コート大臣

コートの話である。

防寒着しまいを試みるが、収納ボックスに入らず・・・、何枚か確認する。

なっなっなんと[コート]と称するモノが計16着。(ウール・綿・ダウン・キルティング・等々)

異常だよね。

まあ、こんなに増えたのには理由がある。

自分で購入したコートの他に、退職した夫の人から貰ったモノと実母から譲り受けたモノがプラスされたのだ。

貰ったりしなきゃいいけど、お二方共、[バーバリー]とか[ダックス]とか[アクアスキュータム]の商品であり、状態も頗るAランク。

それでも、夫の人の品物は少々重いので処分とゴミ箱に入れたら、

夫「捨てちゃダメだよ。アカスのダッフルは冬に行くであろう北海道に着ていくし、ダックス綿コートはマナミが着るよ。それと・・」

うーーーーーーーーーーーーーー。着ないよっ!!

いつ行くか分からない旅行とか、暑がりでデブのマナミは絶対着ないよ。

頼むから捨てようよ。

夫「君が仕事している間は、処分は無理だと思うよ」

きぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。捨てたい!!

衣装と靴は、当分そのままで、ぎゅうぎゅうに押し込んでいる。

気分は窒息気味である。

取り合えず、20代の頃に買って貰った綿コートを一枚だけ捨てる。