天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2023】「ザ・フラッシュ」@35作目

2023年06月27日 | 映画感想
「ザ・フラッシュ」

DCコミックの同名キャラクターを実写映画化。
て言うか、DCもマーベルのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)みたいなの作ってて、それが「DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)」って言うらしい。んでやっぱりマーベル同様DCもアベンジャーズよろしくDCキャラをひっかき集めてチーム作ってシリーズ化してんのよね。それを「ジャスティス・リーグ」って言うんだけど。
DCファンの方には本当に申し訳ないんだけど、自分マーベル追っかけるので手一杯でさ、DCはあんまり見てないんですよ。「バットマン」シリーズとか「スーパーマン」や「スーサイド・スクワッド」みたいな気になるキャラ単体のは勿論チェックしてるんだけど、肝心の「ジャスティス・リーグ」一作も見てないし、ワンダーウーマンもアクアマンも見てないし…本作の主人公「フラッシュ」もジャスティス・リーグのメンバーなのでこのシリーズ見てる人にはお馴染みなキャラなんでしょうけど自分はガチ初見状態^^;

あらすじ
超高速で移動する能力を持つ、フラッシュことバリー・アレン(エズラ・ミラー)は、過去に戻って亡くなった母親の命を救う。彼のその行動は現在の世界に影響を及ぼし、スーパーマンらはおらず、バットマンは全くの別人になってしまう。さらにかつてスーパーマンによって倒されたはずの敵が大軍を率いて地球に押し寄せたため、フラッシュは世界を元通りにして人々を救おうとする。(Yahoo!Movieから丸パク)

いやコレ面白いな!←お前いきなりお調子コキ過ぎ(苦笑)
自分が想像してたのとかなり雰囲気違ったわ。DCってさー、て言うかDCの二大巨頭「スーパーマン」「バットマン」が余りにもシリアス過ぎて(まあそれでも気になるから見るけどさー)正直言ってこのクソ真面目な2人がリーダーシップ取って人集めても面白味ないんちゃう?って思ってジャスティス・リーグとか他のキャラのシリーズスルーしてたんだけど、少なくともこの「フラッシュ君」に関して言えばなかなかユーモアもあってキャラも勧善懲悪な正統派ヒーローとまたちょっと毛色が違う感じなのね。良き良き♪

フラッシュこと「バリー君」は子供の頃に母親をある事件で亡くしていて、母親が亡くなった原因の一端を自分が担っているとずっと心病み落ち状態なんですね。その一方で特殊能力を得たバリー君はジャスティス・リーグの一員となってゴッサムシティ周辺地域の治安維持活動にも従事している訳です。それで自分の能力をどんどん研ぎ澄まして行った結果、余りにも早く走れるようになると時空も自在に超えられて過去に戻ったり現在に帰って来たり出来るようになった事に気付いたのです!…となると、自分のトラウマでもある「母親の命を救う」事も可能になる訳で、そんなもん助けに行かないでか!みたいな展開デスネ。

タイムパラドックスネタってそれこそ星の数程あるけど、その多分全ての作品に当てはまる唯一無二のルール、それは「過去を変えてはいけない」または「過去は変えられない」という事だと思うんですが、本作ではその禁を犯してバリーが過去をサクッと変えてしまう訳です。
あ!あともう一つタイムパラドックスネタあるあるルールに「過去の(未来の)自分と直接対峙してはならない(または直接対峙する事は出来ない)」というのもあると思うんですが、やっぱり本作はこれもまたアッサリと禁を破ってバリーは過去の自分(ちょうど特殊能力を得る直前の頃の自分)と相対してしまいます。
あまりにすんなり過去を変えたり自分の過去と相対しているので「え?え?ナニコレどーなっちゃてるんだ???」と勝手に脳内大騒ぎでしたよ(苦笑)

で、過去を変えると(変える事が可能になると)どーいう弊害が起こるのか…はい、これまたMCUと同じく「マルチバース展開」になる訳ですよ(溜息)

