「アスリートの魂 川内優輝」

　昨日のNHK総合「アスリートの魂」

　川内優輝選手の特集で、とてもよかったです。
　東京マラソンの翌日に放送すると言うことは、その結果を反映させた番組にするということで、仮にオリンピック候補になっていれば、がらっと違った構成になったのでしょうね。

　『代表選考レースでトップをとって、再度走るというのは前例がない』
　という問いかけに、
　『2時間9分台の記録だから。7分台なら走らないかも。東京マラソンで2時間7分台がいっぱい出てくるかもしれない』

　ある意味強迫観念とも思えました。
　仮に7分台がいっぱい出てきても、川内選手と対等に比較されるのはその中のトップだけ。それより下位の選手は優先順位としては下がるはず。

　陸連の選考を信じられないということなのかな？

　
　練習メニューのメモは、水・土・日だけの内容。
　ポイント練習なのですね。
　他の曜日はいわゆるつなぎのジョグをするのでしょう。
　その点では、オーソドックスな組み立てだと思います。


　福岡が終わった時点で、東京マラソンを走ると言って、
　防府を走り、年末に母校の春日部東で合宿。3日間で130km。
　年が明けて、谷川真理ハーフ、駅伝、丸亀ハーフ。

　さすがにオーバーワークだと感じました。
　福岡よりもレベルの高いレースをするのに、身体の回復をはかる時期がない、そんな感じ。
　逆に言えば、故障なしでやっているのが不思議というか驚異です。

　
　周回コースは「駒沢オリンピック公園」だと思います。皇居ほどではないのでしょうが、たくさんのランナーがいますね！
　一人の練習とは言うけれど、ポイント練習は誰かと一緒になる感じ。
　さすがは東京だなぁと、田んぼを見ながら一人で走る新潟とは全くの別世界を感じました。
　
　30分の中に、いろんな情報が入っていて、すごく有意義な番組でした。