書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

ドン・オーバードーファー著 菱木一美訳 『二つのコリア 国際政治の中の朝鮮半島』

2006年11月21日 | 政治
 再読(→2003年6月3日および2003年5月26日欄)。
 「なかでもよくわかったのは、韓国の政治家(たとえば金泳三元大統領)にとって北朝鮮問題とは、支持者のそのときどきの対北感情次第で対話賛成にも断固反対にもなる程度の問題であるということだった」という、2003年5月26日の我が読後感に変化なし。

(共同通信社 2002年2月改訂最新版)

11月22日追記。

 もっともこの人には当て嵌らないかもしれない。

 ●「中央日報」2006.11.21 12:16:36、「盧大統領『6.25は内戦』と左派表現」 →http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=81976&servcode=200§code=200
 ●「中央日報」2006.11.22 09:06:25、「【社説】6.25に対する大統領の曲がった歴史観」
→http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=82008&servcode=100§code=110


▲「Infoseek楽天ニュース」 2006年11月21日21時31分 、「『漢字発明は韓国人』 『荒唐無稽』と中国憤激 (J-CAST)」
 →http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/korea/story/20061121jcast200623931/

 目糞を以て鼻糞を嗤わば、如何。

 参考1.
 「むじな@台湾よろず批評ブログ」2006-11-05 14:30:52、「中国民族主義者とネット右翼の共通点」
  →http://blog.goo.ne.jp/mujinatw/e/f9361d5a4f1e52c9c5eca369695c3246

 参考2.
 「日知録」2006年11月21日 (火) 00:11、「ルディ・カウスブルック著/近藤紀子訳 『西欧の植民地喪失と日本 オランダ領東インドの消滅と日本軍抑留所』 (草思社、1998年9月)から」
  →http://josephblog.blog19.fc2.com/
 
 唯我独尊・我田引水・夜郎自大の目糞鼻糞は人種民族国籍文化を問わないことが、この本を読めばよくわかる。