天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「ポリス・ストーリー REBORN」@49作目

2018年11月28日 | 映画感想
「ポリス・ストーリー REBORN」

ジャッキー・チェンの大人気シリーズ「ポリス・ストーリー」最新作!
…だと思って観に行ったんですが、コレは日本の配給会社が勝手に邦題として付けたようで、元々の原題は「BLEEDING STEEL(ブリーディング・スチール)」
中国語表記でも「机器之血/機器之血」、因みに本来のポリス・ストーリーの中国原題は「警察故事」だから、本作はジャッキーご自身「ポリス・ストーリー」シリーズとしては製作していない。
何故こういう事をやるんでしょうか?ポリス・ストーリーはジャッキーファンの中でも特に人気の高いシリーズだから、この冠付けちゃえばある程度の集客が見込めると読んで?
余りにもジャッキーファンをバカにし過ぎてる。本作ちゃんと原題と同じ「ブリーディング・スチール」で公開してくれればこんなにイヤな気分にならずに済んだのに(怒)

あらすじ
国際捜査官リン(ジャッキー・チェン)は危篤に陥った幼い娘を病院に残したまま、証人警護作戦に急遽駆り出されるが、ある陰謀に巻き込まれ、瀕死の重傷を負ってしまう
—そして13年後、かつての事件を元ネタにした小説「ブリーディング・スチール」の出版をきっかけに、黒ずくめの犯罪組織&謎のハッカー「リスン(ショウ・ルオ)など過去に因縁のある者達が次々に姿を現わし、
正体を隠して暮らしていたリンも、事件の鍵を握る最愛の娘「シーシー/ナンシー(オーヤン・ナナ)」を守る為、再び立ち上がる! (公式サイトから丸パクしました)

そもそもジャッキーがポリス役だったのは映画冒頭の15~20分位で、そこから先は警察官じゃないので「ポリス・ストーリー」になってない訳で^^;
そして本作お笑い要素ゼロでガチのシリアス進行。更に言うといわゆる「近未来SFサスペンス」というカテゴリーに分類されるかと。なんかジャッキー映画っぽくない感じ?
敵のチームなんてスター・ウォーズに出てきそうなスペースシップみたいなのに乗ってるんだぜー。まあ宇宙に飛び出しては行かなかったからスペースシップって訳じゃないんだろーけどさw
作りもかなりハリウッド作品に寄せてる感じ。まあ内容もハリウッドがいかにも作りそうなネタだもんね。だったらハリウッドに作らせとけば?と思わなくもないんだけど(コラコラ

内容の核はイマドキな感じの「遺伝子操作」「人造心臓」「ハイパーブラッド」ネタ。
「人造人間」って書こうとしたんだけど「ん?まてよ…」と思ってちょっとググッてみたんですが、「人造人間」というのはあくまでも「人型のロボット」という定義なんですね。
本作はそうではなくて、元は人間なんだけど人間の身体から「人工心臓」と「遺伝子操作をして恐るべき再生能力を秘めた血液」に入れ替える事で「不死身人間」を作り上げた、という体。
心臓はともかくこの「ハイパーブラッド」がヤバい。ヒトデやトカゲの再生能力を極限まで引き出した(らしい?)シロモノで、腕とかブッ千切れてもあっちゅー間に生えて来る。
あーまたしてもアレだよ「亜人」とネタが丸被りだよー。まあこのネタってSFの王道なのかもしんないねーw

そこに謎のハッカー青年(イケメン)が絡んでくる。どういう素性なのかラストまで分からないんだけど、分かったからって特にサプライズでも何でもない(コラコラ
そしてジャッキーの娘役の女の子がちょっと武井咲ちゃん似のカワイコちゃん♪プロフィール調べたらなんと欧陽菲菲さんの姪っ子ちゃんだそーだ!
まあ確かに父娘愛ネタ絡みってポリス・ストーリーの系譜とも言えるんですが…いや、でも原題で既に使われていないポリス・ストーリーを引っ張り出すのはやっぱり間違ってると思うな!←しつこいですw

アクションに関しては、何年か前にジャッキーご自身「もうアクションはやらない」っておっしゃってますしね。
とは言うもののそれは「ジャッキーレベルにおいてのガチアクション」であって世間一般レベルで考えれば充分思いっきりアクションし倒していますw
見どころは映画冒頭の銃撃戦、シドニー名物オペラハウスでのスタントアクション、カースタント、そしてクライマックスの敵陣での攻防戦かな。
一番見た目派手に見えるのはやっぱオペラハウスのスタントアクションだったかな。ここの部分は往年のジャッキーらしさが出ていたなーと思う。
お相手の(敵役)女優さんがやたらゴッツイ感じで新宿二丁目のガチムチオネエにしか見えないんですが(苦笑)オーストラリア出身のモデル上がりの女優さんだそーだ。ひえぇぇぇ

ちゃんと面白いんだけどさー、んー。個人的にはもっと「古き良き香港映画」風味が欲しいなぁ~と思ってしまう。
最新CGやVFXを駆使したヤツはハリウッドさんの方がもっとお上手に作れちゃうんだしさ(資金的にもアチラさんは潤沢ですし)「ONLY香港COLOR総天然色」みたいなの、
香港だから作れちゃう・香港でしか作れない感じの方が好きだよ。
そーだな。最近のだったら本作よりも…カンフー・ヨガの方が個人的には100倍好き。ちょっとバカバカしい位の方が断然面白いんだってばー^^;
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【映画】「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」試写会@48作目

2018年11月26日 | 映画感想
「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」試写会

地方ローカル線を舞台に繰り広げられる人間ドラマを見せる「RAILWAYS」シリーズの第3弾
過去作品、1作目は観てないんだけど2作目はやっぱり試写会で観てた。
自分の過去記事調べたら2作目公開されたのが2011年なんだね。2作目から3作目まで7年も間が開いてるんだ。どうしてこんなに開いたんだろう?

あらすじ
奥園晶(有村架純)は急死した歳の離れた夫・修平(青木崇高)の遺骨を持って夫の連れ子の駿也(歸山竜成)を伴い、鹿児島県の夫の実家を訪ねた。
義父・節夫(國村隼)は地元の第三セクター鉄道「肥後オレンジ鉄道」の運転手をしている。初めて見る息子の嫁と孫に戸惑うのの、嫁から息子が亡くなる前にある事情から借金をしており
家賃滞納で借家を追い出されてしまっていく当てがないのでしばらく置かせて欲しいと懇願され、そのまま節夫と3人で暮らす事に。
亡き夫も、そして義理の息子も共に電車が大好きという事もあり、父親を亡くして寂しい思いをしている義息子を少しでも喜ばせたい晶は自ら電車の運転手になる事を決意するのだが…

今回の舞台は「肥後オレンジ鉄道」
わーいわーい!自分、国盗り(←例の移動系アプリゲーですわ)の遠征で何度も肥後オレンジ鉄道さんのお世話になってましてね、というか色んな地方のローカル鉄道に乗っているんですが
その中でもダントツぶっちぎりでお気に入りなのが「肥後オレンジ鉄道」なんです!!
このローカル線は本当に海ギリッギリを走るんですよ。コレがもう本当に素晴らしい景観で…初めて乗った時に本当に感動しましたね。
海沿いを走る時はちゃんと車内アナウンスでお知らせしてくれるという親切サービス付き。しかもラッピング車両も何種類かあるんですが…

 

じゃじゃーん☆
なんと「銀河鉄道999コラボ列車」があるんだよーだ!肥後オレンジ鉄道ばんざあーーーい!!(画像は2014年の遠征時に撮影したものです)

あ、いかん…つい大好きな路線なので熱く語ってしまった^^;
まあそんなこんなで、劇中にもたくさん肥後オレンジ鉄道の素晴らしい景観が登場しますが、勿論そこも本作の重要な見どころの1つなので皆さんガッツリと楽しむように!←お前ナニモノだよw