いやぁーだからぁーもうマルチバースはお腹一杯なんですってばぁーーーマジ勘弁して下さいよぉぉぉぉ
…と、「はぁぁぁ。自分今日超睡眠不足だし(訳あって昨夜1時間半しか睡眠時間取れませんでした)もうコレは寝落ちしかないっすね…」と一瞬心が落ちかけたものの、DCは先にマルチバースネタに手を付けて大迷走中のマーベルを見て学習したのか(謎)、むしろ敢えてそのマルチバースネタをあざ笑うかのような「だからマルチバースに手を出すと痛い目見るんだっつーの!」という【お仕置き展開】を用意して、上手い具合に話を収束させて行ったな…しかも話を収束させるに当たって誰もが涙を禁じ得ない(コレは涙腺枯渇したと自認している自分ですら勝手に涙が溢れて来たわクソー)「誰だってママン大好き!」ネタで締め括ってさ。

て言うか、やっぱハリウッド俳優の実力って凄いなーと思った。バリー君を演じていた「エズラ・ミラー」さん、過去の未だ死んでいない母親と対峙した瞬間に何でも無い表情なのに勝手にポロポロ涙をこぼしながら会話してるのね。コレ凄いなーと思った。日本の役者さんでもそうだけど…特に韓流映画とか見慣れてるとこの手の展開って役者さんがすんごい表情作って「はい、ココ泣かせポイントですよ皆さん泣いて下さいねー!」って演技しまくるじゃないですか。演出も凄い過剰に煽ってくるしさ。
本作はそーじゃなかった。凄い自然な会話と表情なのにバリーはポロポロ涙が零れているんですよ。それを見た母親もバリーの顔付きを見た瞬間に思うトコロがあったのか優しく相対してくれていて…こういうさりげない演出と言うか、この場面をこの表情で涙流しながら演技出来るってやっぱハリウッド俳優すげーな!って久し振りに心が震えましたね。

本作色々【お楽しみ】シーンもご用意していて(こういうのもDCっぽくないって言うか…ちょっとMCUのエンターテイメント感に寄せてる?)
例えば…本作バットマン役に超久し振りにマイケル・キートンを起用しているんですが(あ、現代のブルース・ウェインはベン・アフレックがチョイ出演してます♪)なんやかんやすったもんだの末に元通りになった現代に戻ったらベンベンに戻らずに意外な人(でもまあ、過去作演じてるしね)がブルース・ウェイン役を演じていたり、スーパーマンに関して言えばクリストファー・リーヴが登場した瞬間流石に「ふぁー!」って変な声出たわ今の映像技術って凄いね!うん過去映像を拾ってリフレッシュさせて出してるのは百も承知だけどそれでも流石に声出るわ。
そう、スーパーマンに関して言えば途中で一瞬私の大好き俳優・ニコたんこと「ニコラス・ケイジ」が出て来て「はあぁぁぁ!?え?見間違い…じゃないよね?」ってなったんだけど、コレに関しては家に帰ってからググったらちゃんと記事になってました。ナルホドナルホドそーゆー事か。てかDCもお遊びが過ぎるなぁ~(ウキウキ

という訳で、個人的に色々楽しめて大満足な作品でした。今後はちゃんと「ジャスティス・リーグ」もチェックしなくちゃね。いや先ずは過去作を見なければ…そうそう、本作最後のスタッフロールの後にやっぱりMCUと同じくおまけ映像があるのですが…コレはジャスティス・リーグだけでなくちゃんとそのメンバー個々のキャラの作品、まあハッキリ言えば最低でも「アクアマン」は見ておけよ!という啓蒙活動でしたかね…すいません次回作までにちゃんとアクアマンもチェックしておきます(ペコペコ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Hirovanna(ヒロヴァーナ)

2023年06月19日 | グルメ


【Hirovanna(ヒロヴァーナ)】
  名古屋市中村区名駅3-5-14 ジェイチル名駅ビル B1F  TEL:050-5890-7849

旦那の誕生日ディナーで初訪問しました。イタリアンレストランです。
このお店は2021年にOPENしたまだ割と若いお店なんだけど、食べログ等のクチコミがすこぶる良いので気になってチェックしていたお店でした。
今回旦那の誕生日が月曜日で、月曜日営業してるオーナーシェフのお店って案外少ないんですよね…それで自分の飯ネタストック探していてこのHirovannaさんが月曜も営業しているようだったので問い合わせして予約した次第。後でお店のマダムに伺ったら今のトコロ特に定休日を決めていなくて不定休なんだそうです。

