監督・ビョンホンの挨拶 ∞ではなく15分間。
こざっぱりしたイナ系髪型と、つるっとゆで卵今!!剥いた様なお顔立ち。
質問に対する回答は、例の如く誠実で永遠におしゃべりになるのが少々難。
監督から「チェ・ミンシクはにわか雨、ビョンホンは霧雨」と例えられ、
にわか雨の方がイイと感想を述べていたのが印象的だった。
残虐で衝撃的な映画ではあるが、登場人物達の「悲しさ」を是非感じ取って頂きたいとの事。
さてさて、「悲しさ」は感じ取れるのであろうか・・・?
ネタバレ注意
この映画は、何だろう・・。
サイコホラーか、追撃劇か、復讐劇にしてはとても内容が陳腐である。
話は単純、婚約者を快楽殺人鬼ギョンチョルに殺されたスヒョンが、何回も痛めつけては逃がすという残虐な復讐に出る。しかし、ギョンチョルも黙ってやられているばかりでなく、次々と新たな獲物を見つけては犯罪を繰り返す。そして、行き着く処はスヒョンの関係者までに及ぶ。
強姦して切り刻む、捕らえて殴って苦痛を与えるの繰り返しから映し出される、雑で暴力的な映像は、観客への恐怖心ではなく、不快感ばかりを募らせていく。
本当の恐ろしさとは、得体の知れないモノであり、個々の頭で膨大に増幅する内在的な代物ではないだろうか。
犯す・殴る・蹴る・切り刻むの単純行為だけでは、恐怖は描ききれない。
絶望=肉体的残虐行為というフィルターでしか、自分を語れなくなった二人の悲しみは、残念ながら生理的に共感出来なかった。
しかし、ビョンホンの演技はいい。
もの凄く、いい。
当たり前だけど・・。
だからこそ、惜しい感じの作品である。
追記
生理的に受け付けなかったこの作品を、再度見に行く・・。
免疫が出来ていたせいで、残虐場面では「あーーまたか・・」位になる。
で、見終わると出演者達の演技の上手さ、またそれを引き出している監督の手腕に、脱帽である。でもね、この手の復讐劇は、やはり苦手である。
こざっぱりしたイナ系髪型と、つるっとゆで卵今!!剥いた様なお顔立ち。
質問に対する回答は、例の如く誠実で永遠におしゃべりになるのが少々難。
監督から「チェ・ミンシクはにわか雨、ビョンホンは霧雨」と例えられ、
にわか雨の方がイイと感想を述べていたのが印象的だった。
残虐で衝撃的な映画ではあるが、登場人物達の「悲しさ」を是非感じ取って頂きたいとの事。
さてさて、「悲しさ」は感じ取れるのであろうか・・・?
ネタバレ注意
この映画は、何だろう・・。
サイコホラーか、追撃劇か、復讐劇にしてはとても内容が陳腐である。
話は単純、婚約者を快楽殺人鬼ギョンチョルに殺されたスヒョンが、何回も痛めつけては逃がすという残虐な復讐に出る。しかし、ギョンチョルも黙ってやられているばかりでなく、次々と新たな獲物を見つけては犯罪を繰り返す。そして、行き着く処はスヒョンの関係者までに及ぶ。
強姦して切り刻む、捕らえて殴って苦痛を与えるの繰り返しから映し出される、雑で暴力的な映像は、観客への恐怖心ではなく、不快感ばかりを募らせていく。
本当の恐ろしさとは、得体の知れないモノであり、個々の頭で膨大に増幅する内在的な代物ではないだろうか。
犯す・殴る・蹴る・切り刻むの単純行為だけでは、恐怖は描ききれない。
絶望=肉体的残虐行為というフィルターでしか、自分を語れなくなった二人の悲しみは、残念ながら生理的に共感出来なかった。
しかし、ビョンホンの演技はいい。
もの凄く、いい。
当たり前だけど・・。
だからこそ、惜しい感じの作品である。
追記
生理的に受け付けなかったこの作品を、再度見に行く・・。
免疫が出来ていたせいで、残虐場面では「あーーまたか・・」位になる。
で、見終わると出演者達の演技の上手さ、またそれを引き出している監督の手腕に、脱帽である。でもね、この手の復讐劇は、やはり苦手である。