◆自由な投句箱①/花冠発行所◆

主宰:高橋正子・管理:高橋信之

自由な投句箱/4月21日~30日

2018-04-21 12:25:44 | Weblog

生き生きと、みずみずしい俳句を期待しています。

※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
主宰:高橋正子・管理:高橋信之


◆俳句添削教室◆
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◆俳句日記/高橋正子◆
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今日の秀句/4月21日~30日

2018-04-21 12:25:16 | Weblog

4月26日(1句)

★行く春の榎夕影含みそめ/小口泰與
行く春という季節の移り変わりが、大木の榎が「夕影を含みそめ」に見ている。言葉では言い表しにくいことを「夕影含みそめ」の現象に見てとったところがいい。(高橋正子)

4月25日(1句)

★渓流の瀬音は高く藤の花/多田有花
俳句には、景色が良い句がある。この句はそれである。今、藤の花が盛りである。藤棚の藤もよいが、この藤は山に咲く藤を詠んでいて、さわやかである。私のことになるが、中学校の校歌は、「藤波の千年(ちとせ)の里は」で始まって、山には藤がたくさんあった。学校の行き帰り、よく目にしたのも懐かしい。(高橋正子)

4月24日(1句)

★旅終えてゆったり汲みし新茶かな/廣田洋一
晩春から初夏にかけて出そろう新茶。香り、佳味が珍重され、ゆっくりと気持ち爽やかに味わいたいお茶
だ。旅を終えてのよい時間。(高橋正子)

4月23日(3句)

★初雷をやり過ごすなり稚魚の群/小口泰與
「初雷」は、立春後はじめて鳴る雷のこと。春の雷。あまり激しく鳴るのではなく、一、二回鳴って、遠ざかることが多い。釣に出掛けた川で、稚魚の群れに出会い、雷が鳴ったが、稚魚は驚き散らばることもなく、雷をやり過ごした。それほどかすかな初雷である。(高橋正子)

★木香薔薇のアーチ誘うや珈琲館/桑本栄太郎
木香薔薇と「珈琲館」の取り合わせが素敵だ。珈琲館に入りたくなるのは、必至の木香薔薇のアーチ。(高橋正子)

★車椅子デイの廊下の藤の花/河野啓一
デイケアに出掛けた。オープン廊下なのだろうか、車椅子で藤の花をくぐることになった。藤の花の季節がうれしい。(高橋正子)

4月22日(1句)

★赤や黄の帆の滑り行く薄暑かな/廣田洋一
洋一さんは、湘南にお住まいなので、薄暑を思わせる日には、こうした光景がみられるのだろう。セーリングやウィンドサーフィンの色々な色の帆が海を滑る光景は見て若々しい気持ちになれる。(高橋正子)

★柿若葉青空に透け跳躍す/河野啓一
柿若葉が青空へ葉をどんどんと広げて行く。若葉の色の美しさもさることながら、その勢いに感嘆する。それを思い切って「跳躍す」とした。作者の心意気でもあろう。(高橋正子)

4月21日(1句)

★ふるさとの駅舎古ぶや花は葉に/桑本栄太郎
「花は葉に」は、葉桜の傍題としての季語で、葉桜を眺めながら、つい前の桜を忍ぶ思いがある。この「忍ぶ思い」が「ふるさとの駅舎古ぶ」に通じて、一句が誰もの心に共感できるものとなった。(高橋正子)
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4月21日~30日

2018-04-21 12:24:57 | Weblog

4月25日(3名)

小口泰與
行く春の榎夕影含みそめ★★★★
行く春という季節の移り変わりが、大木の榎が「夕影を含みそめ」に見ている。言葉では言い表しにくいことを「夕影含みそめ」の現象に見てとったところがいい。(高橋正子)

夕映えの沼や行き交うつばくらめ★★★
ウィントンのトランペットや花水木★★★

廣田洋一
復活祭ねずみのはしゃぐディズニーランド★★★
初めての乗り物試す復活祭★★★
染卵夫の好みはこの色と★★★★

桑本栄太郎
歩みゆく野辺に赤きや酸葉の穂★★★★
「あぜ道にランドセル積み」と「蝌蚪の紐」を直接つなぐのは無理があります。
ランドセル野に置き覗く蝌蚪の紐★★★(正子添削例)
雲雀野や暮れゆく嶺の茜色★★★

4月25日(4名)

