天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

そうだ京都、行こう・その5@La BOMBANCE祇園(ラ・ボンバンス祇園)

2020年06月24日 | グルメ


【La BOMBANCE祇園(ラ・ボンバンス祇園)】
  京都府京都市東山区清井町480 TEL:050-5456-7425

宿泊した「Luxury Hotel SOWAKA」に併設されたレストラン。ホテルのメインダイニングの役割を果たしていますが宿泊外からのゲストも勿論歓迎しています。
本店は東京・西麻布(ミシュラン一つ星)、そしてグルメの都・香港に支店を出していてここ祇園は2件目の支店となります。
今回旦那の誕生日当日に宿泊してこのレストランでディナーを食べるのが目的で京都に来た訳で。
ディナーコースはお一人様1万円。ミシュラン星付きのレストランにしては安価だと思います。
ですが、我々はSOWAKAの「宿泊+La BOMBANCE祇園でディナーと朝食付きプラン」をチョイスしてるので…でもメニューを見る限り一般客と同じディナーっぽい。

さて、では画像先行で行きますよーっと



テーブルのお花や飾りが可愛らしい。



テーブルセッティング。本日のメニューが飾り皿の上に乗っていますが…え?コレ何が書いてあるの???
そう、ここのメニュー、お料理の名前が全部「謎解き」になってるんですよ。メニュー見ながら「どーやって読むんだと思う?」って話が弾む。
A嬢「うわー。きっと佐藤健君と一緒に食べたら謎解きが得意な健君がメニュー読んでくれて美味しく食べられそう!」
私『佐藤健君と一緒に食べられるならココじゃなくてもどこでも何でも美味しいに決まってるぢゃねーかw』



先ずはお誕生日祝いディナーなのでグラスシャンパンを頂いて乾杯☆



1品目:「白い老人~age」←メニューに記載されていたタイトル

先付ですね。枝豆と一緒に添えられているのは…富山名物白海老の唐揚げ
そう、タイトルの「白い老人」→白海老(エビは海の老人と書きますね)、そして「~age」→唐揚げ。こんな感じで以降のメニューも続きますw
白海老大好きなんですよーう!今年初・白海老。嬉しい!富山まで食べに行く手間が省けた!(コラコラ



2品目:「彩KOJI 碁盤の目」

綾小路だったかな?ごめん既に読み方忘れた(ヲイ)
碁盤の目というのはこの前菜盛り9品が京都の街の碁盤の目を模して並べられている事から。
一口ずつの量なんですが、全てがどれもとても手間を掛けていてこの前菜盛りはちょっと感動してしまいました。
しかもですね、全てのメニューを覚えてはいないんですが、この中には旦那も私も苦手な「ピータン」や「砂肝」等も使われていて(苦笑)
スタッフさんからお料理の説明をされている時に実は苦笑い状態だったんですが…どれもこれも本当に美味しかった!ピータンと砂肝、克服出来たかも!!
…と美味しいお店で頂けた事でうっかり勘違いして、後日別の安居酒屋でこれらの入ったメニューを注文して見事に玉砕するまでがセットですよw



3品目:「U7ギ♬焼き 新彼」

汁物来ました。タイトルの「U7ギ」→ウナギ、これは直ぐ分かる。
その次の「♬焼き」の音符部分が環境依存文字らしいので表示されないかもしれません。一応読み方調べたら「連桁付き16分音符」だそーです。
で、どーやって読むかと言うと「シラ焼き」、要は♬がちょうど音階の「シ」と「ラ」に当たる、というコジツケですねw
そして最大の問題「新彼」、これだけはスタッフさんに答えを教えて貰うまで分かりませんでした。答え分かります?
「新彼」→「新しい彼氏」→「新しいオトコ」→「NEW MEN」→にゅう麺  …をいぃ~!(滝汗)
いやぁ~名前の読みの面白さはともかく、味は本格的!前から言ってますが私は鰻が嫌いです。本当に美味しいお店の鰻しか食べられません。
そして…このお店の鰻も超美味しい~!やっぱ間違いないわー。嫌いな食材をオイシイと思えるって死ぬほど幸せ。もう死んでもいい。ウソ。また食べに行きたいw



4品目:「海×1000 343」

コレは割と直ぐに読めた。「海×1000」→海鮮 「343」→刺身
この日のお刺身は「大トロ」「ハモ」「車海老」
因みに私はハモが苦手。そして旦那は海老全般が苦手w ←ことごとく苦手な食材多過ぎだろうお前ら^^;
いやーやっぱね、苦手食材が出てこそその店の真価が問われるわね!改めて今回思ったわ。だってこの店のハモ、美味過ぎるんだもんっ!
今まで私が何度かトライして失敗し続けて来たハモとは全然別物だったわ!当然だけど海老が苦手な旦那は先付の白海老もこのお刺身もペロッと食べてたわよ。



このお刺身の上に乗ってるキュウリが…カエルちゃんになってるの!めちゃ可愛い(^^♪
ちょうどこの日の昼間に「鳥獣戯画」を見に行っていたから3人で「昼間見た鳥獣戯画と同じだね!」と言って大喜びでした。こういう遊び心、ステキです!
そしてこの器、ガラス製で二重になったボウル状になってて、器の中に新緑を入れる事で季節感を出す演出がされていました。
スタッフさんに聞いたらやっぱり「例えば秋は紅葉を入れたり、春は桜の花びらを入れたりもします。お客様からも好評です」との事。あー違う季節に再訪したいー!



5品目:「い→ アクアパッツァ」

アクアパッツァは見たら分かる。問題は「い→」ですわね。
自分は気付かなかったけど旦那がアンサー決めてくれました!「あ、→は【先】って事?だから【イサキ】のアクアパッツァって事だよね!?」はい正解でしたー(パチパチ
このアクアパッツァね、劇的に美味かったわ。魚介類だけじゃなくてお野菜までにしっかりと魚介の出汁が染み込み、しかし生臭さは感じない絶妙感。
旦那が後日「俺、アクアパッツァは過去何度か失敗してて割と苦手メニューだったんだけど、俺人生で一番美味いアクアパッツァだったわ!」と絶賛でした。



6品目:「⤴⤴」

これまた環境依存文字なので表記されないかもしれません。斜め上に矢印が…要するに「↑↑」の斜め上バージョン。読み方はそのまま「アゲアゲ」
はい、見た目通りの揚げ物です。
で、ね、この左側の揚げ物が揚げた後にチーズを薄く散らして薄っすら焼いて平たくした物を揚げ物にチーズが固まる前に超高速で巻き付けているんだそうでw
確かお魚を揚げたものだった(食材名失念しましたすいません)んですが、チーズのマッタリ感や食材のシットリ感、揚げ物のサクサク感が合わさって凄く面白い一品でした。



7品目:「🥚ten 歩」

またしても環境依存文字。タイトルの最初の文字は「たまご」で変換すると出て来る文字です。という訳で「ten」→10(とう) 「歩」→ふ 答えは「玉子豆腐」
玉子豆腐に焼きナスやウニ(大好きー!)等を乗せて出汁のジュレでコーティング。こんなん不味い訳ないやん!丼ぶりいっぱい食べられるわw

 

この辺りで…今回は「イノベーティブ和食」なのでワインではなくて日本酒で行きましょうと。
今日本酒を敢えてイタリアンに合わせたりフレンチに合わせたりするのが流行ってるそーで、実際日本酒を海外に輸出する量も増えているそーで。
今回はあくまでも「和」がメインではあるものの、例えばアクアパッツァだったり柔軟なメニューのこのお店だからこそのお酒チョイスだったと思います。



8品目:「〇9゛64 しゃぶ」

旦那がいの一番に「俺コレの読み方分かったー!」と得意げでしたがよーく見れば私だってすんなり読めましたよイキんなよクソジジイ←この方の誕生日祝いですヨッ!^^;
「〇9゛」→「和牛」 「64 しゃぶ」→「蒸ししゃぶ」ですね。簡単ですよだからイキんなよ(滝汗)
スタッフさんが「お好みの状態まで蒸されたら薬味等お好みで付けてお召し上がりください」我々『はーーーい(^^♪』



そろそろかしら…うふふふふ!(´∀`*)
え?味?そんなの美味い以外にあるとでも思ってるの!?まあ強いて言えば「激ウマ」だわ!



