今日も「かつちブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。
午前中、会派の打ち合わせ会。先進地視察内容の最終調整というところです。
午後は、3時過ぎまで議長室でデスクワーク。4月18日~19日と福岡市であった研修会の報告書作成に遅ればせながら取りかかりました。整理できた項目から少しずつ紹介していきます。
「議員定数問題の本質」についてですが、養父市議会は昨年に定数改正してきたので今時点における私個人の捉え方掲載は差し障りないと判断しました。
明治以来の法定定数制度が維持されてきた歴史的経緯等に鑑み、法律において何らかの基準を定めておくことが適当であるとされて設けられていた。しかし、議会制度の自由度を高め、議会機能を充実強化させる見地から法定上限制度はもはや不要であり廃止すべきとの結論に至った。
※第29次地制調における意見
○議員数と議員報酬が反比例するような議会の在り方を住民が選択することができて適当ではないか。 ○これまで地方自治体の組織及び運営の合理化の観点から削減されてきた経緯との関係をどう考えるか。 ○住民意思を十分に反映でき、民主的な議論が可能となる数を確保する必要があるが問題とならないか。 ○法定上限制度は、同規模の地方公共団体の議会間で余りにも議員数に違いが生じないようにする機能も果たしていたのではないか。
※定数を考えるにあたっての要件 ①会議体としての議会の能率的な運営 ②多数の住民が推す優れた人材の選出(議員に専門的知識を求めるのは当然だが、住民意見をどう反映していくのかが重要。皆、あれもこれも自己完結型で活動せざるを得ないので専門的知識は養えていない。会派といえども仲良し集団なので政党化で鍛えるしかないのでは。議会報告会が住民の意向を十分把握しているか? いや、あくまでも一手法である。住民意向把握は、無作為抽出のアンケートでしかない。) ③地方公共団体の組織全体との均衡
※定数を考えるにあたっての留意点 ①歳出に占める議会費の割合(養父市議会費は0.9% 全国一般市は0.77%) ②定数減少にかかる監視機能への影響 ③面積及び人口にかかる多様な住民意思の議会への反映の可否
※議員定数の基準 ①常任委員会方式(委員長を除いて可否同数にならないよう留意。8人程度) ②人口比例方式 ③住民自治協議会方式(または小学校区方式)(一票の格差が課題となる) ④議会費固定化方式
いずれも一長一短ありますが、議案審査を基本的に委員会審査方式としている養父市議会においては、常任委員会方式(委員会数×8名)がベストであると私は理解しています。
明日は6時出発で東京出張。明後日は終日滋賀行きの予定。ブログ更新は無理かもしれません。
午前中、会派の打ち合わせ会。先進地視察内容の最終調整というところです。
午後は、3時過ぎまで議長室でデスクワーク。4月18日~19日と福岡市であった研修会の報告書作成に遅ればせながら取りかかりました。整理できた項目から少しずつ紹介していきます。
「議員定数問題の本質」についてですが、養父市議会は昨年に定数改正してきたので今時点における私個人の捉え方掲載は差し障りないと判断しました。
明治以来の法定定数制度が維持されてきた歴史的経緯等に鑑み、法律において何らかの基準を定めておくことが適当であるとされて設けられていた。しかし、議会制度の自由度を高め、議会機能を充実強化させる見地から法定上限制度はもはや不要であり廃止すべきとの結論に至った。
※第29次地制調における意見
○議員数と議員報酬が反比例するような議会の在り方を住民が選択することができて適当ではないか。 ○これまで地方自治体の組織及び運営の合理化の観点から削減されてきた経緯との関係をどう考えるか。 ○住民意思を十分に反映でき、民主的な議論が可能となる数を確保する必要があるが問題とならないか。 ○法定上限制度は、同規模の地方公共団体の議会間で余りにも議員数に違いが生じないようにする機能も果たしていたのではないか。
※定数を考えるにあたっての要件 ①会議体としての議会の能率的な運営 ②多数の住民が推す優れた人材の選出(議員に専門的知識を求めるのは当然だが、住民意見をどう反映していくのかが重要。皆、あれもこれも自己完結型で活動せざるを得ないので専門的知識は養えていない。会派といえども仲良し集団なので政党化で鍛えるしかないのでは。議会報告会が住民の意向を十分把握しているか? いや、あくまでも一手法である。住民意向把握は、無作為抽出のアンケートでしかない。) ③地方公共団体の組織全体との均衡
※定数を考えるにあたっての留意点 ①歳出に占める議会費の割合(養父市議会費は0.9% 全国一般市は0.77%) ②定数減少にかかる監視機能への影響 ③面積及び人口にかかる多様な住民意思の議会への反映の可否
※議員定数の基準 ①常任委員会方式(委員長を除いて可否同数にならないよう留意。8人程度) ②人口比例方式 ③住民自治協議会方式(または小学校区方式)(一票の格差が課題となる) ④議会費固定化方式
いずれも一長一短ありますが、議案審査を基本的に委員会審査方式としている養父市議会においては、常任委員会方式(委員会数×8名)がベストであると私は理解しています。
明日は6時出発で東京出張。明後日は終日滋賀行きの予定。ブログ更新は無理かもしれません。