◆自由な投句箱/花冠発行所◆

主宰:高橋正子・管理:高橋句美子・西村友宏

よいお年をお迎えください。

2019-12-31 23:56:17 | Weblog

今年一年、毎日ほとんど休まず、ご投句いただいてありがとうございます。「細く長く」をモットーとしている私たちですが、言葉では言えても、実践は難しいものです。それを実践なさって、素晴らしいの一言です。

自由な投句箱、ご投句に選とコメントが追い付かなくて、遅れがちで申し訳ない気持ちです。遅れる理由の一つとして、ちょっとした問題句や、直したらよくなるんじゃないかな、などと思って、しばらく置いておくことがよくあります。(俳句はやはり、詩なのです。)そして、あっという間に時が経っているわけですが、来年は遅れがないよう、努力いたします。
来年もどうぞよろしくお願いします。
                                    2019年12月31日
                                           高橋正子

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自由な投句箱/12月21日~31日

2019-12-21 21:27:16 | Weblog

※当季雑詠3句(冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
主宰:高橋正子・管理:高橋信之

◆俳句添削教室◆
http://www.21style.jp/bbs/kakan02
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今日の秀句/12月21日~31日

2019-12-21 21:26:28 | Weblog

12月31日(2句)

★蕎麦食えば何処か遠くに除夜の鐘/桑本栄太郎
年越し蕎麦と除夜の鐘。時代が変わっても変わらない風習があることがうれしい。その風習が年を行かす情緒となって残っていることは貴い。(高橋正子)

★大根抜く地中に深き穴残し/古田敬二
あおあおと葉を茂らせ、よく育った大根を抜こうとすると、大地を持ち上げるかのような力が要る。抜いた後は、穴が地中深くまで空いている。穴の深さは大根の生命力そのままだ。(高橋正子)

12月30日(2句)

★年惜しむ山から城を見下ろして/多田有花
山の上から、街の中心である白壁のまぶしい城を見下ろす。俯瞰することは全体を見ること。一年を振り返る思いが湧き、自然にこの一年が惜しまれる。(高橋正子)

★海鳴りを遠くに聞きつ松飾る/桑本栄太郎
故郷山陰のことであろうか。海鳴りの聞こえる家に松を飾り、新年を迎える。それぞれの土地にそれぞれの人たちの新年がある。(高橋正子)

12月29日(1句)

★注連飾る飛び立つ鳥の晴れやかに/廣田洋一
注連飾りをし、年を迎える準備が整った。改まる気持ちだ。飛び立つ鳥も胸を張って晴れやかな姿に見える。(高橋正子)

12月28日(3句)

★一夜明け眼間雪の榛名山/小口泰與
一夜明けると、雪の榛名山が眼間に迫り来た。眼間に見ればこそ、その雪を冠った威容に圧倒される。「眼間」に実感がある。(高橋正子)

★畑の畝きつちり並ぶ年の暮/廣田洋一
年の暮には、畑のごみなども取り払われ、野菜も寒さに耐えて緑を濃くしている。畝が整然として、気持ちの良いものだ。(高橋正子)

★枇杷の花うすき日差しが似合う花/多田有花
枇杷の花には「うすき日差し」が一番似合う。私もそう思う。うすき日差しに、枇杷の花のつんとしたいい香りがしてきそうだ。(高橋正子)

12月27日(1句)

★裏白を採る人たちとあいさつを/多田有花
年の瀬に山に行くと、裏白を採る人に出会う。新年を迎える準備だ。裏白は裏の白さを見せて、鏡餅の下に敷き、また注連飾りに使う。関東では、裏白を注連飾に使わないようだが、瀬戸内のわが生家でも裏白を飾った。裏白を採る人を見ると、同じく年を迎えることに親しみを覚えてあいさつを交わすことになる。(高橋正子)

12月26日(1句)

★布団干す遠く見やれば鈴鹿嶺/古田敬二
布団を干す日は、もちろん良い天気。布団を干しながら、つい目は遠くを見てしまう。「遠く見やれば鈴鹿嶺」と、リズムもよく、気持ちのよい句となった。(高橋正子)

12月25日(1句)

★マリア像に祈りを今宵聖誕祭/多田有花
聖誕祭は、クリスマスのこと。聖誕祭といえば、少し敬虔な気持ちになって大方の人は迎えるだろう。私は詳しくないが、マリア像は、時期によってそれぞれの意味での像が描かれている。また宗教画はある決まりで描かれているのだが、読み手は、マリア像を自由に想像してみていいだろう。当たり前を当たり前に詠んでいるが、事実としての価値。(高橋正子)

12月24日(1句)

★鐘楼の鐘鳴り渡り聖夜なる/多田有花
教会の鐘は傍で聞くとその力強さ大きさに圧倒されるほど強く鳴らされているがが、遠く離れて聞く聖夜の鐘の音はじみじみ清らかな思いにさせられる。(高橋正子)