さて、本編について。
コブ付男と結婚するも旦那にポックリ逝かれてしまい、残された義理の息子(10歳)と2人で生きていく事を決めた25歳プリプリ女子の奮闘記、という感じですかね。
田舎のぷち閉鎖的な感じとか、義理の息子との心の壁だとか、母親としての自信喪失とか、仕事で上手く行かないジレンマや葛藤とか…この物語設定の人間関係トラブルで考えられる事は大体網羅されています。
嫌味な言い方をすれば「予定調和」ってトコロでしょうかね。でもこの手の人情物語に「とてつもないサプライズ展開」なんて誰も期待していないのでコレで充分だと思います。

本作についてロクに調べてないので恐縮ですが、原作小説…はないんですよね?多分映画製作に当たって脚本があって、そこから遡ってノベライズ化した…という体なんじゃないかと思うんですが。
ノベライズの方では当然ですがもっと個々のキャラクターに関するエピソード等も細かく描き込みがされているのだろうと思いますが、映画は時間の尺問題で色々エピソードを端折っているのであろうと。
それがね…何というか「ああ、ここら辺りはもっと詳しく描かれているハズなんだけど時間の尺の関係で端折っちゃったんだね」というのが透けて見える演出だったのがかなりモヤりましたわね^^;
例えばですが、義父と話していて晶が「自分の親はロクなもんじゃなかったから」みたいな事を言うくだりがあるのですが、それに対して義父は「話したくない事は無理に話さなくてもよい」と語り、
……通常ならそこで晶が語らないまでも幼少時代に親から酷い仕打ちを受けている回想シーンが差し込まれる(ことによって観客に対して晶の親に対するトラウマを提示する)と思うのですが
本作はなーんも触れずにそのまま無言でこのシーン終了~。(はぁ~?)
他にも、チョイチョイ夫・修平との回想シーンが差し込まれているんだけど、出会いのシーンはあれどその後2人が恋仲になっていくプロセスシーンは一切なし。
スーパーで残り1つだった食材を取り合う形になり→シェアしただけでハタチそこそこのプリプリGALがコブ付きのおっさんと結婚するわきゃーねーだろーがよ(怒)、みたいな「説明不足感ハンパねぇ」状態。

後、電車の運転士として見習い期間中、夜間走行中にある大型野生動物が線路内に入り込んでいて轢いてしまうというエピソードがあるのですが、この時の晶の反応がもっそい不自然に感じるというのか。
例えばですが、夫が自分の目の前で車に轢かれて亡くなった、という設定で、それこそ回想シーンで目の前で夫が頭から血を流して倒れているのを愕然と見下ろしている…みたいなのがあれば
「ああ、夫を亡くした時の事を思い出してトラウマになってしまったのですね」と観客は納得出来ると思うんですよ。
ところが足が折れて血を流している野生動物を見て突然狂ったように叫びまくってパニクる…だけでは「えええええ。まあ血を見てビビる人たまにいるけど、それにしてもさー」みたいな気分になりますわ。

まあ、文句タレタレで感じ悪い事この上ないんですが(苦笑)
役者の演技は凄く良かったです。正直…主人公の有村架純ちゃんが一番ハマってなかった、とまで言うとお気の毒かな?^^;
國村さんのいぶし銀の演技はもう今更言うに及ばず、夫役の青木崇高さんも巧いですよねぇ。前妻を出産で亡くしてお葬式をするシーンなんて涙なしには見られません。
子役の歸山竜成くん(←難しい苗字だよね。調べたら【きやま】と読むそーです)もお上手でしたわー。泣きの演技とか最近の子役さん本当に巧い!
基本「周囲の役者さんの名演に支えられて有村架純ちゃんが引き立てられた」という感じでした。
ああ、でも有村架純ちゃんファン向けにいい情報がありますよ!…本作、有村架純ちゃんが惜しげもなく美脚を晒しまくってウッホウホです♪この子足が細くてキレイなラインだなぁ~。

イチャモン先行みたいなレビューになってしまいましたが、ちゃんと泣ける盤石な作りでしたからそこはご心配なく!
要するに内容自体に悪い部分はなかったのでついつい重箱の隅つつくよーな形になってしまった、という感じですかね。すいませんねぇ
何はともあれ、本作を観てまだ「肥後オレンジ鉄道」に乗ったことのない方、是非とも現地に足を運んで素晴らしい景観が楽しめるローカル鉄道「肥後オレンジ鉄道」に乗って下さい!サイコーっすよ♪^^
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松任谷由実 TIME MACHINE TOUR Traveling through 45 years@静岡エコパアリーナ

2018年11月23日 | ライブ・イベント・映画


宇多田ちゃんのコンサートの翌日、私は静岡県のエコパアリーナにやって来た。
なーんと2日連続でコンサートですわ。今日はユーミンのデビュー45周年記念コンサート!20周年の翌日が45周年!なんかすげー!(笑)
たまたま偶然なんですよね…先にユーミンのアルバム購入者特典先行抽選の申し込みがしてあって、その後で宇多田ちゃんのアルバム買って…
という訳で、当然のよーに今回もアルバム購入者特典の先行抽選で当てました。だから先行抽選の勝率10割なんだってばー♪

通常、当然ですが地元の名古屋での公演にエントリーするのですが、今回先行抽選の際に名古屋は平日しか指定出来なかった。
平日だと旦那は見に行けないので、しぶしぶ週末開催予定の会場にエントリーした訳で。
んでこのチケが当たった後で名古屋公演が追加決定して、それが週末だったというね…(薄涙)、最初から週末で設定して欲しかったっすよorz

さてー、今回はー



じゃじゃーん!
なんと、アリ-ナの前から5列目!ステージ近いっすよー♪^^



↑公演前に撮りましたが、多分コレも撮っちゃダメって事なのかもしんない。
会場では係員が神経質な程「会場内のカメラ撮影、及び動画の撮影は固く禁じられております!」ってアナウンスしまくっていたので。
昨日の宇多田ちゃんのコンサートとは真逆ですね。これこそ正に「昭和のコンサート」という感じかw

さて、ワタクシも長らくユーミンのコンサートに通い詰めておりますが、多分今回初めての試みだったんじゃなかろうかと…



全ての座席に↑このよーな不思議なモノが置かれてありまして。
説明書も一緒に置かれておりました。~フラッシュライト(無線制御式LEDライト)「フリフラ」~というネーミングが付いております。
コチラをですね、



こんな感じで腕の内側にライトが来るように装着して準備しておく。
で、コンサート中に何曲か歌に合わせてこの手首のLEDライトが光る、という演出になってました。
コレがさー、めっちゃくちゃキレイだったわー。感動したわー。
て言うか、何年か前にジャニーズ系、っつーかKAT-TUNのコンサートに友達に連れてって貰った時にツアーグッズでペンライトが売ってて、みんなそれ持って会場でフリフリしてたのね。
アレが凄いキレイで「あー、ペンライトっていいなぁ。ユーミンのコンサートでも採用してくれればいいのになー」って思ったんですよね。
そーしたら今回本当に採用されててワロタw…いやそーじゃなくて、ジャニーズよりも更に進化して曲に合わせて色も七色に変化してめっちゃシステマタイズされてて本当に感動モノだったわ!

