけでなく、大トリミング画像のものはデジカメ時代になり、数十年も経った今、有効画素数を無視した荒らしてしまった画像のものは「アウト!」だと思っており、世間の流れ(3000~5000万画素)を全く無視した作品は評価がより厳しいものがあると思われるため、出来る限り有効画素数を残した作品作り(とはいうものの遠くにいる野鳥の写真を作品作りする苦労は分からないでもありませんが、あまり無理して作品作りをしないことも時には諦めることも必要なのかも分からない・・・)をすることが必要不可欠ではないかと思っている。お山の大将ではダメということです。

 野鳥写真展だからと言って、図鑑撮りのような大写しの野鳥写真にする必要はなく、景色の中の野鳥が成立しているものも多くあり、大きく見せなくてもインパクトのある被写体の野鳥も多く、多くの人達(野鳥写真展に来場されるお客様は我々以上に野鳥のことを知っている人も多い・・・)が意外に野鳥のことを知っているため、大見せや大トリ作品にしなくても充分インパクトがあるものもある筈です。

 自分が会長をしている野鳥写真クラブも元々二つの野鳥写真クラブが合流し合併して、何年か何回か野鳥写真展を開催していましたが、生い立ちが違うものを一つにしてもお互いに気を遣いながら纏まっているかのようにしていたため、結局考え方の違う人達が纏まることも難しく不満が噴出すると元に戻るように分裂し、今年の写真展から元の鞘に戻って定期写真展開催(第五回継続中)することになりましたが、自分の性格からルーズな(何でもOK!、緩いクラブではないものとしたいと言うように・・・)野鳥写真クラブではないと思っていたため、なるべくして分裂していったものと現在ではそんな風に考えている。

 気の置けない仲間達と気分よく写真展も開催していきたいと思っているし、会費(入会費・年会費や月間費も無く、写真展の参加費だけなので、現在も同じ)だけで開催できるものでもなく、開催こど持ち出しもしていることになっていたため、感謝されたい訳けでもありませんが、そんなことが当然と思われていた仲間からどう思われようがあまり気にすることも無く、分裂し(元ら戻っただけ)会員(生い立ちが違うクラブのご流だったため、考えタカや写真展に関する対応事態にも足並みが揃わず乱れることがあったため)が減ること事態も仕方ないと思っていた。

 大袈裟ではありませが、こんな年になり少しは世のため他人のためになればと思いながら活動しているが、こちら側の真意が全員に同じように伝わらないのが残念に思うこともあり、全ての人が感じてくれることは不可能かも知れないが、自分にとって良いことでも他人様は同じように思っているとは思いつつ、一度そんな風(信頼感が不信感に変わると)に思ってしまいと、不信感が不信を増幅してしまうのも人間関係なのかも知れません。「人の振り見て、我振り直せ!」という言葉の通り・・・。

松之山地内のブッポウソウの画像・・・


ブッポウソウ達・・・1

ブッポウソウ達・・・2

栄村のサシバの画像・・・


サシバの木止まりシーン・・・1

サシバの飛翔シーン・・・1(空抜け)

サシバの飛翔シーン・・・2

サシバの飛翔シーン・・・3

サシバの飛翔シーン・・・4

津南町秋山郷のハチクマの画像・・・(元画像はもっとピンが出ているが・・・)


ハチクマの飛翔シーン・・・1

ハチクマの飛翔シーン・・・2

ハチクマの飛翔シーン・・・3

ハチクマの飛翔シーン・・・4

ハチクマの飛翔シーン・・・5

ハチクマの飛翔シーン・・・6

ハチクマの飛翔シーン・・・7


ハチクマの木止まりシーン・・・1

ハチクマの木止まりシーン・・・2

ハチクマの木止まりシーン・・・3

ハチクマの木止まりシーン・・・4


ハチクマの地上に下りているシーン・・・1 

求愛時期のチゴモズ達・・・(5/26日撮影、写真と文面追加しました)

2019-07-23 23:53:51 | 野鳥写真
繁殖期を迎えていたチゴモズ達の画像・・・(松之山地内)