12月23日(2句)

★初雪よ嬉しいでしょう三回忌/川名ますみ
12月18日の秀句にこの句を挙げています。ご確認ください。

★火起こしの火花や妻の機嫌にて/小口泰與
妻が火を熾している。妻の熾す火から勢いよく火花が飛んで、その具合に、妻の機嫌が知れるというもの。家事にいそしむ妻の機嫌のいい顔は何より。(高橋正子)

★すっきりと畑整い冬至かな/多田有花
冬至のころ、白菜、大根、葱などは、正月用にも抜かれはするが、まだ畑に残って生き生きとしている。畑のごみもきれいさっぱり取り除いて、畑はすっきりと整っている。正月を前にすっきりと整った畑を見るのはいいものだ。(高橋正子)

12月22日(1句)

救急車冬枯道を帰りゆく/多田有花
特に枯れの季節、救急車が走ると、何事かと気が引かれる。この句の救急車は急病人を搬送して帰ってゆくのだ。冬枯れの道を帰る救急車にもその走り方に安堵の気持ちが感じられる。(高橋正子)

12月21日(1句)

★湯豆腐や終わる頃には雨上がり/廣田洋一
外は雨もよう。湯豆腐桶に湯豆腐をゆっくりと味わっている間、雨も上がった。湯豆腐のやわらかさ、あたたかさに、「雨上がり」が情緒的に働いて、湯豆腐を食べている間のあたたかく、心和む時間が想像できる。(高橋正子)
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12月21日~31日

2019-12-21 21:25:56 | Weblog

12月31日(6名)

小口泰與
大神の使者や白鳥陽の輪より★★★★
趣味と生き老の髪膚や冬温し★★★
ゆく年や鯉は大きな口を開け★★★

廣田洋一
北風に思はず襟を合わせけり★★★
鳥の声いつも通りの大晦日★★★★
恙なく息子とすする年越蕎麦★★★

桑本栄太郎
平成の令和となりし年惜しむ★★★
茜さす西空冬の海暮れぬ★★★
蕎麦食えば何処か遠くに除夜の鐘★★★★
年越し蕎麦と除夜の鐘。時代が変わっても変わらない風習があることがうれしい。その風習が年を行かす情緒となって残っていることは貴い。(高橋正子)

多田有花
同胞と蕎麦をすすりて年の暮★★★
引き出しを大掃除する小晦日★★★★
廃品を積み上げている大晦日★★★

川名ますみ
新品の手拭洗う年用意★★★
しめ飾り褒めてヘルパー入り来る★★★

古暦めくろうとした手に軽さ(原句)
めくろうとした手に軽さ古暦★★★★(正子添削)

古田敬二
大根抜く地球を掴む大根抜く★★★

大根抜く地球に深き穴残し(原句)
大根抜く地中に深き穴残し★★★★(正子添削)
あおあおと葉を茂らせ、よく育った大根を抜こうとすると、大地を持ち上げるかのような力が要る。抜いた後は、穴が地中深くまで空いている。穴の深さは大根の生命力そのままだ。(高橋正子)

年移るオリオン星座位置を替え★★★★

12月30日(4名)

多田有花
年惜しむ山から城を見下ろして★★★★
山の上から、街の中心である白壁のまぶしい城を見下ろす。俯瞰することは全体を見ること。一年を振り返る思いが湧き、自然にこの一年が惜しまれる。(高橋正子)

数え日や解体される古き棚★★★
赤きまま年を越すなり烏瓜★★★

廣田洋一
行く年やごみ箱一つ空にして★★★
天災の多かりし年行きにけり★★★
行く年や八十路への道縮まりぬ★★★★

小口泰與
枯れ切って骨身露わな芒かな★★★
冬温し午下の湖へと蜆舟★★★★
極月や床屋の主の大欠伸★★★

桑本栄太郎
海鳴りを遠くに聞きつ松飾る★★★★
故郷山陰のことであろうか。海鳴りの聞こえる家に松を飾り、新年を迎える。それぞれの土地にそれぞれの人たちの新年がある。(高橋正子)

買物の日に二三度や年用意★★★
年の瀬の汽笛遠くに夜汽車かな★★★★

12月29日(3名)

廣田洋一
門松の立ちたる家の減りにけり★★★
注連飾る飛び立つ鳥の晴れやかに★★★★
注連飾りをし、年を迎える準備が整った。改まる気持ちだ。飛び立つ鳥も胸を張って晴れやかな姿に見える。(高橋正子)

注連飾終へて息つく夕べかな★★★

小口泰與
夕暮れの秀つ枝に二羽の寒雀★★★
白鳥や入日を賜う多々良沼★★★★
枯れきって細筆のようすすきかな★★★

桑本栄太郎
何もかも令和と云はる年惜しむ★★★★
数へ日のひと日早くも暮れにけり★★★
自動車の音の少なき町師走★★★

12月28日(5名)

