シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

十連寺の石塔・石灯籠(上尾市)

2019-10-27 | 日常のできごと

上尾市に徳川家康が命名したという十連寺(干菜山光明院)があり、以前、境内の桜を見に行ったことがある。
10月19日、(前回の)荒川を見た後、ついでに十連寺に立ち寄った。この時期はどうなのだろうと。

山門を眺めていたら、以前は気づかなかったけど虎の彫刻があった。(修復した?)

 

 


山門から本堂までの境内地は緑が多い。カエデもあるので紅葉になれば絵になる光景も見られそうだ。シュウメイギクは咲いていた(別日記参照)。
それよりも、今回、目にとまったのは、石塔や石灯籠など。

立派な五輪塔。屋根形の火輪の中央に葵の紋あり。隣に石灯籠


宝篋印塔(ほうきょういんとう)というのかどうか明確には分からないけど、3mはありそうな立派な塔があった。ただ、葉に隠れて全景撮れず。

 


同様の小さめの塔。


こちらも形は少し違うけど宝篋印塔かな。


自然の石を台にしたような灯籠もあった。


ソメイヨシノの大木は上部が折れたようだ。石灯籠も一応。


境内には、随所に七福神の像も配されていた。

 

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台風後の樋詰橋〔冠水橋〕に行ってみた

2019-10-22 | 自然・環境とか

台風19号の通過から一週間後の10月19日、荒川を渡る『樋詰橋:ひつめばし』に行ってみた。桶川市にある樋詰橋は、洪水時には橋面が水没する堤外地に設けられた橋で「冠水橋(かんすいきょう)」と呼ばれる。

このような橋は地方によって呼称が異なり、荒川水系では冠水橋だが、有名な四万十川では沈下橋、九州では沈み橋、他では潜水橋、潜没橋、潜流橋、潜り橋、地獄橋など。

樋詰橋の右岸側からの様子。車1台分の幅しかないので両岸から車が来たときは、忖度を要す。画の右側の四角い看板跡?にゴミが掛かっている。この位置まで水位が上がったわけだ。撮影位置から後方の堤まではかなりの距離があり、広大な畑などになっているが、全て水没したと思われる。


左岸側では竹が横になっている。その辺りまできたのだろう。
この日はまだ増水状態で、水位は通常?よりも1.5mほどは上がっていると思う。


通常?の樋詰橋と荒川の様子は、県のWebで確認できる。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a1001/doboku-sansaku/hitsumebashi.html

左岸から右岸側を見る。


樹の中ほどに鳥の巣、ではなくゴミだ。


橋の中央から下流側の様子。台風時は両岸の上まで一面の・・・。


上流側の様子。

 

この後、荒川沿いにもう少し上流(北側)に行ってみた。

対岸に桶川飛行場(ホンダエアポート)が見える堤に立つ。手前の田は水没跡が見られた。飛行場も水没したのかもしれない。セスナはどこに退避したのだろう?
↓画はそこそこのズームで。

 

ところで、埼玉県のWebによると上尾市・桶川市・北本市では合わせて床上浸水が76件(10月20日現在)だった。全国のいたるところで、大変なことだ。

 

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当地の台風19号

2019-10-14 | 自然・環境とか

10月6日、熱帯低気圧が南鳥島近海で台風となり、アジア名「ハギビス」と命名された。台風の名前は日本を含む14か国が所属する「台風委員会」にて命名され、発生する順番で名前が決まっている。おおよそ5年間で名前が一巡するようだ。

「ハギビス」は、フィリピンの言葉で「すばやい」という意味らしい。でも、令和元年の台風19号は「すばやい」というイメージとはかけ離れた大型で強い台風になり、10月12日に日本に上陸した。


埼玉県は「秩父地方」「北部」「南部」と大きく3つに分けられ、さらに南部は東・中・西に区分され、我が家は「南中部」にあたる所にある。この辺りは、関東平野の内陸部であり自然災害が少ない方だと云われていた(思っていた)。

しかし、今回の19号は関東を直撃するので、我が家でも、ベランダの物や外に置いてある鉢植え、自転車などの移動をし、窓の雨戸を閉め切って備えた。あと非常時の飲物とか浴槽に水を溜めるとか・・・(ただ、冷蔵庫の中が普段より少ないのにはかなりビックリした)。

12日、台風が近づくにつれて各地の災害状況が伝わってくる。我が家でも雨が雨戸にあたる音が激しくなる。Webを見ると当地は「大雨の警戒レベル4に相当する状況です」とされた。
この後、強風がやってくるのか!と思っていたが、風はそれほどでもなかった。過去には突風で家が揺れるような時もあったが、そこまでではなかった。(揺れた!と思ったら地震だった)

