kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

確認作業

2016-10-20 | 陸上競技
中国新人か終わり今の段階での動きの課題が何となく見えてきました。そこの部分を含めてもう一度動きをしっかりと作っていきたいなと感じています。とにかく「やれば良い」という練習から抜け出して「何のためにやるのか」を明確にしたいと考えていました。当たり前といえば当たり前なのですが。

火曜日の朝から「感覚作り」をやることにしました。動きを見ていて「股関節周りが使えていないな」と感じる部分がありました。ハードルを使った動きの中で股関節をしっかりと使う事を意識しました。やはり時間が経過すると「スマートな練習」になりがちです。色々な部分を省いてしまうことになります。こういう基本的な部分は定期的にやっておかなければいけないなと感じました。今更ですが。股関節周辺の強化は必須だと思っています。ハードルを使って意識させると随分違ってくるかなという感じですね。

その後はチューブを使っての練習。これは「感覚作り」です。ここ最近気づけば「切り替えの速さ」のみで走っていた感覚があります。これだけでは中盤以降の走りに繋がりません。足の回転が後ろになり膝が前まで引き出されないからです。もちろんそれだけが原因ではないのですが。直線的な足運びがきちんとできるようになっていないといけない。更には切り替え意識が過剰になると中間での膝の引き出しができなくなります。ちょっとわけのわからない話になるのかもしれませんか(笑)。

膝が出て来た時の「感覚」を身体で覚えさせたいなと感じていました。膝が引き出されるまで「待つ」という感じでしょうか。切り替えを意識しすぎると膝が引き出される前に次の足を送るという感じになってしまいます。それにより本来であればもっと重心移動が生まれる所をピッチで持っていってしまう。股関節の開きもなくなり足先だけの動きになってしまいます。ここは考えないといけないと思いますね。

という事で膝が出た時の身体のポジションを覚えさせることにしました。軸を傾けて膝が前に出ている状態を作る。もちろんそのままでは倒れてしまうのでチューブで引っ張って我慢させるという感じです。イメージしにくいかもしれませんか。この手の練習は正直「思い付き」でしかありません。やりたいことがあってそれをどのようにするか。ここの部分を考えていたら「チューブで引っ張ってみよう」と思いつく。正解かどうかは分かりません。が、大半のことは正解かどうか誰もわからないのです。私がやりたいと思っている部分につながるのであればそれが練習になるのかなと。

朝の段階で下準備をしておいてそこから午後の練習へ。朝課外をやっている選手もいます。進路に向けて大切なことだと思っています。不足する部分が出てくるのであれば午後からの練習でしっかりと補えば良い。そう考えています。やりたいことがある。そのための確認作業という位置付けです。

内容的には面白くないですね。それでも今やってる事を記しておきたいなと思っています。また書きます。

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