⑧ 明治維新から、今日の現政権までに課せられた秘密指令
~日本国解体と日本民族絶滅計画!?
皇道派の荒木貞夫がワンワールドのエージェント?
話は一層複雑に
田崎末松という人の真崎大将の評伝はかなりマシです。
皇道派でも荒木大将っているでしょ。
荒木大将は皇道派のNO.1、代表と当時言われていた。
ところが荒木大将というのは、大変危なっかしいというか、奇妙というか、いかがわしい存在なんですよ。
この人はずっと陸軍大臣をやってて、二・二六後も処罰されることもなく、昭和天皇に追放されることもなく、戦時中大臣をやった事もあるんじゃないでしょうか。
私は荒木大将とは非常に奇妙な人物だけど、何だろうと思ったんです。
落合莞爾の「ニューリーダー」の連載を読むと、この人が上原勇作元帥の後継者に指名されたとあるんですよ。
これは非常に奇妙です。
上原勇作はれっきとしたフリーメイソン、ワンワールドのエージェントですよ、日本の軍の中で。
単なる薩摩派閥でもないです。
そうして上原元帥は全く目に見えない秘密の特殊工作をやったということですが、その後継者に荒木大将が任命されたというのはとても奇妙に思えるでしょ。
彼が皇道派というのは辻褄が合いません。
上原勇作の後継者という事は荒木大将もワンワールドの紐がついてる事を意味します。
真崎大将にはそういう事が全くない。
山口さんの国民新聞の連載の中で、戦時中に英国のスパイとして逮捕され、ビルから投身自殺したコックスという人がいます。
そのコックスを警察が取り調べたときの話が色々あるみたいですけど、そのコックスという英国のスパイが自供して、「われわれは日本の陸軍の主要な指導者、軍人を全て接近・工作して取り込んだ」と言うんです。
しかし、「真崎大将だけは、全く取り付く島がない、工作する事が出来なかった」と供述したという。
幕末から明治初年、フリーメーソンが薩長の維新政権の主要人物を全部取り込んで何らかの形で紐をつけたけど、西郷隆盛だけは頑としてフリーメーソンの誘いにも工作にも応じなかった。
それでフリーメーソンは西郷隆盛の排除を指示したという事が「月刊ユダヤ研究」に載ってます。そのことを想起しましたね。
真崎大将という人は、現代日本において本当に重要な人物なんです。
「わからない奴はわからないんだ。ほっとけ」
非常に重要な日本民族の指導者であり、指導者たるべきところを排除された真崎大将について、山口さんが言うには、二・二六事件の前から、敗戦後、現在に至るまで、一貫して真崎大将についての偽情報、誹謗中傷、全くの嘘の情報、デマ情報がまかり通っている。
その偽情報を振りまいてる主要人物、ジャーナリストの代表格が、半藤一利とか、ハタ何とか(秦郁彦)とか、年中マスコミに出てくる、昭和史についてくだらない話、偽情報を振りまいてる作家ですよ。
体制側で持て囃されてる人達。
こういう人達を通じて、真崎大将と皇道派についての偽情報をばら撒いてる主要勢力は、左翼だと言ってます。
左翼ということは朝日新聞と岩波書店ですね。
こういう連中はなぜ皇道派の悪口を言わなければならないのか?
大変興味のあるところでしょ。
なぜ左翼、岩波・朝日は、皇道派の悪口を言うの?
全くの嘘八百を並べ立てて、皇道派・真崎大将を貶めてどうしようと?
どういう理由でそういう事をするんですか?
それは大きな事なんですよ。
左翼は決して信用してはなりません。
もっともらしい事を言っても、左翼はイルミナティの紐付きですからね。
心を許してはいけませんよ、左翼には。リベラル派もね。
山口さんは、少年時代から真崎大将が亡くなるまで親しく交流して、真崎大将の死後も孤軍奮闘して皇道派の旗印を守ってる訳です。
こういう人がいるとは本当に改めて見直しました。
それで戦後ずっと皇道派が正しかったと伝えようと、活動し続けてる訳です。
そしたら、真崎大将に
「おまえ、もうわからない奴はわからないんだ。ほっとけ」
「もういいよ」「いい加減にもういいんじゃないか」って言われた。
「その内、時代が皇道派(我々)の正しさを発見するだろうから」と何度も言われたと書いてあります。
しかし、体制側・権力側が垂れ流してる情報以外全く存在しないとすれば、日本人は皆それに洗脳され、何となくそんなもんかという気になります。
私も(今まで知らずにいて)ずいぶん恥かしい話だと反省してます。
本物の情報がなければ、日本人は洗脳されっぱなしですよ。
今、日本は土壇場に追い詰められ、精神的に腐敗が進行してますから、それが一番危険で致命的ですよ。
それで、私達は再生・蘇生する方法を見つけなければいけませんが、まずは皇道派・真崎大将のことを日本人が真剣に見直して、名誉回復の動きを起こすことです。
真崎大将の名誉回復ということは、裕仁を告発することになります。