チゴモズのオス・・・1

チゴモズのオス・・・2

チゴモズのオス・・・3

チゴモズのオス・・・4


チゴモズ達の求愛の時・・・1

チゴモズ達の求愛の時・・・2

チゴモズ達の求愛の時・・・3

チゴモズ達の求愛の時・・・4

チゴモズ達の求愛の時・・・5

チゴモズ達の求愛の時・・・6

チゴモズ達の求愛の時・・・7


チゴモズのオス・・・1

チゴモズのオス・・・2

チゴモズのオス・・・3

チゴモズのオス・・・4

チゴモズのオス・・・5

チゴモズのオス・・・6

チゴモズのオス・・・7


チゴモズの飛び出しシーン・・・1

チゴモズの飛び出しシーン・・・2

チゴモズ達の飛翔シーン・・・1(つがいの飛翔)

チゴモズ達の飛翔シーン・・・2(尾の先しか写っていない)

栄村平滝と松之山地内のブッポウソウ達・・・


滅多に木止まりしていないブッポウソウ達・・・

電線に止まるブッポウソウ・・・

栄村平滝のブッポウソウの里・・・(知り合いとの出会い)
 昨年十二湖で会った新潟県と山形県の顔見知りの人達が来ていましたので、一緒にブッポウソウの現れるのを待ちましたが、11時15分には松之山へ向かってしまいました。

 栄村のブッポウソウの里(平滝)へて掛けて行くと、昨年十二湖で会った新潟県と山形県の人達が来ていたため、ブッポウソウの巣箱の掛けてある場所などをいろいろ教えてくれたが、昨日は三羽のブッポウソウ達が巣場箱のある周辺でバトルをしていたため、よく撮れたと話していたが、本日は巣箱に入ったりしているらしかったが全然現れると子が無く、巣箱から出るといきなり遠くへ飛んで行ってしまいました。

 フナ林の約100mもあろうかというブナの木に巣箱が掛けられており、ブナ林の上の方で鳴き声は聞こえていたが、ブッポウソウの姿が見られず撮ることが出来なかった。

松之山のチゴモズの里・・・(ようやく安定し撮れるようになる)
 11:15分になり諦めて松之山へ向かい5/20のリベンジにチゴモズの里へ来ると下の段には出て来ることが滅多にないが、上の段(民家のアプローチ道路脇の栗の木)で撮れると聞いてきたため、栗の木に飛んでくるチゴモズ達を今年初撮りした。

 どうも昨年の状況と全く違い、訪れた人達が一様に不思議(チゴモズがいないと判断し・・・)に思い、チゴモズが見渡らないと撮らずに戻ってしまいます。

 ようやくチゴモズが撮れるようになりましたが、例年と現れる違う場所のため、以前に訪れたり話を聞いて初めて訪れ人達は知らずに戻って行ってしまう人達が少なく無いと言う。

 撮影する人も見渡らず地元の人に聞くと今年は静かに暮らせていると言っていたため、普段の生活に支障が無いとも話していたため、よかったとも思われました。


十三崖(史跡名勝天然記念物)のチョウゲンボウの繁殖地・・・

2019-07-20 17:32:40 | 野鳥写真
十三崖の景色(営巣場所の巣穴が無数に開いている)







夜間瀬川十三崖のチョウゲンボウの里と県庁裏の裾花川のハヤブサの生息地へ・・・(5/27日のブログの投稿記事)

 長野県の景勝地、中野市深澤の夜間瀬川の十三崖チョウゲンボウの里へ出掛けることにした。栄村の移住先からは思いのほか近く32kmとなっており、状況に応じ更に30kmの長野市内の長野県庁の裏の裾花川の対岸の岩棚で子育てをしているハヤブサのところへも寄ってこようと思いながら出掛けて行きました。国の史跡名勝天然記念物の十三崖チョウゲンボウの繁殖地

