シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

秩父3:あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)

2022-02-27 | お出かけ

2月12日(土)、前日の『三十槌の氷柱』に続いて秩父三大氷柱の一つあしがくぼの氷柱を見に行った。
宿泊したホテルから車で30分ほど、9:50に「道の駅 果樹公園あしがくぼ」の駐車場に着く。ここからは大きな道案内板があって分かりやすい。橋を渡って左に道の駅、その先に芦ヶ久保駅。右に行くと氷柱の受付があり一人400円。ここから10分とのこと。しばらく横瀬川沿いの遊歩道を進む。遊歩道~会場は一方通行で、行きと帰りを別にしている。

西武秩父線のトンネルを抜けると、最初の氷柱が出迎えてくれた。沢の左右にモコモコした氷柱、氷のアート感がある。遊歩道間近にも氷柱があった。


さらに緩い坂道を進むと、「富士浅間神社」の木製の鳥居をくぐる。(社がどこにあるのかは確認できなかった)



その先には、広い山の斜面に氷柱が広がっていた。見えているのは一部だが、全体では高さ30m、幅200mに渡る。(横瀬町観光Webサイトを参照)


名称の看板がある撮影スポットからは、左右の斜面から氷柱が迫ってくるようだ。
ここでは、ボランティアのおじさんに記念撮影をして頂いた。(サービスの一つで好意でやっているものと思うので、いつも撮って頂けるのかどうかは不明)


正面右側の斜面の様子。昨日降った雪が一つ一つの氷柱に残り、何と形容したらよいのか、雪のトッピング?氷柱のお化粧?・・・。いずれにしても、圧倒させられる景観だ。(目視では、遠景よりもこれくらいの距離感の方が「スゴイ!」を実感できるかもしれない)


ここから遊歩道は反転し、急な坂道になる。途中の小さい広場(?)からの眺め。


さらに坂道を上がると「おもてなし広場」に至る。ここでは、無料サービスで紅茶か甘酒をいただける。私と妻は甘酒を頼んで、氷柱を見ながらベンチで頂いた。
この広場からは、斜面の氷柱を見下ろすことができる。(デジカメ 35mm換算で20mmの広角)



広場の沢に向かって左側に、下に降りる遊歩道があった。より間近で正面の氷柱を見られるようになっている。


散水する数や方向、水量によって様々な氷柱が作られている。

その中で、あれは?樹の左右に平面的な氷柱ができている。ひょっとしてモデルは「衣紋掛け」?


氷柱の斜面が横に長いので、2枚の画を合わせてみた。これでも全てではないけど…。

 

「あしがくぼの氷柱」は、前日の「三十槌の氷柱」とは全く趣きを異にする氷柱だった。
たまたま訪れる数日前に、あしがくぼの氷柱を紹介しているTV番組を見た。沢の上流から水をひき山林の斜面に散水して作り上げるのだが、それだけだと平面的になってしまうので一部では櫓を組んで骨組みにしているという。町民ボランティアのご苦労の甲斐もあって、冬季誰も訪れない所に、期間中12万人の観光客が訪れるようになった(2019年)という。素晴らしい。

なお、今年は寒さが続き氷の状態が良いことから、両氷柱とも開催期間を延長し、2月27日(日)までの開場となったようだ。良いシーズン・タイミングで見に行けて良かった。
三大氷柱の内、残りの一つ小鹿野の「尾ノ内百景(冷っけぇ~)氷柱」も、いつか見に行きたいと思う。

ところで、中段の広場で、白い動物を雪の上で遊ばせている方がいた。聞くとフェレットだった。せっかくなので撮影の許可を得てカメラを向ける。でも落ち着き無し。飼主さん「ちょっと待ってください」とカバンからチューブ取り出し、顔をこちら向きにして与える。で、離したところで「ハイ」と。でカシャッと。可愛いフェレットと優しい飼主さんだった。

 

この日の最終目的は長瀞町の宝登山だが、その途中に「和銅遺跡」があると知り、この後、立ち寄ることにした。(次回につづく)


◇2022年2月11日~12日 秩父観光散歩 まとめ

真冬だからこその「秩父観光」に行ってきた!
秩父1:三峯神社1 立地,三ツ鳥居,奥宮遥拝殿,随身門など
秩父1:三峯神社2 拝殿-本殿、摂末社、ご神木、他施設
秩父1:三峯神社3 大島屋テラス、遥拝殿絶景、その他
秩父2:三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
秩父3:あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)
秩父4:和銅遺跡、聖(ひじり)神社
秩父5:宝登山のロウバイ、宝登山神社奥宮
秩父6:秩父のシンボル「武甲山」・「二瀬ダム」

