ディーゼル車の車外音

　driver 12月号に、Cセグメントのディーゼル車を集めたテスト記事がありました。

　騒音計測では、アイドリング時の車外音も測定されていました。
　
　アクセラが1m離れた地点で、1.5ℓが58dB、2.2ℓが62dBと静か。他に欧州車が5台テストされていて、64～69dB。

　EVやハイブリッド車のEVモードで、走行音が義務づけられることになったけれど、10km/hで50dB以上、20km/hで56dB以上という基準。

　そうするとやっぱり、かなり静かなのではないでしょうか。
　たぶん、ガソリン車を想定して音のレベルを決めたのでしょうが、静かな場所ならわかるとして、ある程度の音がしている街中だと、音だけを頼りに歩く視覚障害者にとっては、わかりにくいかもしれません。

　当然、その場合は静かなガソリン車(いわゆる高級車といわれるようなもの)も、同じような危険性があるということになりますが。

　宅配便のトラックなど、商用車のディーゼルはかなりにぎやかで、あれだとわかりやすくていいんでしょうが、さすがにEVにそこまでの音量を義務づけたら「EVのメリットがなくなる」と言われるでしょうし…。

　なかなか難しい問題だと感じます。