今日も「勝地ブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。
市内では、うちの自治協しかやっていないと云われている指定避難所初動期開設訓練を実施しました。
場所は小学校なので、夏休みに入って最初の日曜日と決めています。
各村々から当初予定より少ないですが32名が参加していただき、関係者含めて44名の訓練となりました。
21世紀前半は、大災害時代になると予測されている向きもあります。地震と異常気象です。あと10年以内か、20年以内にか。
軽トラ6台に必要資材を積み込み、体育館側に止め置いて、ソレを資材備蓄倉庫と仮定して、そこから訓練です。
我々事務方は朝7時から準備、8時全員集合です。
自治振興部会長、自治協会長あいさつ、事務局から訓練の流れを説明して全員ビブスを着用すると、否が応でも戦闘モードに。
体育館の安全確認が終わるまでの、待機テントの設営では、クイックテントの設営体験、インバーダー発電機を起動してパソコン立ち上げ、照明機を点け避難カードの打ち込み準備など。
地区参加者を3チームに分け、一つのチームが作業している様を他の2チームが見学して見覚えるという仕組みにしました。参加の誰もが、どのパターンでも初手の対応ができるようにしたいの思いからです。
次には、身体の一部でもあるトイレの設営。マンホールトイレを2台組み立てました部品が多くで昨年の経験は役に立ってません。
次には、体育館ほか施設の安全確認ができた報告を市担当チームリーダーからいただき、受付コーナー設営です。
ソーシャルディスタンスとりながら検温、問診記入、それによる一般と要配慮者の振り分け、そして避難者カードの記入となります。
そこで15分の休憩、ペットボトル茶を配付。
その後、全チーム毎にダンボールパーティーションによる避難区画を16設営、ダンボールベットを5セット設営です。ここでも、ベットの設営は部品の使い方の昨年訓練がまだしっかり身に付いてませんでした。そんなもんです。
このようにして、まずは型を身につけ、本番の時には応用でこなしてもらうことが狙いです。
避難者を避難スペースに誘導できるまでを初動期としてこなせれば、時間経過とともに次の展開が見えてくる、と。
救援は来るのか? 要請しても来ないケースも十分あり得ます。
地区の状況は、国道9号がある、消防署がある、ヘリポートがある、道の駅がある、教育施設がある、温泉施設があるなどなど、だからこの地域は安心安全で、すぐに救援が来てくれる、とは思わないこと。この地域よりも被害甚大な地域があれば、まずはそちらに救援は向かうと考えること。こちらに救援隊が送られるまでは、自助と共助の仕組みで耐えて行かないと、文句を言ってても何の解決にもならない。
と、伝えてきました。
参加者全員からアンケートを取りますので、今日訓練の受け止め方がどうであったのか検証します。
11時前には、予定のプログラム終了。
会長と市担当チームリーダーから講評をいただきました。
評価は高かった。
CATVでも放映される予定です。
見渡せば、私が年寄頭。
若い人が参加してくれてたこと、それが一番良かった。
話変わって
夕方、剪定しました。
ビフォーアフター