 

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秩父2:三十槌の氷柱(みそつちのつらら)

2022-02-26 | お出かけ

今回の秩父観光で1番行きたかったのが前回までの三峯神社、2番目が今回の『三十槌の氷柱』だった。
ちなみに、秩父には三大氷柱があり、大滝の「三十槌の氷柱」、小鹿野の「尾ノ内百景(冷っけぇ~)氷柱」、横瀬の「あしがくぼの氷柱」の3か所。この内、天然の氷柱があるのは、三十槌の氷柱のみ。

2月11日(祝)。三峯神社駐車場を13:00出発し、途中道路から二瀬ダムを眺め、三十槌の氷柱(みそつちのつらら)駐車場に着いたのは13:30頃。駐車場は民間のキャンプ場用で500円。川原に下る通路で、環境整備協力金として一人200円。

川原に下りるにつれ寒くなる。すると、石清水が凍り作り上げていく天然の氷柱が現れる。オーッと唸る。
(当地の氷柱は下流側が天然の氷柱ゾーンで、上流側が人工の氷柱ゾーンになっている。)


天然の氷柱ゾーンは、幅30m、高さ10m(※ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場の三十槌の氷柱Webサイトを参照)


細長~いツララが合着して大きなツララになっている。我が家からはもちろん、都心からもそう遠くない所でこの光景が見られるのはスゴイ&感動。


ズームの画。いたる所から清水が流れ出しているようだ。

 

少し間をおいた、人工の氷柱ゾーンを見る。崖に水を流して造られている。幅55m、高さ25m(※同参照)。画では右側に写っている人でサイズ感が分かる(?)。


氷柱を目の前にすると圧倒させられる。人工といっても山・崖・樹木・川など自然がベースにあってのこと。それらが相まった風景だ。


天然のゾーンとは異なり、氷のカーテン?氷の壁?のようなところもある。いったい何日かけてここまでになるのだろう。


氷柱の上流まで行ってUターン。寒さが身にしみてきたこともあり、戻ることにした。

 

駐車場まで上がってから、川沿いに設けられているウッドデッキに行ってみると、先ほど見ていた氷柱を見おろせた。


位置的には人工の氷柱ゾーン。一日中日の当たらない自然環境を上手く活かしたものだと思う。

 

三十槌の氷柱は、一年で最も寒さの厳しい1月中旬(下旬)から2月中旬(下旬)までが例年の営業期間。 また、ライトアップもしているので、昼と夜で全く違った光景を楽しめるようだ。いつかライトアップも見てみたいものだ。

ちなみに、三大氷柱の「氷柱」の読み方は、三十槌は「つらら」だが、尾ノ内百景とあしがくぼは「ひょうちゅう」と呼んでいる。
氷柱(つらら)は、「軒先や山の岩などから水が凍って棒状に垂れ下ったもの」で、個人的「つらら」のイメージも同様だ。氷柱(ひょうちゅう)は日常的には見ないし、使わない言葉。辞書によると「夏、室内を涼しくするために立てる角柱形の氷。こおりばしら。」とのこと。三十槌の氷柱は、確かに「つらら」だった。

川原への坂道の途中に額淵水天宮という社があった。小さいけどしっかりした祠に鳥居。手を合わせた。

「額淵」は後で調べたところ「ぬかぶち」と読むようだ。その昔この下の方には底なしの渕があり、人々が額をついて底を覗いたことから額渕と呼称し、今も地名として残っている。そこから、水難除け・安産・家内安全を祈願してこの水天宮が設けられたという。大正時代に下流で行われた水力発電用の取水堰堤により額渕は埋まってしまったが、この水天宮の信仰は人々の心のよりどころとして現在に至っているという。

ところで、最初に三峯神社へ行く際に、三十槌の氷柱がある所を通過した(10:30頃)が、駐車場は満車のようで、道路わきに止めている車もあった。我々が来た時は、十分止められるスペースはあったので、最初に(朝早めに)ここを訪れる方が多いのだろう。

この後、早めにホテル入り。翌日は、三大氷柱の一つ「あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)」へ向かう。(次回につづく)


◇2022年2月11日~12日 秩父観光散歩 まとめ

真冬だからこその「秩父観光」に行ってきた!
秩父1:三峯神社1 立地,三ツ鳥居,奥宮遥拝殿,随身門など
秩父1:三峯神社2 拝殿-本殿、摂末社、ご神木、他施設
秩父1:三峯神社3 大島屋テラス、遥拝殿絶景、その他
秩父2:三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
秩父3:あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)
秩父4:和銅遺跡、聖(ひじり)神社
秩父5:宝登山のロウバイ、宝登山神社奥宮
秩父6:秩父のシンボル「武甲山」・「二瀬ダム」