夜は多分12,000円税込みサ別のお任せコース一択だと思いますが、もしかしたら量とか食材等は電話で相談すれば色々配慮して下さるかもしれません。
んでは画像先行で行くで~。あ、お料理名(なのかな?食材説明?)は本日のメニュー表を頂いたのでそれを書き写していきます。



乾杯は泡モノで。
「Franciacorta Dosaggio Zero AUDENS NV Le Marchesine」 イタリアのスプマンテ。キリッと辛口で飲みやすく泡もキメが細かい。



「玉蜀黍」
先ず口取りでトウモロコシの冷製スープ。
「コチラ、生クリームも砂糖も使っておりません。トウモロコシ自体の甘味のみです」との説明だったけど、すんげぇーーーー味が濃くて甘い!
もうこの一口でこれからのコースが俄然楽しみになってきた!



「鰺 ガスパチョ」
アジは身を熟成させているそうで、下にお野菜と出汁で作ったジュレ、冷製カペリーニ、アジ、更にジュレ、そしてガスパチョをエスプーマにして掛けてあります。
非常に手の込んだ冷製の前菜…ぜーんぶ混ぜ混ぜしながらお箸で頂くスタイル。全ての味の調和が抜群でとてもいい!美味しくてツルッと食べちゃう♪



「県内野菜」
そうそう、このお店は「地産地消」にこだわりまくっていて、お料理に使われる全ての食材を愛知県内で仕入れていて、更にオーナーご自身で畑もやって野菜やハーブ等を手作りするというこだわりようだそうです…という訳で、このサラダの中には全て地元愛知県産のお野菜やら果物やらハーブ、お花等を30種類も使っているそうだ。
ドレッシングは使わずに塩と少しの柑橘類の果汁を掛けてありました。いやぁー何の野菜なのか分からないの結構あったよーでもフレッシュでめちゃウマだったー!



「メロン milk」
ココでまさかの果物がメニューに載っているので「ん?milkとも書いてあるし口直しのソルベ的な?ソルベというかアイスクリーム的な?」と想像してたのですが全然違った。
メロンはガッツリ完熟生メロンで(田原はメロンの一大生産地だもんねー)milkは「愛知牧場」の濃厚牛乳で、それでチーズを作ってメロンをチーズで巻いてある感じ。その上に更にゼリーのようなもの(説明受けたけどもう忘れちゃったわすんまそんー)乗っかってて、ミルクソースにオリーブオイル。
チーズとメロンの相性いいなぁ!濃厚で口当たりもいい😊こんなの初めて食べたわー。



ワインチェンジ
「Primosic Pinot Grigio」
オレンジワインだそうです。オレンジワイン初めて飲んだ。あ、オレンジワインってご存じですか?自分知りませんでした。オレンジワインとは白ワインを作る為の白ブドウを原料に赤ワインと同じ手法で作るそうです。(白ワインはブドウの皮や種を取り除いて作るが赤ワインは皮ごと醸造する。要するに白ブドウの皮ごと醸造したモノ)
白ワインよりもより濃厚で皮の渋味等も加わって複雑な味になる…そして魚にも肉にもどちらにも合う万能系ワインになるんだそーです。



「女将が焼いたパン」
女将のお手製フォカッチャとグリッシーニ登場✨
この日のフォカッチャは新玉葱を載せて焼いたモノ。フォカッチャウマー!



「新蓮根 赤車海老」
蓮根の輪切りを香ばしく焼いて、その上に赤車海老の身を…真丈と言う程フワフワではないけどすり身のムース仕立てのような感じにした物が乗っかっていて、その上に更に薄切りにした蓮根を載せ、最後に上から赤車海老で取った濃厚なソース(アメリケーヌとはまた違う)を掛けて。皿の周囲にも海老の殻や身から作ったフレーク状のソースを。
オレンジワインをお店の方から提案されたのは、この濃厚ソースの海老に負けない、でも赤ワインよりもサッパリと飲めるワインという事で。相性抜群でした。



「鱸」
↑この魚へんの文字読めます?自分読めなかったわ…答えは「スズキ」
スズキを絶妙火入れしてあって、ソースが色々…オレンジ色のソースは「人参かはたまたパプリカのソースかな?」と思っていたら、シラスと唐辛子を合わせて発酵させた南イタリアの調味料「ロザマリーナ」というモノだそうです。割と後味ガツッと辛味が来ますが所謂「辛味魚醤」ってヤツですかね。お魚料理に良く合います。