9品目:「玉蜀黍 5:30」

私「トウモロコシ…ごじはん?」
スタッフさん『あ、【玉蜀黍】読めるんですねー私読めませんでしたー(照)』
私「まあ、無駄に歳だけは取ってるから読めちゃうねー(苦笑)」
…という訳で「5:30」は「ごじはん」ではなく「ごはん」ですね。まあ画像を先に見れば分かっちゃいますがw



かまどで炊き込みして下さって、一緒に添えられたお味噌汁も具沢山で絶品!
トウモロコシだけじゃなくてサツマイモも一緒に炊き込んでるの。それがさートウモロコシと食感が違うからまた絶妙に美味くてどーしましょー!



10品目:「お楽しみ♡」

最後はデザート…が、予約の段階で「3名中2名(内1名は誕生日当日、もう1人は6月生まれ)の誕生日のお祝いディナーです」と連絡してあったので…
ラブリー過ぎて眩暈がするわーーーーナニコレ可愛過ぎるだろぉぉぉーーー!(大歓喜)
あ、ちな、この日誕生日とは無縁のワタクシの分のデザートもちゃんと別皿で同じものが供されましたのでご安心くださいw
それにしても、和のイノベーションだけあってメインデザートが鯛焼きだよーーーーなんか嬉しくて笑っちゃったわー^^
しかもそこらの鯛焼きじゃないからね、皮もアンコもこだわった「見た目チープ、中身超セレブ」やってくれちゃって、もー凄すぎるでしょー(^^♪

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さあ、ここまでは外から食べに来た人でも楽しめる「La BOMBANCE祇園」ですね。
ここから先は「Luxury Hotel SOWAKA」に宿泊した人しか体験出来ない「ホテルの朝食」ですよ!
一応チェックインした際に「明日の朝食ですが、和食と洋食どちらになさいますか?」と聞かれたんですが…この店で洋食チョイスすんのは外人だけだろー。
フツーに考えて和食一択だと思うんですけどっ!(←ちょっとイキってますねw)



テーブルについて、どんな朝食出してくれるのかワクワクしながら待ちます…



ドヤーーーー! ←久し振りに大文字使ったわw

いやもうね、何もかもが美味過ぎてヤバいんすよ!
変な話、昨夜ディナーで腹パンパンな上に部屋に戻ってからビール飲んで更にシャンパンをボトルで開けてやりたい放題やってさ、
朝起きてもぜーんぜんお腹が空いてなくて「ヤベぇ」と思って早朝散歩したものの、それでも大してお腹空かなくて「これどーしたもんかなー」って感じだったんですが。

ペロリ完食(キリッ) ←あ、また大文字w

旦那が「最初お前にこの旅行の提案された時、【まーた金の掛かる事思い付きやがって】位にしか思わなかったけど、マジ来て良かった。宿も飯も最高だった!」
「また絶対に再訪したい。いや絶対に再訪しよう!今コロナで観光業が大変な時だし、こんな時こそ絶対にまた行こう!この宿もレストランも絶対に潰しちゃいけない!」
と熱く語っていました。

自分がこの宿やレストランを見つけた時は、日本が世界がこんな状態にはなっていなかったんですが、結果的に今回こーやってステキな宿に泊まった上にこんなに美味しいご飯を食べに来れる事が出来て本当に良かったと心から思います。
「Luxury Hotel SOWAKA」と「La BOMBANCE祇園」のスタッフの皆さん、本当に本当にありがとうございました。
素晴らしい宿、そして素晴らしいお食事でした。必ず、必ずまた泊まりに行って、そしてこの美味しいお料理を楽しみたいと思います。この度はご馳走様でした!
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そうだ京都、行こう・その4@Luxury hotel SOWAKA(そわか)

2020年06月23日 | 旅・おでかけ


【Luxury hotel SOWAKA (そわか)】
  京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル清井町480 TEL:075-541-5323

今回宿泊したホテル情報です。
宿ネタに興味のない方は全面的にスルーでお願いします。

そもそも、今回のこの「そうだ京都、行こう」ネタを思い付いたのは、このホテルをたまたまネットで見つけた事が始まりでした。
京都に行きたくて京都のホテルを検索していた訳ではなく、別のところでたまたま見掛けた「そわか」という言葉が引っ掛かって「そわか?どういう意味なんだろう?」と思ってググってみたら、このホテルの公式サイトが上位に表示されていて…という経緯があります。
あ、それで「そわか」というのはインドのサンスクリット語で「幸あれ」という意味だそーです(ホテル公式サイトより)

まだOPENしてそれほど年月は経っていないホテルらしいのですが、既にミシュランガイドに記載されている模様。
それというのも、元々あった古い数寄屋造りの建物を歴史的に価値のある部分をそのまま残す形でシンプルモダンにリノベーションした物件で、更にそこに京都の街に溶け込むように配慮した形の新館も増設してホテルの体にしたそうで、客室数も少ないけれど各部屋の作りが全て違っていて何度泊まりに来ても古き良き、そして新しい体験が出来るというのがウリのラグジュアリーホテルなんだそうだ。

さて、ウンチクはどーでもいいですね。長くなりましたすいません。
以降画像先行でいきたいと思います!

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ホテルのエントランスで靴を脱いで上がるといきなり和室の小さな上り口。
靴はエントランスでホテルの人に預かって貰う形。外に出掛ける時は勿論靴出して貰えます…くっそ汚いスニーカーで行った自分、恥ずかしかったわ^^;
行った日は雨が降っていて靴が濡れていたのですが、ちゃんと乾燥機で乾かしてくれます。至れり尽くせり(^^♪

 

チェックインする為に通されたのは広々としたロビーラウンウジ。バーも併設されています。
ココで「お掛けください。宜しければウェルカムシャンパンは如何ですか?」と声を掛けられる。



頂くに決まってるぢゃないですかぁ~♪
グラスシャンパンにオランジェットを添えて。いきなりテンション上がります↑↑↑

このロビーラウンジは元々は調理場だった場所だそうで(元は料亭だったそうです)

 

当時のかまどや井戸がそのまま残されています。お願いすると色々見せて貰えて説明もして頂けます。
因みにココは井戸水が今でも出るそうで、館内の水道水やお風呂の水等に利用されているんだそうだ。(画像の井戸とはまた別ですよ)

さて、とりあえずチェックインしたので我々がお世話になったお部屋の画像を!
今回我々が宿泊したのは新館の202号室。新館なので「古屋敷のリノベーション」ではありませんが、それらしく演出はされていました。

 

部屋の入口。正面に昔の料亭時代に利用していたのであろう古い鍵がオブジェとして飾られていました。



畳敷きの和室にダブルベッド+シングルのお布団を敷いて頂いてトリプルユース。
半分はモダンなリビングルーム。部屋が公式サイトを見て想像していたよりもかなり広く感じました。



畳敷きの奥にある文机コーナー。
机の右に置いてある筒状のモノはスピーカー。Bluetoothで繋げてiPhoneに入っている音源を流す事が出来るのでずっと音楽流しっぱなしにしてたw



さりげなく古い棚とコロンとした形も可愛らしい一輪挿しが飾られている。
建物自体は新しくても昔の料亭時代の小物等をさりげなく配置する事で「古き良き感」が演出されていて面白い。



お風呂は檜。小さな庭を眺めながら…外から覗かれないように配慮した配置になっていますが神経質な人の為にちゃんとブラインドも付けられています。
画像は撮っていませんがお風呂の隣に充分な広さのシャワーブースもあります。



洗面所はダブルシンクなので朝の身支度で洗面所の取り合いをしなくても済むw



レディース用のアメニティは女子が喜びそうなラインナップ。フェイスマスクタイプのパックも(^^♪
ちりめんの可愛らしいポーチの中身はフェイシャルソープ、ミルキーローション、ホワイトモイスチャークリーム、そして椿油。
勿論シャンプー&トリートメントもありますよ!因みにアメニティは全て祇園に店を構える「かづら清老舗」さんのもの。



飲み物コーナーも和モダンで素敵!