小口泰與
鮎の子の遡上の行方我知らず★★★
雲脚の空を揺するや山桜★★★
毛の国の土豊かなりつばくらめ★★★★

廣田洋一
行く春の雨に打たれて木々盛ん★★★
行く春の雨水溢れ用水路★★★★
あの花もこの花も散り春の逝く★★★

多田有花
鯖カレーにスパイス少し春の雨★★★
渓流の瀬音は高く藤の花★★★★
俳句には、景色が良い句がある。この句はそれである。今、藤の花が盛りである。藤棚の藤もよいが、この藤は山に咲く藤を詠んでいて、さわやかである。私のことになるが、中学校の校歌は、「藤波の千年(ちとせ)の里は」で始まって、山には藤がたくさんあった。学校の行き帰り、よく目にしたのも懐かしい。(高橋正子)

つづら折りのぼりくだりに藤の花★★★


桑本栄太郎
余花の雨小枝戦ぎてみどり濃し★★★
ひらひらと団地華やぐ花水木★★★★
むらさきは苦労の果てか花蘇芳★★★

4月24日(3名)

小口泰與
亀鳴くや保守と革新村長選★★★
榛名嶺の雲やわらかき花蘇芳(原句)
榛名嶺の雲やわらかし花蘇芳★★★★(正子添削)
写したる今眼福のチューリップ★★★

桑本栄太郎
花水木バス発着のターミナル★★★
鳥居より赤き土手なりつつじ燃ゆ★★★
<長岡天神八条池高級料亭筍亭>
料亭の緋色水面に藤の棚★★★

廣田洋一
旅終えてゆったり汲みし新茶かな★★★★
晩春から初夏にかけて出そろう新茶。香り、佳味が珍重され、ゆっくりと気持ち爽やかに味わいたいお茶
。旅を終えてのよい時間。(高橋正子)

老い二人回転木馬や春惜しむ★★★
旅終えて海胆を肴に乾杯す★★★

4月23日(5名)

小口泰與
浅間山序破急のある雪解かな★★★
落花いまほろほろかけて行くやらん★★★
初雷をやり過ごすなり稚魚の群★★★★
「初雷」は、立春後はじめて鳴る雷のこと。春の雷。あまり激しく鳴るのではなく、一、二回鳴って、遠ざかることが多い。釣に出掛けた川で、稚魚の群れに出会い、雷が鳴ったが、稚魚は驚き散らばることもなく、雷をやり過ごした。それほどかすかな初雷である。(高橋正子)

廣田洋一
燕の巣空のままにて春惜しむ★★★★
病巣の検査漬けにて春惜しむ★★★
ディズニーシー遊び疲れて春惜しむ★★★

多田有花
晩春や山の輝き鮮やかに★★★
巣をかけし燕いそいそ飛び交いぬ★★★★
咲きかわる躑躅を愛でつ山路ゆく★★★

桑本栄太郎
竹林の木洩れ日綺羅と春日かな★★★
木香薔薇のアーチ誘うや珈琲館★★★★
木香薔薇と「珈琲館」の取り合わせが素敵だ。珈琲館に入りたくなるのは、必至の木香薔薇のアーチ。(高橋正子)
格子戸に紅の新芽や金目黐★★★

河野啓一
車椅子デイの廊下の藤の花★★★★
デイケアに出掛けた。オープン廊下なのだろうか、車椅子で藤の花をくぐることになった。藤の花の季節がうれしい。(高橋正子)

春昼の芽吹き木犀秋備え★★★
雨上がり朝陽を透かし柿若葉★★★

4月22日(5名)

廣田洋一
赤黄色帆の滑り行く薄暑かな
赤や黄の帆の滑り行く薄暑かな/★★★★(正子添削)
「赤黄色」が強すぎて「帆」のイメージが薄れるので、添削しました。
洋一さんは、湘南にお住まいなので、薄暑を思わせる日には、こうした光景がみられるのだろう。セーリングやウィンドサーフィンの色々な色の帆が海を滑る光景は見て若々しい気持ちになれる。(高橋正子)

春の海人の声かと波の音★★★
春の海かくも高きか防潮堤★★★

河野啓一
手を伸ばし幼指差すつくしんぼ★★★
モンシロチョウ緑の狭庭縫いながら★★★
柿若葉青空に透け跳躍す★★★★
柿若葉が青空へ葉をどんどんと広げて行く。若葉の色の美しさもさることながら、その勢いに感嘆する。それを思い切って「跳躍す」とした。作者の心意気でもあろう。(高橋正子)

多田有花
<県立フラワーセンター チューリップまつり三句>
チューリップ色も姿もとりどりに★★★
大小のカメラ向けられチューリップ★★★
チューリップうしろは揺れる池の波★★★★

小口泰與
口ずさむ高野の唱歌百千鳥★★★★
饒舌の鳥語さかんや花吹雪★★★
海棠や追想常に定かなる★★★

桑本栄太郎
柿畑の早やも新緑めきいたる★★★★
竹林の産みの熱とも竹の秋★★★
目蓋落つ午後や蛙の目借り時★★★

4月21日(4名)