夜間瀬川十三崖・・・(チョウゲンボウとハヤブサの里)
 対岸の岸壁の亀裂みたいな狭いところにチョウゲンボウ達が営巣し子育てをしていましたが、巣から顔を出しているのが1~2羽だけなので、実際は4~6羽の雛達が入っているのではないかと思われると地元の人が入っていた。
 チョウゲンボウ達はよく雛へ給餌を運んで来ていましたので、数羽の幼鳥(雛よりも大きくなっている)がいるように思われたため、あと一週間程度で巣立ちしそうな感じがしていた。
 もう一カ所は下流に架かっている橋の下にもチョウゲンボウが営巣しいるると地元の人が話していたが、人工的な構造物でないところに営巣している方が絵になるため、見にも行くことがありませんでした。
 誰もが知る十三崖のチョウゲンボウの里は長野県の景勝地となっているため、崖の高さが30m、全長さも1kmくらいあると言われているので、不思議な感覚な場所でもあります。
 河川工事なのかダンプカーが河川敷の砂利道を時折多少気遣ってなのか徐行で走ってくれているかも知れませんが、埃を巻きあげるために我々がいる方に風で流れて来ていましたので、川の上(流れの上には上昇気流が発生しているらしく・・・)を埃が充満すると霞が架かったようになり、埃ぽっいところで撮影していました。
 ハヤブサの営巣場所も地元の人がわざわざ車に乗せてくれ案内してくれたため、藤のツルが垂れ下がって風が吹かないと巣が見えない場所だったが確認してきました。

十三崖のハヤブサの画像・・・(5/27日撮影)


ハヤブサの幼鳥の巣立ちの飛び出し寸前のシーン・・・1

ハヤブサの幼鳥の巣立ちの飛び出しシーン・・・2

ハヤブサが巣立ちした幼鳥を追い駆けるように巣穴から飛び出しシーン・・・1

長野市の裾花川の岩棚・・・(ハヤブサ)
 15時過ぎに現地に到着すると、20~30人のカメラマンやバードウォッチャーが来ていましたが、一羽が巣立ちしたというか巣から落ちしてしまい、巣に戻れずにとんでもない高いところまで上がっていました。
 何人かの知り合いも来ていましたので、毎年長野県庁のハヤブサ達は幼鳥達が給餌を要求しても餌を持ってくることもなく、幼鳥達の巣立ちを促しているようだった。
 ハヤブサのつがい達はよく飛び回っていましたが、午後の三時になると半逆光となるため、太陽側を飛ぶと眩しくて何も見えなくなってしまいましたが、ハヤブサの飛び出しや飛翔シーンがよく撮ることが出来た。
 ここ二三日が幼鳥達の巣立ちだと思われるため、巣立ちを促すつがい達が餌が貰えないために巣にいる幼鳥達は「ヒィー、ヒィー・・・」と鳴いているので、明日から土曜日もあり多くのバーダーが訪れると思われる。
 5時過ぎに現地を発って、62kmの道程を戻ってきましたが、同じ長野県内(北信→北信R18号線~R117号線)を約2時間掛けて戻ってきました。

十三崖のチョウゲンボウの画像・・・(国の史跡名勝天然記念物の十三崖チョウゲンボウの繁殖地)


チョウゲンボウの雛が巣穴の中に・・・1

チョウゲンボウが巣穴から飛び出したシーン・・・1

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・1

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・2

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・3

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・4

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・5

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・6

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・7

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・8

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・9

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・10

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・11

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・12

チョウゲンボウの飛翔シーン・・・13

チョウゲンボウのホバリング・・・14

チョウゲンボウの雛の飛び出しシーン・・・1

チョウゲンボウの餌運びシーン・・・1

チョウゲンボウの木止まりシーン・・・1

史跡名勝天然記念物、十三崖のチョウゲンボウ繁殖地について・・・

 十三崖は、長野県中野市深沢地内の夜間瀬川右岸の「十三崖のチョウゲンボウ繁殖地」(昭和28年11月14日指定)として国の指定を受けた史跡名勝天然記念物です。
 十三崖は、高社山の火山岩が河川や地すべり等で運ばれ堆積した扇状地を、千曲川の支流である夜間瀬川が浸食してできた崖です。以前の夜間瀬川は中野市の南西側を流れていましたが、応永13年(1406年)の大洪水で流れが北側へ移動し、現在に近い位置になったとされています。夜間瀬川によって崖面が繰り返し浸食されたため、垂直な崖面が維持されています。
 なお、崖は北西から南東方向に約1.5km続き、中央部分で30m以上の高さを保っています。夜間瀬川の上流は横湯川と角間川が合流し夜間瀬川が形成されており、流域には湯田温泉や渋温泉があり、スキー場のある志賀高原(志賀山)等が源流となっている。