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さてー、そんなこんなでこの日のセットリスト

1.ベルベット・イースター
2.Happy Birthday to You ~ヴィーナスの誕生
3.砂の惑星
4.WANDERERS
5.ダンテライオン~遅咲きのタ?ポポ
6.守ってあげたい
7.Hello, my friend
8.かんらん車
9.輪舞曲
10.夕涼み
11.春よ、来い
12.Cowgirl Blues
13.もう愛は始まらない
14.CARRY ON
15.セシルの週末
16.ハートブレイク
17.結婚ルーレット
18.月曜日のロボット
19.ダイアモンドダストが消えぬまに
20.不思議な体験
21.Nobody Else
22.ESPER
23.COBALT HOUR
24.宇宙図書館

アンコール
25.カンナ8号線
26.DESTINY
27.ひこうき雲


懐かしいコンサートの演出だったり衣装を再現してくれていて、往年のファン大喜び間違いなし!
でも多分この構成だったらユーミンの楽曲を1つも知らない人でも楽しめるんじゃないかと思う。
基本的に「バブル時代~前後」辺りのブイブイ言わせてた頃(死語)のライブ感の再現が多かったように思う。

個人的には「春よ、来い」のドラゴン隊(←と勝手に呼んでたw)が久しぶりに見れたのは嬉しかった(て言うか、絶対にドラゴン隊は出て来るって信じてた!)
一時期この曲をかなり頻繁に歌ってくれてて、ファンが「ミニドラゴン隊」作って会場に持ち込んで「春よ、来い」の時に一緒になって席でドラゴン動かしてたりしたもんなぁ(苦笑)
それから「月曜日のロボット」と「Nobody Else」の演出はかなり好きだったヤツなのでまた見れて嬉しかった。あと「不思議な体験」の衣装!懐かしい~!!
後、「ハートブレイク」は個人的に物凄く思い入れのある一曲だったので、この45周年という記念すべきコンサートで歌って貰えて幸せだった。
旦那は最初から「きっと一番盛り上がる所かアンコールのクライマックスで絶対に【DESTINY】歌う!コレは絶対に!!」って言っててw、本当にアンコールで歌ってくれた。
まあこの曲みんなで必ずサビの振り付け踊るのお約束だからかなりの高確率で歌ってくれるもんねw



コンサートが終わって直ぐに撮った↑ 目を凝らしてもユーミンもスタッフも写ってないからねw

全体の構成が、とある砂漠(?)の遺跡でタイムカプセルが見つかって、現代から過去に遡って45年の歴史を垣間見て行き、そして現代に戻ってくる、という体になっていた。
本編最後の曲が「宇宙図書館」だったのは、一番新しいアルバムの曲に戻って来た所で45周年の振り返りが終了したのですよ、という事だったのだろうな。
で、アンコールラストがデビュー曲の「ひこうき雲」だったのは…多分ほとんどのファンは先読みしてたと思うw

ユーミンが「今回45周年って事でこーゆーコンサートやってね、結構【引退か】みたいに言われるんだけどー……ぜーんぜんそんな気ないからっ!まだまだやりたい演出いっっっぱいあるからっ!」
って言ってくれてみんなで笑いながら拍手喝采w
ファンはだあーーーれもアナタが引退するだなんて毛の先程も思ってませんよご心配なく!^^
これからも今まで以上に精力的に、楽しくてワクワクするステージをたくさんたくさん見せて下さいな♪私達はどこまでもユーミンに着いて行く所存ですワ♪
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宇多田ヒカル【HIKARU UTADA Laughter in the Dark TOUR 2018】@日本ガイシホール

2018年11月22日 | ライブ・イベント・映画


宇多田ヒカルちゃんのデビュー20周年記念ツアー【HIKARU UTADA Laughter in the Dark TOUR 2018】に行って来ました。
今回もアルバム購入者特典の先行抽選です。てか、最近コンサート行く時ってアルバム購入特典でしかチケ取ってません。
前にもBLOGで書いたと思うけど、自分アルバム先行抽選でハズレた事が1度もないので(勝率100%っす♪)
「コレ、結局アルバム買って先行抽選のエントリー掛けたヤツってほぼほぼ全員当たるよーに出来てるんだろw」ってずーっと思ってたんですが
友達に言わせると「フツー当たらんわ!そんなポンポン当たる方がおかしいんじゃいっ!」と言われたので自分は相当ラッキーなタイプなんだと思います^^;
実際、SNSで「宇多田ちゃんのツアー抽選全部ハズれた(涙)」っていう書き込みを結構見かけたので…アルバム購入者特典の先行抽選で確実にライブ行きたい人、私がエントリーしまっせー♪w



物販ブース…結構空いてるよーに見えますが、コレ撮影したのが物販が始まって直ぐの16時半辺りだったので人がまだまばらだったからw
日本ガイシホールはJR笠寺駅直結なんですが、JR笠寺駅が東海道本線の普通しか停まらない駅なので夕方17時過ぎるとめっちゃ混みになるんですよね。
だから自分はガイシホールが会場の時はいつも16時台に電車に乗るようにしてるんですわ。ま、ド暇な専業主婦だから出来る技ですええw



コンサートグッズ一覧が飾ってあったので撮影しておいたわ。
正直…あんまりグッズに興味ないのでなーんも買わなかった。タオルマフラーだけ買おうか迷ったんだけど…「いきものがかり」みたいにタオル振り回すお約束の楽曲とかないだろーしな^^;




今回、初めて「WEBチケット」でした。(画像はスクショ撮ったモノです)
やっぱ宇多田ちゃん人気なだけあって、そもそもアルバム購入者特典の先行抽選の段階でめっちゃハードルが高くて(滝汗)
エントリー掛けるに当たって先ず事前にID登録して個人情報入力と自分の顔を撮影して顔画像をUP、この画像が今回のチケの顔認証にも使われていました。
で、コンサートの同行者も事前に全ての情報と顔画像の登録が義務付けられていたので面倒臭い事この上なかったw
こんな面倒臭い工程経たにも関わらず抽選ハズれた人って本当にお気の毒過ぎるわ…

さて、18時開場の19時開演予定でしたが、会場の外に人が集まってカオス化して来たので15分前辺りには開場しました。



自分達の席↑
アリーナの後方のミキシングベースの脇辺り…結構微妙~な距離…アリーナ後方になる位ならいっそスタンド席になった方がライブはよく見えるよね(苦笑)
と、友達と「まあライブ感だけ楽しめればいいやん。どーせ宇多田ちゃんは米粒大位にしか見えないんだからマルチビジョンずーっと見てるだろーしw」言ってたんですが…

