かもめ見聞録

奇跡の炎上大王バーンをなま暖かく見守っていた、千葉ロッテ応援日記。

屍鬼

2007-07-23 00:00:01 | 読書
今日は試合がありませんので、めちゃくちゃ久しぶりに読書で更新です(≧∇≦)ノ

えと…

前回読書で更新したのが…
去年の11月!?Σ(・ω・ノ)ノ


半年以上放置プレイですか…(;^_^A
私めのブログにそんなカテゴリがあることすら知らない方もいらっしゃるかも…(^◇^;)


さて。
今日ご紹介するのは『屍鬼』(小野 晋吾 不由美 著)という10年くらい前の本です
先日、久々に読み返してみたら、やっぱり面白かったので(≧∇≦)ノ

題名からもわかる通り、ゾンビの話ですね

ただし。
気持ち悪い死体の大群がガオーーーッッって襲ってきて、そいつらをやっつけるために核爆弾をおt(以下検閲)なんていう、底の浅いストーリーじゃありません
(好きですけどネ?バタ○アンも)

このゾンビたち、めちゃくちゃ人間臭いんですよ
ゾンビなんですが、全く腐ってない上に、ペラペラしゃべります
普通に会話して、普通に物事を考えて、普通に悩むんです
別に人肉をむしゃむしゃ食べるワケではなく、血を吸います。
どちらかというと、ゾンビっていうより吸血鬼ですね

で。
自分達が生きていくのに、人を殺さなければならないことに苦悩したり、泣いたりします。

最後の方では、屍鬼狩りが行われます。
人間側が圧倒的に有利でどんどん追い詰めていくんですが、この辺になってくるともうどっちが鬼なんだかわかりゃしません

手に杭を持って屍鬼に迫り、『少しずついたぶるように殺してやる』と脅す人間と懸命にそこから逃れようとする吸血鬼…

思わず、屍鬼の方に感情移入しちゃいますよ?(;^_^A



人間の主人公は2人。
医者坊主の組み合わせです

この医者がまた、めちゃめちゃカッコいいのですよ~
自分の嫁さんが屍鬼になってしまうんですが、その嫁を…

っと、あまり書くと読む楽しみがなくなっちゃいますから、ココは伏せておきましょう(≧∇≦)ノ

坊主の方はというと、最初から最後まで苦悩しっぱなしです
最後の最後で、この坊主が……

って、コレも読んでのお楽しみですヾ(@⌒▽⌒@)ノ

なんだ、全然レビューになってないじゃないかと怒られるかもしれませんが、ぜひ一度読んでみてください

上巻545ページ、下巻726ページ(新潮社のハードカバーで)の分量がありますから、読み応え十分ですよ?
ちょーーーっと前半遠回りしてる感はありますけどね

オススメです(≧∇≦)ノ




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コメント (16)
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