十三崖とチョウゲンボウの関わり・・・

 チョウゲンボウの集団繁殖は、スペイン、ドイツ、日本、ノルウェー、ロシアなどで記録されていますが、最も多くの記録があるのは日本です。集団繁殖は崖や建造物にある穴などで行われますが、その営巣数は2つがいから28つがいまで変化します。国内では昭和20年代から崖地の集団繁殖地が長野県、山梨県等で発見されました。しかし、これらの集団繁殖地ではつがい数が減少し、消滅した集団繁殖地も数多くあります。その中で 「十三崖のチョウゲンボウ繁殖地」は、昭和28年に国の天然記念物に指定され、現在も集団繁殖を継続する、世界的にも希少な崖地の集団繁殖地です。

 日本では、夏季に本州の北部から中部で繁殖する。北海道や四国、九州でも夏季に観察されたことがあり、繁殖している可能性もある。冬季は繁殖地に残る個体と暖地に移動する個体に分かれる。また、日本全国各地に留鳥又は冬鳥として生息している。

 ハトくらいの大きさで全長30~40cm。翼を広げると65~80cm になる。体重は雄が150g、雌が190g 程度である。雌の方が大型である。羽毛は赤褐色で黒斑がある。雄の頭と尾は青灰色。雌は褐色で翼の先が尖っている。

 齧歯類や小型の鳥類、昆虫、ミミズ、カエルなどを捕食する。素早く羽ばたいて、体を斜めにしながらホバリングを行った後に急降下して地上で獲物を捕らえることが多いのが特徴。ハヤブサ類だが、飛翔速度は速くない。

 その視力は紫外線を識別することが可能で、この能力は主食である齧歯類の尿が反射する紫外線を捕捉し、捕食を容易にさせていると推測されている。ハヤブサと異なり、捕らえた獲物は周囲が安全ならばその場で食べる。

 夜間瀬川にのぞむ高さ約30メートルの十三崖の絶壁にある。毎年春から初夏にわたりチョウゲンボウはその壁面にある夛数の穴を利用して生息繁殖する。
 チョウゲンボウ(Falco tinnunculus interstinctus Harsfield)はハヤブサ科の一種で益鳥であり、かように夛数繁殖することは他に類例を見ず学術上貴重なものである。

人間との関わり・・・
 近年、市街地でもよく見かけるようになった。これは、獲物となる小鳥類が豊富なこと、天敵が少ないこと、ビルなどの構築物(お大きなコンクリート構築物の橋梁の下等)がねぐらや繁殖場である断崖の代わりになっていることなどが理由とされている。

かつてはチョウゲンボウ達が集団繁殖いたが・・・(ウィキペリア参考)

 長野県中野市の十三崖(じゅうさんがけ)では、チョウゲンボウが集団繁殖しており、国の天然記念物に指定されている。十三崖の営巣数は1950年には20であったが、巣穴への草木の繁茂、エサのハタネズミの減少、崖に棲みついたハヤブサの影響などにより減少し、2013年・2014年には初めてゼロとなった。2015年・2016年の巣穴数は3となっている。営巣数回復のため中野市は2017年度から新規の巣穴の掘削や既存の巣穴に繁茂した草木の除去など整備計画を実施する。

 チョウゲンボウ(長元坊)の語源は不明だが、蜻蛉(トンボ)の方言の一つである「ゲンザンボー」が由来ではないかと提唱している。チョウゲンボウが滑空している姿は、下から見るとトンボが飛んでいる姿を彷彿とさせることがあると言われ、それゆえ、「鳥ゲンザンボー」と呼ばれるようになり、いつしかそれが「チョウゲンボウ」という呼称になったと考えられている。

今年のチョウゲンボウの営巣の状況・・・(一つがい+α) 
 ハヤブサが十三崖に営巣するようになり、チョウゲンボウ達の営巣数が激減したと言われているため、今年も崖の巣穴には一つがいのチョウゲンボウが営巣し子育て中だったが、十三崖の下流の橋桁に一つがいのチョウゲンボウが営巣していた。

近年、タカ目ハヤブサ科チョウゲンボウ⇒ハヤブサ目ハヤブサ科チョウゲンボウに変更・・・

 鳥の世界に異変が起きている。日本鳥学会は、外見などからタカやコンドルに近いとしていた猛禽(もうきん)類のハヤブサを「インコ、スズメの仲間」と変更。特別天然記念物のトキも、コウノトリ目からペリカン目に変わった。DNAの研究が進み、大きさや性格が異なる鳥たちの意外な間柄が分かってきた。