ここに山口さんが書いてる真崎大将の言葉がある。
「東條ごときは物の数でないけど、しかし自分を弾圧する根源が宮中から来た。その事が一番自分にとっては苦しい事であった」と。
宮中ってなんですか? 裕仁ですよ。
昭和天皇によって真崎大将はキュウキュウに追い詰められ弾圧される。
二・二六と関係ないのに、寺内陸軍大臣は真崎大将を逮捕する。
陸軍大臣が陸軍の軍事裁判の委員長だから、陸軍大臣が決定する訳です。
寺内陸軍大臣は、青年将校と北一輝の裁判をする前に、判事団(軍事裁判の裁判官、軍人)に判決書を渡してる。
判決は有罪で死刑です。
事前に死刑の判決を出せと陸軍大臣(軍事裁判の長)の名で紙を配っていた。
出来るだけ判決は重く執行は早くとの基本方針を陸軍大臣が与えて、二ヶ月の暗黒裁判で死刑判決、直ちに死刑執行。
その後、真崎大将を逮捕。そういう命令を受けていたにも関わらず、裁判官も検察官も(検察官と裁判官は一人二役です)、真崎大将を有罪とする何の証拠もない。
寺内陸軍大臣は、真崎は銃殺刑だ、死刑だと大声で喚き立てたそうだ。
それでも裁判官・検察官は、
「いくら何でも全く関係のない真崎大将を死刑判決には出来ない」という訳で無罪釈放にした。
寺内陸軍大臣の方針は裕仁の意思でもありますからね。
裕仁は全く無実の真崎大将を殺せって言った訳です。
そこで裁判長・検察官のホサカ〔為清註:軍法会議で首席検察官をつとめた匂坂(サキサカ)春平?〕という人は、言われた通り17名、青年将校、北一輝、西田税に死刑の判決を下して、その事に死ぬまで鬱々と苦悩してる。
敗戦後は自宅に篭ったきりで、比較的早く死んだと言われてます。
この検察官が最高責任者でしょう。
しかしそれをやらせたのは誰ですか?
裕仁以外の何者でもない。
裕仁は何の為にそうしたんですか?
イルミナティの命令を実行したんですよ、裕仁は。
そうして二・二六の時に日本の運命が決定されたんです。
陸軍の将官の絶対多数は、決起将校の趣旨は酌むべきものがあり、統制派と裕仁が強行するような中国との全面戦争は絶対してはならないという気持ちだった。
日本の軍事専門家は自分たちの軍事力の限界をよく知ってますよ。
そういう日本の軍事的・経済的力で、中国全土を占領なんて、どんな戦争をするんだ?
自分達の責任上、絶対賛成できないと思った訳です。
日本の国民もそうです。
今の様に選挙で投票したら、そんな事に賛成する国民はただの一人もいないですよ。政治家にも。
にもかかわらず裕仁は、日本に絶対独裁制を敷き、イルミナティの指揮通り、日本を必敗、百戦百敗、必ず壊滅する戦争へと、日本が滅びる方向に引きずり込んでいったのです。
これが日本に対する売国奴でなくて、日本民族に対する裏切りでなくて、何なんですか?
二・二六の時に決定的に転換させられたんです。
その頃、日本人の絶対多数、日本の権力層の軍人も、そんな事はしてはならない、出来ないという良識・常識があったんです。
当時の日本の国家権力の最も強い力は陸軍が握っていたでしょう。
陸軍の絶対多数もそういう考えです。良識の代表は真崎大将です。
そういう者を排除して、裕仁はいったい何をしたんですか、日本民族に対して。
日本民族に対する裏切りと言わずして、何と言えるんでしょうか?
裕仁と称する人物は日本人ではない。
天皇を詐称するイルミナティの傀儡です。
イルミナティは、日本という国は彼らにとって最も危険な、致命的・驚異的な存在となるであろうから、絶対抹殺しなければならないと、ザビエルが来た時に既に決定してる。
彼らイルミナティのアジェンダ通り、450余年、日本は攻撃され侵略戦争を仕掛けられているんですよ。
その侵略戦争の傀儡、道具として、裕仁は百点満点を与えられた存在なんです。
そしてその事が、二・二六事件の全経過を通じて完全に暴露された。
真崎大将もついでに死刑にしようとしたが、陸軍内部の良識が幾らなんでも出来ないといって無罪釈放にした。
その後も真崎大将は完全に干されて監視されることになった。
近衛文麿が皇道派を復活させ、真崎を陸軍大臣にして、日本の国策を完全に一変し、統制派・裕仁がずっと追求してきた政策を否定してやり直す、一変する方針を立てようとしたら、裕仁は拒否・否定した訳です。
最近になって私がバーガミニの本を読み始めたのは、鬼塚さんの『日本の一番醜い日』を読んでる内に、あれはあの通りだろうけど、それで全てという事でもないしと思ったからで、この半年ほどいろいろ考えて、次第に物事が見えてきました。
今日はいろいろ話しましたけど、参考文献や私の話などを参考にして、日本人として、今、何をすべきか、それを真剣に考えて頂ければありがたいと思います。(講義終わり)
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