コーヒーが「イノダコーヒー」だー!(*´▽`*)わーい
勿論美味しく頂きましたよ。飲むよ大好きだもん。て言うかお土産買いにイノダコーヒーの本店にちゃんと行ったよ当たり前じゃないか!
そして紅茶はフォション。色々細かく「京都ブランド」にこだわっていらっしゃるようですが、どうやら京都の老舗の紅茶屋というのはなかったのかw
ペットボトルが沢山置いてあったんですが、コレは「水道水ではなくコーヒー紅茶を淹れる際はコチラのミネラルウォーターをどうぞ」という配慮なのだろうと思われ。



お茶も煎茶とほうじ茶の二種類。これまた京都の老舗茶葉店「辻利」さんの物。
茶器や急須までオシャレでこだわっています。



下の冷蔵庫を開けると、ビール、100%果汁ジュース、水、ペリエ、ペットボトルのお茶、そして上段になにやら箱?が入っていました。
宿のスタッフさん『冷蔵庫の中の物は全て無料となっておりますので是非お召し上がりください』 私達「ぎゃーーー!(大歓喜)」
はい、当然ですがビールもジュースもペロッと頂きましたよ当たり前ぢゃないか!w



冷蔵庫の上段に入っていた箱を開けると…生チョコレート!
これはこのホテルとこれまた京都で人気のチョコレート専門店「Dari K」さんがコラボレーションしたオリジナルチョコレートだそうです。
因みにチェックインした時にシャンパンと一緒に供されたオランジェットもDari Kさんの物だそうです。
Dari Kさんは東京大丸百貨店の地下1Fに今年6月1日に常設店舗をOPENされたそうなので、関東の方も是非試してみてネ!

さて、館内もーちょっと歩いてみようか。



新館の階段室。モダンでおっしゃれ~(^^♪



エレベーターホールにもさりげなくモダンな家具が配されていて…誰が座るねん(コラ



宿の裏口に行ったらシャレオツな自転車が立て掛けられてました。
コレは実用なんでしょうか?それともあくまでもオブジェなんでしょうか?^^;



入口に居た古い狸の親子オブジェ。可愛い(⌒∇⌒)



フロントカウンター

ところでこの日宿泊していたのは多分我々とあともう1組しか居なかったと思う。
チェックアウトする時に宿の支配人さんがわざわざご挨拶にいらっしゃって、我々が泊まったのが新館だったので「もしよろしければ本館のお部屋もご覧になりますか?」とおっしゃって下さって、多分ほぼ全てのお部屋を見せて頂ける事になりました!
このホテルの公式サイトを見ると「100年の歴史を刻む元老舗料亭の、数寄屋建築の息吹が感じられる本館」と書かれていますが、支配人さんのご説明によるとこのホテルの前身は文豪・谷崎潤一郎が愛していた料亭「美濃幸」だったという事です。
谷崎潤一郎が大好きなので、コレには本当に驚きつつ嬉しく思いました。谷崎が歩いた場所を今自分も歩いているんだと思うと心躍ります。

そしてこの料亭が閉店した時に、最初全て取り壊してマンションを建てるという話だったそうですが、美しい数寄屋建築の価値ある建物を何とか後世に残す事は出来ないかと京都市と数寄屋建築の第一人者さん等も方々手を尽くして下さったそうで、それで現在の建築法に則った形でリノベーションしてこのホテルに生まれ変わったのだというお話を分かり易く丁寧にレクチャーして下さいました。
更には各部屋に残された数寄屋建築の意匠を細かく一つ一つ説明して下さり、本当に貴重な体験をさせて頂く事が出来ました。
最後に屋上まで見せて頂き(夏には宿泊者限定でこの屋上でお祭りを遠く眺めながらシャンパンパーティ等もされるそうです。わーん私も参加したーーーい!)、本当に本当にありがとうございました!また必ず必ず、このホテルに泊まりに行きます!!

コロナ禍のせいでめっきりと宿泊客が少なくなってしまったからこその待遇だったとは思いますが…いい時に泊まりに行けたなぁーと改めて思いました。
そして…本館のお部屋画像は敢えて撮影しませんでした。何故なら、また必ず泊まりに来て、自力で(自腹で)ちゃんと泊まった時に画像をUPしたいからですっ!




おまけに…↑部屋で飲んだシャンパン
チェックインした後に八坂神社とHRC京都店に行った時に、近くにあった酒屋さんで見つけた京都限定ボトルのシャンパンを見つけたので購入しました。
あーーー京都本当に楽しいわーーーまた行きたいなーーー!

さて、京都編は残すところあと1回。ウマウマお食事編。待たれよ!
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そうだ京都、行こう・その3

2020年06月21日 | 旅・おでかけ


【伏見稲荷大社】

正しく全国の「お稲荷さん」の総本山。実は実は(←こればっか)コチラに参拝に来るの初めてなんですぅー!前からずっと行きたかったんですぅー!
という訳で、ホテルをチェックアウトした後にコチラにやって参りました。
A嬢の話では通常なら伏見稲荷大社の周辺は車で常に大渋滞していてとてもじゃないけど近付けない、そうなんですがー
今回県またぎ観光解禁になって初めての土曜日ではあるものの、まだまだ観光客は元通りという訳にもいかず…だから伏見稲荷の無料駐車場に停められたーラッキー☆



こちらの神社でも「茅の輪くぐり」ありますね。
本当なら今の時期外国人観光客が来ると「夏越の祓」の行事とか色々見られてきっと日本旅行が楽しめるんだろうけどねー。残念ー^^;



本堂もデカイ!流石総本山!!
ま、でもね、今回ココに来た一番の目的は…



この朱塗りの鳥居を抜けた先からいよいよスタートですよ。



はい出た!伏見稲荷名物「千本鳥居」
これから似たり寄ったりの画像が延々続きますので(前回の清水寺もそーだったけどな。すまんなw)千本鳥居に恨みつらみを持つ方は以降スルーで^^;



とりあえず千本鳥居のスタート地点から最初の分岐点がココ。
しばらく歩くと「奥社奉拝所」に辿り着き、振り返ると↑画像のよーに帰り道用の鳥居が連なっている。(常に右側通行だそーですので帰り道は右側の鳥居をくぐってね)
ま、団体観光客や時間のない外国人観光客、体力のない人、そもそも歩くの嫌いな人等はココで折り返して戻っていく。



