8月20日付けオリコン・デイリーランキングによると、AKB48の32枚目シングルCD「恋するフォーチュンクッキー」が、初登場1位、初日売り上げ105万6千枚を達成しました。
初日のミリオン突破で、目眩がするような数字ですが、売り上げの原動力である握手会の内容を見てみると、凄いとばかり言ってられない面があって、AKBグループが現在抱えている問題が浮き彫りになっている気がします。
ちょっと考えてみましょう。
// 過去最大の個別握手会か
AKB48の握手会は、全国握手会と個別握手会に分かれていて、乃木坂46もこのシステムを真似たのですが、CD売り上げの大部分を叩き出すのは、握手するメンバーを選べる個別握手会になります。
AKB48個別握手会の大きな特徴は、SKE48、NMB48、HKT48の三つの関連グループ、「支店」と言われることが多いですが、そのメンバーも参加することです。
「恋するフォーチュンクッキー」はAKB48のシングルCDで、「兼任」と呼ばれるメンバー以外、支店のメンバーは、どの曲にも関わっていません。
ところが、このCDを買うと、AKB48だけでなく、SKE48、NMB48、HKT48のメンバーとも、握手が出来る仕組みになっています。
例えば、「トンコツ魔法少女学院」でお馴染みのHKT48村重杏奈さんも、「恋するフォーチュンクッキー」の個別握手会に参加していて、CDを買えば、彼女と握手出来るという、有り難いシステムなわけです(笑)。
つまり、AKB48の個別握手会は、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のメンバーが一同に会して、大きな規模で開催されます。
そのためだと思いますが、開催場所は幕張メッセや東京ビッグサイトという東京近辺の大会場で、日数も短く集中的に行われる。
乃木坂の個別握手会が、名古屋や京都にも遠征して、日数も多いのとは対照的です。
「恋するフォーチュンクッキー」の個別握手会は、東京ビッグサイトで2日連続、幕張メッセで1日、そこにパシフィコ横浜1日が加わって、合計4日間のスケジュールですが、実はこれ、異例のことです。
2011年12月7日発売の24枚目「上からマリコ」から、2013年5月22日発売の前作、31枚目「さよならクロール」までの8枚を調べてみましたが、すべて個別握手会の日程は3日間でした。
この規模の握手会を一日増やすのは、大変なことですが、ファンの動員人数も増えることが期待出来ます。
通常、メンバー1人が90分間握手するのが、握手会のスケジュール単位となっていて、これを1部と呼びます。
AKBの場合、60分制の場合もあるので、総部数は必ずしも整数値にはならないのですが、完売状況表から計算すると、今回の「恋するフォーチュンクッキー」では、
大まかに、HKT48が400部、NMB48が600部、SKE48が700部、AKB48が1200部を担当していて、全部で2800部ほどの握手会になっているようです。
そして、おそらくは、過去最大の総部数ではないかと推測されます。
// 総選挙後のCDセールス続落への歯止め
AKB48は今回、日数を1日増やしてまで、個別握手会の規模を拡大したのですが、昨年2012年のCDセールスに、その理由が見え隠れしています。
2012年の総選挙は27枚目「ギンガムチェック」の選抜メンバーを選ぶもので、26枚目「真夏のSounds good !」のCDに投票券が入っており、結果として、「真夏のSounds good !」の売り上げは初週161万7千枚、累計182万枚に達することになります。
ところが、その後のCDセールスは、以下のように、じりじりと落ちていきます。
27枚目「ギンガムチェック」
初週118万2千枚、累計131万枚 (累計は1万枚未満切り捨て)
28枚目「UZA」
初週112万9千枚、累計126万枚
29枚目「永遠プレッシャー」
初週107万3千枚、累計120万枚
30枚目「So long !」
初週103万4千枚、累計113万枚
31枚目「さよならクロール」
初週176万3千枚、累計194万枚
「さよならクロール」は2013年総選挙の投票券付きCDなので、急激に売り上げが伸びたのですが、
2012年の総選挙以降、CDセールスは続落し、30枚目「So long !」では、初週100万枚を切るところまで迫っています。
もちろん、リリースしたCDはすべてミリオンセラーとなっていて、AKBがまだまだ強いのは間違いないですが、総選挙イベントを打たなければ、やがてミリオンを逃す事態が起こっても不思議ではなくなってきました。