 

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秩父1:三峯神社3 大島屋テラス、遥拝殿絶景、その他

2022-02-24 | お出かけ

2月11日(祝)、秩父観光の三峯神社より、その3。
境内をまわった後は三ツ鳥居に戻り、鳥居の正面にある「大島屋」さんで昼食をとることにした。↓は南西側から北東側を見る。


店の前の立て看板で秩父名物の「わらじかつ丼」が目にとまる。TVCMで吉高由里子さんや土屋太鳳さんも頂いたようだ。これだな!と。


コロナ対応で、入口と出口は別になっていた。最初にメニューを選んで会計を済ませるスタイル。私も妻もわらじかつ丼(1,000円/人)をオーダー。すると明るい店員おば様が「2000万円ね~」って、久しぶりに聞くフレーズ。

店内にはテーブル席と座敷席、それと展望テラス席がある。快晴なので展望テラスを利用することにした。テラスに出ると素晴らしい景色だった。南西側を中心に180度のパノラマ。一番遠くまで見える南側の風景を記録する。


画の左側で雲がかかっているのが、山登りをしない私でも知っている「雲取山」のようだ。近くの席の山ガール(おば様)の会話で確認。
雲取山は標高2,017m、埼玉県・東京都・山梨県の境界にあり、日本百名山に選定されている。東京都では最高峰。(埼玉県では6番目?)


わらじかつ丼登場。みそ汁とお新香付き。2枚の大きなカツは割とあっさりした味で美味しかった。眺め良し、食事良し、目の前のアクリル板で風は遮られ陽が足元も温める。気持ちの良いランチタイムだった。せっかくなので、わらじかつ丼越しの絶景も記録しておいた。


手すりの外側には、野鳥のための餌台が置いてあり、食事の合間にも時々やってきては餌をついばんですぐに飛び立っていく。2~3種類はきていたが、分かったのはヤマガラのみ。


空いたテーブルを拭いている店員に声をかける。先ほど会計にいた明るいおば様だった。ここに来る野鳥は何?「5種類くるのよ、ヤマガラ、コゲラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、それから私の財布と一緒“シジュウカラ”」なかなか腕のたつおば様だ。
カケスなど一回り大きい野鳥は、別の場所に来るそうだ。

撮る角度を変え、駐車場を入れての雲取山。マップを見ると手前の山は「白岩山」標高1,921mだと思う。


食事後は、駐車場を出発して「三十槌の氷柱」へ向かう。(次回につづく)

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◆前々回割愛した「奥宮遥拝殿」からの絶景
石段を上り、遥拝殿に入る間もなく驚きの光景が。床と屋根で切り取られているにもかかわらず心が躍る。


前の角に移動して、開けている東側を眺める。(デジカメの記録によると35mm換算で20mmの広角)


少しズーム(同60mm)。手前の谷に沿ってここまでの国道・荒川があるはず。画の中心辺りで左右に拡がる市街地らしき所は、秩父市から皆野町のようだ。


↑右側の街並みを目いっぱいズーム(同1200mm)。西部秩父駅辺りではないかと思うがハッキリしない。


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◇三峯神社の売店の棚。


◇名残惜しいので、画だけでも。


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三峯神社で買い求めた青い「氣の御守」の表・裏。色は他に赤・ピンク・緑があった。三峯山の霊気(パワー)を頂き、勝利・成功へと導く御守。


自分のお土産。秩父錦「狼山」のカップ酒。ラベルが格好良い。旨かった。




◇2022年2月11日~12日 秩父観光散歩 まとめ

真冬だからこその「秩父観光」に行ってきた!
秩父1:三峯神社1 立地,三ツ鳥居,奥宮遥拝殿,随身門など
秩父1:三峯神社2 拝殿-本殿、摂末社、ご神木、他施設
秩父1:三峯神社3 大島屋テラス、遥拝殿絶景、その他
秩父2:三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
秩父3:あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)
秩父4:和銅遺跡、聖(ひじり)神社
秩父5:宝登山のロウバイ、宝登山神社奥宮
秩父6:秩父のシンボル「武甲山」・「二瀬ダム」

 

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秩父1:三峯神社2 拝殿-本殿、摂末社、ご神木、他施設

2022-02-22 | お出かけ

2月11日(祝)、秩父観光の三峯神社より、その2。いよいよ社殿へ。(毎回写真数が多くなってしまうが、観た記録なのでやむを得ない。)