そして、やる気MAXな人はこのまま先に進んで「稲荷山山頂」を目指すのです!!
当然ですが我々も目的は「稲荷山攻略」、これっきゃない!
…今までやる気をほぼ見せなかった旦那も流石にコレはやる気満々でした。(←そもそも今回京都で一番行きたかったのがこの伏見稲荷大社だった人w)
ところが同行のA嬢は過去既に稲荷山を攻略しているそーで、その時が相当辛かったのか?物凄いイヤそーな顔をしています。当然無視して連れて行きます^^



あら、途中の参道に猫ちゃんがまったりと休憩中。
て言うか道のど真ん中に堂々と陣取っていてまるで参拝客の事を気にする様子もないし、かといってすり寄ってくるでもない。「無」ですw



稲荷山の山の中にいっぱい神社があるんですよ。
コレはー、三ノ峰(下社神蹟)の「白菊大神」と崇められています。
最初の頃は色々撮影してたんだけど、余りにも暑くて汗だくになって来て段々山登るのだけで精一杯になって来てるというね(滝汗)



更に「もっとガイドブックみたいな【らしい千本鳥居】の絵が撮れないか」と試行錯誤は続く…
スタート地点に比べて若干道が狭く険しくなって来ていますね。



コレは二ノ峰(中社神蹟)、「青木大神」と崇められています。
もうこの頃になると「山頂ってここ?え?まだ?あとどんだけ?」みたいになってます…が、実は自分はそれほど辛くはなかったですね。
一応暇に任せて家で筋トレしてるので(特にハムストリングス中心)、実は登り坂は割と得意なんです^^



ココがようやく山頂の一ノ峰(上社神蹟)、一応「末広大神」を崇めるとあります。
とりあえず今までの社は写真だけ撮ってスルーしていたので(コラコラコラ)、流石にココではきちんと礼に則って参拝させて頂きました。
いやぁ~それにしても、流石にここまで来ると全員汗みどろですよw
後ね…千本鳥居の最初の奥社まで来て折り返すのはまだ分かるけど、その後稲荷山の途中まで登って来る人はそれでも結構いるんですよ。
でも山頂まで登る人って実は案外少ないんですね。山頂まで来ると人はまばらです。どうして途中まで登って諦めるかなー?後悔しない?^^;



さて、登ったらあとは下る。だから楽…なハズ。←ん?



途中で苔むしたキツネさんがいたのでパチリ。なかなか風情があるわネ



↑コレはSNSにUPしようと思って敢えてバックに鳥居を入れ込んで撮影した一枚。
ところでコレよりももっと奇怪なキツネさんを発見!



何でこの格好???
なんか…キツネさんがヘッドスライディングしてるんですがw
そしてスライディングしながら口に竹を咥えていて、その竹の先から水が出ているというね^^;

ところで先程山頂の一ノ峰の云々…ってお社の画像を出しましたが、通常「山頂」と言えばそこから見渡せる景色の画像は!?って思いますよね。
この稲荷山は山頂からはほぼなーんも見えないんですわね。お社しかないんですわ。
その代わり、という訳ではないですが途中の「四ツ辻」から本ルートを逸れた所にある「御幸奉拝所」の更に奥に行くとナイスビューポイントがあります。



こーんな感じでかなり開けていて眺めのいい場所があります。ちょっと癒されます(⌒∇⌒)



さて、伏見稲荷大社本殿の近くまで降りて来ると…猫三昧!
神社仏閣と猫って切っても切れないですね。敢えて野良猫を飼っているんでしょうか…素晴らしいので今後も続けて下さい是非に!w

そんなこんなで、今回の京都観光はこれにて終了。
汗だくになってヘドヘドになったA嬢のご希望で…



京都のお酒18種飲み比べwをしに行きましたとさ(^^♪

ところで先程「登り坂は割と得意」と書きましたが、自分には下りの方が相当キツかったです。
元々スキーで左ひざの前十字靭帯損傷したまま放置中+左ひざの半月板も損傷したまま放置中なので下りが苦手なんです(膝って実は登りより下りの方が負担が大きい)
登りはそれこそサクサク歩いていたんですが、下りが続くと段々膝が笑ってきて、それを踏ん張って降りるので段々ふくらはぎが疲労してくる。
そう、下りが続くとふくらはぎが筋肉痛になるんですね。知りませんでした。つーか翌日と翌々日ふくらはぎの筋肉痛でガタガタでしたわ^^;
膝に自信のない方、稲荷山登頂される際は膝を固定するサポーター等を事前にご用意する事をオススメしますよ。ご安全に楽しんで下さい!

と、こんな感じで今回の「京都観光編」は終了です。
次回からは「京都の宿編」と「京都のウマウマご飯編」を何とかUPして行こうと思います。
コメント (2)
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そうだ京都、行こう・その2

2020年06月20日 | 旅・おでかけ
ウマ飯ディナーで旦那とA嬢の誕生日(旦那は誕生日当日、A嬢も6月生まれなので)をお祝いした翌朝、ちょっと早起きして



清水寺まで散策してみる事にしました。
…ってサラッと書いてるけどね、朝6時過ぎにタイマー掛けて起きたんだけど旦那もA嬢もグダグダになってて全然起きないので(昨夜は遅くまで部屋で宴会)
もう諦めて自分1人で散策に行こうとサクサク支度を始めたら、ようやく2人とも起き出して来て何とか出かけられたというね。ったくよー



ココ、なんだろう?門だけが残ってる状態???



路地の向こうに五重塔が見える…コレは法観寺の五重塔で清水寺のじゃないんだよー。
更にサクサク歩いて行って二年坂(二寧坂)の方に向かう



二寧坂から振り返るとさっきの五重塔が遠くに見える。
コレ、物凄く「いかにも京都っぽい」絵ヅラですよね~(´∀`*)ウフフ



お店の軒先に狛犬とアジサイ…コレも「いかにも京都っぽい」
皆さん景観に物凄く気を遣っていらっしゃって、本当に京都の人達って大変だろーなーと思います。

 

同じよーな絵ばっかり撮ってしまうけど、何枚とっても全然飽きない。
人の気配が少ない二寧坂~産寧坂って、本当に本当に何物にも代え難い素晴らしい景観だと思う。



産寧坂にさしかかって



少し登っては振り返り、少し登っては振り返り、を繰り返す。
普段階段の昇り降りってあんまりしないし、歩道橋すら面倒臭くて避けて通ってるのに、何故か京都の街の坂を昇り降りするのは楽しくて仕方がない。



はい、ドーン☆
清水寺までやって来ましたー。



振り返ると京都タワーが見えます。
この段階でまだ朝7時前。朝食は朝8時にお願いしてあるので何とかなりそうですね。



京都のお寺って拝観時間がお寺毎全然違うんですよね、だから事前にちゃんと公式サイトで拝観時間調べておいたほうがいいです。
で、清水寺はそんな京都のお寺の中でも特に早くから拝観出来る方だと思います。
閉門時間こそ季節で変わりますが、開門時間は通年朝6時です。朝6時から拝観出来る神社仏閣はそんなに多くはないだろうと思われ。

因みに↑画像は「轟門(とどろきもん)」
門中央上部に掲げられた「普門閣(ふもんかく)」という文字には「救いを求め教えを乞い悟りを開くのに身分立場は関係ない。全ての人に等しく開かれた門である」
というような意味があるのだそうです。勉強になるなぁ~



実はこの回廊が大好きで、清水寺に来る度に必ず撮影しているんですが、こんなに人がいない状態で撮影したのは初めてだと思う。嬉しい!



