埼玉県の「ときがわ町」は、3年前に玉川村と都幾川村が合併して誕生。その旧都幾川村の西側(峠を越えると秩父方面)にある、堂平天文台「星と緑の創造センター」に行ってきた。
都幾川に沿う172号から右に折れてからは、クネクネの細い山道を登る。
堂平は“関東一の展望”といわれる。山頂間近の看板にも書いてあった。
見上げると天文台が見えた。
天文台の横の駐車場及びその隣の堂平山頂(標高876m)から眺望が楽しめる。
関東一ってどうなの?と思ったが、ホッホ~!これは、なかなかのもの。
天文台の背後を除けば、全方向に視界が広がる。(写真じゃ分かりにくいな~。)
よくある案内板も四方に4か所ある。関東平野は当たり前。北は谷川岳や苗場山、南は茅ヶ崎の表示もある。霞んでなければ見えるのだろうか。
東京の方角をみると・・・お~!高層ビル街がぼやんと見える↓。けっこう近くに感じるな~。(アップでも撮ったけどイマイチだった。)
ちなみに、この後、同町の日向根という所にある大杉を見に行ったけど、その近く(標高約400m)からも東京都心が展望できたので撮ってみた。日の当たり方が違うから?標高が低いから?何でか分からないけどこっちの方がキレイ!?
さて、この天文台は1962年11月に「東京天文台堂平観測所」として開設。日本の天体観測をリードしてきた観測所であったが、近郊の人口増加による空の環境悪化や大型観測施設の稼動等により2000年に国立天文台としては閉鎖。
同年、都幾川村の要望により観測ドームは、村に移管され残された。その後、近くにログハウスやモンゴルパオ(ゲル)、林業体験施設等が作られ「星と緑の創造センター」として生まれ変わった。(↓はパオ。左木の上にドームが…。)
観測ドームの研究員の休憩室や研究室は客室として改装され、一般の人も宿泊できる。また、月に2回星空観望会を開催しているようだ。
日中の展望も良いけど、夜景も良いだろうね。もちろん星空も。ん~泊ってみたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます