書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

中野重治 『甲乙丙丁』 上下

2006年10月11日 | 文学
 中野という人は結局、一生かかってこんなことしか考えられず、こんなふうにしか書けなかったのか。

(講談社版 1995年6月第二刷ほか)

▲「MSN毎日インタラクティブ」2006年10月10日、「日韓会談:大統領『歴史認識』40分論じ共同声明見送りに」
 →http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061011k0000m010109000c.html

 盧武鉉という人はやっぱり馬鹿だった。この人物には核の脅威と地域安全保障の再構築よりも、おのれ一個の支持率のほうが重要らしい。
 もっとも私のある友人の説に従い実は北朝鮮のスリーパーであるとすれば、すべては予定の行動だろう。

▲「MSN毎日インタラクティブ」2006年10月11日、「家族会:北朝鮮制裁の理由に『拉致問題』含めるよう要望」
 →http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20061011k0000m010154000c.html

 絶対賛成である。
 そして日本政府に、核と拉致問題とを同列に扱う理由を、説得力のある論理とレトリックで、かつ堂々と、国際社会に向かって主張してもらいたい。