今回の32枚目「恋するフォーチュンクッキー」は、まさに総選挙後に出す最初のCDで、去年のように低落が続くのであれば、出来る限り、ここでセールスを上げておきたいのは、当然の心境だと思います。
投票券付きの31枚目「さよならクロール」は、ダブルミリオン寸前まで来ていて、CDセールスの歴史に残るほど売れていますが、有線ランキングでは最高5位(5月31日、6月7日付)で、トップにはなっていません。
AKBグループが存在感をアピールし続けるには、CD売り上げの数字を高く維持し続けることが不可欠で、昨年のような低落傾向は看過出来ないはずです。
「恋するフォーチュンクッキー」で個別握手会の規模を思い切って拡大してきたのも、その危機感の表れという気がします。
// ヒット曲が不足している
握手会の規模拡大で、例えば、大島優子や小嶋陽菜は、これまでの18部から20部に増えています。
一見、2部の増加は何でもないように思えますが、すでに売れっ子タレントとなって、分刻みのスケジュールで動いている二人が、3時間以上も拘束時間が延びるのは、かなりの負担増でしょう。
日数を3日から4日に増やしても、主要メンバーの部数が、3分の4になっているわけでなく、その辺は配慮がなされているようですが、人気のある有名メンバーほど忙しいので、握手会負担が、これまで以上に、シビアにのしかかってくるのは間違いありません。
大きな犠牲を払って決行した規模拡大ですが、初日105万6千枚という数字は、正直、その代償としては、もう少しパンチが欲しかったという気がします。
もちろん、異例のスケジュールということもあって、これからの推移を見ないと、最終評価は出来ませんが、成功と呼ぶためには、総部数の伸びに比例してCDセールスが伸びることが必要で、それは過去最高のセールスが実現することを意味します。
握手会によってCDセールスを伸ばすという、AKB商法の真髄が試されている状況と言っていいでしょう。
では、AKBグループの握手会人気にブレーキとなるものがあるとすれば、それは何でしょう?
AKBの握手会力に、現在、暗い影を投げかけている因子は、二つほど考えられます。
AKB48は大島優子や小嶋陽菜といった主要メンバーに関して、年齢的なこともあって、卒業という言葉がちらつくようになっています。実際、篠田麻里子は卒業してAKBを離れ、板野友美も今月27日(火)の劇場公演が、AKBとして最後の仕事のようです。
人気メンバーが抜けるのは、グループにとってマイナスではありますが、その分、新しいメンバーが伸びてくれば、「世代交代」の一環と見ることも出来ます。
しかし、若いメンバーの人気が、主要メンバーの卒業を埋めるほど伸びていない。
例えば、SKE48の新曲「美しい稲妻」は、CDとしては累計60万枚以上の売り上げですが、有線ランキングでは60位(7月19日付)が最高で、AKB48の「さよならクロール」の最高5位には、遠く及ばない。
もし、SKE48やNMB48が出す曲が、有線ランキングなどのヒットチャートで、AKB48を抜いて、上位にランクインする状況が続けば、支店メンバーの人気が上がって、AKB48の握手会人気の牽引車になるでしょう。
しかし、「日経エンタテインメント!」の「タレントパワーランキング」を見ても、若いメンバーの人気は、AKB48の神7の人気に引っ張り上げられている印象が強い。
ヒットを飛ばして、ステージ上で輝けば、昨日まで無名だったメンバーが、一躍、時のひとになって人気を急上昇させることが可能です。
「ゴールデンボンバー」は、ヒット曲を出したおかげで、歌をうたわない、楽器も演奏しないメンバーが、パフォーマンス一つで超人気者になっています。
やはり、ヒット曲を出して、そのライブ空間でキラキラ輝かなければ、神7に代わる人気者は出てこないし、AKBグループの握手会人気も、主要メンバーが卒業する度に、落ちていくのは避けられないと思います。
// 乃木坂46の台頭
AKBグループの握手会力に影を落としている因子の一つは、上に述べたように、本当のヒット曲が出ないため、世代交代が上手く進まないことがですが、もう一つの因子は、乃木坂46の台頭です。
乃木坂に関しては、握手会主義ではなく、楽曲主義に移行するよう、このブログで主張し続けてきましたが、
握手会とCDセールスの関係から見ると、現在の乃木坂、実は超優等生なんですね(苦笑)。
「乃木坂の風 14Aug13」でも紹介したのですが、次の表は、これまでのシングルCDにおける、個別握手会の総部数と、CDの累計売り上げ枚数、そして、それから計算した100部あたりの売り上げ枚数です。
1st「ぐるぐるカーテン」
300部 21万2千枚 7万1千枚/100部