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コンサートのセットリスト

1.あなた
2.道
3.traveling
4.Colors
(MC)
5.Prisoner Of Love
6.Kiss & Cry
7.SAKURAドロップス
8.光
(MC)
9.ともだち
10.Too Proud
(Short Movie)
11.誓い(センターステージ)
12.真夏の通り雨(センターステージ)
13.花束を君に(センターステージ)
14.Forevermore
(MC)
15.First Love
16.初恋
(MC)
17.Play A Love Song
~~~~~
アンコール
1.俺の彼女
(バンドメンバー紹介)
2.Automatic
3.Goodbye Happiness




もうコレからはこのシステムがスタンダードになるんだろうけど…今回ライブ画像・動画撮り放題でした(スマホのみ&フラッシュ撮影厳禁)
昔はカメラチェックとかしたけど、スマホが当たり前の時代にカメラチェックなんかしたって意味ないんだよね。だったら堂々と撮影OKにしちゃった方が潔い。
動画もOKなのは初めてパターンだったけど、コレもスマホ動画だったら言っちゃアレだけどライブ全部撮ったって…ロクに見直すとも思えんw
もしもライブ動画をちゃんと見たかったらDVD買うっしょ。
てか、スマホのしょっぼい動画だけで満足出来るなら最初っからコンサート会場に足運ばない訳でw

まあー撮影OKと言われていても、そこは昭和生まれのBBAですよ…なかなか堂々と撮る勇気はない(苦笑)
それにね、撮影に夢中になっちゃうとせっかくのライブが楽しめない!今目の前にいるヒッキーを楽しまなくてどーすんじゃいっ!というのも正直ある。



MCでは色々語ってくれて…例えば、日本にいる時はほとんど東京から出ないんだけど、名古屋はちょっと思い入れがあるよ、とか(母方の伯母さんが昔名古屋に住んでいて何度か来た事があるそうだ)
活動休止中に実はコッソリ名古屋のBLUE NOTEに急に思い立って見に行く事にして、その時は初めて自力で新幹線取って行ったんだよー、とか。
12年振りのコンサートで同じガイシホールに戻ってきた訳だけど、今日現場着いたらホワイトボードが通路にあって、よくよく見たらガイシホールのスタッフさんの配慮で
ホワイトボードいっぱいに名古屋のゆるキャラや名古屋名物の絵だったりが沢山書いてあって「お帰りなさい」って書かれていて感激した!とか(スタッフさんGJ☆)

それから、今回衣装替えの場繋ぎ的にショートムービーが途中で流されたんだけど、コレがすげー力作でw
以前NHKの番組でピースの又吉さんと対談してたんですよね。それでその時の画像が流れ始めたのかな?と思ってたら内容が今回のコンサートツアーに関して話し出したから
「あ、コレはコンサート用に新たに撮影し直してる動画なのか…へぇ~なかなか凝ってるな」と思って見始めたんだけど。
タイトル「Laughter in the Dark」の意味についてから始まって「絶望と笑い」の相関性みたいな事に展開していって…そこから「えええええ!?」とビックリする展開にw
どうやら脚本も又吉さんが書いていらっしゃった様子。後でMCの時に「会場にはいないけど又吉さんに盛大な拍手をお願いします!」ってヒッキーも言ってた。

そして…個人的に一番感激したのはー、セットリストの中盤「センターステージ」って書いてある楽曲(ちょうどショートムービー明け)
我々が座ってた席の横のミキシングブース…だと思っていたのは、勿論ミキシング機材もあったんだけど、実は小さなセンターステージになっていて、そこから登場したんですぅー!



めっちゃ近くて眩暈したわ!



少し寄ってみた…もーちょっと顔がハッキリ分かる画像もあるけど、やっぱ載せ辛いワ…昭和のBBAはこーゆーのに慣れてなくて緊張しちゃう!^^;



白のミニスカワンピと黒のロングドレスが組み合わさったような可愛い衣装。
背中が結構大胆にカットされててドキッ☆としちゃったワ!
それにしても…背中の筋肉がなかなかキレイ。ヒッキーかなり筋トレしてるとみた!w
ちな…最初の衣装は真っ黒でこれまた大胆に背中の開いたタイトなシルエットのロングドレスでした。コレも大人っぽくてステキだったなー。

実は12年前のコンサートにも行っているんだけど(だから先行抽選は絶対にハズさないのヨ♪)、その時はライブも後半辺りになるとサビの高音を出すのがかなり苦しそうで、
「カラオケで宇多田ちゃんの曲歌うと1曲だけでも相当喉に来るもんなぁ~ご本人とは言えこんだけ歌えばそりゃそーなるわなw」位に思ったものだけど
コレは音楽関係者も結構言ってる人が多い事だけど、ヒッキーしばらく活動休止して復帰して以降発声法を変えた&歌い方も変わりましたよね。
昔に比べて声が楽に伸び伸びと出てる。高音も昔に比べて自然に楽~に出してる感じ。聞いていて心地いい。
圧倒的に声量も増えたし…単純に「昔より圧倒的に歌が巧くなった」

MCでご本人が「実はライブが苦手で~」「自分で難しい歌作っといて歌い難くて~」「高音のボイスコンディション維持が大変なんだ~」と自虐で言ってたけどw
年齢を重ねて子供も産んで育てて生活環境も色々変わる中で、曲作りから発声から歌唱法まで色々ご本人も思うトコロあって切磋琢磨されたんだろうなぁと。
本当にいいパフォーマンスが生で見られて素晴らしい夜になりました。コンサートはやっぱり「生」で見て体感しなくちゃネ!
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ポーランド旅行記【その1:ワルシャワ編】

2018年11月19日 | 旅・おでかけ
だーれも覚えちゃいないだろーけどね、今年の夏(8/25~9/1)ポーランドに旅行に行ってたんですよ。
でね、実はここ数週間ヒマを見つけてはコツコツ画像処理してたんですわ。
PCを買い替えたらPhotoshopの使い勝手がかなり変わったりしてなかなか作業が進まなくてね…

て言うかね、ポーランドから帰国後中3日でチョロッと出かけた北海道で例の地震にモロにバッティングしちゃって(苦笑)
アレのインパクトが凄過ぎて帰国後+北海道から帰ってきた後に会った友達はほぼポーランドの事はすっかり忘れてみーんな北海道の事しか聞いてこないんだよねw
んで自分も北海道の話ばーっかりしてたから、自分でもポーランドに行ってた事を最近まですっかり忘れていたというね(コラコラ
まあそんなこんなで既に色んなことが頭から抜け落ちているので旅行記としては超テキトーなんですが(苦笑)、とりあえず画像先行気味に作って行こうかと。

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まーそんな感じで~(どんな感じだよw)
8月25日(土)、今回は珍しくセントレア発着の便を取ってフィンAIRヘルシンキ経由でポーランドの首都・ワルシャワを目指します。
画像はヘルシンキ空港でトランジット待ち中に飲んだビール。空港内は物価が高いのぅ。



フィンランドと言えばムーミンの故郷。
という訳でヘルシンキ空港内でかなり幅を利かせているムーミンショップ。あとマリメッコも人気です。



でも自分はマリメッコにもムーミンにも目もくれず、ひたすらポケモンGOやります!
何しろヨーロッパに来ると「バリヤード」が取れるしね♪(^▽^)/
そしてありがたい事に、ヘルシンキ空港内はFree WI-FI時間制限なしの使いたい放題!



ワルシャワ上空かな?
確か、行きのヘルシンキ-ワルシャワ便が1時間半程度ディレイしやがってイライラしたのは覚えてます(苦笑)

 

空港からは電車でワルシャワの中心部まで移動出来ます。こういう都市は楽でいいですねぇ~♪
そもそもワルシャワ空港って街の中心部から結構近いんですよね。羽田空港みたいな感覚かな。海外の方、成田に着いたら都内まで遠過ぎてガックリ来るよね~^^;



ワルシャワ市内で泊ったのは「ワルシャワマリオットホテル」
ワルシャワ中央駅のど真ん前。迷子になりたくてもなれないくらいど真ん前w
今回到着日がワルシャワ着18:35の予定だったので、辺りが暗くなってから不案内な場所に大きな荷物を持って歩き回りたくなかったという事と(実際1時間半ディレイしたしな)