随身門から下った参道を進むと右側に石段があり、見上げる先には三峯神社の拝殿が見えた。(境内の施設の配置は前回の案内図参照


●青銅鳥居、手水舎、八棟木灯台
石段の上の鳥居は青銅製で、1845年(弘化2年)の建立とのこと。


向かって左側の「手水舎」は、間口3m、奥行き約2.6m。精巧な龍の彫刻が施されており、白がベースの極彩色なので目を見張る。1853年建立。


向かって右側の「八棟木灯台」は、1857年建立の飾り灯台で高さ6m。四角~円~四角で、こちらも彫刻や組み木が細かい。


●神楽殿 神様に舞や音楽、武芸などを奉納する場所。
しっかりした造りではあるものの、目立たせるのは催しなので・・・と感じさせる。シブい。


○拝殿への階段の両側に鎮座する狼の像は、三ツ鳥居や随身門にある像に比べて一回り小さく、神様の前でうつむいている感じ。

 

●拝殿・本殿 
青銅鳥居から進むと、再度階段があり拝殿にあがる。階段の左右には、それぞれご神木が屹立している。拝殿は1800年建立。


装飾彫刻は、七福神や人物の彫刻、鳳凰・亀・龍・鶴など動物彫刻などが極彩色に彩られている。


軒先の重なる垂木が黒色で、装飾の金色と相まって美しく、とても格好が良い。


拝殿に向かって右側から社殿全体を見る。画の左が拝殿で右が本殿。少し広角に撮り過ぎたのが残念でならない。


拝殿に向かって左側には「社務所・授与所」があり、「氣の御守」を購入する。
そこから売店の方に行き、離れた所から拝殿を見る。階段やご神木との位置関係が分かりやすい。


ご神木より発する「氣」は活力そのもの。神前にお参りの後、ご神木に向かい三度呼吸をし手を合わせて祈ってください。

 

◎興雲閣は宿泊施設で、位置的に社務所の先にある。(画の右側)
◎小教院は神仏習合時代の本堂で、現在は改修されコーヒーハウスになっている。


ご神木に祈った後、再度石段を上がって拝殿の右側を進む。

●祖霊社、國常立神社 
祖霊社は、神社と縁の深かった方の御霊をお祀りしている。(画の左側)
國常立神社は、日本神話で初期に出現する國常立尊(くにのとこたちのみこと)をお祀りする社。(右側)


●その他の摂末社
國常立神社からは、多数の摂末社が並んでいた、手前に日本武神社、その次にテレビなどで見たことある造りの神社があったので「もしや」と・・・伊勢神宮だった。未だ伊勢参りに行ったことはないので、こちらで参拝させていただいた。


他にも、厳島神社や琴平神社、諏訪神社、東照宮、八幡宮などなど全国各地の神様が祀られている。


この後、三ツ鳥居に戻り、近くの茶店でランチをとることにした。
次回は遥拝殿の絶景やランチでの展望テラスなどをとりあげる。


◇2022年2月11日~12日 秩父観光散歩 まとめ

真冬だからこその「秩父観光」に行ってきた!
秩父1:三峯神社1 立地,三ツ鳥居,奥宮遥拝殿,随身門など
秩父1:三峯神社2 拝殿-本殿、摂末社、ご神木、他施設
秩父1:三峯神社3 大島屋テラス、遥拝殿絶景、その他
秩父2:三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
秩父3:あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)
秩父4:和銅遺跡、聖(ひじり)神社
秩父5:宝登山のロウバイ、宝登山神社奥宮
秩父6:秩父のシンボル「武甲山」・「二瀬ダム」

 

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秩父1:三峯神社1 立地,三ツ鳥居,奥宮遥拝殿,随身門など

2022-02-20 | お出かけ

2月11日(金、祝)秩父観光より。前回の旅程でまとめたとおり、まずは三峯神社に向かう。
三峯神社は、秩父三社※の一つで関東有数のパワースポットとされる。埼玉県の南西部の県境近くで秩父多摩甲斐国立公園内にある。標高1,100mで山の尾根沿いに拡がっている。(※他に、秩父神社宝登山神社
標高と距離感では、秩父市街地(市役所辺り)の標高は230m、そこから車で約45分で標高530mの二瀬ダム(秩父湖)、さらに約15分で三峯神社の駐車場に至る。

二瀬ダムからは、崖のような山裾を大きく右に左にと密な等高線に沿うように上る。日当たり良好の道路の除き、雪は残っていた。突然の降雪もあるだろうから冬の三峯神社に行くのであれば冬タイヤは必要だろう。(実際、下りでは車の左側のタイヤが側溝にはまっているのを見た。他の方の迷惑にもなる。)