2nd「おいでシャンプー」
300部 22万3千枚 7万4千枚/100部
3rd「走れ!Bicycle」
330部 24万3千枚 7万4千枚/100部
4th「制服のマネキン」
430部 30万4千枚 7万1千枚/100部
5th「君の名は希望」
450部 30万3千枚 6万7千枚/100部
6th「ガールズルール」
630部 40万2千枚 6万4千枚/100部
「ガールズルール」は現在も売り上げが伸びているので、まだ数字が確定していませんが、「ぐるぐるカーテン」から「君の名は希望」まで、CDの売り上げ枚数は、個別握手会100部について、7万枚前後で一定していて、あまり変わりません。
つまり、個別握手会の規模を大きくすれば、その大きくした分だけ、CDセールスが伸びているわけで、仕掛けた運営から見ると、理想的な展開と言えるでしょう。
ただ、その分、大きな犠牲を払っていて、「ガールズルール」の個別は、5会場6日というヘビーな日程を、東京近辺だけでなく、京都、名古屋など地方遠征も入れて、79日間でこなすスケジュールとなっています。
結果として、白石麻衣、松村沙友理、橋本奈々未、西野七瀬は1人で30部も握手をこなす状態で、人気メンバーにとっては、驚異的なハードイベントです。
言ってみれば、物量で押し切るAKBに対して、個人の根性で乗り切る乃木坂ですが、握手会で土曜、日曜が次々と潰れていくので、新人なのに、歌やダンスの練習に当てる時間は、極端に少なくなっています。
ところで、AKBの個別の特徴は、短期間かつ東京集中ですが、乃木坂は、長期間かつ地方分散。
これは両者がぶつかり合わないように、秋元康氏あたりが、意図的に棲み分ける形に設定しているのだと思います。
実際、全国握手会は、まったくの逆で、AKBの長期間かつ地方巡りに対して、乃木坂は短期間(3日)かつ東京中心です。
ところが、最近、乃木坂が個別握手会の規模を急速に拡大しているために、AKBグループのファンが、乃木坂に参入し始めているようです。
かりに、AKBと乃木坂の「兼任」ファンであっても、懐具合には限度がありますから、乃木坂に払う分だけ、AKBへの出費が減るのは当然です。
そして、乃木坂のように東京を地盤とするグループの握手会人気の上昇は、東京近辺で集中的に個別を行うAKBにとっては、そろそろ厳しい域に入り始めている気がします。
// HKT48への期待
ヒット曲の不足と乃木坂の台頭が、CDセールスに影響を与える可能性が出てきたAKB48ですが、事態打開のためにもっとも期待されているのは、HKT48である気がします。
「トンコツ魔法少女学院」という東京での冠番組を用意するなど、秋元康氏のHKT48への思い入れが、ことあるごとに見え隠れします。
九州という土地が持つ将来性、メンバーの年齢が低くて伸びしろが大きいこと、「愛弟子」の指原莉乃(その割に扱いは悪いですが笑)が大分出身であること、そんなあたりから、HTK48に期待をかけているのかもしれません。
うがった見方ですが、乃木坂の6th選抜をお姉さんチームにしたのは、秋元氏が、これから東京進出を本格化させる若いメンバー中心のHKT48が、乃木坂の中学高校生メンバーに人気を持って行かれないよう配慮したのだという声もあるほどです。
しかし、どんな仕掛けをしようとも、一般層を巻き込んだヒット曲を出さない限り、事態の打開は不可能だと思います。握手会や総選挙に頼っている限り、新しいスターは生まれないので、AKBグループは長期低落傾向を脱出できないだろうし、乃木坂にも、やがて同じ限界がやって来るでしょう。
しかも、フジテレビが生歌主義を明確にしたように、時代は生歌ライブ主義へ向かいつつあります。
素晴らしい歌を聴きたい、もっと良い歌を聴きたい、多くの人びとが、歌のパワーを求めている、そんな時代に入りつつあるんじゃないでしょうか。
その中で、ももいろクローバーZやモーニング娘。の迫力あるステージは、さらに注目を集めていくでしょう。
こういった変化に対応する本質的な策を打ち出さなければ、AKBグループは、巨大化し過ぎた恐竜のように、これから苦しい時代が続いていくことになると思います。
乃木坂は結成2周年を迎えたばかりの、新しいグループなので、握手会主義から楽曲主義に変えることは、十分可能です。
しかし、今のチャンスを逃して、これからも、7枚目、8枚目、9枚目と、握手会主義を続けて行くと、ヒット曲を出す力がなくなり、取り返しがつかなくなります。
CDセールスの黄金期、90年代が終わって、21世紀に入った途端、世界が変わってしまったように、時代は、急激に動くことがあります。