小口泰與
上州の春鳴く鳥の鋭きや★★★★
和事やも鳥の羽うつ春の宵★★★
日輪をやおら入れたる八重桜★★★

廣田洋一
何となくこぐぶらんこや木々青し★★★★
青き空鳥の去りゆく半仙戯★★★
ママ友の声掛け合ひてぶらんこかな★★★

桑本栄太郎
青空の彼方に融けて揚ひばり★★★
ふるさとの駅舎古ぶや花は葉に★★★★
「花は葉に」は、葉桜の傍題としての季語で、葉桜を眺めながら、つい前の桜を忍ぶ思いがある。この「忍ぶ思い」が「ふるさとの駅舎古ぶ」に通じて、一句が誰もの心に共感できるものとなった。(高橋正子)

一輌のワンマンカーやつつじ燃ゆ★★★

多田有花
青空が霞桜の先に見え★★★
春の雨あがり一望播磨灘★★★
山路ゆき穀雨の汗をぬぐいけり★★★★

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自由な投句箱/4月11日~20日

2018-04-21 12:24:38 | Weblog

生き生きと、みずみずしい俳句を期待しています。

※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
主宰:高橋正子・管理:高橋信之


◆俳句添削教室◆
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◆俳句日記/高橋正子◆
http://blog.goo.ne.jp/kakan02
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今日の秀句/4月11日~20日

2018-04-21 12:24:21 | Weblog

4月20日(2句)

★楓の芽ほぐれゆくほど輝きて/多田有花
楓は小さな芽からほぐれて、若緑の美しい葉を広げるようになる。芽がつやつやと輝くものもあるが、楓は、ほぐれゆくほど輝く新緑がうつくしい。(高橋正子)

★富士を背に炭火赤々栄螺かな/廣田洋一
炭火を真っ赤に熾して焼き栄螺を楽しむ。香ばしい匂いが漂う。背景には富士の山があり、長閑な景色に美味しい栄螺。うらやましい。(高橋正子)

4月19日(1句)

★花虻の唸り声聞く異郷かな/桑本栄太郎
異郷に佇めば、耳も敏くなる。花々が咲き乱れる中、花虻が唸るような大きな羽音を立てる。春爛漫のなか暴れ者のような虻ではあるが、あたりが皆いきいきとしている証拠に思える。(高橋正子)

4月18日(2句)

★納骨す遅き桜のふるさとに/古田敬二
「遅き桜のふるさと」にすべての思いが込められている。しみじみと心に染みる句だ。(高橋正子)
納骨の墓石の傍に濃き菫★★★

★藤棚の風むらさきや昼下がり/桑本栄太郎★★★★
昼下がり、藤房が風にさらさら揺れ、風をむらさきに染めている。昼下がりの眠くなるような心静かで」明るいときが優美だ。(高橋正子)

4月17日(1句)

★青麦や利根の流れは荒れ催い/小口泰與
青麦に風が出てきたのだろうか。利根川の流れは荒れそうだ。青麦と利根川の荒れそうな流れの取り合わせ。この季節は強い風がよく吹くということでもあろう。(高橋正子)

4月16日(2句)

★ちる櫻犬の骨壷妻が抱きむ/小口泰與
可愛がってともに暮らしていた犬が桜が散る季節に亡くなった。骨壺を抱く妻は、いとし子の骨を抱くよう。桜の季節に逝ったのがせめてもの慰みと言えるだろうか。(高橋正子)

★仔馬はね光ばら撒く牧の朝/廣田洋一
春の朝の牧場がいきいきとしているのは、全身を光らせて跳ねまわる仔馬の姿。眩いばかりの牧場の朝の仔馬と作者の喜びが感じられる。(高橋正子)

4月15日(1句)

★地下を出る東西線や風光る/多田有花
東西線は東京メトロの東京・中野から千葉・西船橋の東西を走る路線。地下から地上の線路に出たときの明るさは、なにげなく嬉しいものだ。外の景色を見れば、明るい。都会の中で、「風光る」を強く感じる時だ。(高橋正子)

4月14日(2句)

★舞いもつる蝶や山風吹きにける/小口泰與
山風の荒さを蝶の舞に見た。「舞いもつる」蝶の翅が破れはしないかと思うほどの山風。虚子の句に「山風の蝶を荒しと思はずや」がある。時に蝶は激しく舞うものだ。(高橋正子)

★初蛙森の沼地に響きおり/多田有花
初蛙の声を聞くと、心がより自然へと向き、活力が湧く気持ちになる。情景がよい。(高橋正子)

4月13日(2句)

★うぐいすや朝の散歩の距離伸ばす/小口泰與
うぐいすの長閑な声。朝の散歩もつい遠くまで歩いてしまう。心も体ものびのびとなる。(高橋正子)