更にココから長距離電車移動の予定なので、やっぱり大きな荷物を持って街中をダラダラ移動したくなかった、という理由で中央駅直近のホテルにした次第。

どーでもいいけどさ、枕がモリッモリなんだけど…枕ってそんなに使うぅ~?(苦笑)



部屋の窓から見える景色…結構夜景がキレイ♪



という訳で、チェックインして荷物下ろしてから駅前周辺を散策…お!早速お目当てのHRC(Hard Rock Cafe)発見~♪
でも今日は疲れてるからココはスルーしてカルフールでビールとおつまみと翌日の朝ご飯買ったら撤収して部屋飲みしまーす。

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翌朝、ホテルの部屋からまたパチリ☆
お天気イマイチっぽいんですが、ワルシャワ観光出来るのは今日1日だけなので有無も言わさず出かけます。

 

ワルシャワ中央駅直結の商業施設がシャレオツ過ぎて…あ、昨夜のHRCもこの商業施設に隣接しています。
先ずは明日の列車の乗り場の確認、それからトラムに乗って移動するとしよう。
トラム、今日何度も乗る可能性があるから1日乗り放題チケット買おう!…と、どこで売ってるのか分からないのでとりあえず鉄道駅の駅員さんに英語で聞いてみた。

うーん。ポーランド人って日本人並みに英語が通じません(苦笑)
鉄道のチケット売り場にいる駅員さんですら英語で話しかけると手でバッテンして「NO!NO!〇×△~(←ポーランド語で何か言ってるけど体よく追い払われるw)」



ま、何とか手に入れました。
つーか、途方に暮れてとりあえず駅舎出て外にあるキオスクのスタンドのおばはんに「あー、トラム~1DAYチケット~」って言ったらすんなり出てきたw
なんだよー駅員よりキオスクのBBAの方が100倍使えるぢゃねーか(コラコラ

 

トラムで国立博物館前駅(だったと思う)下車して新世界通りを歩こう…えーと、コッチだったよね?と歩き方と道の看板を見比べていたら
一緒にトラムを降りたポーランド人の爺ちゃんが話しかけてきた。勿論英語じゃなくてポーランド語でねw
新世界通りの方を指をさして身振り手振りで何か言ってるんだけど、まあ多分「この道をずーっと行けば観光名所の旧市街に行けるよ♪」みたいな事を言っている様子。
一応歩き方の地図を見せて今居るであろう場所を指さして「This here?(地面を指す)」と聞くと眼鏡を掛けたり外したりして「うーん。老眼だからわかんないよー(←と、多分ポーランド語)」
とゼスチャーして笑顔で「ありがとーバイバーイ♪」と手を振って立ち去って行った。

ポーランド人ね、意外におせっかい焼きで親切な人が多いんですよ。
看板や地図、ガイドブックをジーっと見てると、まあ我々なんて一目で観光客だって分かりますしね(苦笑)、そーすっと結構な確率でポーランド人が話しかけて来るんですよ。
まあほとんどの人がポーランド語で話しかけて来るから何言ってるのかさっぱり分かんないんだけどw、でも一生懸命答えてくれようとしてくれて凄く有難かったです。

さて、街歩きに戻ろう。

 

可愛いウインドウや建物を見ながらプラプラ歩いていましたが、ぷちお腹が空いてきたかも…
という訳で、たまたま目に留まったポーランド料理のお店に飛び込みで入ってみました。

 

店の外観撮影すんの忘れてたわねw
確か「Zapiecek(ザピエチェク)」という名前だったと思う。ワルシャワ市内に何店舗か支店があるらしく、その後街歩きしていて何店舗か同じ名前の店を見かけました。



店内なんだけど、↑こんなだまし絵窓のようなテーブル席もあった。雰囲気がいいな♪

 

とりあえず「ポーランドに来たらコレだけは絶対に食っとけ!」メニューと言われている「ピエロギ(ポーランド風餃子)」と、これまた国民食スープと言われている「ジューレック」に
パンとこれまたポーランドの名物であるソーセージを添えたセットを注文。  
ピエロギは「焼き」と「スープ仕立て(要は水餃子的な)」をチョイス出来た。事前にネットで調べた所、日本人には「焼き」の方が馴染みがいいという情報を仕入れていたので「焼きピエロギ」を注文。
うん!コレ美味いですわー♪確かに焼きの方が食べやすいのかもー(追々スープ仕立ての方も食べてみたいなーと)
それよりもジューレックにハマりました!「ライ麦を発酵させた、少し酸味のあるスープ」というフレコミだったので「ぅえぇ~酸っぱいスープ?(←酸っぱいもの苦手です)」と思って飲んでみたら
全然酸っぱくないよ!酸っぱいというよりも「口当たりのいい爽やかな酸味」程度でめっちゃくちゃ美味しかった♪ポーランド料理はどうやら自分と相性良さそう~♪

 

さて、街歩き再開。
この通りは大統領官邸だのワルシャワ大学だの色々重厚な建物が多くてですね、その建物のどこにでも銅像がわんさか立っているので誰が誰だかさっぱり分からないんですが(苦笑)
まあ、↑コレだけは絶対に分かるなー…という、ポーランド科学アカデミー前にある「地球儀を持ったコペルニクスの像」



ワルシャワ大学の校門…なんか宮殿に入るみたいな感じするよね^^;
旦那が「おぉ~、俺が入る予定だった大学だぁ~♪」とホザいているので『ま、ポーランド語話せるようになってから吹こうぜw』と言ってスルー



ヴィジトキ教会
この教会、第二次世界大戦でワルシャワ市内はほぼ壊滅させられたにも関わらず奇跡的に戦禍を逃れてオリジナルの状態で残っている超貴重な建物なんだそーだ。
学生時代のショパンがこの教会で日曜のミサのオルガニストをしていたんですって♪だからショパンご自身が歩いたままの状態の教会なのヨ!

そうそう、ポーランドと言えばショパン。
ショパン絡みで一番有名なのが「聖十字架教会」なんだけどー…この日、日曜日でしてね、行った時間も午前中~昼過ぎ辺りでちょうどミサをやってまして、教会関係は何処にも入れずorz
しかもこの日雨が降ってて画像が暗くてブレまくり。聖十字架教会なんてまともに撮れてる画像1枚もなかったわ。クソー



大統領官邸。
正面に立ってる銅像はポーランドの英雄「ユーゼフ・ポニャトフスキ」さんだそーだ。
クッ…す、すいません!自分高校時代日本史選択してたんで、この方の事まーーったく知りません!ポーランドの皆さん許してー><

 

ようやく「王宮広場」に着いた!
目の前に聳え立つ朱塗りの威風堂々たる建物がワルシャワの象徴ともいうべき「旧王宮」
旧王宮の中を見学するかどーかでしばしディスカッション。ココで意外に時間取られると、その後ショパン絡みの場所(ワジェンキ公園方面)には行けなくなるよーどーするー?
旦那「俺、ショパンに全く興味ないし(!)、そもそも音楽苦手だから全然わかんねーもん。ショパンはいいわー(えええええ)」と言い放つので、まあそこまで言うなら旧王宮INしますか!

 

グリーンの天蓋の着いたカウチみたいなのさー、いいとこ2~3人用のソファーにしか見えないんだけど、確かコレ王様の寝室(ベッド)なんだよねー。
ウィーンのシェーンブルン宮殿行った時も思ったんだけどー、ココらの国の王様のベッドってなんでこんなにちっちゃいの?昔の王様達ってみんなチビッコだったん?(滝汗)
そーいや、アムステルダムでレンブラントの家行った時もレンブラントのベッドがめっちゃ小っちゃくて「子供の頃の家か?(←晩年ですw)」ってツッコミ入れたしなぁ。
なんなん?昔のヨーロッパの人って体を折り曲げて寝ないと熟睡出来ない病気にでも罹ってたんか?^^;



玉座とかー。いわゆる「接見の間」ってヤツでしょうかね。

 

絵画や調度品、それから王宮の内装等実に素晴らしい!…のですが、コレは皆さんよーくご存知の事と思いますが旧王宮の建物に関しては全て戦後に忠実に復元された物。
でも、特に国の宝とも呼べる貴重な絵画や調度品等はドイツ軍が攻め入る前に全て宮殿から持ち出して別の場所に保管しておいたそうで(ホッ)そのほとんどは戦禍を免れたのだそーです。
それにしても、建物をここまで完全復元させるのは余程の気合と根性(と資金)が必要だっただろうと思います。
この旧王宮を見学するとポーランド人の誇り高きプライドと心意気を感じる事が出来ますね。

 

街歩き再開。
アーティスティックなHOTELを発見。こーゆーの見つけるとなんだかホッコリするわ

 

洗礼者ヨハネ大聖堂