 国内の自然界で確認されている鳥は約630種類。同学会は昨年9月、「日本鳥類目録」を12年ぶりに改訂し、DNA分析の結果などを基に、分類を大幅に見直した。

新潟の片田舎の宿でも旅館の鏡・・・(湯田温泉の❝ゆのしま❞)

2019-07-18 16:12:44 | 野鳥写真
戸隠森林植物園の野鳥達・・・(以前投稿したブログから)

 オンシーズンというものの戸隠高原は木々の芽吹いていないため、走って来る途中の林の中の木々もちょっと早いように感じました。
午前9時30分過ぎ戸隠森林植物園に到着しましたが、無料駐車場は満杯で駐車スペースがなく、園内の入口付近のところへ駐車しました。
早朝だったため圏央道の高尾ICから八王子JCを経由し中央高速へ乗り、諏訪湖SAでペット(助手席側にマット・敷き布団にシーツを掛けペットを作っている)で横になり30分程休憩し、岡谷JCから長野道を走り、更埴JCから上信越道の長野ICを通り過ぎ、長野市内の朝の交通混雑を避けるため、一つ先の須坂長野東ICで一般道を走ってきました。
中央高速好き(と言うか関越嫌い)なので、カーナビで検索すると関越道経由を選択されてしまうため、多少距離が延びるため高速料金が高くなりますが、中央高速を選択して走ってきました。
 繁殖期を迎えて野鳥達は巣穴の中で雛(給餌を運んでいたため)が孵っているように思いましたが、巣立ちの時期はもう少し後(一週間程度)になるようでした。
 相変わらずクマの出没情報があり、人のいない場所への入山は控えた方がいいかも知れません。
 気の早いカメラマンやハードウォッチング達が大勢来園していましたが、まだ芽吹いていない木々は枯木同然のため、野鳥達が隠れるところもなく、新緑が出はじめ頃になると、もう少し野鳥達が姿を見せてくれるものと思われる。
 コルリの鳴き声はしていましたため、大分木道で出て来るのを待ちましたが痺れを切らし戻って来てしまいましたが、コサメビタキ・キバシリ・アカゲラに・ノジコ・クロツグミ・キビタキ・ゴジュウカラ・ヒガラ・コガラ・ヤマガラ・ミソサザイ・ニュウナイスズメ・サンショウクイなどは確認出来ました。最後にノジコが撮れたが網掛け部分は撮影できたもの・・・。

戸隠森林植物園の野鳥達の画像・・・(5/19日撮影)


コサメビタキ・・・

コサメビタキ達・・・(営巣)

キビタキのオス・・・

キビタキのオス・・・

キビタキのオス・・・

キビタキのメス・・・

アカゲラのオス・・・

キバシリ・・・

ゴジュウカラ・・・

クロツグミのオス・・・

ノジコのオス・・・

ミソサザイ・・・

ヤマガラ・・・

有難いもので毎年盆暮れに便りが・・・

 新潟や長野県に繁殖期シーズンに短期移住してしまうため、旅館に泊まることがなくなりましたが、以前お世話になった旅館から盆暮れにはご挨拶状か送られてきているので、そのうち出掛けて行かなくてはとは思っていても、歳を重ねる毎に出不精になってしまい、なかなかその気にならなくなってしまいました。

 本日も湯田温泉渋海リバーサイド❝ゆのしま❞さんから暑中見舞いが届き、毎朝アカショウビンの合唱が聞こえ、夜にはホタルが乱舞していると書かれていましたので、こんな天候でなければ老骨に鞭打ってでも出掛けて行きたいと思いますが、当旅館は特徴的なつるつる温泉で小さいが露天風呂があり、アカショウビンが鳴いている旅館の裏の裏屋の林との間にある田んぼを眺めながら露天風に入っていると、電柱の穴にニュウナイスズメが子育てをしているところが見られたり、いい泉質の温泉のある旅館で当時松之山に行くと常宿としていた。
 
