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統計学が最強の学問である

2013年05月13日 | コンサルティング

「従業員のパフォーマンスが上がりますよという研修」は、「インチキ占い」と同じように怪しげな商品かも。

いえいえ、私の発言ではありません。この本に書いてあることなのです(p108)。

そしてこの本、「統計学が最強の学問である」西内啓著・ダイヤモンド社は、現在ビジネス書分野でベストセラーとなっています。

私は仕事柄、ビジネス書のベストセラーには目を通すことにしているので、さっそく購入し、読みました。

具体的な書評はいたしませんが、「おもしろかった」というのが感想です。

統計学がどんなふうに役に立つのかを分かりやすく、面白く紹介してあります。

ただし、統計学の入門書ではありません。

内容を十分に理解するには統計学の基礎知識が必要でしょう。


さて、この本が言うように、統計的調査・分析をしないで「この研修をやれば従業員のパフォーマンスが上がりますよ」と言うのは、確かに「占い」レベルの行為かもしれません。

弊社の基本的なスタンスは、「調査・分析無くして、研修無し!」です。

そう、研修講師は占い師ではないのです。


 


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