★風光る萌えしばかりの葉もひかる/川名ますみ
「風光る」は見えるかぎりの世界一面。萌えたばかりの葉も日に風に輝いている。すべてに風光る季節だ。(高橋正子)

4月12日(1句)

★山あいの町いちめんの桜かな/多田有花
山あいの小さな町。町はいちめんの桜に埋め尽くされた、桜花爛漫の満ちて静かな風景を見せている。(高橋正子)

4月11日(1句)

★元の華やぐ色や春ストール/廣田洋一
洋服の胸元にきれいな色のスカーフやストールをもってくると、華やかな雰囲気が漂う。擦れ違いざまに、そのきれいな色に、はっと春を感じさせられるのだ。(高橋正子)
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4月11日~20日

2018-04-21 12:23:50 | Weblog

4月20日(4名)

多田有花
楓の芽ほぐれゆくほど輝きて★★★★
楓は小さな芽からほぐれて、若緑の美しい葉を広げるようになる。芽がつやつやと輝くものもあるが、楓は、ほぐれゆくほど輝く新緑がうつくしい。(高橋正子)

はや木陰恋しきはなみずき咲けば★★★
木の芽風駅前書店閉店す★★★

小口泰與
あえかなるばらの新芽や風の中★★★
雲も無き山家に干さる蕨かな★★★★
名にし負う大和島根の櫻かな★★★

廣田洋一
富士を背に炭火赤々栄螺かな★★★★
炭火を真っ赤に熾して焼き栄螺を楽しむ。香ばしい匂いが漂う。背景には富士の山があり、長閑な景色に美味しい栄螺。うらやましい。(高橋正子)

壺焼きや香り撒きつつ食卓に★★★
江の島の風の香りや焼栄螺★★★

桑本栄太郎
田道行く田面吹きぬけ風光る★★★
ゆつたりと発電プロペラ春闌くる★★★★
天よりの声吹き下ろし揚ひばり★★★

4月19日(3名)

廣田洋一
そこだけは紫光る藤の棚★★★★
藤垂れて亀は甲羅を干しにけり★★★
口開ける鯉に枝垂れる藤の花★★★

小口泰與
雨後の朝ことに華やぐ眠花★★★
夕さりのやわき落花に包まれし★★★
たんぽぽや榛名に昼の月宿す★★★★

桑本栄太郎
花虻の唸り声聞く異郷かな★★★★
異郷に佇めば、耳も敏くなる。花々が咲き乱れる中、花虻が唸るような大きな羽音を立てる。春爛漫のなか暴れ者のような虻ではあるが、あたりが皆いきいきとしている証拠に思える。(高橋正子)

藤棚の風のむらさき昼下がり★★★
花びらの名前も知らず春惜しむ★★★

4月18日(3名)

古田敬二
  兄、四十九日法要
若葉山超えて涅槃に至るらん★★★
納骨す遅き桜のふるさとに★★★★
「遅き桜のふるさと」にすべての思いが込められている。しみじみと心に染みる句だ。(高橋正子)
納骨の墓石の傍に濃き菫★★★

小口泰與
うぐいすやページをめくる手の遅れ★★★
蜥蜴出てはや奥つ城へ遁走す★★★
榛名嶺にかしずく雲や花蘇芳★★★★

廣田洋一
只管徒歩見れども見えず遍路かな★★★
通学路遍路宿への道しるべ★★★★
一斉に金剛杖持つバス遍路★★★

桑本栄太郎
眠気来る棚に佇む虻の昼★★★
藤棚の風むらさきや昼下がり★★★★
昼下がり、藤房が風にさらさら揺れ、風をむらさきに染めている。昼下がりの眠くなるような心静かで」明るいときが優美だ。(高橋正子)

縄跳びの少女等集う春の夕★★★

4月17日(2名)

廣田洋一
結び目をゆつくりほどき花水木★★★
歩道橋を見上げて揺れる花水木★★★★
病院のシャトルバス待つ花水木★★★

小口泰與
円墳の百千の落花あびており★★★
青麦や利根の流れは荒れ催い★★★★
青麦に風が出てきたのだろうか。利根川の流れは荒れそうだ。青麦と利根川の荒れそうな流れの取り合わせ。この季節は強い風がよく吹くということでもあろう。(高橋正子)

木の芽時諸刃の剣の酒を飲★★★


4月16日(3名)

川名ますみ
石楠花の嵐の中を咲き初むる★★★★
花びらの風に乗り行くチューリップ★★★
春嵐ピンクの花弁ころげゆく★★★

小口泰與
退職の人を囲みし花筵★★★
夕さりの風の物言う落花かな★★★
ちる櫻犬の骨壷妻が抱きむ★★★★
可愛がってともに暮らしていた犬が桜が散る季節に亡くなった。骨壺を抱く妻は、いとし子の骨を抱くよう。桜の季節に逝ったのがせめてもの慰みと言えるだろうか。(高橋正子)