今ある問題を過小評価し、概ね上手く行っているからと、目先の利益ばかりを追っていると、ある日突然、自分たちが、とんでもない苦境に立たされていることに気づくこと、少なくないですよ。
訂正とお詫び
昨日の「乃木坂の風 21Aug13」において、川後陽菜と和田まあやの学年を間違えて書いていました。
正しくは、川後さんが高校1年生で、和田さんが中学3年生でした。
大変失礼しました。
該当箇所は、すでに加筆修正しておきました。
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# アレチの素敵な乃木坂業務連絡 15May13 ~ 関連記事の目次 (2013/04/19 ~)
すべての乃木坂関連記事について、目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
星野みなみの溢れる魅力については、
7月18日星野みなみブログ
ナタリー「星野みなみグラビア特集」へ
和田まあやのあり得ん可愛さと「メンバーとりせつ」については、
8月18日永島聖羅ブログ(2枚目 by らりん)
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8月11ブログ(浴衣まあや)
8月5日ブログ (桜井玲香)
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7月23日ブログ (斉藤優里)
7月18日ブログ (畠中清羅)
7月14日ブログへ (星野みなみ)
// お知らせ!
7月14日(日)から8月31日(土)までのNEXCO東日本「ガールズルール」ヒット祈願タイアップキャンペーンについては、
こちらから、乃木坂公式サイトの関連ページへ
8月19日(土)から、乃木坂46の「真夏の全国ツアー2013」が始まります。詳細については、
こちらから、乃木坂公式サイトの関連ページへ
8月24日(土)、能條愛未がNHK「伝えてピカッチ」に出演。詳しくは、
こちらから、乃木坂公式サイトの関連ページへ
9月7日(土)、乃木坂46が青森県青森市の青い海公園で行われる「2013RABまつり」に出演します。詳細については、
こちらから、乃木坂公式サイトの関連ページへ
9月14日(土)、乃木坂46が千葉県・袖ケ浦海浜公園で行われる「氣志團万博2013」に出演します。詳細については、
こちらから、乃木坂公式サイトの関連ページへ
// 6枚目シングル「ガールズルール」、発売中です
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「ガールズルール」のMV [Type-A、B、C収録] (YouTube)
「世界で一番 孤独なLover」のMV [Type-A収録] (YouTube)
「扇風機」のMV [Type-B収録] (YouTube)
「他の星から」のMV [Type-C収録] (YouTube)
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ちょっと考えてみましょう。
// 過去最大の個別握手会か
AKB48の握手会は、全国握手会と個別握手会に分かれていて、乃木坂46もこのシステムを真似たのですが、CD売り上げの大部分を叩き出すのは、握手するメンバーを選べる個別握手会になります。
AKB48個別握手会の大きな特徴は、SKE48、NMB48、HKT48の三つの関連グループ、「支店」と言われることが多いですが、そのメンバーも参加することです。
「恋するフォーチュンクッキー」はAKB48のシングルCDで、「兼任」と呼ばれるメンバー以外、支店のメンバーは、どの曲にも関わっていません。
ところが、このCDを買うと、AKB48だけでなく、SKE48、NMB48、HKT48のメンバーとも、握手が出来る仕組みになっています。
例えば、「トンコツ魔法少女学院」でお馴染みのHKT48村重杏奈さんも、「恋するフォーチュンクッキー」の個別握手会に参加していて、CDを買えば、彼女と握手出来るという、有り難いシステムなわけです(笑)。
つまり、AKB48の個別握手会は、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のメンバーが一同に会して、大きな規模で開催されます。
そのためだと思いますが、開催場所は幕張メッセや東京ビッグサイトという東京近辺の大会場で、日数も短く集中的に行われる。
乃木坂の個別握手会が、名古屋や京都にも遠征して、日数も多いのとは対照的です。
