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今日届いた全国農業新聞
二面の、農業特区での中山間地ならではの法人農地取得事業のニーズと問題点を調査する記事の斜め読み。
そこから私なりの思いを巡らす。
特区で規制緩和されて全国注目の我がまち養父市の実績はというと、思惑伸びていないのが見て取れる。
特区諮問会議の民間議員の意見は、特化特例から更に踏み出して全国展開にしなければ、特区制度そのものの否定に繋がると指摘している。
需要と供給に任せて自由にせよの本音の意見だろう。
特区特例でいったん規制のタガが外れると、前例有りとしてなし崩し的に事が進んでいくのではとの漠然とした不安があったが、よりその感を強くした。
ファーストペンギンと諭されば気分は良いが、タガを外すために上手く利用されていないか。
杞憂に終われば良いが。
それでも、胸に手をあて不安を抑える。
特区視察にみえた、全国からの市町村議会さんをはじめとする各組織の視察報告の評価のソレを見てみたい。
視察に訪れた方々に接触し問われた特区の効果について、平場の町の人は、農の人は、農を継げと言われてる人は、レストランの人は、宿泊宿の人は、タクシー運転の人は、商いの人は、そして役所窓口の人はどう言葉にして返したのだろう。
ソコも膝を合わせて聞いてみたい。
結果資料を市民に投げかけ、現時点での特区総括を行い、だからどうするという市民協働議論を先ずは行うことが必要だろう。