駐車場(520円)は雪が除けられていたが、10:50で駐車場はかなり空いていた。
階段を上がったところに「ビジターセンター」という施設があったので、初めてということもあり寄ってみようと思ったものの、道路から建物への階段は昨日からの雪が積もったままで、開いているのかも分からないので止めた。そこから坂道を上っていくと白い鳥居が目の前に。

●三ツ鳥居 全国的にも珍しい形の鳥居で、1つの明神鳥居の両脇に、小さな2つの鳥居を組み合わせてある。美しい鳥居だ。


一般的な狛犬の代わりに、当社では狼の像が鎮座している。


※三峯神社の由緒は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりと伝わりています。
この時、尊を当地に道案内したのが狼(山犬)であったとされ、神様の使いとして一緒にお祀りされています。(公式サイトより)

鳥居から先の参道は樹々に覆われ、しかも路面は雪だ。自然と高揚する。


樹々に積もった雪が時々落ちてくるが、針葉樹なので下の枝葉に当たって細かくなってから落ちてくる(雪が降るように)。

◎境内案内 三ツ鳥居の近くに、案内図と禁止事項が記された掲示がある。

 

●奥宮遥拝殿(ようはいでん) 三峯神社奥宮は、正面に見える妙法ヶ岳の頂にあり、ここから奥宮を遥拝する。
三ツ鳥居から坂道を上ると、左右に石段が現れる。左側は下りで随身門につづくが、先に右側の階段を上り、遥拝殿へ行く。(帰りも寄った)


幸運?にも、我々と他に1組しかいなかった。正面が妙法ヶ岳(標高1,329m)。
奥宮は↓中央上部の三角に突き出たところにある。と他の方に教わった。(帰りの時)


遥拝殿からは、下界(秩父市内方面)を一望でき絶景の眺めではあるが、まずは遥拝所なので、絶景は後日とりあげることにする。

石段の途中から随身門を見る。すると、多めの雪が落ちてきた。急ぎ記録しようとしたのだが、オートなのでピントをどこに合わせたらよいのか分からなくなってボケた・・・という記録。


石段を下りて、随身門を背にして遥拝殿の方を見る。遥拝殿が山の尾根にあることが分かる。

 

●随身門(ずいしんもん) 江戸中期、神仏習合の時代に仁王門として建立されたが、明治の神仏分離により仁王像を撤去し随身門になった。
改めて正面から。門は大きく重厚感がある。雪のせいか金の装飾がキレイ。


屋根の下には鶴、その下の奥には龍。「三峯山」の額はお寺時代の山号であろう。


狼の像は雪をまとっていた。耳や口の中が赤いけど表情は分からない。


随身門を通って振り返る。屋根の棟には菊の門。


ここから参道は坂道を下る。灯篭と杉木立、そして雪。埼玉県でこのような趣きのある光景が見られるとは思わなかった。


〔順番通りではないが、〕こちらは、社殿などを見た戻りに、斜面の上の道から見えた随身門の屋根。

 


◎日本武尊銅像 遥拝殿への石段のあるところから少し先に行くと、日本武尊の銅像があることは事前に調べて知っていたのだが、そこに行く階段までは除雪が間に合ってなかった。そこで、遠目からズームで銅像を記録・・・したと思ったら、手前の木立から落ちる雪でピントは手前に。

銅像の近くには、同山で山篭りの修行を行っていたという「大山倍達の碑」もあるそうだが、もちろん見ることは叶わなかった。

◎木造の小さな建物 三ツ鳥居から、遥拝殿・随身門への石段の手前の参道沿いに、木造六角形の小さな建物があった。入口ドアには上部に赤いライトがある。大正時代前後の雰囲気はあるが、何のための建物なのか分からない。


次回は三峯神社の拝殿・本殿などをとりあげる。


◇2022年2月11日~12日 秩父観光散歩 まとめ

真冬だからこその「秩父観光」に行ってきた!
秩父1:三峯神社1 立地,三ツ鳥居,奥宮遥拝殿,随身門など
秩父1:三峯神社2 拝殿-本殿、摂末社、ご神木、他施設
秩父1:三峯神社3 大島屋テラス、遥拝殿絶景、その他
秩父2:三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
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秩父4:和銅遺跡、聖(ひじり)神社
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真冬だからこその「秩父観光」に行ってきた!

