マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

ガラシャ2 裸の王様  小林賢太郎

2017-03-21 09:43:22 | 小林賢太郎・(有)大吟醸
天王洲にて3月17日参戦。

仁ちゃん出演の[ガラシャ1]を見る態勢とは、まったく違う。

興奮感とかドキドキ感とかわくわく感とか、無、ひたすら三列目で寝ない様にと心がける。

では、内容の微妙な(25%位しか覚えてない)おさらい。



 
[俺ランド]

自分の国に何をいったいつくりたいか?の話。

東京タワーが見えて洒落たダーツバーがありとか、温泉&粉物中心フードコートとか、電気街とか。

本日の役者の紹介も兼ねて、ちょぼちょぼのあるある感を出しているコント。


[毒の壺]
最後のオチが、寸足らずで終わったコント。

頭に残ったのは、ブルボンシリーズの名前と、カントリーマームのみ。

なんだか、格言を何個か披露したけど、ma-ちんの頭の中には全く残っておらず。
 
天網恢恢疎にして漏らさずって言ったかなあ・・。

まるでコントの中の辻本君と同じ。


[最強スパイ]
「怖いよ~、やめてよ~」って言いながら、舌先三寸の言い逃れでまったく吐かない最強スパイの話。

冷静に考えて、十二支が一匹づつ襲ってきたって大して怖くないけど、賢太郎脚本のあー言えばこー言う連鎖で、みょうちくりんに可笑しい。

今回初めてだった菅原さんの演技も上手なのか?しかし、彼は声がじゃりじゃりしていて聞き辛い。


[不条理選手権]
難しい題材を、馬鹿にもうんうんと納得してもらえる様な例え話のショート脚本に書けるのは、賢太郎君の才能だな。

量販店の服屋だったり、自動販売の缶コーヒーだったり。

きっと、我々は常に、知らず知らずのうちに、不条理だと思う日常に身を置いているのかも知れない。


[会社コントいっぱいいっぱい]

会社をある物に例えるなら(自転車・炊飯器・・・)・さ行の早口言葉(竹井さん主演)・双子社長のコント・♪丘を越えて行こうよ口笛吹きつつ不吉・・・等等。


[バニーシークレットサービス]
ma-ちんブログにも掲げている大吟醸がご出演。そして月桂冠なる親父も出てきてしゃっちゃかめつちゃか。

脚本はイマイチだけど、ウサギの耳付けた賢太郎君がそこにいるだけで、大満足にさせちゃうって、やはりラーメンズの頃の彼は偉大だったと過去を振り返り納得し、で、今は?と思うコント。


[考える人]
このコント見て、ma-ちんは村上春樹さんってこんな人なのかな・・・と思ってみてた。

賢太郎君の印象は、こんな人とま逆な感じがする。

無意識に物事が飛んで別の考えになるなんて、性格がデューイ法の彼には考えられない。

おまけで彼得意の影絵が見れます。

[四季の王様と仕立屋]
次のKKPの脚本かよ!!と云う様な話。ラグビーのオールブラックみたいな踊りもあり。

60歳近いma-ちんには、たるい&ぬるい&ふぬけの炭酸・・・という感じ。

安定より驚きが欲しかったなあ。

おっ賢太郎やるじゃんみたいな。




初期からラーメンズを愛でている観客は厳しいぞ。

常に、もっと面白い脚本を、ラーメンズの復活をと望んでいる我々に、納得のいく舞台を作るには、大変だろうなあ・・・と、
小林賢太郎君を少し可哀そうにも思うma-ちんでした。