ピカピカ黒々ツヤツヤの「出世大黒天」
いつもココでお賽銭してジャンボ宝くじの一等前後賞当ててくれ!とお願いしています。まだなかなかご利益がありません(滝汗)



阿弥陀堂は朱塗りが美しい(^^♪



清水寺と言ったらこのアングルだよね。うん毎回自分も撮影するよ当たり前だよねー。
ところでしばらく清水寺は修復が続いていて、今回も足場が組まれていました。まあブルーシートとか無粋な感じではないからOKです。



アジサイが綺麗な通路を通って折り返したら後は「音羽の瀧」見てお終いだねー…と言っていたら、
途中の分かれ道の所に「NICE VIEW POINT→」という立て看板を発見。
「ん?なんだこれ?」って話してると、どうやら地元の方らしい紳士が「この先の道を少し登っていくと真正面から清水の舞台が見れるポイントがあるんですよ」
と教えて下さった。ありがとうございました!



何故か正方形サイズで撮影してたわ^^;
でも確かにビューポイントが!なるほどー。今まで何度も清水寺来てたのに全然気付かなかったわ。
やっぱ人がごった返してるとアチコチ見る余裕もなくサクサク通り過ぎちゃってたのね。



という訳で「音羽の瀧」
早朝だったからなのか?それともコロナ対策なのか?柄杓の貸し出しはしていませんでした。
そう言えばどこの神社の手水も使えなくなってたな。



という訳で、早朝清水寺参拝してまた産寧坂に戻って来ました。
朝はいいですねー。人も少ないし(これは早朝だったから?コロナの影響?まあどちらもかな)空気もピンとしていて気持ちも引き締まります。
さ!とっとと宿に戻って美味しい朝食頂きましょうそーしましょう(^^♪

という訳で、本日はここまでー。続きも頑張ってUPするぞー
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そうだ京都、行こう・その1

2020年06月19日 | 旅・おでかけ
県またぎの観光解禁になった初日、早速京都に遊びに行って来ました。
…という書き方すると観光解禁になるのを今か今かとジリジリしながら待っていて、いざ解禁になるや「ぅおりゃあぁぁぁ!」みたいに乗り込んだみたいですが(苦笑)
そーゆー事ではなく、実はこの日は旦那の誕生日で、非常事態宣言が出るもっと前に「旦那の誕生日に京都に泊まりで遊びに行こう!」と決めて予約してあったんです。
だから本当にギリギリまで「県またぎ観光解禁とはいえ早々に物見遊山で出かけてもいいのだろうか?キャンセルした方がいいんじゃないか」と悩んだ末の決断でした。

今回画像が多く、画像処理に時間が掛かったのでこの後数日に分けて京都ネタUPしていきます。

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ところで旦那の誕生日祝いのお出かけなんですが、メンバーは我々夫婦+いつも一緒にスキーに行ってるA嬢。
何故かと言うと、3人で泊まりでスキーに行った時に私がこの「京都旅行ネタ」を提案し、最初当の旦那が前向きではなく(というかむしろ反対)
そしたらA嬢が「だったら私が行きたいー!」と言い出して、んでなんやかんやで旦那も丸め込んで結局「じゃあ3人で行こう」という話になった訳でw

朝8時半頃出発して途中SA.等で休憩を取りながらのんびり京都入り。
ちょうどお昼時になったので「どこかでお昼食べよう」という話になって、食いしん坊A嬢が「だったら前から行きたかったカレー屋さんがいいー」と言うのでお任せで。



【太陽カレー】
  京都市中京区壬生西土居ノ内町19 ボイスビル 2F TEL:075-311-0011

ビルの2階にあるこじんまりとしたカレー屋さん。小さなお店なんだけど相当有名なのか?自分達開店30分後位に到着したんだけど既に満席で自分達が2巡目の客。
A嬢曰く「京都は実はカレー激戦区」なんだそーで(全然そんなイメージなかったわ)、市内各所に美味しくて行列必至のカレー屋が点在しているんだそうだ。



自分は「有機野菜と三元豚ロースカツカレー@ご飯少なめ+辛さはお店オススメの旨辛」をチョイス

所謂『欧風カレー』のカテゴリなんですが、先ず一口入れると物凄く華やかな味がします。びっくりするほど美味しい!
まずフルーティーな甘みとトマト系の酸味が来て(旨味のグルタミン酸万歳!)、そしてスパイシーな辛みが後から追い掛けて来る。正に「旨辛」の文字そのまんま!
有機野菜はその季節のお野菜を仕入れ次第で色々変えているようです。生だったり湯がいたものだったり素揚げしたものだったり素材に合わせて調理してトッピング。
何より、ご飯少なめでお願いしたんですが、ロースカツのボリュームもあって(ロースカツもジューシーウマウマでした)コレ…女子が食べるのかなり一苦労(滝汗)
でもとにかくカレールーが美味過ぎて!お腹がいっぱいだと悲鳴を上げているのにするすると喉をカレーが通り抜ける。
「カレーは飲み物」って言った人、正にその言葉が胃の腑にストンと落ちました!!(笑)
もしまた再訪する機会に恵まれたら、次回は「とろとろ牛すじ煮込みカレー」か「季節の野菜カレー」辺りにトライしたいなー♪ご馳走様でした!

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事前に京都在住のピン友さん(←ハードロックカフェのピンバッチコレクター友達)に「今の時期の京都でオススメの場所って何処すかね?」と聞いていたんですね。
そしたら「そーだなー。祇王寺の庭とか、新緑の綺麗な高山寺辺り。それから今だったら敢えての嵐山や大原三千院で通常味わえない静寂を楽しむ事も出来るよ」との事。
という訳で、3人で協議の結果「高山寺に行こう!」という事に。
高山寺の山麓に公設駐車場(無料)があります。きっと通常なら大渋滞でとてもじゃないけど停められないんでしょうが、この日はガラガラのほぼ貸切状態。



「石水院」
このお寺、あの「鳥獣戯画」を持っているお寺なんですね(寺院仏閣系に超疎いので全然知りませんでした。滝汗)
その他にも国宝・重文をザックザク持っているポテンシャルの高いお寺なんですが、そのほとんどがここ「石水院」に収められている模様。
という訳で、外観は撮影OKですが敷地内ALL撮影NGです。
勿論数々のお宝も充分見どころなんですが、この石水院の南側が大きく開けた縁側のようになっていて、そこから臨む景色がとにかく圧巻です。
所謂「借景」というヤツで、周辺の山々や樹木等をそのまま庭続きに臨み、更にそれを石水院の柱が切り取ってまるで額縁のように見える演出が成されています。

因みに流石「鳥獣戯画のお寺」、鳥獣戯画グッズが豊富且つ可愛い!自分は手ぬぐいとピンバッチと御朱印帳をGET。もっと欲しい…けどキリないわコレw



「裏参道」
この日は小雨が降っては止みを繰り返すちょっと残念なお天気だったのですが、雨が降ると新緑が光ってそれはそれで趣があって美しかった。



「金堂」
雨に少し煙っていて静謐な空気が心地良い。



「表参道」
コレは家に帰ってから高山寺の公式サイト見て知ったんですが…自分達裏から入って表に出たんすね。逆ルートだったw
正方形の石敷きが美しい。新緑の今も美しいけれど、きっとこのお寺は紅葉シーズンが最も賑わうんだろうなーと。また再訪したいです。

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高山寺からそのまま10分程度歩くと新緑に朱塗りの橋が映える…この橋を渡り先の山を登ると「西明寺」