廣田洋一
舐められてゆらり立ちける仔馬かな★★★
仔馬はね光ばら撒く牧の朝★★★★
春の朝の牧場がいきいきとしているのは、全身を光らせて跳ねまわる仔馬の姿。眩いばかりの牧場の朝の仔馬と作者の喜びが感じられる。(高橋正子)

親譲り白き星持つ仔馬かな★★★

4月15日(3名)

多田有花
にぎやかに木の芽の山の緑色★★★
地下を出る東西線や風光る★★★★
東西線は東京メトロの東京・中野から千葉・西船橋の東西を走る路線。地下から地上の線路に出たときの明るさは、なにげなく嬉しいものだ。外の景色を見れば、明るい。都会の中で、「風光る」を強く感じる時だ。(高橋正子)

家並みが途切れ車窓に春の海★★★

小口泰與
夕暮の古墳もとおる櫻かな★★★
利根川の流れもとより雪解かな★★★★
もの憂きは妻の催促春の雷★★★

廣田洋一
地を這ふ根浮き上がりける竹の秋★★★
公園の裏山抜ける竹の秋★★★★
竹とんぼ追いかける子や竹の秋★★★

4月14日(3名)

小口泰與
あけぼののしだれ柳の凭れあう★★★
舞いもつる蝶や山風吹きにける★★★★
山風の荒さを蝶の舞に見た。「舞いもつる」蝶の翅が破れはしないかと思うほどの山風。虚子の句に「山風の蝶を荒しと思はずや」がある。時に蝶は激しく舞うものだ。(高橋正子)

★初蛙森の沼地に響きおり/多田有花
初蛙の声を聞くと、心がより自然へと向き、活力が湧く気持ちになる。情景がよい。(高橋正子)訪ね来る友をもてなす君子蘭★★★

多田有花
オーベルジュ芽吹きの山の真ん中に★★★
八重桜影に憩いし車あり★★★

初蛙森の沼地に響きおり★★★★
初蛙の声を聞くと、心がより自然へと向き、活力が湧く気持ちになる。情景がよい。(高橋正子)

廣田洋一
チューリップ許可なく首を落とされぬ★★★
白つつじ日毎濃くなる桜色★★★

川縁のなだれ咲きたる躑躅かな(原句)
川縁のなだれ溢るる躑躅かな★★★★(正子添削)
「咲きたる」は、この句の場合言わなくても分かるので、その4音を使いましょう。

4月13日(4名)

廣田洋一
落椿八重の姿を失はず★★★
落椿掃くには惜しき色香かな★★★★
落椿天を仰ぎて静まれり★★★

小口泰與
うぐいすや朝の散歩の距離伸ばす★★★★
うぐいすの長閑な声。朝の散歩もつい遠くまで歩いてしまう。心も体ものびのびとなる。(高橋正子)

次次に雀飛び来る花楓★★★
散る花を追う子の帽子ふわりかな★★★

川名ますみ
小さき葉を揺らしてやさし木の芽風★★★
風光る萌えしばかりの葉もひかる★★★★
「風光る」は見えるかぎりの世界一面。萌えたばかりの葉も日に風に輝いている。すべてに風光る季節だ。(高橋正子)
木の芽風双子つぎつぎ滑り台★★★

多田有花
腹見せてゆっくりと飛ぶ燕かな★★★★
花終わりしあとは静かな午後の雨★★★
八重桜ここより山へ登る道★★★

4月12日(4名)

廣田洋一
山吹の土手になだるるお濠端★★★★
金網をはみ出し咲きし濃山吹★★★
日を浴びてこんもり揺れる八重山吹★★★

小口泰與
花万朶利根濁りたる流れなり★★★★
大屋根を覆う櫻や風の中★★★
見上げたる花に疾風や丘の上★★★

川名ますみ
花屑にまみれアルパカ草を食む★★★
ゾウガメの背より落花の滑り落つ★★★
花々の白に重なり木の芽張る★★★★

多田有花
山下りて浸かる日永の露天風呂★★★
山あいの町いちめんの桜かな★★★★
山あいの小さな町。町はいちめんの桜に埋め尽くされた、桜花爛漫の満ちて静かな風景を見せている。(高橋正子)
稜線は芽吹きの影に覆われる★★★

4月11日(2名)

小口泰與
昇る日に斑の襞の雪解山★★★★
鶯や暁の畑の尼法師★★★
蒼穹をいろどるおかめ櫻かな★★★

廣田洋一
胸元の華やぐ色や春ストール★★★★
洋服の胸元にきれいな色のスカーフやストールをもってくると、華やかな雰囲気が漂う。擦れ違いざまに、そのきれいな色に、はっと春を感じさせられるのだ。(高橋正子)

