台風が宮城県に上陸したのは観測が始まった1951年以来はじめてだという
台風は南の海で生まれて沖縄方面、小笠原方面からやってくることが多い
近年は朝鮮半島や台湾から大陸に上がる台風が増えている、沖縄九州以外の日本列島が被害にあう回数は減ったように思える
だが迷走台風、居座り台風などおかしな動きが増えている、今度も大陸に行く6号はセンガクあたりで立ち止まり、そのうちに8号が突然現れて関東を伺った
しかし東北まで海上から上って行ったのだ、大概は右(東)の海上にシュート回転で行って温帯低気圧になるのだが
オリンピックの事
今のところ日本はわずかな差で金メダル数トップ、今までを思い起こせばすごいことになっている
傾向として10代などの若手の金メダル、そして今までは日陰の身(失礼)で表に出なかったアスリートの金メダルが多い
逆にメダル確実と言われたトップアスリートが敗れている、桃田、大坂、瀬戸
19歳の体操総合優勝橋本、そして水泳銀メダルの本多灯(ともる)も私は知らなかった、200mバタフライ、予選で瀬戸がまさかの敗退
しかし本多は予選*組で3位通過、準決勝では*組3位、全体の8位でぎりぎり決勝進出で一番端っこ8コース、だがこちらもまさかの銀メダル獲得
新鮮な活躍が心躍らせる、アメリカ競泳陣も10代に若返っているという
そんな中で自由形の女子王者アメリカのレデッキー、日本の大橋などのベテラン(とはいえ24歳、25歳)の活躍
前回200m~800mまで金メダル独占だったというレデッキーは東京では若手の前に勝てなかったが一番長い新種目1500mで強さを発揮して金メダル
予選からも力を抜くことなく全力で泳ぐ姿には感動した
たいがいの外国人選手は勝利に喜び感情を爆発させる、日本選手は国民性からか比較的冷静な喜び方だ
だが10代の若者は素直に喜びを表現する、本多選手はお茶目と言うかはしゃいでいるようにさえ見える、これも若さの特権か見ている方も思わず笑顔になる
一方、柔道は「勝って兜の緒を締めよ」の如く、礼に始まり礼に終わる
ほんとうに冷静で(嬉しくないんだろうか?)とさえ思うが嬉しいに決まっているだろう
相撲のこと
これに絡めて先日終わった大相撲、こちらもモンゴル人同士の全勝対決を制した白鵬の鬼のような形相での「やったぜ!!!」は心技体に反すると非難された
これも国民性の違いなのだろう、柔道や相撲、特に相撲の力士は審判の決定に対して抗議どころか感情の動きすら見せない
審判はみんな力士の親方衆だから当然と言えば当然だが、そんな慣習を白鵬は何度か無視した、あの朝青龍も同じだった、気性が激しい
かっての照ノ富士も似たような激しい気性だったがどん底から這い上がって苦労したせいか感情を表に出すことが少なくなった
鶴竜や逸ノ城のように穏やかなモンゴル力士もいるが、朝青竜の甥だという豊青竜も悔しさを全身で表す激しさを持っている
負けず嫌いなのだ、ケガがなく体が大きくなれば大関は間違いないだろう
礼儀は重要だが覇気も負けん気も表に出ない力士では横綱になれない、かっての貴乃花、北の湖、北の富士など昔の初代若乃花、栃錦なども気迫に満ちていた
腐っても鯛というが腐った鯛はゴミでしかない
魚は新鮮なうちに食べるべき