2022-02-19 | お出かけ

住んでいる所と同じ埼玉県とはいえ、秩父市はなかなか遠いイメージがある。ただ、昔と違ってバイパス(有料道路)ができたし、市街地は我が家から1時間半ほど。遠いところは2時間半以上かかる。

秩父市には「秩父三社」と称される、有名な神社が三社ある。秩父神社と宝登山神社には行ったことがあり、一番遠い三峯神社はまだ訪れてなかった。埼玉ではもちろん関東でも有数のパワースポットということもあり、機会があれば行きたい三峯神社だった。

また、冬の秩父には「三大氷柱」と称される、冬の絶景がある。三十槌(みそつち)の氷柱、あしがくぼの氷柱、尾ノ内氷柱。これらはいずれも未見だった。暖冬で難しい年もあったが、今年は順調らしい。

あと、行ったことは無いけど宝登山のロウバイが見頃になってきたというニュースがあった。

そこで、Webで各所の情報を収集する。そして、この冬は絶好の機会ではなかろうか?お導きか?ヨシ!今のうちに見に行くしかない!と決め、2月11日(祝)~12日(土)の一泊二日で妻と車で秩父に行ってきた。

事前にどうかな?と思ったのは天気。出発日が近づくにつれ2月10日は関東でも「降雪」とのニュースで盛り上がる。翌11日は雪から晴れとか。しかし、私の車はスタッドレスタイヤだし、念願は三峯神社と三十槌(みそつち)の氷柱を見ることだったので、何なら雪が降っていても趣きがあるかもしれないので無問題とした。

【実際の旅程】(備忘録として、また今後のために時刻も記しておく)
2月11日(金・祝)
出発8:25→10:50着 三峯神社駐車場 神社見学~大島屋でランチ 13:00発→(道路から二瀬ダム)→13:30着 三十槌の氷柱駐車場 見学~14:10発→15:10着 ホテル 16:30貸切露天風呂 18:30夕食~温泉等

2月12日(土) 
朝風呂~8:00朝食 9:20発→9:50着 あしがくぼの氷柱駐車場 見学~10:55発→(道路から武甲山)→11:35着 和銅遺跡 ~12:00聖神社 12:15発→12:35着 宝登山ロープウェー駐車場 山頂~ロウバイ園宝登山神社 奥宮~ランチ 14:30発→(GSで洗車)→16:40着 帰宅


おかげさまで、思っていた以上にとても良かった!雪のおかげで希少な風景が見られたと思う。
次回から順にとりあげることにする。


※経路について
関越自動車道の花園ICを下りてから、皆野寄居有料道路を使って三峯神社に行くのだが、ナビはいつも通りスマホのGoogleマップに頼る。
皆野寄居有料道路では圧雪されているところもあって、前を走っていた車は皆ゆっくり。前の車らは皆野大塚ICで下りたが、私はナビの指示に従ってそのまま真っ直ぐ。前も後も車はいなくなった。この辺りは初めて通る道で、どうやら小鹿野町に入ったようだ。
途中までは超順調だったが、山越えの道路になり、道幅が狭いことに驚いた。さらに雪が多くなる。対向車がきたらどうしようと心配になる。やがて、開けてきて秩父市になり国道140号(荒川沿いの道路)に合流した。雪の田舎道に慣れていて良かったと思った。


◇2022年2月11日~12日 秩父観光散歩 まとめ

真冬だからこその「秩父観光」に行ってきた!
秩父1:三峯神社1 立地,三ツ鳥居,奥宮遥拝殿,随身門など
秩父1:三峯神社2 拝殿-本殿、摂末社、ご神木、他施設
秩父1:三峯神社3 大島屋テラス、遥拝殿絶景、その他
秩父2:三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
秩父3:あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)
秩父4:和銅遺跡、聖(ひじり)神社
秩父5:宝登山のロウバイ、宝登山神社奥宮
秩父6:秩父のシンボル「武甲山」・「二瀬ダム」

 

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ルリビタキ♀、モズ♀、コゲラはYouTubeに

2022-02-17 | 主に野鳥や昆虫

2月6日(日)、北本自然観察公園のつづきで、目にとまった野鳥たち。

●ルリビタキ(ヒタキ科はルリビタキ属の漂鳥)
青い羽毛で覆われるのはオスの成鳥で、青く揃うには2年以上かかるようだ。幼鳥やメスの成鳥は緑褐色で、尾だけがわずかに青い。体側面の黄色味は皆同じ。

野鳥が梅林の奥の方に飛んできて枝にとまったのが見えた。すると、前方にいたバーダーらしき数名がカメラを向けた。何だろう?カメラのズームで確認すると脇腹に黄色い羽が見え、ルリビタキのメスではないかと。

さらに横を向いてくれたので分かりやすい。良いモデルさんだ。

ルリビタキのメスは、昨年2月末に森林公園で雌雄を見て以来。オスは今年1月10日に北本自然観察公園で垣間見た。

 