お出かけは揃いの色の春セーター★★★
若さ自慢若草色の春セーター★★★
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自由な投句箱/4月1日~10日

2018-04-02 10:08:29 | Weblog

生き生きと、みずみずしい俳句を期待しています。

※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
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今日の秀句/4月1日~10日

2018-04-02 10:07:49 | Weblog

4月15日(1句)

★地下を出る東西線や風光る/多田有花
東西線は東京メトロの東京・中野から千葉・西船橋の東西を走る路線。地下から地上の線路に出たときの明るさは、なにげなく嬉しいものだ。外の景色を見れば、明るい。都会の中で、「風光る」を強く感じる時だ。(高橋正子)

4月14日(2句)

★舞いもつる蝶や山風吹きにける/小口泰與
山風の荒さを蝶の舞に見た。「舞いもつる」蝶の翅が破れはしないかと思うほどの山風。虚子の句に「山風の蝶を荒しと思はずや」がある。時に蝶は激しく舞うものだ。(高橋正子)

★初蛙森の沼地に響きおり/多田有花
初蛙の声を聞くと、心がより自然へと向き、活力が湧く気持ちになる。情景がよい。(高橋正子)

4月13日(2句)

★うぐいすや朝の散歩の距離伸ばす/小口泰與
うぐいすの長閑な声。朝の散歩もつい遠くまで歩いてしまう。心も体ものびのびとなる。(高橋正子)

★風光る萌えしばかりの葉もひかる/川名ますみ
「風光る」は見えるかぎりの世界一面。萌えたばかりの葉も日に風に輝いている。すべてに風光る季節だ。(高橋正子)

4月12日(1句)

★山あいの町いちめんの桜かな/多田有花
山あいの小さな町。町はいちめんの桜に埋め尽くされた、桜花爛漫の満ちて静かな風景を見せている。(高橋正子)

4月11日(1句)

★元の華やぐ色や春ストール/廣田洋一
洋服の胸元にきれいな色のスカーフやストールをもってくると、華やかな雰囲気が漂う。擦れ違いざまに、そのきれいな色に、はっと春を感じさせられるのだ。(高橋正子)

4月10日(1句)

★隣席の真白き紙に桜餅/廣田洋一
例えば、句会などで、隣り合わせの席に座る。桜餅がまず隣の人の白い紙に置かれ、配れていく。白い紙と桜餅の淡い桜色、塩漬けした葉のうすうすとした茶色。上品に白い紙とよく似合うのだ。この美がいい。(高橋正子)

4月9日(2句)

★おおかたの花散りしあと花冷えに/多田有花
花がさいているころのひんやりとした寒さを花冷えという。花がほとんど散ったころに、花冷えがする。言葉と実際の齟齬(そご)。今年の早い桜にこういう事態にもなったのだ。(高橋正子)

★門燈に紫透けり木蓮は/廣田洋一
庭の門燈に触れるように木蓮が咲いている。門燈に紫がほのかに透けているのだ。ガレのランプのような紫色に魅かれる。(高橋正子)




4月8日(1句)

★山寺の静けさに花の散るばかり/多田有花
桜が散る季節になった。静かな山寺も散る花にいっそう静かになり、春が惜しまれる。来る夏へと変わる静かな時である。(高橋正子)

4月7日(1句)

★風車風通し良き角の店/廣田洋一
建物の角はどちらから吹く風もよく通る。風車を売る店が角にあって、通りを吹く風に風車がよく回るのだ。売られている風車が色とりどりに回る。楽しい光景だ。(高橋正子)

4月6日(1句)

★靴紐を峠にむすぶ名草の芽/小口泰與
峠まで歩いて来たのか。緩んだ靴紐を結びなおすと、足元には知れた草の芽。これから生長する草の芽に春たけなわの季節が思われる。良い季節。どんどん歩いて行けそうだ。(高橋正子)

4月5日(1句)

★清明のサランラップをぴんと張る/廣田洋一
サランラップを使うのは、台所のごくごく日常のこと。清明を迎えて、ぴんと張り伸ばしたサランラップが透き通って、空気の明るいすがすがしさを見せていると思った。よい生活句。(高橋正子)

4月4日(1句)

★本堂の扉を満開の花へ/多田有花
春の日の寺の本堂は外の明るさのせいもあって、ほの暗い。その本堂の重い扉を開けると満開の花が目にはいった。花の瑞々しさ、ゆたかさ、清潔さなどが一度に身に迫るような感じだった。(高橋正子)

4月3日(1句)