「恋するフォーチュンクッキー」の個別握手会は、東京ビッグサイトで2日連続、幕張メッセで1日、そこにパシフィコ横浜1日が加わって、合計4日間のスケジュールですが、実はこれ、異例のことです。
2011年12月7日発売の24枚目「上からマリコ」から、2013年5月22日発売の前作、31枚目「さよならクロール」までの8枚を調べてみましたが、すべて個別握手会の日程は3日間でした。
この規模の握手会を一日増やすのは、大変なことですが、ファンの動員人数も増えることが期待出来ます。
通常、メンバー1人が90分間握手するのが、握手会のスケジュール単位となっていて、これを1部と呼びます。
AKBの場合、60分制の場合もあるので、総部数は必ずしも整数値にはならないのですが、完売状況表から計算すると、今回の「恋するフォーチュンクッキー」では、
大まかに、HKT48が400部、NMB48が600部、SKE48が700部、AKB48が1200部を担当していて、全部で2800部ほどの握手会になっているようです。
そして、おそらくは、過去最大の総部数ではないかと推測されます。
// 総選挙後のCDセールス続落への歯止め
AKB48は今回、日数を1日増やしてまで、個別握手会の規模を拡大したのですが、昨年2012年のCDセールスに、その理由が見え隠れしています。
2012年の総選挙は27枚目「ギンガムチェック」の選抜メンバーを選ぶもので、26枚目「真夏のSounds good !」のCDに投票券が入っており、結果として、「真夏のSounds good !」の売り上げは初週161万7千枚、累計182万枚に達することになります。
ところが、その後のCDセールスは、以下のように、じりじりと落ちていきます。
27枚目「ギンガムチェック」
初週118万2千枚、累計131万枚 (累計は1万枚未満切り捨て)
28枚目「UZA」
初週112万9千枚、累計126万枚
29枚目「永遠プレッシャー」
初週107万3千枚、累計120万枚
30枚目「So long !」
初週103万4千枚、累計113万枚
31枚目「さよならクロール」
初週176万3千枚、累計194万枚
「さよならクロール」は2013年総選挙の投票券付きCDなので、急激に売り上げが伸びたのですが、
2012年の総選挙以降、CDセールスは続落し、30枚目「So long !」では、初週100万枚を切るところまで迫っています。
もちろん、リリースしたCDはすべてミリオンセラーとなっていて、AKBがまだまだ強いのは間違いないですが、総選挙イベントを打たなければ、やがてミリオンを逃す事態が起こっても不思議ではなくなってきました。
今回の32枚目「恋するフォーチュンクッキー」は、まさに総選挙後に出す最初のCDで、去年のように低落が続くのであれば、出来る限り、ここでセールスを上げておきたいのは、当然の心境だと思います。
投票券付きの31枚目「さよならクロール」は、ダブルミリオン寸前まで来ていて、CDセールスの歴史に残るほど売れていますが、有線ランキングでは最高5位(5月31日、6月7日付)で、トップにはなっていません。
AKBグループが存在感をアピールし続けるには、CD売り上げの数字を高く維持し続けることが不可欠で、昨年のような低落傾向は看過出来ないはずです。
「恋するフォーチュンクッキー」で個別握手会の規模を思い切って拡大してきたのも、その危機感の表れという気がします。
// ヒット曲が不足している
握手会の規模拡大で、例えば、大島優子や小嶋陽菜は、これまでの18部から20部に増えています。
一見、2部の増加は何でもないように思えますが、すでに売れっ子タレントとなって、分刻みのスケジュールで動いている二人が、3時間以上も拘束時間が延びるのは、かなりの負担増でしょう。
日数を3日から4日に増やしても、主要メンバーの部数が、3分の4になっているわけでなく、その辺は配慮がなされているようですが、人気のある有名メンバーほど忙しいので、握手会負担が、これまで以上に、シビアにのしかかってくるのは間違いありません。
大きな犠牲を払って決行した規模拡大ですが、初日105万6千枚という数字は、正直、その代償としては、もう少しパンチが欲しかったという気がします。
もちろん、異例のスケジュールということもあって、これからの推移を見ないと、最終評価は出来ませんが、成功と呼ぶためには、総部数の伸びに比例してCDセールスが伸びることが必要で、それは過去最高のセールスが実現することを意味します。
握手会によってCDセールスを伸ばすという、AKB商法の真髄が試されている状況と言っていいでしょう。
では、AKBグループの握手会人気にブレーキとなるものがあるとすれば、それは何でしょう?