ファサードのデザインが印象的な教会。ワルシャワで最も古い教会だったそーだ(第二次世界大戦時に破壊され、現存するものは戦後再建)



本屋さん?こういう看板大好き♪
それにしても…先ほども書きましたが、この日は日曜日だったのであらかじめ自分が調べておいて行きたかったお店が軒並み定休日(涙)
ワルシャワ~頼む日曜日も営業してくれぇ~!

 

この石造なに!?
クマ…いや、パンダ?まさかのパンダ?ねー誰か答え教えてぷりーず!!^^;



土産物屋さんのウィンドウ可愛い~♪

 

旧市街広場に出ましたー。
広場の真ん中に鎮座しているのは「人魚像」、だけど人魚さんが剣を振り上げていてなかなか勇ましい…

 

この広場で何故か熱心に雀さん達に餌付けをしているおじさん発見。
鳩さんは割と直ぐに人間を見切って手に乗ったりするんだけど、野生の雀さんは結構用心深くてなかなか人の手には乗らないイメージがあったんですが…
この後も思ったんだけど、ポーランドの方々って鳩さんや雀さんにとっても優しいんですよね。追い払ったり「糞ガー!」とか騒がない。
だから鳩さんも雀さんも全然人間を警戒しなくて公園や街の至る所で当たり前のよーにくつろいでいました。鳥好きの自分にとってはとてもステキな光景でしたね。



一応iPhoneのパノラマ機能使って旧市街広場を撮影してみたよ!

 

バルバカンに出ました。
バルバカンとは、街を守る砦のようなモノですね。ポーランドは過去何度も周辺諸国から攻められて分断された歴史を持っていますから…
それでもまた復興させよう、元の形に完全復元しようとした彼らは本当に精神的に強いなぁ~と思いますよ。



さて、モー少し歩いてみようか…

 

お土産屋さんを覗きながら歩いていたら、ポーランドの老舗チョコレートメーカー「E.Wedel(エー・ヴェデル)」のカフェがあったので一休み。
飲み物と好きなトリュフを2つチョイス出来るセットがメニューにあったので旦那と2人で注文してみました。
因みに奥のピンクや白のラブリ~なチョコレートをチョイスしたのが旦那、手前の渋いのをチョイスしたのが自分。明らかに男女逆転夫婦です。ええ。
トリュフがとても美味しかったので友達のお土産に買って帰りたかった…ものの、トリュフは生チョコで「要冷蔵」だそーなので諦めて、板チョコを買って帰りました。

 

E.Wedelカフェの真向かいに「キュリー夫人博物館」がありました。
中に入ろうか迷ったけど…あんま興味ないのでスルー(コラコラ

 

ユネスコの世界遺産マーク見ると何故か撮影したくなるw

で、ここら辺で画像がなくなっているんだな…この後「そろそろミサも終わってるよな」と思って聖十字架教会に戻ってるんですが…
実は、↑この画像を撮ったあたりから旦那と口論になり(ほぼどーでもいい内容ですはい)、その後更に喧嘩がエスカレートして観光ドコロではなくなってしまい(苦笑)
まあ見たいもんは見たものの、ロクに写真撮る余裕もなくサクサクと移動してホテルに戻ってふて寝したというね。あーもーどーしようもねーなーorz



ま、そんな状態でもちゃっかりカルフールに寄ってビールだけは確保していますよ。当たり前じゃないかー!

という感じで、ワルシャワ観光はおしまい~^^;
次回は「ブロツワフ編」をお送りします。次回がいつになるのかは自分でも分かりません(ヲイ
どうか、やる気が蒸発しないように祈っておいて下さい(ペコペコ
コメント (2)
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【映画】「ボヘミアン・ラプソディ」@47作目

2018年11月09日 | 映画感想
「ボヘミアン・ラプソディ」

伝説のロックバンド「Queen(クイーン)」のカリスマボーカリスト「フレディ・マーキュリー」の半生を映画化。
いかん…本作ロクなレビューが書けない。自分、余りにもフレディを愛し過ぎて本作に関してはまともな事が何一つ言えないと思う。
そんな「フレディ愛に全霊を捧げるBBAの戯言」が以降延々続きます。本作の映画に関するまともなレビューが読みたい方は全力スルーでお願いします!!

あらすじ
移民な上に容姿にコンプレックスのあったフレディ(ラミ・マレック)は音楽を愛する孤独で大人しい青年だった。ある日ライブハウスで聞いて気に入ったバンドのメンバーに声を掛けると
ちょうどヴォーカルがバンドを辞めてしまったところだった。フレディは自らを売り込みバンドに加入。ギターのブライアン・メイ(グウィリム・リー)、ドラムのロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)
ベースのジョン・ディーコン(ジョセフ・マッゼロ)と4人でバンド名を「クイーン」に改め、先ずはレコーディングをしよう!と車を売って金を作ってレコーディングを始めたのだが…

フレディぃぃぃぃ!愛してるぅぅぅぅ!!!!(絶叫)

ふー。
とりあえずコレ言わないと始まらんっ!
中学生の頃、生まれて初めて聞いたクイーンの楽曲が正に本作のタイトルにもなっている「ボヘミアン・ラプソディ」だった。
深夜のラジオ番組から流れてきて、その余りにも奇想天外なメロディ、圧倒的な歌唱力、魅惑的な声音、何もかもに…正にハートを「ズキューーーン☆」と射抜かれた。
それからクイーンのアルバムを買い集めて、聞きまくって、日本語タイトルの曲(Teo Torriatte)まである事に更に感激して益々のめり込んで行って…そんなこんなで本作は正気では観れんっ!^^;

先ず映画冒頭3分、あれ、コレって、もしかして、そーだよこの白いランニングにGパン…そーだよね?コレって「ライブ・エイド(1985年)」だよねっ!?
って思った瞬間に勝手に目から涙が溢れてきてもうこれだけで「神様に感謝しますぅーーー!」状態。
いやいやいや、まあ先走っちゃったけど、これは一旦ステージに上がる寸前までで話はクイーン結成前まで話が戻っていよいよフレディの半生を見せていく感じ。

正直言って、フレディ自身はそれほど似てるとは思わなかった。少なくともあそこまで歯出てねーし!^^;
ただ、演じてくれたラミ・マレックさんは物凄くフレディの事を研究してくれたんだなぁ~と。姿形を似せようと努力してくれた事よりも、彼のちょっとした仕草や目線のくれ方、手の動きや歩き方、
様々な動きを実によく再現していたと思う。だから顔自体はそれほど似てると思えなかったけど、スクリーン見ながら彼の仕草だけで勝手に脳内で顔はリアルのフレディに変換してた。
それにしてもブライアン・メイとロジャー・テイラーの2人は激似だったなぁ!特にテイラーだよ。マジで「え、本人…な訳ねーよ若過ぎるって!」って何度も何度も思ったわw

色々映画の尺の関係もあるだろう…事実と話が前後する部分や端折ってる部分も多々あるんですが、そんな重箱の隅をつつくよーなツッコミなんてどーでもいいんです。
ファンにとってはやっぱりボヘミアン・ラプソディーがどーやって出来上がっていったのか、とか、「We Will Rock You」の【ドンドンパン☆】がどーやって生まれたのか、とか
そーゆー部分を丁寧に見せて貰えたのが本当に嬉しかった。
コレはよくあるあるなんだけど、通常カリスマヴォーカルがいるバンドってヴォーカルだけでグイグイ独走しちゃってて後のバンドメンバーはヴォーカルに花を添えるだけの役割、みたいな所が
多分にあると思うんですが、Queenに限って言えば決して当てはまらない。バンドメンバー全員が様々なアイディアを出し合って、勿論曲作りだってするしパフォーマンスアイディアを出し合ったりして
正に「バンドがファミリー」となって曲からパフォーマンスまでの全てをメンバー全員で作り上げていた。もうそれが見れただけでも本当に幸せ♪
個人的には大好きだった「I Wont To Break Free」のPV撮影のシーンとか見せてくれてすっごい嬉しかったなぁ~。高校生の頃初めて「I Wont To Break Free」のPVを確かSony Music TVで見た時、
冗談抜きでガチで飲んでたコーヒーを盛大に吹いたのは懐かしい思い出だワw

フレディがバンドメンバーにAIDSに感染している事を告白したのは多分…いや間違いなくライブエイドの後だと思うんだけど、劇中ではライブエイドの前に告白した体になってた。
まあコレは観客にライブエイドがどれだけ感動的なステージだったのかを煽るための演出なんだろうと思う。そんな事はどうでもいい。