★散り初むる花街道を路線バス/桑本栄太郎
路線バスが走るいつもの道。絢爛とした花街道の桜がちらちらと散り始め、行く春を窓越しに知ることになった。(高橋正子)

4月2日(1句)

万愚節その日生まれの孫五歳/桑本栄太郎
万愚節に生まれた命の存在の真実。エイプリルフールではあるまいかという命に対する思い。五歳の誕生日を健やかに迎えた喜びは貴重。(高橋正子)

4月1日(1句)

★楓の芽煙の如く出で空に/多田有花
楓の芽はごくごく小さく萌え出る。「煙の如く」と思えるのは、無数の芽の出始め。やがて美しい若楓の季節を迎える。「煙の如く」と捉えたのが新しい。(高橋正子)
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4月1日~10日

2018-04-02 10:04:29 | Weblog

4月10日(3名)

多田有花
<御祓山登山三句>
登りゆく三葉つつじの回廊を★★★★
林間にみづめ桜の白き影★★★
頂に残雪の氷ノ山間近★★★

廣田洋一
隣席の真白き紙に桜餅★★★★
例えば、句会などで、隣り合わせの席に座る。桜餅がまず隣の人の白い紙に置かれ、配れていく。白い紙と桜餅の淡い桜色、塩漬けした葉のうすうすとした茶色。上品に白い紙とよく似合うのだ。この美がいい。(高橋正子)

道明寺共に買ひたる桜餅★★★
独り居の昆布茶の香り桜餅★★★

小口泰與
利休忌や磁器となる土ならぬ土★★★★
眼つむりて雪解の川を呼び覚ます★★★
花の下女の子のおかき呉れたまえ★★★

4月9日(3名)

小口泰與
山桜鳥にめざとき童かな★★★★
絵をめずる妻や朝の白躑躅★★★
青柳の広瀬川へとしだれけり★★★

多田有花
椿落つ音の響きし静かな午後★★★
ひとり座し桜大樹と向き合えり★★★
おおかたの花散りしあと花冷えに★★★★
花がさいているころのひんやりとした寒さを花冷えという。花がほとんど散ったころに、花冷えがする。言葉と実際の齟齬(そご)。今年の早い桜にこういう事態にもなったのだ。(高橋正子)

廣田洋一
伸びあがり手を広げましょう紫木蓮★★★
紫木蓮畝を立てたる黒き土★★★
門燈に紫透ける木蓮かな(原句)
門燈に紫透けり木蓮は★★★★(正子添削)
下五の落ち着きが悪いので、添削しました。
庭の門燈に触れるように木蓮が咲いている。門燈に紫がほのかに透けているのだ。ガレのランプのような紫色に魅かれる。(高橋正子)

4月8日(3名)

小口泰與
往年の写真出るや春の宵★★★
茜雲無為に榛名へ鼓草★★★
青空へ雲雀ひかれり川みつる(原句)
「ひかれり」「みつる」とあり、主題が二つになっています。二物衝撃という手法の取り合わせはテレビ等で流行っていますが、取り合わすものの間には不即不離の関係がなければいけません。
青空へ雲雀ひかれり川満々(正子添削例)

廣田洋一
ここは赤あそこは黄色春深し★★★
春の野や早咲きの花とりどりに★★★★
もう咲きし白き躑躅の紅模様★★★

多田有花
山寺の静けさに花の散るばかり★★★★
桜が散る季節になった。静かな山寺も散る花にいっそう静かになり、春が惜しまれる。来る夏へと変わる静かな時である。(高橋正子)

頂を囲み躑躅の垣となる★★★
前山の桜の色の失せにけり★★★

4月7日(3名)

多田有花
花散らす風雨を思う城の日に★★★★
重きほど花つけている藪椿★★★
池の面は散る花びらに覆われる★★★

小口泰與
嬬恋の瀬瀬を越え行く帰雁かな★★★
観音の花みそなわす朝かな★★★★
蕗味噌を白身魚へ酒ふくむ★★★

廣田洋一
風車風通し良き角の店★★★★
建物の角はどちらから吹く風もよく通る。風車を売る店が角にあって、通りを吹く風に風車がよく回るのだ。売られている風車が色とりどりに回る。楽しい光景だ。(高橋正子)

児の目覚め誰かが吹かむ風車★★★
風車一吹きして子に渡す★★★

4月6日(3名)

多田有花
桜から芽吹きの色に変わる山★★★
天空から舞う花びらを両手で受ける★★★
桜大樹沸き立つ如く空へ★★★★

小口泰與
靴紐を峠にむすぶ名草の芽★★★★
峠まで歩いて来たのか。緩んだ靴紐を結びなおすと、足元には知れた草の芽。これから生長する草の芽に春たけなわの季節が思われる。良い季節。どんどん歩いて行けそうだ。(高橋正子)

