勝地(かつち)ブログ

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NO.3077 山陰新幹線

2016年07月30日 15時05分22秒 | Weblog
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とりぎん文化会館(鳥取市)での「山陰新幹線の早期実現と北陸新幹線京都府北部ルートの決定を求める決起大会」という長いタイトルの集会に来ています。

日本海国土軸の形成、という大義名分を掲げての息の長い取り組みです。


主催は鳥取県、島根県、山口県、兵庫県、京都府、大阪府の内から49市町村が山陰縦貫超高速鉄道整備推進市町村会議であり、会長は深沢鳥取市長です。会計幹事には広瀬養父市長が就いておられます。
山陰新幹線を実現する国会議員の会というのがあり、会長は石破茂衆議院議員、事務局長は谷公一衆議院議員です。会員には安倍晋三首相も入っておられますから実現不可能では無いのでは、と。


そもそも山陰新幹線の整備とは、夢計画ではなくキチッとした計画に基づいたものです。大阪市から鳥取市、松江市を経由し下関市に至る約550㎞の山陰新幹線基本計画が閣議決定されたのは昭和48年。その後は放置され続けてきました。
一方で山陽新幹線は昭和50年に開業、他方、北陸地方にはこのたび上越地方に続いて新幹線が整備され大きな地域振興効果が現れています。
北陸新幹線の京都府北部ルートの決定は年内にも最終決定される見込みで、この決定に合わせてそのルートを山陰新幹線の一部として位置付けることが、実現に向けての大きな弾みになることは容易に想像できることです。
山陰の活力を取り戻すためには、早期整備こそが費用対効果の最大をもたらすものだとされています。
今がその大きなチャンス、いま、山陰地方の将来が決まろうとしているのかもしれません。

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