ただ、フレディが自らの病を告白して(このシーンが始まったあたりからもう涙腺がゆるゆるしてきた)それで、フレディが自らの事を「Freddie “fuckin” Mercury」って言った瞬間
フレディが亡くなった時の事とか色々走馬灯のように蘇ってきて、それで涙腺が決壊してもう止めどなく涙がダーダー流れて心の中で「フレディィィぃぃぃ!!!」って絶叫してたわ。

そして…伝説のライブ・エイドのシーン!
本当に本当にこの映画を作ってくれた人達みんなありがとう!こんなに素晴らしい21分間をスクリーンに蘇らせてくれて、もうそれだけで幸せ過ぎて涙腺完全崩壊w
あーなんでココは映画館なんだろう!私もみんなと一緒に「RADIO GAGA」をパフォーマンスしたい!歌いたい!「イェーオ!」って言いたい!!
「魂が震える」ってね、こういう瞬間を言うんだよね。あーどこかで「ライブパフォーマンス参加してもOK☆上映会」とかやってくんないかなぁ~マジで!

ありがとうフレディ。
中学生の頃、初めて「Queen」というバンドを知った時からずーっとずっと、今までずっとアナタが大好き♪
久しぶりにフレディのパフォーマンスがたっぷり見られて本当に幸せなヒトトキでした。
コメント (8)
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【映画】「旅猫リポート」@46作目

2018年11月07日 | 映画感想
「旅猫リポート」

有川浩氏著の同名タイトル小説を実写映画化。自分原作小説未読です。
今空前の「猫ブーム」と言われてますわね。ブーム呼ばわりされた猫ちゃん達は知ったこっちゃないでしょうけどw
まあ言うても自分も猫大好きなので予告編見て「猫と福士蒼汰君の組み合わせ…コレはズルいヤツだなw」と思いつつ鑑賞決定☆

あらすじ
「ナナ(声:高畑充希)」は誇り高き野良猫だったが、ある日車に轢かれてしまい瀕死の所を「悟(福士蒼汰)」に助けられ、以降は悟の飼い猫として生きてきた。
幸せに暮らしてきた5年後、ある事情でナナと暮らせなくなった悟はナナの引き取り手を探してかつての同級生達の元へナナを連れて訪れる事に…

うん、まあ、あざといよね(薄笑)
可愛い猫ちゃんが出てきて、これがまあ呆れる程の芸達者で(とりあえずスクリーンでアップになるだけで猫好きさんは満足度MAX)、その相棒が芸能界屈指の好青年・福士蒼汰君よ。
もうこの絵ヅラだけで文句のつけようがないのに、話はこれでもかこれでもかと観客の涙腺を刺激する展開になっている。
正直、本作観て涙が1㎜も出ない人っているの?よっぽど猫に何かトラウマでも持ってる人or福士蒼汰君に激しい恨みを持った人以外は漏れなく自然に涙出てるだろ、レベル。
よっぽど泣かせる映画でも昨今なかなか泣けなくなっている超ひねくれものの自分ですら本作あちらこちらで泣き散らかしましたから^^;

でもやっぱりひねくれているので色々ケチつけたくなる(コラコラ
先ず根本的に「猫にアテレコは必要なのか?」問題。多分この部分に引っかかる人は非常に多いと思う。自分もそう。
猫に人間の言葉で語らせるやり方は古くは「吾輩は猫である@夏目漱石」からの流れを汲む、ある意味王道展開ではあるものの(実際本作も吾輩は猫であるの冒頭文の引用から入っていたし)
それやっちゃうと話が一気にファンタジー色が濃くなって…やり方間違えると安っぽくor子供っぽくなってしまう。
ただ、コレに関しては本作の原作小説がどうやら「猫からの視点」で物語展開しているらしいので猫の一人語りは不可避な模様。
ナナの声を充てたのは高畑充希ちゃん。なかなかお上手なんだけど声に特徴があってチラチラと高畑充希ちゃんの顔が浮かんでくるので正直プロの声優さんにやって貰った方が良かったのでは?と。

それから…多分コレも原作小説の設定と展開なのだろうから(原作者の有川氏は本作の脚本も手掛けられています)文句付けるのは筋違いなのは重々承知しているものの…
主人公の「悟」が不幸展開過ぎやしないかい?流石にさー(滝汗)
生まれた瞬間からほぼ一度もいい事がない人生ですよ。まあ彼の人生で良かった事と言えば出会った友人達に恵まれていた事、それから猫の「ハチ」と「ナナ」に出会えた事、それくらい。
「友人達に恵まれただけでも充分過ぎる程幸せだろうよ」と思う向きもあるかもしれないけど、それにしてもそれ以外の部分の不幸度が余りにもエゲツない!^^;
それにも関わらず世を恨むでも人を恨むでも自分の人生を嘆くでもなく、常に笑顔を絶やさず誰に対しても底なしに優しく接して生きている…こんな好青年、嘘臭過ぎる!
普通なら「どうして俺ばっかりこんな目に遭わなくちゃいけないの!?」位には思って多少(いや相当)腐るのが人間ってもんなんじゃないの?
余りにも邪気のないキャラクターって現実味がないんですよね。清濁併せ持つのが人間というモノでしょう?仙人じゃないんだからさ~…位はツッコミ入れたくなりますわ。

ん、でも福士蒼汰君可愛いからね。←本日NO.1のパワーワードw

話が始まっていきなり子供時代の回想シーンがガッツリ尺取っているので「え、ナニコレ【君の膵臓をたべたい】系?」って思ったんだけど、この子役シーンが思いの外良かった。
多分ほとんどの人がまず「第一涙腺崩壊シーン」だったろうと思うのが、幼馴染みの「幸介(山本涼介)」から「よーじやのあぶらとり紙」を手渡されるシーン。
この子役ちゃん達本当にお上手だったなぁ。ぶっちゃけ福士蒼汰君と山本涼介君より上手かった。もしかしたら本作の中で一番いい演技が見られたクライマックスだったかもしれないw

後、本作「旅」がキーになっているので日本のアチコチの美しい風景ショットが見られるのも魅力かも。
菜の花畑は何処でロケってるんだろーキレイだったなー。それにしてもあの菜の花畑シーンで一瞬ナナを見失ってしまった悟が激しく動揺して泣きながらナナを探すシーンがあるのですが
アレは多分ナナを飼い猫にするきっかけが交通事故だった事、それから子供時代に買っていた「ハチ」が飼い主の不慮で…というトラウマからの動揺なんだろうと想像が付くものの
いきなり目をカッ☆と見開いたかと思ったら狂ったようにナナの名前を呼んでアタフタするって…ちょっと唐突に見えるかなと。猫の心情をアレだけガンガンアテレコで入れていくんだったら
例えばこのシーンで過去のトラウマをフラッシュバック映像で差し込んだ方が自然だったんじゃないか?と思ったんですけどね。

そもそも猫の名前に関しても多分原作小説では何かエピソードや理由が描かれているのだろうけど(子供時代に飼ってた猫のハチは多分ハチワレ猫だったから?とか想像してたよ)
映画は尺の関係で何の説明もなかったし…きっとそういう「足りない部分」はアチコチにあるんだろうなぁ。原作既読者には本作色々物足りないと思っているんだろうなぁ~と。
まあしゃーない。長編小説の映画化ってそういうモノだよね。原作小説を映画が越えるってなかなかある事じゃない。正直原作者にしてみれば映画に越えて欲しくないんじゃ?(苦笑)

とりあえず泣けるし。正直人の生き死にをネタに泣かせるのってズルいと思うけど(+動物ネタ絡ませるってズルいの極みw)、そんなの昔から星の数程繰り返されている事。
たまには誰だって分かり切ってる「泣かせ映画」で思いっきり泣きたい時だってある。そういう需要に見事にマッチングした一作。
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【映画】「ヴェノム」@45作目

2018年11月05日 | 映画感想
「ヴェノム」

マーヴェルレーベルのNEWキャラ登場です~。
予告編見て「うわあああああこのビジュアルはムーーーリーーー(涙)」と思ったんだけど、それでもマーヴェルよ。コイツがもしかしたら今後アヴェンジャーズ入りする可能性は大いにある。
だとしたら多分1作目である本作は「ヴェノム誕生の秘密」みたいなもんを見せてくれるんだろーよ。だったらやっぱ押さえておくっきゃないじゃんか!(;´Д`)
せめてもの救いは…主人公のヴェノム役を演じているのがトム・ハーディ(大好き♪)だったという事くらいか。

あらすじ
敏腕ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)は「ライフ財団」がホームレスを使って人体実験を繰り返しており死者も多数出ているという情報を得てライフ財団のトップにインタビューしたが、