大した坂ではありませんが…実は高山寺も若干のトレッキング状態だった事もあって同行のA嬢は既にかなりヘドヘド状態w



「本堂(画像左)と聖天堂(画像右)」
元々は先程の高山寺もこの西明寺も、ここから更に7~8分位歩いた所にある「神護寺」の別院として建立されたもので、その後独立したんだそうだ。
ここでも御朱印貰おうかと思ったんだけど、この日雨だったし参拝者もほぼいない状態だったので社務所が開いていなくて(奥に行って呼び出してくれと張り紙がしてあった)
まあ、写真撮ってるばっかりで大して参拝もしてないし(コラコラ)またいつか紅葉シーズンに再訪しよう、その時に御朱印を貰おう、という事でそのまま撤収する事に。



山門脇に立っていた苔むした石灯篭には鹿の彫り物がしてあってなかなかチャーミング(^^♪

私「さて、あと7~8分歩けばその神護寺に行けるんでしょ?別院だけ見て本院見ないってのは流石にないよね?」
旦那・A嬢『ウソだろもういいじゃん!神護寺は本院ってだけで別に見どころ大してないし!これ以上駐車場から離れたら戻るの大変じゃん!(悲痛)』

…どうしてこの人達こんなに歩くの嫌がるんだろう?意味わかんねーな^^;

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という訳で、車を取りに戻って移動。「仁和寺」にやって来ました。
実は自分仁和寺初めてです。て言うか京都(の神社仏閣)ってあんまり来ないんだよね。来ても行く場所がかなり限定的。
旦那と「仁和寺にある法師」『先達はあらまほしきことなり』って言いながら(←仁和寺って言うとコレしか出て来ないw)ウキウキ気分で参拝。



二王門に建っている阿吽像は特に金網等で保護するでもなく(手前に木製柵こそあるけれど)そのままのお姿が見られる。
この二王門は「京都3大門」の1つなんだそーですが、そもそも京都3大門が何処なのかサッパリ知らないのでどうしようもないというね(苦笑)



二王門から入って真正面のかなり向こうに「中門」が見えて「うわー大きなお寺だなぁー。こりゃー勘違いして手前だけ見て引き返しても仕方ないかもねw」
(※仁和寺にある法師は仁和寺がデカいんじゃなくて、仁和寺の坊さんが岩清水八幡宮に行った時の逸話です。勘違いしないでね!コレは単なるネタなのでw)
等と笑い合いながら、とりあえず仁王門入って直ぐ左手にある御殿に行って(社務所もここにある)御朱印貰ってお庭拝見と行こう!



「御殿南庭」
白砂を規則正しく掃き清めた砂紋が美しい、心静まる庭園。この画像は白書院の縁側から撮影したもので勅使門とその向こうに二王門が見える。



「黒書院・宸殿 」
ところでココは高山寺と違ってどこでもガンガンに撮影OKみたいです。有難いけど「本当に撮影していいのかな?」ってドキドキしちゃう^^;



回廊を歩いていると板戸にこんな美しい絵が描かれていたりして、突然現れるのでドキッとする。



宸殿の回廊をグルリと回っていると「御殿北庭」が現れる。
コチラは池にグルリと緑を配し、更に遠くに五重塔が望めるナイスビューポイント。五重塔の存在が遠近感を出して奥行きを感じさせる。



なんと、ココで将棋の「竜王戦」の対局をやったんですね。
将棋にあんま興味ないから知らなかった…こんな厳かな場所で対局なんて、自分だったらビビってチビりそう(コラコラ



襖絵から欄間、天井の設えまで何もかも美しい「宸殿一の間」



御殿をグルリと回って御朱印を頂いてから出て、中門に向かって歩きながら「勅使門」を見る。細工の美しい門です。



先程御殿北庭からチラリと奥に見えていた五重塔



「金堂」
本堂=金堂なんですね。どうして本堂を敢えて金堂と言うのかな?←そんな事位ググれってかw
金堂の左手の方に歩いていくと鐘楼や御影堂、それから御室桜方面に戻る形で歩くと観音堂等もありました。
もう間違いなくこのお寺は御室桜が咲き誇る春が一番の見どころなんでしょうね。今年の春は寂しく御室桜を散らしたのでしょうか…いつか自分も見に行きたいです。

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金閣寺にキターーーー!
実は金閣寺に来るの、小学校の修学旅行以来!旦那も「俺も小学校の修学旅行以来だわー」と言ってました。
この日は雨が降ってたのもあるけど、人もまばらで正しく貸し切り観光状態!すごーーーい!!
自分の記憶でも、小学生当時も観光客がモリモリのモリモリで、池のコチラから金閣寺を見るシチュは全く同じですがあの時は背の高いおっさんとかが前を陣取っていてなかなか池の端に近付くことが出来ず、ピョンピョンとジャンプしながら何とかキラキラを見た、という思い出しかない。

ところで、自分の記憶では↑このシチュで金閣寺を見たら速攻撤収だったんですが(旦那も同じ事言ってた)



金閣寺って本来後ろまで回り込めるようにルートが出来てたんですね!知らんかったー。てかコレって昔からなの?
自分達修学旅行生で時間がなかったから池の向こうから鑑賞して直ぐ撤収させられただけ???



そして金閣寺裏には庭園が設えてあって(それも知らんかったわ!)こんな小さな滝なんぞもあって風情抜群☆



ちょっと庭の高台まで上がると真裏からの金閣寺を少し上から視点で臨む事も出来ます。はえぇ~ホントに知らんかったー。
余りにも有名なお寺で余りにもキャッチーで有名な画像が世に出回っているのですっかり自分も行った気になってましたわね。
実際に行ってみると自分が知らなかった部分も垣間見る事が出来て、やっぱり「現地に行って自分で見て、体感する」って大切だなーと改めて思いました。

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【イトコバコ】
  京都市上京区主税町1071 TEL:075-822-0011

さて、そろそろホテルにチェックインしなくちゃいけない時間かな?…といいつつ更に粘って「イトコバコ」さんに突入。
もう今更説明するまでもない、「ハマナカ毛糸」さん直営ショップ。ニッターさんの聖地。
前回は昨年の11月に訪問させていただいたんですが、ここのお店の人本当に凄い記憶力なんですよね。
自分1~2回/年しか行かないんだけどいつも「あ、名古屋からいらっしゃった…」って覚えていて下さる。

今回もお店の方に色々相談して、またイトコバコのオリジナルキット買ってきちゃったー♪また後日BLOGにUPするわー(´∀`*)ウフフ

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さて、ホテルにチェックインした後、夕食まで1時間程度時間があったのでホテルの近くを散策する事に。
ホテルが八坂神社の直ぐ近くだったのでとりあえず八坂神社に突入。



本堂…神社内がガラガラ。人がぜーんぜんいない。
実は前回昨年11月に別の友人と京都に来た時にも八坂神社に立ち寄ったんですが、その時は何か例祭?のような催しをしていて本堂前で奉納舞をしていたんですよね。
そのせいで外国人観光客が鬼のように集っていて本堂のこの辺りは正におしくらまんじゅうの満員電車状態で、とてもじゃないけど撮影なんてする余裕がなかった。



夏越の祓(なごしのはらえ)の行事、「茅の輪くぐり」がもう設えてありました。
今年は特に無病息災と悪疫退散を願わなければね。私達もちゃんと8の字で回りましたよ。

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【ハードロックカフェ京都店】
  京都市東山区新橋通大和大路東入元吉町 67番地 TEL:075-533-7771 (RESTAURANT) 075-533-7789 (SHOP)

はーい最後はやっぱりココ!
ホテルからググったら徒歩7~8分だって事だったので、八坂神社経由してHRCまで歩いてきました。
本当はお食事もしたかったんだけど、この日は旦那の誕生日でディナーは予約してあったので…今回はPINだけ買って即撤収。
今度京都に行ったらマーチャンだけじゃなくてちゃんとレストランで京都店限定メニュー注文するわー^^;