同じ埼玉県でも秩父や北西部・南西部では被害が出た。本日、Wikipediaによると24時間降水量(12日22:00頃まで)では、埼玉県秩父市浦山で約650mmと、箱根943mm、湯ヶ島720mmに次ぐ3番目。他にも県内では、ときがわ587mmで7番目、三峰562mmで10番目と降水量が多かった。

今後、毎年このような台風がやってくるとしたら・・・・・大変だ。

 

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ムモンホソアシナガバチの巣があります・・・

2019-10-07 | 自然・環境とか

前回に続き、9月22日(日)の北本自然観察公園。
遊歩道沿いの一画にロープが張られ、「ムモンホソアシナガバチの巣があります おとなしいハチなので、そっと通り抜けてください」との案内があった。


『ムモンホソアシナガバチ』という名前は初めて聞くので分からないけど、巣があるなら見てみたいと思い探してみた。すると、樹の幹や枝の隙間から見慣れない物体を発見。まずはズームで。

 

これはどういう状態なのだろう!?案内の写真の画と違う。目視ではよく見えないので、さらにズーム。


ちょっと・・・引くわ~。ハチが群がっている。働きバチが頑張って鋭意製作中(?)ということか。

 

折角なのでムモンホソアシナガバチのことを調べてみた。
アシナガバチは、後ろ脚が長く、胸部と腹部の間が絞られた体型をしているハチで、ハチ目スズメバチ科アシナガバチ亜科のハチの総称。日本にはアシナガ属・チビアシナガバチ属・ホソアシナガバチ属の3属11種が生息している。花の蜜や花粉を巣に持ち帰る「花蜂」ではなく、アオムシやバッタなどの小型の昆虫を狩る「狩り蜂」。
有名な(よく見る)のは、アシナガ属のセグロアシナガバチやキアシナガバチ。

ムモンホソアシナガバチは、ホソアシナガバチ属で、同属のヒメホソアシナガバチのメスにある頭部の黒い模様がないことからの「ムモン」らしい。活動の最盛期になると働き蜂の数が100匹を超えることもあるという。この時は、最盛期なのだろう。
・・・・・ハチのことも知らないものだと、改めて思うのであった。

 

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ムネアカハラビロカマキリ、ウラギンシジミなど

2019-10-04 | 自然・環境とか
9月22日(日)、北本自然観察公園での生き物記録。
当公園に行ったときは、まず最初に「埼玉県自然学習センター」に行き、生き物マップを確認するのだが、その際、他の展示も見ていたら数種類のカマキリの説明板が掲示されていた。その中に、ハラビロカマキリとムネアカハラビロカマキリがあった。
 
ムネアカハラビロカマキリ』は中国など大陸産の外来種で、2016年8月、県内で初めて当公園で確認された。腹部から前足にかけての赤みが特徴。
2009年頃から国内で確認されているようで、いつの間にか増え、生育環境が同じでやや小さい在来種のハラビロカマキリに影響を与えているらしい。
そのムネアカハラビロカマキリが、遊歩道沿いの柱の上にいた。先に、中年のカップルが見ていたので、何かな?と目を向けた。
 
 

腹部が赤いことと、前脚に多数のトゲ状突起があるのでたぶんそうであろう。こんなに普通に見られることを考えると、かなり増えているのかもしれない。

なお、調べていると、中国から輸入される竹ぼうきに6~8mmの卵が付いたまま国内に入り繁殖したとのこと。ホームセンター等で竹ぼうきを買うときには、カマキリの卵が付いていたら取り除くことだな。(私は使わないので・・・)
 

遊歩道に、翅の裏面が白い蝶が休んでいた。羽根を開いたら表面が見えた。裏面との対比に驚く。調べてみたら(過去に何度も見ている)『ウラギンシジミの雄』で、翅の表面が濃茶色地に朱色の紋が入る。

なお、雌は濃茶色地に水色の紋が入り、3年前にこの日記でとりあげた。
また、今年の1月にはウラギンシジミの越冬姿が見られた。
 

歩いていると、モグラの穴?のような穴の縁に何か黒い生き物が動いたのが見えたが、すぐに穴の中に入ってしまった。
しばらく離れた後にゆっくり近づくと、外に出ていた。『コオロギ(エンマコオロギ)』だった。間借りかな。
 
 
折れた葉に紡錘形の茶色の物体。これは2年前に初めて見たオオトリノフンダマシ』という蜘蛛の仲間の卵嚢(らんのう)だ。面白い形をしている。(オオトリノフンダマシ自身も特徴的で面白いようだ。未見)
 
 
学習センターの中では、園内でのバッタの仲間達を展示していた。ほとんど分からないバッタばかり。たくさんいるものだと感心する。
 
 
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