 旅館のご主人(板前さん)の実家が農家なので、ご親切に実家に頼んでくれて、快く突きたての魚沼産のコシヒカリを譲ってもらたことを忘れもしませんが、魚沼産のコシヒカリの美味しいお米を食べたことも含め有難く感じているいるため、又、毎年有難く盆暮れの便りを読ませて貰っている。
 同じ旅館でも当時常宿としていた「おふくろ館」からは一度だって便りを貰ったことがないので、地元のおばちゃん達が運営(経営者は別にいたが、おばちゃん達に任せ切りの宿)していたため、給金だけ貰っていれば余計なことはしないと言う、経営者の方針なのかは分かりませんが、他に理由があったと聞いているが経営がおかしくなり倒産してしまい、現在は経営先が変わっていると言う。

 毎年(3~4度出掛けて行くと6~8泊していた)自分も泊まったり、知り合い達が大勢(多い時には40~50人も)泊まりに行ってくれたため、多少でも感謝されてもいいのだが、そんなことも無く泊るところが無く困っていても泊めてくれることも無かったため、その時点で見切りを付けてしまい、それでも仲間や知り合い達を紹介し続けましたが、あれから一度も泊まることはありません。

 ❝ゆのしま❞ばかり泊めて貰っていましたが、松之山温泉街の旅館に泊まった仲間がいて、昼飯のおにぎりを頼んだが作ってくれないと旅館から言われ頼んで貰えないかと言われたため、お願いすると気持ちよく自分の分の他に泊まっていない仲間二人の分で作って渡してくれた。 最近は珍しくも無いことですが、旅館側が食中毒を怖がって作ってくれない宿泊場所が多くなってきていることも事実ですが、下記の通り衛生的に安全作る方法があるため、勉強不足が甚だしい宿と言えるかも知れない。人間の手で触らなれば安全は保たれるので、作り方の問題なのです。

話は変わりますが・・・(老舗旅禍の対応と駄目な宿)

 以前白骨温泉に泊まったことがあり、早朝に旅館を出発しないと沢渡の駐車場に車を停め、バスで上高地に向かわないと大正池で早朝の自然現象が撮れなくなってしまうため、朝食はいらないとお願いしたことがありましたが、超老舗旅館本館(創業400年以上)の誰もが知る白骨温泉の「斎藤旅館の別館」での対応は今まで食べたことがないほどの朝食代わりのおにぎり弁当を作って旅館を出発の時に渡されたが、単なるおにぎり弁当と思いきゃあ流石老舗旅館の弁当をバスの中で開けるとビックリしたことを覚えています。

 実際にはもっと早く旅館を出発したかったのだが、あり早いのは対応(早朝の従業員の対応のことだったらしい)できないからと、こちらの希望を少し送らせて対応対して貰いましたが、朝食を食べないらかと言って、これをお持ちくださいと差し出されたものが、ちょうぎ皮に包まれた朝食のおにぎり弁当だったが、女将さんが玄関先まで出て来て「行ってらっしゃい!」と送り出してくれた。
 
 こんな時は朝から縁起がいいやじゃあないが、食べながらにんまりと笑顔になってしまうくらい、見たことも無いおにぎり弁当を有難く食べた思い出が走馬灯のように思い出されますので、旅行先での意外な出来事はみんな心に残るものではないでしようか・・・。

 最近ではおにぎりも素手で握る食べ物屋さんはなく、ビニールの薄い手袋付けてたり、サランラップ等の上にお米を入れて作ったり、衛生上幾らでも作る方法がある訳で、一元の客に只宿泊先で作りたくないだけなのです。

 旅館側も全てのお客さんを大切にすることは勿論だと思いますが、そんなお客の中でも誰を大事にしなければならないのかとか、自分のように長い間営業畑で仕事をしていたものにとって、客商売(お客への対応・・・)を甘く考えていると足をすくわれることにならないかも知れないと思いますが、田舎のおばちゃん達が旅館の運営を任されていたため、サラリーマン(おばちゃん)根性が経営不振の一途をたどる形となってしまいます。
 
 外国人の観光客が期待できない新潟の山間部の片田舎の松之山の旅館などはどうしたらリピーターのお客さんに来てもらうかと考えなければならないと思われるため、早く旅館での仕事を済ませ自宅に戻り家族の炊事をしなくてはならないこともあるかも知れないが、「お客様第一」・「ユーザーファースト」という考え方を大切にしなければならない。

 旅館をつぶしてしまえば仕事をすることろが無くなり、自分達の即生活にも響くだろうし、よくするも悪くなるのも全てがその仕事に携わっている人(従業員である自分達なのです)なのですので、経営者(経営能力や指導力)も然ることながら誰かがやってくれるものでもなく、お客さん達と一番近い距離にいる従業員のやる気の問題が大きく関係していると考えられる。

