もしかしたら藤野選手かな?

　今日の箱根駅伝、今昔物語で千葉信彦さんが登場。
　今昔というには、新しすぎるような感じも…。
　筑波大が26年ぶりの本戦出場で、26年前に千葉信彦さんが走ったからということなんでしょうが。

　今昔だから、今と昔と両方あっていいようにも思いますが、古典の「今昔物語」は、「今ハ昔」で始まることを考えると、やっぱり26年前は昔ではないなぁ…。

　千葉信彦さん現在48歳。予選会の様子も映りました。
　
　隣に映っていたのが東農大の藤野英之選手かも…と思ったら、なおさらついこの間は言い過ぎとしても、昔ではないなぁと。

　第70回大会は記念大会で本戦は20校出場。
　藤野英之さんは、新潟県の小国中→柏崎高校→東農大。
　70回大会では、1区を走っています。千葉信彦さんも1区でした。

　優勝は山梨学院。必勝を期した早稲田が1区渡辺康幸、2区花田勝彦、3区小林雅幸、4区武井隆次と並べたのに、山梨学院は、1区井幡政等選手が23秒差に抑えて、2区マヤカ選手の区間新1時間07分34秒で逆転。以後、トップを譲ることなく優勝。


　千葉信彦さんは、現在教員ということでしたが、このときの山梨学院には井幡さん始め、飯島理彰さん、黒木純さん、尾方剛さんと現在、大学や実業団の監督されてる方がおられます。

　その他にも、櫛部静二さん、本川一美さん、吉岡修さん、松田和宏さん、榎木和貴さん、磯松大輔さんなど、指導者の方がたくさんいます。
　人材豊富な年代ともいえるし、現役ばりばりで今昔物語ではない…という感じも。

　もうすっかりテレビ中継も定着して、渡辺康幸vsマヤカの2年目だったけれど、1区と2区に分かれて、3年の時の決戦が一番すごかったのかな。
　渡辺選手1時間06分48秒、マヤカ選手1時間07分20秒。

　今日、渡辺康幸さんが2区の5分台に驚愕していたのは、自分の記録がどれほどすごかったかも自覚されてのことだったと思います。

　やっぱり、こうやって振り返ってみると「今ハ昔」の世界かも。