5.4 アル・ジャジーラ、シリア軍が化学攻撃をしたとする映像を撮影=情報筋
軍・外交筋がロシアメディアに伝えるところ、シリア軍によって化学兵器が用いられたとする映像の撮影が、シリアで新たに行われた。
情報筋は、「確認されたいくつかの情報筋によると、アル・ジャジーラテレビの特派員の映像グループが、シリア軍によって民間人に対する化学兵器使用が再び行われたとする映像の撮影をこの数日で行った」と述べた。
情報筋は、イドリブ県で行われたこれらの演出では、30台ほどの消防車に救急車、難民キャンプから連れてこられた70人の子どもを含めた地元住民が参加したと指摘した。
情報筋は、「自然さを出すために、撮影はいくつかのアングルからの携帯、そして、クアドロコプターを用いて進められた。
『撮影プロセス』終了後、子どもを含む全ての参加者には、1000シリア・ポンドが支払われ、食料セットが与えられた」と付け加えた。
先の報道によると、ダーイシュ(イスラム国、IS)がイラクでマスタードガスを用いたことは、シリア・イドリブ県の黒幕はシリア政府ではなくテロリストであることを証拠付ける。
https://jp.sputniknews.com/middle_east/201705043604350/
5.5 米軍人 シリアでモスクを空爆した事実を認める
米軍は3月シリアで宗教施設に属する建物に空爆を行ったことを認めた。CNNテレビが米国防総省内の消息筋からの情報として報じた。
空爆が行われたのは3月16日、アル・ジヌィ地区。これにより42人が死亡、その大半が一般住民だった。
ところが当時米国防総省は、空爆が行われたのは宗教施設ではなく、アルカイダの武装戦闘員らの会合が行われていた隣の建物だったと主張する声明を出していた。
米国防総省内のCNNの消息筋は、調査が実施された結果、空爆を受けた建物は実際文化的な目的をもったものであったことが判明したと明かしている。
そういった施設は通常、学校、病院と並び、攻撃対象にしてはならない建物リストに入れられている。