小口泰與
一夜明け眼間雪の榛名山★★★★
一夜明けると、雪の榛名山が眼間に迫り来た。眼間に見ればこそ、その雪を冠った威容に圧倒される。「眼間」に実感がある。(高橋正子)

大声の妻の小言や年の暮★★★
雪間より残照の山冬薔薇★★★

廣田洋一
工事場の音静まれり年の暮★★★
1月号配達されし年の暮★★★
畑の畝きつちり並ぶ年の暮★★★★
年の暮には、畑のごみなども取り払われ、野菜も寒さに耐えて緑を濃くしている。畝が整然として、気持ちの良いものだ。(高橋正子)

古田敬二
裸木の一葉揺らして青空へ★★★
Autumnのスペル間違う冬の雨★★★
柿落ち葉大方裏見せ落ち並ぶ★★★★

多田有花
枇杷の花うすき日差しが似合う花★★★★
枇杷の花には「うすき日差し」が一番似合う。私もそう思う。うすき日差しに、枇杷の花のつんとしたいい香りがしてきそうだ。(高橋正子)

年の瀬の頂に見る景色かな★★★
墓に向かう道をたどりて年惜しむ★★★★

桑本栄太郎
数へ日や段取りばかり決まりをり★★★
担当を決めて掛かりぬ煤払ふ★★★
煤逃げもならず指示飛ぶ妻の声★★★★

12月27日(4名)

小口泰與
数え日やのど飴廻す句座仲間★★★
冬の星枝に散りばむ大樹かな★★★★
裸木や名前の知らぬ鳥数多★★★

多田有花
角の家南天たわわに実らせて★★★
年の暮欅広々空を掃く★★★
裏白を採る人たちとあいさつを★★★★
年の瀬に山に行くと、裏白を採る人に出会う。新年を迎える準備だ。裏白は裏の白さを見せて、鏡餅の下に敷き、また注連飾りに使う。関東では、裏白を注連飾に使わないようだが、瀬戸内のわが生家でも裏白を飾った。裏白を採る人を見ると、同じく年を迎えることに親しみを覚えてあいさつを交わすことになる。(高橋正子)

廣田洋一
机拭き一礼したる仕事納★★★
いそいそと酒を並べる仕事納★★★
掛け替への暦選びて仕事納★★★★

桑本栄太郎
山際の日差し明るくしぐれ止む★★★★
山里の一日しぐれて暮れにけり★★★
路面濡れ光り滲むや冬ともし★★★

12月26日(5名)

小口泰與
駄菓子屋へ駆け來る子らや冬落暉★★★
セルロイドになりたる霜の野菜かな★★★
大利根の水のたゆたう年の暮★★★★

廣田洋一
干支の絵を大きく刷りて賀状書く★★★★
会わぬまま過ごせし友や賀状書く★★★
賀状書く一句添へたる友の有り★★★

多田有花
それぞれに大人は小さき聖菓食ぶ★★★
数え日に加わる用事二つ三つ★★★
ベンジンを夜ごと懐炉に注ぎけり★★★★

古田敬二
布団干す遠く見やれば鈴鹿嶺★★★★
布団を干す日は、もちろん良い天気。布団を干しながら、つい目は遠くを見てしまう。「遠く見やれば鈴鹿嶺」と、リズムもよく、気持ちのよい句となった。(高橋正子)

落ち葉する梢を風の過ぎてより★★★★
歳の瀬の猫ゆっくりと駐車場★★★

桑本栄太郎
一二枚しがみつきたり冬紅葉★★★
顔思い想い出浮かべ賀状書く★★★★
どつぷりと暮れて茜や冬の月★★★

12月25日(4名)

小口泰與
初氷赤城の襞のくっきりと★★★★
迫り来る枯木壱幹夕日影★★★
視野の中光と色の冬の湖★★★★

廣田洋一
数え日の今日散髪と決めにけり★★★
数え日やまず玄関を磨きたる★★★★

数え日の夕はゆっくりハイボール(原句)
数え日の夕べゆっくりハイボール★★★★(正子添削)

多田有花
マリア像祈りし今宵聖誕祭(原句)
マリア像に祈りを今宵聖誕祭★★★★(正子添削)
聖誕祭は、クリスマスのこと。聖誕祭といえば、少し敬虔な気持ちになって大方の人は迎えるだろう。私は詳しくないが、マリア像は、時期によってそれぞれの意味での像が多く描かれている。また宗教画はある決まりで描かれているのだが、読み手は、マリア像を自由に想像してみていいだろう。(高橋正子)