その翌日に圧力を掛けられて職を追われただけでなく、結婚の約束をしていた恋人まで失ってしまった。
それから半年後、ライフ財団のある研究者がエディに接触して来た。人体実験の噂は本当で、罪悪感に苛まれての事だった。
真実を知りたいエディは研究者の手引きでライフ財団の研究所に潜り込んだが、そこで謎の地球外生命体「シンビオート」がエディの身体に入り込んで寄生されてしまう。

もうすんげード気持ち悪いビジュアルなんだけどー、何故か憎めない系キャラw
予告編見た時に想像してたんとかーなーりー違った風味の作風でしたわ。系統で言えば「キャプテン・アメリカ」方面じゃなくて「デッド・プール」寄り(薄笑)
まあデップー程アホアホキャラじゃないけどね。でもあのビジュアルにして「愛されキャラ寄り」ってさー、マーヴェル大丈夫なのかー?^^;

さてそんな訳で、やっぱり本作は「ヴェノム基本情報」みたいなご挨拶ムービー。
あ、えーと「ヴェノム」というのは地球外生命体「シンビオート」が名乗った個人名です。因みに英語でVenomって「毒・毒素・恨み」みたいな意味らしいです。
それでシンビオートは地球上では単体で生きていく事が出来なくて、地球上の生命体の中に入り込んで寄生する事でようやく生きていられるらしい。
苦手なものはある周波数の音と火。そして大好き♪ごはんは人間(ひー!)、だからあんまりお腹空いちゃうと自分が寄生してる人間の体食べちゃって「寄生先の人間が死ぬ→シンビオートも死ぬ」なので
結局自殺行為というね、アホの子なのかコイツらwww
で、寄生した人間の身体中何処にでも入り込めるので寄生先の人間の考えている事も大体把握している訳です。その上で寄生先の人間に身体の中で話しかけたりしてコミュニケーション取れたりしちゃう。

じゃあ寄生されちゃった人間の方にはどんな変化が起こるのかというと、先ず超人的体力が手に入る。基本シンビオートの持ってるスキルが丸々手に入ると考えていい。
それから身体が自在にシンビオートと入れ替わったり身体の一部がシンビオート様に変化したりもする。コレに関してはシンビオートが権限を持っていて人間の好きには出来ない仕様らしい。
怪我をしても瞬間で直ぐ治る。コレもシンビオートのパワーらしい。シンビオートは自分の寄生先である人間に死なれては困るので自分が入り込んでいる間は必死で人間を守ってくれます♪

ライフ財団は人体実験の大成功例である「エディ×ヴェノム」を何としても捕獲したくて必死なんだけど、とっ捕まりたくないエディ達は二人三脚(つーかヴェノムのパワー頼りねw)で逃げまくる。
このシーンがもしかしたら本作で一番の見どころだったかもしんない。段々2人の息が合ってきてさー、気付けば「タカ&ユウジ byあぶ刑事」見てる気分~♪

まあ後はすったもんだあって今回のボスキャラとどーにかこーにかなって(オチ見え見えだったけどねw)とりあえず後はアヴェンジャーズにスカウトされるの待ちみたいな感じっすか?(苦笑)
クライマックスのバトルが雑な感じなのがちょっとイラッと来ますが、ま、とりあえず本作はご挨拶だからしゃーねぇ。
個人的に好きだったシーンはヴェノムがエディを助けてエディが「Thank you!」って言うとヴェノムがご丁寧に「You are welcome~♪」って言うのと、周囲敵に囲まれてエディが「マスク!」って言うと
身体がジャラ~ン☆ってヴェノムに変わるところ。見てて「いぇ~い!」って声上げたくなっちゃったワw

そーそー、マーヴェルなので本作もやっぱり本編終了後におまけムービーがあるんだけど、今回のおまけムービー長過ぎだって!ほぼほぼ意味なしのスパイダーマンのアニメ。なんなんすかアレはー
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【映画】「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」@44作目

2018年11月01日 | 映画感想
「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」

日本で公開されるのは非常に珍しいと思われる…タイの作品。
本作はタイで2017年に公開されると批評家達から大絶賛され、観客動員数を増やしまり世界各国でも拡大公開される事になり、タイ映画史上歴代NO.1大ヒットを記録したそーです。
因みに元ネタは実際に中国で起こった大規模集団カンニング事件らしい。そのトリックはネットでググれば直ぐ分かりますが本作の重要なネタでもあるので敢えてここに書くのは控えておきます。
自分、タイ映画って多分過去1度観た事があったよなー…程度のレベルなので監督さんは勿論の事、出演されている俳優さんも誰1人分かりません^^;

あらすじ
教師をしているバツイチの父親と2人暮らしの「リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)」は頭脳明晰で成績優秀だったため、バンコクでも指折りの名門高校に特別特待生として途中編入した。
同じクラスで仲良くなった美少女「グレース(イッサヤー・ホースワン)」は印刷会社の御令嬢で性格はいいものの成績はイマイチ。
ある日ひょんなきっかけで試験中にグレースに自分の答えをカンニングさせてやったのだが、それを聞きつけたグレースの彼氏でセレブのバカ息子「パット(ティーラドン・スパパンピンヨー)」が
「ギャラを支払うから今後試験の答えを自分と自分の金持ち仲間達にも教えて欲しい」と持ち掛けられた。学校側も生徒の親から賄賂を貰って事前に試験問題を手渡しているという事実を知ったリンは
組織的にカンニングさせる方法を考え出して金儲けを始めたのだが…

これはなかなか面白い。
系統で言うと「オーシャンズ11」シリーズ的なハラハラドキドキの綱渡り的クライムサスペインスといった作り。最初は上手くいってたカンニングルールも、そのカンニングルールすら覚えられない
超絶ウルトラアホタレ生徒のせいでリンの「カンニングシンジケート」を全く知らなかった…リンと同じく貧民ながら成績優秀で特別特待生だった「バンク(チャーノン・サンティナトーンクン)」を巻き込んでいく事になる。
こういう「ちょっとしたミスから綻びが出来てきて計画変更も止む無く」展開もクライムサスペンスの王道かと。

で、本作の背景としてタイの余りある貧富の格差と東南アジアあるあるな「袖の下文化」、そして苛烈な学歴社会と「米国留学が勝ち組へのパスポート」なタイセレブ事情をネットリと見せていく。
タイの、いやまあコレは世界中ほとんどの国がそうなんだろうけど基本は「金を持っている者が全てを享受する」という当たり前ルールがあって(苦笑)、それがかなりデフォルメされている感じ。
デフォルメされてる…よね?(滝汗)もしも実際にタイのバカセレブが金で成績を操っているとすれば、タイに明るい未来はほぼないと断言出来るでしょう^^;

見せ場は当然だけどリンがカンニングさせるシーン、と言うよりもカンニングが成功するか失敗するかのギリギリの綱渡り感を見せる部分。
カメラワークがスタイリッシュで観客にリンやバンクの焦燥感を物凄く煽ってくる。リンが試験会場から抜け出して逃げるシーンとかコッチも心臓が早鐘を打ったかのようなドキドキ感満載でした。

同情出来る部分は多分にあるものの、やってる事は不法行為でしかないので決して見ていて気分のいいものではないし本作のオチも個人的には超微妙な着地点だったなぁと思う。
きっと本作をハリウッドが作ったらリンやバンクはギリギリの所でウルトラC的な解決策を思いついて逃げ切る事が出来て、まんまとバカセレブ同級生達とパーリーピーポーどんちゃん騒ぎで大団円♪
みたいなオチになっただろうと思う。それをそうしなかったのはやっぱりタイのお国柄事情と国民感情を慮った結果なんだろうな~と思わされ。

インド映画は既にすっかり日本人に受け入れられていると思いますが、今後はタイやフィリピン、インドネシアやシンガポール等広く東南アジア各国の作品も日本に受け入れられて
どんどん日本で公開されるようになってほしいですね。非常に質の高い作品だったと思います。

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