神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)

風吹くままに 流れるままに
(yottin blog)

超ミニ畑スタート

2024年04月04日 21時23分33秒 | 家庭菜園
 今日は朝から長野へ行くのでドジャースの試合HDDに録画しておいて、帰ってから見た。
ついに9試合目41打席目で130mソロ弾が出た、しかも9試合連続5得点以上を継続する一発だった
記念すべきDs1号を録画できてよかった、これで量産体制に入るだろう、早く打率、打点もベッツに追いついてもらいたいものだ、いったいドジャース打線はどんな記録を作っていくのだろうか。   

 商売をやめて約2年半、70歳まで働いていきなり辞めたものだから、当初は何をしてよいのかわからぬまま、一年を過ごしなんとか人間に戻った。
去年の春から、これはやろうとも思わないのが偶然の必然に追われて野菜作りを始めることになった。
詳細は省くが、畑など無いので、家の南西にある10坪の小庭のうち2坪の雑草地を掘り返して、畑用の土を撒いて畑にした。
ニンニク、トマト、ナス、ネギ、枝豆、キューリ、カボチャ、スイカ、メロン
ニンニクは葉が伸びて立派になったが、さび病で全滅、枝豆は枯れて、カボチャもうまくいかず、メロンはプリンス6玉のほかなぜか1玉だけマスクメロンが出来た、味は今一だった。
スイカは10玉できたが大成功と言って良い、まずまずの甘みと水分、自信になった。 キューリも1本だけだが100本位取れた。
ナスとトマトは各30~40ケ収穫、独学ど素人の初年度にしては70点の出来だったと思う
いろいろ失敗もあったし、一年緒経験で知ったことも多いので、今年はそれを活かして2年目の畑づくり。

1.面積が狭いので一本でたくさん収穫できる野菜に絞る
2.配置を考えなかった(知らなかった)のでごちゃごちゃになったので整然と計画的に植える
3.蔓ものは、広い土地が必要で葉が茂って収拾がつかなくなるので、せん定をしっかりやって葉を茂らせすぎないように最初が肝心
4.スイカは立体的に作る、メロンは難しいのでやめる。  など

この4月中旬から5月に植えるのは、今年はスイカ2~3苗、苺(既にやっている)2苗
ナス1本、キューリ1本、トマト1本、新たにPマン1本、ショウガ、シソ1本
の予定。
さてお楽しみ、こっちはまだ桜の開花もおぼつかない状況、5月までは準備だ。




「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた 武田家 61

2024年04月04日 08時13分03秒 | 甲越軍記
 真田幸隆は、さらに続けて言う
「天下の大丈夫を見定めて仕えれば、一国一城の主となることも可能である
その人を見定めるために、このような上州の田舎にあって時の熟すのを見ているのだ
されども時を外してしまい、天下泰平になってから仕官しても、もはやそれは遅い、今は乱世ゆえに百姓から大名になることもできるのだ、その時を外してはならぬ
しかも仕える英雄を間違えれば、平時には山よりも重い命も、戦時には鳥の羽よりも軽くなる
命の使い方を間違えれば子子孫孫の損である、一国の為に命を捨てれば太平の後、子孫は槍一本の主となり、奴僕の一人二人を使い、城門の番人となる程度であろう
されども天下の為、義兵の為に命を捨てるならば、太平の後、子孫は一国の主となり名馬をまたぎ、あるいは輿に乗り前後を千人の供が付きそうであろう
名家や公家にさえ腰を折ることなく堂々と肩を並べて歩くであろう

同じ命の遣い方も、仕える大将の器量次第で、その値打ちは変わるものである

われはここに在って、天下の形勢を見るに、まず上杉修理大夫憲政は関八州の管領家に生まれながら生得愚にして常に北条の為に、その領地を削られるばかりである
また北条氏康は勇なることは勇なるに似たりだが、頑なにして人を用いず
今川治部大夫義元は大様にして事を人任せにして怠慢多し
武田晴信の軍立を聞くに、武を講じ兵を用うる事は古今に並びなき良将だが、自ら戦場に出て士卒と共に戦地を踏み、自ら采配せねば気に入らず、その人を看て大任を任すことが出来ぬは大きな欠点である
大様であるのも大将に非ず、自ら走るも大将に非ず、天下の君となる器ではない、これを思えば晴信もまた天下乱世を制して鎮める器とは思えぬ
今はまだ仕官の心はない」と答えた。

ああ、智者の明見後を照らすこと、明鏡の青山を照らす如し
後年、晴信朝臣はささいなことから長尾家謙信と一代戦い暮らし、年月を費やし、ついに天下を得ることが出来ず、他人にみすみす天下を与えてしまった。
これ時は違えども今わの際の小幡日浄が遺した遺言と一致したことは不思議である。

勘助は幸隆の話を聞くと、「ハタッ」と膝を打ち
「足下の申されること、諸大将の器を評し、晴信を語ること神妙の利害である
某は晴信十三歳の時に初めて会って論をして、得難きは天下の権柄であることを説き、晴信もこのことに心を砕いている」