山と川むつむ上州百千鳥★★★
一叢の土筆へ駆ける園児達★★★

廣田洋一
チューリップ花弁一つ外れけり★★★
蒲公英や夫婦のごとく道の端★★★
たんぽぽに明るくなりぬ道の端★★★★

4月5日(3名)

小口泰與
一羽来て三羽飛び散る枝垂梅★★★
我老いぬカメラ背負いて花の朝★★★
白光の利根の流れや雪解風★★★★

廣田洋一
清明のサランラップをぴんと張る★★★★
サランラップを使うのは、台所のごくごく日常のこと。清明を迎えて、ぴんと張り伸ばしたサランラップが透き通って、空気の明るいすがすがしさを見せていると思った。よい生活句。(高橋正子)

朝風呂の湯気の薄かり清明の日★★★
清明や緑の覆ふ捨畑★★★

多田有花
大島桜正午の日輪やや暑く★★★
湧き起こる桜吹雪を浴び走る★★★★
川べりの夜桜見つつ帰宅する★★★

4月4日(4名)

小口泰與
星と星交差の光り朧かな★★★★
餌台を取り合う鳥や春の朝★★★
あけぼのの鳥語かしまし落椿★★★

廣田洋一
空見上げ川を覗きて花疲れ★★★
昆布茶淹れほつと一息花疲★★★
帽子脱ぎ一片散らす花疲れ★★★★

多田有花
頂上へ桜吹雪を浴びつ行く★★★
いずこにも花びらの舞う山路かな★★★
本堂の扉を満開の花へ★★★★
春の日の寺の本堂は外の明るさのせいもあって、ほの暗い。その本堂の重い扉を開けると満開の花が目にはいった。花の瑞々しさ、ゆたかさ、清潔さなどが一度に身に迫るような感じだった。(高橋正子)

4月3日(4名)

廣田洋一
西の空ほのかに赤き春の暮★★★
鍬の跡くつきり残り春の暮★★★★
何となく海を見つめる春の暮★★★

多田有花
青鷺が何かを狙う花の下★★★
南の陽受け続々と躑躅かな★★★
山路いま三葉躑躅の色に染め★★★★

小口泰與
春暁や富士と見まがう榛名富士★★★
酔うままに見やる青磁や春の闇★★★
名にし負う箕郷の郷の梅の花★★★★

桑本栄太郎
行く人の後に道有り連翹忌★★★
大正の母の着物か紫木蓮★★★
散り初むる花街道や路線バス(原句)
散り初むる花街道を路線バス★★★★(正子添削)
路線バスが走るいつもの道。絢爛とした花街道の桜がちらちらと散り始め、行く春を窓越しに知ることになった。(高橋正子)

4月2日(4名)

多田有花
開き初む染井吉野に甍かな★★★★
開山堂に淡き紅色姫こぶし★★★
いずこにも花見の人の繰り出しぬ★★★

小口泰與
葦焼くや白鳥北へ帰りける★★★
岩燕利根の源流見てみたし★★★★
酒は今見ぬちをめぐる朧かな★★★

廣田洋一
木霊をば抜き取り飛ばす柳絮かな★★★
池の水白く光りて柳絮飛ぶ★★★
柳絮飛ぶ三重塔の高き丘★★★★

桑本栄太郎
万愚節その日生まれの孫五歳★★★★
万愚節に生まれた命の存在の真実。エイプリルフールではあるまいかという命に対する思い。五歳の誕生日を健やかに迎えた喜びは貴重。(高橋正子)

鴨川の土手にカップル花の昼★★★
昇降機降りて咲き居り庭さくら★★★

4月1日(3名)

小口泰與
同胞の通夜の座敷や木の芽和★★★★
雨後の木の瑞瑞しきや雉の声★★★
みどり子に添い寝の小犬花の昼★★★

廣田洋一
葉の出でて青みがかりし桜かな★★★
風無くも静心なき桜かな★★★
一片づつ光放ちて桜散る★★★★

多田有花
楓の芽煙の如く出で空に★★★★
楓の芽はごくごく小さく萌え出る。「煙の如く」と思えるのは、無数の芽の出始め。やがて美しい若楓の季節を迎える。「煙の如く」と捉えたのが新しい。(高橋正子)

風吹けば梅花吹雪と成りて散る★★★
手水舎の水音枝垂れ桜かな★★★
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自由な投句箱/3月21日~31日

2018-03-23 10:27:06 | Weblog

生き生きと、みずみずしい俳句を期待しています。

※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
主宰:高橋正子・管理:高橋信之


◆俳句添削教室◆
http://www.21style.jp/bbs/kakan02
◆俳句日記/高橋正子◆
http://blog.goo.ne.jp/kakan02
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