AKBの握手会力に、現在、暗い影を投げかけている因子は、二つほど考えられます。
AKB48は大島優子や小嶋陽菜といった主要メンバーに関して、年齢的なこともあって、卒業という言葉がちらつくようになっています。実際、篠田麻里子は卒業してAKBを離れ、板野友美も今月27日(火)の劇場公演が、AKBとして最後の仕事のようです。
人気メンバーが抜けるのは、グループにとってマイナスではありますが、その分、新しいメンバーが伸びてくれば、「世代交代」の一環と見ることも出来ます。
しかし、若いメンバーの人気が、主要メンバーの卒業を埋めるほど伸びていない。
例えば、SKE48の新曲「美しい稲妻」は、CDとしては累計60万枚以上の売り上げですが、有線ランキングでは60位(7月19日付)が最高で、AKB48の「さよならクロール」の最高5位には、遠く及ばない。
もし、SKE48やNMB48が出す曲が、有線ランキングなどのヒットチャートで、AKB48を抜いて、上位にランクインする状況が続けば、支店メンバーの人気が上がって、AKB48の握手会人気の牽引車になるでしょう。
しかし、「日経エンタテインメント!」の「タレントパワーランキング」を見ても、若いメンバーの人気は、AKB48の神7の人気に引っ張り上げられている印象が強い。
ヒットを飛ばして、ステージ上で輝けば、昨日まで無名だったメンバーが、一躍、時のひとになって人気を急上昇させることが可能です。
「ゴールデンボンバー」は、ヒット曲を出したおかげで、歌をうたわない、楽器も演奏しないメンバーが、パフォーマンス一つで超人気者になっています。
やはり、ヒット曲を出して、そのライブ空間でキラキラ輝かなければ、神7に代わる人気者は出てこないし、AKBグループの握手会人気も、主要メンバーが卒業する度に、落ちていくのは避けられないと思います。
// 乃木坂46の台頭
AKBグループの握手会力に影を落としている因子の一つは、上に述べたように、本当のヒット曲が出ないため、世代交代が上手く進まないことがですが、もう一つの因子は、乃木坂46の台頭です。
乃木坂に関しては、握手会主義ではなく、楽曲主義に移行するよう、このブログで主張し続けてきましたが、
握手会とCDセールスの関係から見ると、現在の乃木坂、実は超優等生なんですね(苦笑)。
「乃木坂の風 14Aug13」でも紹介したのですが、次の表は、これまでのシングルCDにおける、個別握手会の総部数と、CDの累計売り上げ枚数、そして、それから計算した100部あたりの売り上げ枚数です。
1st「ぐるぐるカーテン」
300部 21万2千枚 7万1千枚/100部
2nd「おいでシャンプー」
300部 22万3千枚 7万4千枚/100部
3rd「走れ!Bicycle」
330部 24万3千枚 7万4千枚/100部
4th「制服のマネキン」
430部 30万4千枚 7万1千枚/100部
5th「君の名は希望」
450部 30万3千枚 6万7千枚/100部
6th「ガールズルール」
630部 40万2千枚 6万4千枚/100部
「ガールズルール」は現在も売り上げが伸びているので、まだ数字が確定していませんが、「ぐるぐるカーテン」から「君の名は希望」まで、CDの売り上げ枚数は、個別握手会100部について、7万枚前後で一定していて、あまり変わりません。
つまり、個別握手会の規模を大きくすれば、その大きくした分だけ、CDセールスが伸びているわけで、仕掛けた運営から見ると、理想的な展開と言えるでしょう。
ただ、その分、大きな犠牲を払っていて、「ガールズルール」の個別は、5会場6日というヘビーな日程を、東京近辺だけでなく、京都、名古屋など地方遠征も入れて、79日間でこなすスケジュールとなっています。
結果として、白石麻衣、松村沙友理、橋本奈々未、西野七瀬は1人で30部も握手をこなす状態で、人気メンバーにとっては、驚異的なハードイベントです。