●モズ(モズ科モズ属の留鳥)
近頃よく見るモズだが、この日は2回見れた。最初に見たのは、お尻が手前の見返りモズのメス。


次に見たのは、少し遠い枝にとまって日を浴びるモズ。これもメスのようだ。

ズームでもしっかり撮れたと思っていたけど、少しボケていた(残念)。

 

●コゲラ(キツツキ科アカゲラ属の留鳥)
個人的には、当園で見る野鳥の中ではよく見かける部類に入ると思う。ただ、枝の中だったりジッとしてないので撮り難い。
そこで、今回はコンデジの4K連写(S/S)という撮影モードで撮ってみた(あまり試したことはない)。連写した中からシーンを選んで写真として保存することができるので、その予定で試みたがコレといったのもないので、そのままYouTubeにあげて貼り付けてみた。動きがスムーズでないのは動画ではなく連写のため。

 


見ていて気付いたのは、尻尾(尾羽)が枝に付いていること。他の記録した画を見ても同様。両足と尾羽で身体を支え、バランスをとっているように見える。Webで検索すると、尾羽の羽軸は特に太く頑丈のようだ。
連写の中から写真でも保存してみた。さらにトリミング。

 

●セグロセキレイ(セキレイ科;留鳥。世界的にはほぼ日本特産)
湿地に降り立つものの、氷が張っているので右往左往しながら氷から飛び出た植物をつついていたが何も得られなかったと思われる。


この日は他に、ホオジロ(たぶん)、シジュウカラ、ツグミ等を見た。池は氷が張っているのでカモやサギの仲間は見られなかった。

 

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キノカワガ、セミノハリセンボン、氷張る風景

2022-02-15 | 自然・環境とか

2月6日(日)、北本自然観察公園に行ってきた。当園では、園路沿いに「この時期の観察ポイント」という説明板がたてられている時があり、来園者に気付かせてくれる・・・分かり難いけど。

●キノカワガ:コブガ科キノカワガ亜科の蛾で、樹皮に擬態するような質感・模様がある。色彩は灰褐色や暗褐色、緑色を帯びたものなど様々。

2年前に見たことがあるので、容易く見つけることができた。写真を撮り終えた直後に老年のおば様3人がきて「何!?え~どこ?分からない?」と言い合うので、これですよと指で示してあげ、感謝された。

 

●セミノハリセンボン:冬虫夏草の一種で、生きている時から体を乗っ取ってキノコにしてしまう「セミノハリセンボン」に寄生されている。
当園で何度か見ているが、この後徐々に突起のようなものが増えてくると思われる。

 

◎氷の張る風景など
午前9時半頃、湿地は水が満ちた後だったようで氷が張っていた。


「かわせみ池」も全面氷。広い「高尾の池」も同様だった。


流れがある浅いところでは薄い氷が張っていた。幾何学模様のような感じで不思議だった(画では分かり難いかも)。


また、別の小川のところでは、波がよせるような氷が張っていた。

岸に氷はキレイで、線が入るのは一日分だろうか。氷張る様子は様々で面白いものだ。

 

園路で小さい重機が2台置かれていた。工事の途中のようだが何のためなのだろう。池・湿地の改修かな。

(次回は、北本自然観察公園で目にとまった野鳥をとりあげる。)

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北本自然観察公園へ行く前に、荒川の土手に行き富士山を見ることにした。


スッキリとは言えないけど、冠雪した富士山が見られた。

 

 

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さぎ山記念公園:“野田のさぎ山”とは

2022-02-13 | 自然・環境とか

〔見沼:その3〕1月30日(日)、「見沼自然公園」から見沼代用水を挟んだ『さぎ山記念公園』へ行く。

さぎ山記念公園は、敷地面積43,500㎡、1986年(昭和61年)5月に開園(隣の公園よりも8年早い)。キャンプ場・BBQエリアもある。名前から、サギ山を記念したと分かるが、そのサギ山とは何だろう?とは思っていた。

修景池(釣り可)の脇を抜けて先に行くと『さぎ山記念館』がある。中に入ると無料の展示室があった。ガラスケースの中の壁面には昔の写真等が展示されている。


展示とさいたま市Webサイト(見沼田んぼのホームページ)によると
この付近(地名が「野田」)は、かつて「野田のサギ山」と呼ばれる1.4haものサギの集団営巣地だった。
見沼田んぼの開発により、サギの恰好な餌場が出現したのが原因の一つ。当時浦和周辺は紀州徳川家の鷹場であり、サギ山は御囲鷺として保護されていた。