と、かなり長くなっちゃったな。今回はここまでー。
飽きる前に京都編全部UP頑張ります!次回からもう少し小刻みに記事UPするわ…ちょっと疲れた(滝汗
コメント (2)
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【映画】「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」@13作目

2020年06月15日 | 映画感想
「ストーリー・オブ・マイライフ/私の若草物語」

ようやく映画館で新作が公開されるようになりました。という訳で早速鑑賞。

あらすじ
しっかり者の長女メグ(エマ・ワトソン)、アクティブな次女ジョー(シアーシャ・ローナン)、ピアニストの三女ベス(エリザ・スカンレン)、人懐っこくて頑固な四女エイミー(フローレンス・ピュー)、愛情に満ちた母親(ローラ・ダーン)らマーチ一家の中で、ジョーは女性というだけで仕事や人生を自由に選べないことに疑問を抱く。
ジョーは幼なじみのローリー(ティモシー・シャラメ)からの求婚を断って、作家を目指す。(Yahoo!Movieから丸パク)

「若草物語」は女子ならかなりの確率で子供時代に読んだであろう少女向け児童文学の金字塔と言える一作でしょう。
かつての日本女児ならば9割以上が本作と「赤毛のアン」の2作品あるいはどちらか片方を読んだ事があるのではないでしょうか?
勿論自分も「若草物語」も「赤毛のアン」も両方小学生の頃に読んでいます…とは言うモノの、読んだのは確か小学2年か3年の頃で…正直細かいディティール忘れてますw
4姉妹の物語だった事やスケートでエイミーが池に落ちたりジョーが自分の髪を売るエピソード等断片的には覚えているものの、4姉妹の名前だって次女のジョーと四女のエイミーの名前こそスッと思い出せたモノの「残りの2人ってなんて名前だったっけ…」レベル^^;

で、本作はいわゆる自分が子供の頃に読んだ「若草物語」のエピソードは回想シーンとして登場し、映画の舞台的には若草物語から7年後という設定になっています。
それで現在と7年前の出来事を行きつ戻りつしながら見せていく、しかも過去のシーンも現在と同じ役者が演じているので最初の内は「え?コレどっちや?」と少し混乱します。
まあその内見慣れて来て直ぐに現在の様子なのか過去の回想シーンなのか見分け付くようになりますから心配しなくてもダイジョーブw
という訳で、本作は「ジョー=ルイザ・メイ・オルコット(←若草物語の作者)」で、ジョーが「若草物語」を出版させるまでを自分の少女時代の頃を回想しながら見せていく、という体のお話です。

若草物語が何度も何度も映画化されたりアニメ化されて愛され続けているのにはいくつか理由があると思うのですが、特に本作が取り上げているテーマや背景が過去から今現在でも何かしら当てはまる、現代の人にとっても共感を得られる内容だから、というのが大きいと思います。
元々「若草物語」はアメリカ南北戦争時代が舞台になっていて、4姉妹の父親が従軍牧師として戦線に赴任している事で男手のない家庭の中で起こった出来事を描いているんだけど、当然だけど人種差別問題、それから貧富の格差、女性の社会進出と社会的地位の確保の難しさ、恋愛観、結婚観、等々様々な問題が物語中に散りばめられていて、それがこの物語が描かれた150年前と今現在で大して変わっていないというのが改めて驚かされると言うか何と言うか。

まあ、それでも当時と違い今は当然ですが女性にも参政権はありますし、女性が結婚しないで仕事にまい進するのもそれほど不思議ではなくなってきましたが、劇中であんなに鼻息荒く「私は一生結婚なんてしないのっ!」と言い張っていたジョーがある件をきっかけに「誰かに愛されたいの」「どうにも寂しいの」と母親に泣きすがるシーンには何かしら思うところがあるのではないのでしょうか>ハイミスの皆様^^;
そんでもってその後の展開の滑稽なのもね…人間、人恋しいだけでトチ狂って結婚しちゃうとやっぱ上手く行かなくて離婚しちゃうんだろーなー。
という訳で、ローリーから「僕達が結婚したら、殺し合いみたいになっちゃうだろ」と言われてしまうあのシーンがなかなか良かったですよw

ジョーを演じたシアーシャ・ローナンを自分はよく存じ上げない…つーか、この4姉妹の中で知ってるの長女のメグを演じたエマ・ワトソンだけだわ(滝汗)
ですが、エマ嬢の美しさも霞む溌溂として勝気で美しいジョーを演じていましたね。それから末っ子エイミーを演じたフローレンス・ピューもいいキャラしてた。
それよりさ、お隣さんの富豪の青年ローリーを演じてたティモシー・シャラメ、彼今軽くバズってるらしいけど原作のローリーもこんなチャラかったっけ!?
あんまりお隣さんの青年の記憶がない…優しく4姉妹をサポートしてくれてジョーに密かに思いを寄せる好青年、位の印象しかないんだけど。

「物語は女がラストで結婚するか、はたまた死なないと売れない」という編集長、そして「金持ちと結婚出来なきゃ女は人生負け組」呼ばわりの大叔母等、ステレオタイプの代表格みたいな老害が本作でも登場しますが、これもまた今現在にも通ずる部分が無きにしも非ず。
若草物語は編集長の意見に従ってジョーは最終的に幸せな結婚をするようですが、原作者のオルコット女史は生涯独身を通したそうです。フェミニストの第一人者っすね。
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レミニセンス Reminiscence

2020年06月10日 | グルメ


【レミニセンス Reminiscence】
  名古屋市中区栄2-15-16コンフォート栄2F TEL:052-228-8337

今回は高校時代からの友達T嬢と2人でウマ飯ランチで来ました。
正直に申し上げますと、この店に「何かのお祝い」以外で来るのは初めてです。
何故かというと…自腹切るには少々出費が痛い価格のお店なので(滝汗)

さて、前回いつ来たっけなー、確か旦那の誕生日だったな!と思って予約時に前回来た日付を「2019年6月19日」と書いたのに
実は自分の誕生日(8月10日)でした。ウソ情報書いちゃったよきっとお店の人混乱しただろーなーごめんネ!^^;

という訳で、まあどちらにしてもお久しぶりなのに変わりはないのですが、昨年から変わった事…それはまたしても値上がりしていた事!(どひー)

今回ランチで来た訳ですが…私の記憶が間違っていなければ昔はランチはランチ用のメニューがあって(ハーフコース程度の量)お値段もちょっとお値打ちだったハズ。
それが段々人気店になって行って仕込みにもどんどん手間が掛かっていくようになったんでしょうなぁ…ランチをする余裕がなくなったのか?ランチ営業がほとんどなくなり。
そして、今回このコロナ禍でお店も色々大変だったんでしょう、久し振りにランチ営業復活して下さったんですが、コースは夜と同じおまかせフルコース一択で。
で、で!(←だから前振りなげーんだよw)そのおまかせフルコースが前回来た時は¥13,500-だったのが、今回は¥16,800-(税サ別)
そしてワインのペアリングもハーフが前回¥5,500-だったのが今回¥8,500-にUP!高い!高いよママン!!><

はー。はー。一旦落ち着こう。相変わらず前振り長過ぎたわ…では、お料理画像行くわっ!