言ってみれば、物量で押し切るAKBに対して、個人の根性で乗り切る乃木坂ですが、握手会で土曜、日曜が次々と潰れていくので、新人なのに、歌やダンスの練習に当てる時間は、極端に少なくなっています。
ところで、AKBの個別の特徴は、短期間かつ東京集中ですが、乃木坂は、長期間かつ地方分散。
これは両者がぶつかり合わないように、秋元康氏あたりが、意図的に棲み分ける形に設定しているのだと思います。
実際、全国握手会は、まったくの逆で、AKBの長期間かつ地方巡りに対して、乃木坂は短期間(3日)かつ東京中心です。
ところが、最近、乃木坂が個別握手会の規模を急速に拡大しているために、AKBグループのファンが、乃木坂に参入し始めているようです。
かりに、AKBと乃木坂の「兼任」ファンであっても、懐具合には限度がありますから、乃木坂に払う分だけ、AKBへの出費が減るのは当然です。
そして、乃木坂のように東京を地盤とするグループの握手会人気の上昇は、東京近辺で集中的に個別を行うAKBにとっては、そろそろ厳しい域に入り始めている気がします。
// HKT48への期待
ヒット曲の不足と乃木坂の台頭が、CDセールスに影響を与える可能性が出てきたAKB48ですが、事態打開のためにもっとも期待されているのは、HKT48である気がします。
「トンコツ魔法少女学院」という東京での冠番組を用意するなど、秋元康氏のHKT48への思い入れが、ことあるごとに見え隠れします。
九州という土地が持つ将来性、メンバーの年齢が低くて伸びしろが大きいこと、「愛弟子」の指原莉乃(その割に扱いは悪いですが笑)が大分出身であること、そんなあたりから、HTK48に期待をかけているのかもしれません。
うがった見方ですが、乃木坂の6th選抜をお姉さんチームにしたのは、秋元氏が、これから東京進出を本格化させる若いメンバー中心のHKT48が、乃木坂の中学高校生メンバーに人気を持って行かれないよう配慮したのだという声もあるほどです。
しかし、どんな仕掛けをしようとも、一般層を巻き込んだヒット曲を出さない限り、事態の打開は不可能だと思います。握手会や総選挙に頼っている限り、新しいスターは生まれないので、AKBグループは長期低落傾向を脱出できないだろうし、乃木坂にも、やがて同じ限界がやって来るでしょう。
しかも、フジテレビが生歌主義を明確にしたように、時代は生歌ライブ主義へ向かいつつあります。
素晴らしい歌を聴きたい、もっと良い歌を聴きたい、多くの人びとが、歌のパワーを求めている、そんな時代に入りつつあるんじゃないでしょうか。
その中で、ももいろクローバーZやモーニング娘。の迫力あるステージは、さらに注目を集めていくでしょう。
こういった変化に対応する本質的な策を打ち出さなければ、AKBグループは、巨大化し過ぎた恐竜のように、これから苦しい時代が続いていくことになると思います。
乃木坂は結成2周年を迎えたばかりの、新しいグループなので、握手会主義から楽曲主義に変えることは、十分可能です。
しかし、今のチャンスを逃して、これからも、7枚目、8枚目、9枚目と、握手会主義を続けて行くと、ヒット曲を出す力がなくなり、取り返しがつかなくなります。
CDセールスの黄金期、90年代が終わって、21世紀に入った途端、世界が変わってしまったように、時代は、急激に動くことがあります。
今ある問題を過小評価し、概ね上手く行っているからと、目先の利益ばかりを追っていると、ある日突然、自分たちが、とんでもない苦境に立たされていることに気づくこと、少なくないですよ。
訂正とお詫び
昨日の「乃木坂の風 21Aug13」において、川後陽菜と和田まあやの学年を間違えて書いていました。
正しくは、川後さんが高校1年生で、和田さんが中学3年生でした。
大変失礼しました。
該当箇所は、すでに加筆修正しておきました。
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