 もっと言えば人口減少国の我国は特にバーダーは年寄りが多く今年は元気でも来年のことは誰も分からないことなので、来年になるとよくなることはあり得ませんので、お客さんを大切にしなければ箱(施設)だけをよくしても、そんな旅館はインターネット時代にはそぐわないためつぶれてしまいます。

 過去の実績(サービスされた結果)やネットの口コミなどで、選ばられる職業(企業など)はイニシャルやチャージのコスト(宿泊代の高い安い)の良し悪しも然ることながら、お客側が泊まった宿泊施設の評価(チャージに対し如何にコスパ〈クオリティーやサービス等〉がいいのかなど・・・をするものなので、独り相撲を獲ってい取っていてもどうにもならず厳しい評価にならざるを得ませんが、放っておかないで何処でどんな手を打って行くのかも行くのかが大切です。

 来てくれたお客さんが感じることなので、独り相撲(宿側)にならない改善や改革が大事であり、チェックアウト時のアンケートのいいところは継続し悪いところを積極的(コストの掛からないものから・・・)に直していくことも必要なことです。

市内のアオバズク・・・(そろそろ巣立ちの時期を迎えている)

2019-07-14 11:45:19 | 野鳥写真
アオバズクの画像・・・(7/13日撮影と他)


アオバズク・・・

アオバズク・・・


アオバズク・・・

アオバズク・・・

市内の神社のアオバズク達・・・(規律のある鳥撮り)
 
 市役所近くの多賀神社にアオバズクが欅の巨木に営巣しているが、神社側が午前中は9:00~10:00(1時間)、午後は2:00~3:00(1時間)と撮影できる制限を決めたため、それを破る人も無くなり、営巣木の下に長い時間いる人もいなくなり、アオバズク達のストレスも少なくなったかも知れません。
 
 昨年、営巣木の真下にいた「カワセミの会」に入っていると言う人間が、音(傍に遭ったパイプか何かに車のキーで小さな音を立てた)を立てると、そんなことをするなといったため、そんなこという人間が営巣木の真下(洞から3m程の場所)に陣取っていたのて何を言っているのかと、目の開いたアオバズクを撮ったら直ぐその場を引き上げて来ましたが、目が開かないからといってずーっと長い時間その場に留まるよりも、巣立ちの時期を迎えていたアオバズクにとって、どっちがストレスになるのかと、よく考えた方がいいよと言って上げた。
 営巣木の低い洞に営巣していたため、何もしない方がいいに決まっているが、巣立ち時期のフクロウ科の撮影は目の開いている写真が撮れたら、出来るだけその場から離れることが、フクロウ達のストレス解消だと思っている。
 
 フクロウ科のフクロウやアオバスク・トラフズク等を撮るため、一日中営巣木の下や休息場所の木の下にいたり、休息場所の木を蹴飛ばしたり、することの方がずーっとストレスとなるため、フクロウ撮りは一日いたとしても殆んど動くことも無く(夜行性のフクロウ達は昼間は一切行動しない)、目の開いたところを撮れたら現場から離れてやるとこが、フクロウ達にとってもいいのかと思います。

 殆んど眠っているフクロウ達を撮るために長い時間待っていても殆んど動きのあるものが撮れる訳でもなく、エンジェルホーズは単なるフクロウが欠伸(同じ姿勢で長い時間止まているため、疲れるのかあくびをすることがある)をしてだけなので、そんなポーズを撮るためだけに長居をすること事態が、フクロウ達へのストレスになるだけと思わなくてはならない。

 同じ野鳥(フクロウ科の鳥)を撮る者として、何時もブログでも書いているように撮ろうとしている被写体の野鳥のこと(習性や生態等)をよく調べてから出掛けるようにしてもらいたいと思っている。
 フクロウ等の夜行性の野鳥達は昼間は殆ど行動することがなく、止まり木と止まって全然動くことも無く、野鳥撮影では本当につまらない(経験や撮影技術力も駆使することも無く)誰でも撮れも撮影でしかありません。
 