明治・大正の頃は、禁猟区としてサギ山は保護され、昭和13年(1938年)には国の天然記念物に、昭和27年(1952年)には「野田のサギおよびその繁殖地」として国の特別天然記念物に指定された。訪れるサギは5種類でチュウサギ、コサギ、アマサギ、ゴイサギ、チュウダイサギ。


昭和32年(1957年)頃に営巣は最盛期を迎え、巣の数は6000個超。しかし、その後は激減。昭和47年(1972年)にはサギが営巣しなくなり、250年間にわたるその歴史に幕を閉じた。昭和59年(1984年)には、国の特別天然記念物の指定が解除された。

250年の歴史を閉じた野田のさぎ山を記念してつくられたのが当公園だった。
展示によると、有料の展望台も作られていた(高さ15m)。写真だけでなくチケットもあった。


「昭和37年頃のさぎ山風景」の写真もある。山林の中で白くなって点在しているのが、営巣しているところであろう。
広大な見沼たんぼは、ドジョウ等の魚介類や昆虫類の宝庫であり、営巣に適していたわけだ。


サギが営巣しなくなった原因としては、「農薬の使用による餌の減少、住宅の増加による竹林の減少、道路整備による交通量の増加、餌場となる水田の減少などにあると考えられている」という。

国の特別天然記念物になるほどのサギ山を、今では写真や記録で想像するしかないけど、見たかったな~。周囲ももっと長閑だっただろう。

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さぎ山記念館の入口に大きな木彫りの象さんがいる。高さ2.7m、長さ2.4m、重量1.3トン。タイの樹齢1500年以上、径3.1mのチークが原木。彫刻に6.3年。地域のライオンズクラブが寄贈したとの説明はある。
何故ここに象さん?タイから運んできたの?何のつながり?等々分からない。


さぎ山記念館の裏にパイプが置かれている。これも何だか分からない。

 

 

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見沼:シメ,ツグミ,カワラヒワ,ホオジロ,モズ,カワセミ

2022-02-11 | 主に野鳥や昆虫

〔見沼:その2〕1月30日(日)見沼自然公園散歩で見かけた野鳥たち。
この公園は平地で広い。遊歩道はあるものの、園内はどこにでも自由に立ち入れる。7年振りなので、よく行く北本自然観察公園との勝手の違いに困惑。双眼鏡も持たない一般人がバードウォッチングらしきことをしようにも、どこを見たら良いのかも分からず、最初は右往左往。困った時のバーダーさんも、この時はほぼいない状態だった。それでも、動く野鳥がいれば目にとまるもので、幾つか記録することもできた。

●シメ(アトリ科シメ属の漂鳥;日本の中で季節的な移動をする鳥)
飛んできて地面を突いて枝にとまった。何かの種をゲットしたようだ。

模様のせいか目つきが悪い。大きい嘴は冬は白っぽく、夏(繁殖期)は黒っぽくなるという。

 

●ツグミ(ヒタキ科ツグミ属の冬鳥;秋から冬にかけて日本に渡来する)
カラカラの見沼代用水を見ていたら、フェンスを挟んですぐ近くにいて驚いた。フェンスが目くらましになるのか逃げない。

 

●カワラヒワ(アトリ科ヒワ属の留鳥;同じ地域に一年中生息する)
数匹飛んできて葦原の中に入っていった。葦の隙間からかろうじて茎にとまる姿が見えた。初めて見る野鳥だと思う。

後で調べたところ「カワラヒワ」だと思う。尾は魚の尾のような形で、羽の黄色がキレイ。

 

●ホオジロ(ホオジロ科ホオジロ属の留鳥)
名前は聞いたことがあってもなかなか見ることはなかった。過去に「ひょっとしてホオジロ?」と思ったら、カシラダカやミヤマホオジロ。今回はホオジロだと思うけど、だとしたらこれも初掲載かもしれない。

 

●モズ(モズ科モズ属の留鳥)
この冬は、いつになくモズを見る機会が多い。どこに行っても目にとまる。何故なのか不思議。このモズは「見沼自然公園」隣の「さぎ山記念公園」にいた。

 

●カワセミ(カワセミ科カワセミ属の留鳥)
公園を一回りしたので帰ろうと思ったら、池のカモやバン(前回掲載)を見ながら、その先までもう一度行ってみることに。すると、青いのが飛んできて水辺の枝にとまった。

じゃまな枝が少ない位置をそろりそろり動きながら探す。カワセミが向きを変え、両翼の間の鮮やかな背中が見えた。

さらに右に移動しながら樹を回りこんで横顔が見えるところまできた。

この後、飛んで行ってしまったが、常にじゃまな枝はあったものの、最後にカワセミも見れてラッキーだった。

(次回は、用水を挟んだ「さぎ山記念公園」から)

 

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