幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

五輪で負ければ引退

2016-08-07 23:10:48 | スポーツ
 地球の裏側のリオは日本と時間も真逆。こちらが夜10時なら向こうは朝10時。午前中の予選は見られても、午後から夜の決勝はなかなか見るには苦労する時間になります。柔道は決勝まで見ていると遅くなるので、どうしても朝に結果を知ることになります。初日は銅メダル2つ。金が取れずに残念でしたが、2人ともメダルを取れて良かったなと思いました。

 競泳は休日なら朝に何とか見られます。今回もっとも期待されていた男子400m個人メドレー。萩野と瀬戸のワンツーフィニッシュが期待されていました。瀬戸は3位でしたが萩野は見事に優勝。2人揃って表彰台に上がれたのは彼らが小学生時代からのライバルだと知っているだけにグッとくるものがありました。

 ちなみに萩野がNHKの杉浦アナから飲みかけのペットボトルの水を貰ったという報道は笑いました。ちょっとゲスなタイトルで、それだけ読むと萩野も杉浦アナも嫌がるでしょうが、実際には萩野が全力を振り絞ったレースだったことが伝わってきます。そういうエピソードもあって良いでしょう。

 女子重量上げの三宅宏実の銅メダルも感動的でした。大会前からずっと三宅は故障が治らないと伝えられていました。そんな限界状態での銅メダルは前回の銀メダルよりも、もしかしたら本人にとって価値あるメダルになったかもと思いました。メダルの色よりも重要なことが時にはあります。

 水球やホッケー、アーチェリーなど普段はあまり放送されることがない競技が見れるのもオリンピックの良さです。フェンシングでは太田雄貴がまさかの初戦敗退で引退を表明しました。4年に一度しか注目されないマイナー競技のアスリートにとっては、オリンピックでの結果が競技人生を大きく左右するものです。「負ければ引退」を心に秘めて戦っている選手も多いのだろうと思います。どうしても伸び盛りの新鋭に目が行きがちですが、ベテランと呼ばれる選手たちの動向にも注目です。
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