先ずは「雲丹」
これド定番の口取りですね。相変わらずオイシイ♪
アオサとバランス素晴らしいです^^



さて、という訳で真昼間からワインペアリングも当然付けました。上にも書いたけどハーフペアリング(6種)で¥8,500-
先ずは乾杯のシャンパン、THIENOT BRUT(ティエノー・ブリュット):華やか且つ爽やかで飲み易いシャンパン、3種のブドウをブレンドしてあるそうです。



シャンパンで乾杯したら次の前菜に合わせて直ぐワインチェンジ
Marsannay Rose Fleur de Pinat2017/Domaine Sylvain PATAILLE(マルサネ・ロゼ フルール・ド・ピノ2017/シルヴァン・パタイユ):激ウマなロゼ



「鱒」
低温調理で時間を掛けてゆっくり熱を入れた鱒。付け合わせにカラスミが乗ってたり春キャベツやお野菜もふんだんに。
この鱒超絶美味かったわー。やっぱりこの店の火入れ具合が絶妙過ぎてヤバい!ミキュイ好きだよミキュイ(^^♪



「トマト」
生やセミドライ等色々手を加えたトマトやアワビや色んな具が混ぜ混ぜしてある器に酸味の爽やかなスープを入れて冷製のガスパチョ風に。



ワインチェンジ
Moreau Naudet Chablis (モロー・ノーデ シャブリ):シャルドネ100%シャブリ。シャブリ大好き♪ このラベル面白いね。



「フカヒレ」
フカヒレをじっくり煮込んで…スープかと思いきや、そのフカヒレに薄く衣をまとわせて揚げたんだとか。こういう形のフカヒレ食べるの初めてだよ。
勿論煮込んだスープも一緒に添えられています。匂い良し味良し食感良し。フカヒレと一緒に煮込んだというカブが下に敷かれてるんだけどこれがまた絶品!



ワインチェンジ
Ovum Gruner Veltliner(オヴム グリューナー・ヴェルトリーナー[BKワイン]):白ワインでありながらタンニンを感じるパンチの利いた味。



「伊勢海老」
見た目通りの華やかな味。海老味噌もしっかり使っていて珠玉の一皿。軽く炙ったカリフラワーと伊勢海老、ソースとの相性も抜群(^^♪



「天の岩戸」
メニューに書いてあるタイトル見ても何だかさっぱり想像も付かなかったんだけど、「天の岩戸」というのは三重県にある神話の舞台にもなった「天の岩戸」の事で。
その天の岩戸の直ぐ近くに名水が沸いているのだそーで、それを「シェフ自らが湧き水を汲みに行きまして(ソムリエ氏談)」
で、その湧き水を使って更に名古屋コーチンや昆布等と一緒にして身体に良いスープに仕立てたんだそうだ。なんというこだわり…いやコレめちゃいい匂い&味でした!
何と言うか…この日のメニュー構成はなかなか「和」の設えを感じさせるモノが多くて体に優しい感じです。



ワインチェンジ
Crozes Hermitage 2018 Domaine des Lises(クローズ エルミタージュ2018 ドメーヌ・ド・リゼ):カシスやチェリー系の果実味にカカオのコクも感じる丸くふくよかな味



「鰻」
さて、いよいよメインに入ります。先ずはスペシャリテの鰻
今回今までと設えが変わって、白焼きの下には何と「鰻で作ったなめろう」が!(画像では見えません。すんまそん)
鰻のなめろうなんて食べた事ありませんよ。一体どんな味なの???と口にしてみるともーコレが有り得ない位美味いーーー!やられたぁーーーー!!
そしてソースもワサビ、赤ワインを煮詰めたソース、そして…まさかのゴルゴンゾーラチーズ!
えええええ。鰻にブルーチーズって合うんすかぁ?(半信半疑)→コ・レ・ガ!また衝撃的美味さ!なんだこりゃーおったまげたわー!



そうそう、今回パンも今までと趣向が変わっていて。
コレは2つ目のパンなんだ(1つ目撮影すんの忘れた)
パンは岐阜県飛騨高山にある名店「Train Bleu(トランブルー)」さんがお料理にコラボして焼いてくださっているそうで(わざわざ毎朝運んでるって事か?すげーな)
お料理に合わせたパンを3種類、順番に提供して下さるそうです。ちなみに撮影し忘れた1つ目のパンは「あられ」がパンにまぶして焼いてあるものでした。
香ばしくて食感も良かったんだよー撮影し忘れてごめーん。で、↑このパンは「揚げパン」オリーブオイルで揚げたものだそーで、全然脂っこくないよ。ふんわりしてた♪



口直しのソルベはブラッドオレンジ…だったかピンクグレープフルーツだったか(失念)
すまんーもうこの頃になるとだいぶ酔っぱらってご機嫌さんになってるんだよーでも味は分かってるよー酸味があって口がサッパリして美味しかったんだよーう



「魚」
今回はシマアジのグリエでした。魚の出汁で取ったソースに焼きナスをたっぷり和えて。奥にある付け合わせは「アワビダケ」
この焼きナスのソース激ウマだったなー。またシマアジの身の味が濃くて!いいアジ使ってんだろーなー^^



ワインチェンジ
Gevrey Chambertin2017 Charles Van Canneyt(ジュヴレ シャンベルタン2017 シャルル・ヴァン・カネイ):ピノ・ノワールのコクのある赤。辛口で旨し!



パンもチェンジ
メインに合わせたのは「杏(あんず)」の半生果肉をくるみパン生地で包み込んだパン。ソースと絡めて食べたらウマーだなー♪



「肉」
今回は「鴨」ばんざーい!鴨大好きー!メインは鴨か鹿がいいなーと実はコッソリ思っていたので超嬉しい!
同行のT嬢は「私実は血生臭い系苦手だからこんな量食べられるか不安」と言っていたが一口食べて「あら!全然臭みもないしめちゃ美味しい♪」と言ってペロリ完食w
ソースも鴨肉から取った出汁で作ったメインソースに、卵黄のソース(オランデーズかな)、葉わさび、八丁味噌を使ったソース、バルサミコ酢のソース等多彩。
添えられた野菜も(なんちゃら人参となんだっけ…ほうれん草の一種って言ってたけど失念。すまん)野菜本来の味が凄く濃いんだよ。ソースとの絡みも抜群!



「パイナップル」
さて、冷たいデセールは何度も食べてるパイナップル。生だったりアイスだったりシャーベットだったり色んなパイナポー!コレ美味いんだよね~(⌒∇⌒)
ところでT嬢が「実は私、トロピカルフルーツも苦手なんだけどw」と言って一口食べて「ナニコレめっちゃウマ!」←このパターンばっかり(苦笑)



「さくらんぼ」
メインデセールはさくらんぼを使った…大福!何故大福!?
右に添えられたアイスクリームには白味噌が使ってあるそうで、和菓子としての設えになってるんだね。本当に今日は「和×フレンチのフュージョン」って感じ。
大福の下に熱々チェリーとカスタードクリームがあって、底をパイ生地で包んでるんだけど、熱々のさくらんぼってこんなに美味しいの!?びっくりだよ。
手前のグリーンはピスタチオクリーム。チョコとの相性抜群。



最後は「追憶」というタイトルを付けた茶菓子。コレもある意味このお店のスペシャリテだね。
シェフが子供の頃に親しんだ駄菓子を本気で作ったらこーなった!という感じ。きのこの山なんて見た目でバカにしたらあきまへんで。チョコがめっちゃ美味いからな!w

はぁー満足満足♪
値上がりした分は食材のこだわりとパンのコラボレーションに金掛かってんだろーなーと。
まあそれにしても…やっぱり自分の小遣いで食べるには少々痛いお値段(ぶっちゃけると…食事代はワインのペアリング込みでお一人様3万超ですよトホホ)
そう頻繁に食べには行けないけど、このコロナ禍でストレス溜まった体を優しい美味しいお料理で癒されたかったんだよーう^^;
T嬢も「めちゃ美味かったわー。また食べに来たいわー」と大満足でした。T嬢また食べに行こうね!
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