 どうしてもフクロウの動きのあるシーンの撮影をするためには赤外線撮影装置や大光量の投光器など必要となり、昼間のフクロウ達の撮影は眠っていて当たり前と思わなくてはならない。
 
 南の島に行った時には小型のフクロウ達(リュウキュウコノハズクやリュウキュウアオバズク等・渡りの時期にはコノハズクもいることがある)の森で車の中から懐中電灯を照らしながら撮ったことがありますが、止まりものは撮れても夜なので動きのあるシーンは撮ることが出来ませんでした。

 南の島(奄美大島や石垣時など)では同じ夜行性のハブ(毒蛇の中でも強烈な猛毒のハブが活動しているため)がいるため、人間の体温を察知すると飛び掛かって来るので、むやみやたらに藪の中に入って行くことは止めた方がいいと思います。何処の南の島も血清はあるが、夜間だと医療機関が開いているか心配されるため、慎重に行動されるべきと思われます。

市内の神社のアオバズク・・・
 昨日も出掛けて行くと雨が降っていたせいもあり、誰も来ていませんでしたので、神社側の対応の仕方が良かったと思いますが、鳥居の横にある営巣木なので、夏祭りのため神社の氏子の人達が営巣木に登り照明の電線を取り付けたり取り外したりするため、神社のお祭りの段取りが始まったり祭りの本番になると、夜遅くまで電灯が点されるため、毎年アオバズク達は何処かへ行ってしまいます。3:00前に神社の外から四・五枚撮って直ぐに戻って来ました。

 何年もそんなことの繰り返しでもアオバズク達は渡来して来ているため、居心地がいいのかも知れませんが、欅の巨木に洞がいっぱい開いているため、なかなか洞のある巨木が少ないので、繁殖のための仮の宿として気に入っているのだと思われる。

某テレビが来て録画中継迄したため・・・ 
 先日某テレビが全国ネットで録画中継をしてしまいましたので、広く知られてしまいましたが、数年前からアオバズクがモミジの巨木の洞に営巣しているため、よりバーダー達が訪れるようになってしまったらしいが、今年の梅雨が長引いているところから梅雨の間に雛達が巣立ちしてしまえはいいと思っている。

 もう一ヶ所市役所近くの公園内にもアオバズク達が営巣中だと教えて貰いましたが、アオバズク達に静かに子育て値をして欲しいと思いますが可愛い雛達が並んでいるところも撮りたいとも思っている。思っているだけで殆んど行くことはありませんが・・・。

余計なことかも知れないが・・・
 神社の境内の寺社林に営巣しているケースが多いため、神社の境内に入って撮らせも貰う前にお参りをしてお賽銭を払ってから義理は欠いてはならないが、一切そんなことをしない人がいるため、無用の者境内に入らないとか駐車スペースを使うなと書かれているので、神主さんも文句も言いたくなるものではないかと思っている。先ずお参りをすれば「無用の者」ではなくなる」ため、賽銭を入れ柏手を打ってお辞儀をすればいいのです。

 神社も商売なので、境内に入ったら黙って撮るのでなく、撮る前に何をやらなくてはならないのか大人の対応をしなくてはならない筈であり、他の宗教上(新興宗教を信じている人で、神社の鳥居くぐってはいけない人など)の理由などでお参りが出来ない人は行くべきではないと思います。お寺以上に神社の方が商売気が強いと言えるかも知れないため、「無用の者」でない対応を図る必要がある。

 一握りの人のため多くの人達が迷惑するので、自重することも大切なことだと思いますが、神社には氏子と言ってお寺だと檀家のような人たちがいるため、用のないものが本来行くところではないが、お参りを目的として行くことは神の国「日本なので・・・」の風習で万民を拒まないことになっており、民衆の方が祀っている神様(神社)を敬遠することがあるようです。因みに高尾山には近寄るなと言われているが・・・無視している。

 夏の来ない年になりそうな感じがしないでもないが、梅雨と言え気温が低く到底7月の陽気とは思えない日が続いており、1993年の冷夏の二の舞になる可能性も出て来たかも知れませんので、あの米騒動が再び起きるかも分からないとい言っている関係者も少なくない。
 あの時は秋田県から米一俵(あきたこまち)を送ってもらい凌ぎましたが、タイ米を食べたくありませんでしたので、今年もそんなことにならないで欲しいものですが、新潟に知り合いが大勢で来たので、心配はないと思われる。