降誕祭家路を急ぐ車たち★★★
病む人の快癒を願いクリスマス★★★★

桑本栄太郎
讃美歌をパソコンに聞く聖夜かな★★★★
どつぷりと暮れて来たりぬ冬入日★★★
突然に真夜に聞きをり虎落笛★★★

12月24日(4名)

廣田洋一
電飾の馴鹿駆ける聖夜かな★★★★
 ※馴鹿=じゅんろく。トナカイのこと。(注/正子)

聖夜かな上野の山のミイラ展★★★
駅前のヴァイオリンの音聖夜曲★★★★

小口泰與
視野の中枯木に赤城山(あかぎ)迫りけり★★★★
瞑想の耳にささやく落葉かな★★★
瑕瑾なき林檎を犬と食しけり★★★

多田有花
修道院奥に輝く聖樹かな★★★
帰り花マリアの像に寄り添いぬ★★★

聖夜なり鐘楼の鐘鳴り渡る(原句)
鐘楼の鐘鳴り渡り聖夜なる★★★★(正子添削)
教会の鐘は傍で聞くとその力強さ大きさに圧倒されるほど強く鳴らされているがが、遠く離れて聞く聖夜の鐘の音はじみじみ清らかな思いにさせられる。(高橋正子)

桑本栄太郎
悄然とからす濡れ居り朝しぐれ★★★
暗き世に天降(あも)りまします聖夜かな★★★★
讃美歌を歌い祈りぬイブの夜★★★

12月23日(4名)

小口泰與
火起こしの火花や妻の機嫌にて★★★★
妻が火を熾している。妻の熾す火から勢いよく火花が飛んで、その具合に、妻の機嫌が知れるというもの。家事にいそしむ妻の機嫌のいい顔は何より。(高橋正子)

岩を打つ強き白波冬の海★★★
寒暁や日の弾みける榛名山★★★

桑本栄太郎
結露拭く冬の朝や今朝の窓★★★
一二枚しがみつきたる冬紅葉★★★
影となり夕日に黒き冬木立★★★★

川名ますみ
初雪よ嬉しいでしょう三回忌★★★★
12月18日の秀句にこの句を挙げています。ご確認ください。

冬日和鳩の後ゆく車椅子★★★
冬至一人ゆずの香りのバスオイル★★★★

多田有花
すっきりと畑整い冬至かな★★★★
冬至のころ、白菜、大根、葱などは、正月用にも抜かれはするが、まだ畑に残って生き生きとしている。畑のごみもきれいさっぱり取り除いて、畑はすっきりと整っている。正月を前にすっきりと整った畑を見るのはいいものだ。(高橋正子)

裸木に来て頬白の鳴き続く★★★★
聖夜待つ木の十字架を見上げおり★★★★

12月22日(4名)

廣田洋一
行く年や流れる川の静まれり★★★★
行く年や買ひたる本を積上げし★★★
行く年や句帳の終わり近付きぬ★★★

小口泰與
ただひとつ見事下枝に蜜柑かな★★★
妻と犬交互に食す冬林檎★★★
浅間嶺の空の深さや木守柿★★★★

多田有花
冬の雨病院を出れば本降りに★★★
軽トラの荷台いっぱいブロッコリ★★★

救急車冬枯道を帰りゆく★★★★
特に枯れの季節、救急車が走ると、何事かと気が引かれる。この句の救急車は急病人を搬送して帰ってゆくのだ。冬枯れの道を帰る救急車にもその走り方に安堵の気持ちが感じられる。(高橋正子)

桑本栄太郎
あごひげの東方博士や聖夜劇★★★
降誕祭果てて家路や乗換駅★★★

湯に浸かりぷかぷか来たる柚子湯かな(原句)
柚子湯の柚子われにぷかぷか寄り来る★★★★(正子添削)

12月21日(4名)

小口泰與
冬桜海の如空深深と★★★★
冬そうび開こうとしてひらからず★★★
侘助や役目終わりし達磨達★★★

多田有花
忘年や朝挽鶏を炙り食う★★★
怪我もあり病もありぬ年忘れ★★★★
今年は、入院などいろいろありましたね。

土産持ちインフルエンザの友見舞う★★★

廣田洋一
湯豆腐を好む二人の笑顔かな★★★
湯豆腐や終わる頃には雨上がり★★★★
外は雨もよう。湯豆腐をゆっくりと味わっている間、雨も上がった。湯豆腐のやわらかさ、あたたかさに、「雨上がり」が情緒的に働いて、湯豆腐を食べている間のあたたかく、心和む時間が想像できる。(高橋正子)

湯豆腐に心和める夕べかな★★★

桑本栄太郎
突然の真夜の風聞く虎落笛★★★★
下枝にしがみつきをり冬紅葉★★★
吹き来ればはらはら散りぬ枯葉かな★★★
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自由な投句箱/12月11日~20日

2019-12-17 16:20:24 | Weblog

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