ワインチェンジ
「Nestri Meroi」
メインのお肉に合わせて赤ワインを。メルロー+レフォスコ、辛口で渋味のバランスもいい感じ。



「知多牛 “響”」
メインは知多牛の中でも「響」という名の付いたブランド牛。モモとミスジを外はカリッと中しっとりに火入れして。
肉のアクセントに添えられた「生胡椒」を塩漬けにしたモノだったかな…が、



「クラタペッパー」さんという…この胡椒屋さんが、住所を見たらなんと自分の故郷の岩倉市にあるらしい。知らなかった。今度実家行ったら訪ねてみようかな。



「〆Pasta ブッロ・エ・パルミジャーノ」
メインの後に〆でパスタ出すパターン初めてだわ。フツーは冷前菜と温前菜の後に2種パスタ出して来ない?
で、メインの後に「パスタの量をどうされますか?」って聞かれてさ、フツーだと40gで少量だと20g、多めだと60gだったかな?まーぶっちゃけメインまで食べてお腹パンパンだったからとりあえずどんな味だか分かればいいから少なめにしておきますぅーって言ったんだけど、「俺今うつむいたら食い物出て来そうな位腹一杯」と言っていた旦那が「僕は多めで!」って言うからビックリして『な、なんで…!?』「え?だって何食べても美味しいんだもん絶対パスタも美味いだろ。だったら多め選べるなら沢山食べたいじゃん」『ま、マジか!…あー、だったら私やっぱり普通量で!』

コレがさー、メイン食べてる時にカウンター向こうの厨房が見えるんだけど、その場で手打ちパスタ作って麺伸ばしたりしてるんすわ。それをその場で茹でてタップリのパルミジャーノで和えたタリアテッレにして持って来てくれたんだけど…私も増量でも全然イケた!マジこのパスタ衝撃的に美味い!!



「日本酒」
デザートであるべき欄に日本酒と書かれているからコレは日本酒使ったジェラートだなーと当たりを付けたらまったくその通りだったんだけど…この日本酒で作ったジェラートがなんと賞味期限45秒だとおっしゃる!ので、ビビって画像撮影する間もなくそのまま口に入れてしまった。フワッフワでトロットロ。めっちゃ美味かったー!
今思うとジェラートをサーブされるトコロを動画で撮っておけば良かったなと…次回食べに行ったら動画で残しておこうそーしよう。



「食後のお飲み物」
紅茶とかハーブティーとか色々選べたけど自分達はホットコーヒーで。珈琲豆は鶴舞の「喫茶クロカワ」さんのモノだそうだ。徹底的に地産地消にこだわるよねー

 

コーヒー飲んでたら…バースデープレート持って来てくれました!て言うか、このチョコレート文字を自分達のテーブルで書いてくれたよ。なんかドキドキするよねw
折角なのでバカップルっぽく記念写真も撮って貰っちゃった!お隣のテーブルの女子会チームからも「おめでとー♪」って言って貰っちゃった!ありがとーございますー😊

いやぁー美味しいイタリアンでしたー。てかイタリアン結構久し振りだったけどこのお店本当に美味しかったなぁー。量もイタリアンのフルコースって言うとバカみたいに出してくるトコロ結構あるけど(コラコラ)美味しく頂いてちょうどお腹がいっぱいになるくらいの分量でした。また何かの機会に是非再訪したいです。ご馳走様でした!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【映画2023】「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」@34作目

2023年06月15日 | 映画感想
「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」

2023年WBC、改めまして日本優勝おめでとうございました✨
という訳で全試合当然リアルタイムTVで見て応援してたし優勝後は特集番組も山のよーに放送されたけど、それも一通り見まくった。だがまだお代わりしたい!という私のよーな人が日本中に沢山いるんだよーって事で、今回のWBCに向けて栗山監督が就任してからずっとカメラが追い続けていたのを今回取って出し!って感じのドキュメンタリーです。

あらすじ
現役時代はヤクルトスワローズに所属し、引退後は北海道日本ハムファイターズの監督などを務めた栗山英樹氏が、2021年12月、「侍ジャパン」こと野球日本代表の監督に就任する。そして、2023年3月に開催される WORLD BASEBALL CLASSIC に向けてチームが始動。昨シーズンに最年少で三冠王になった村上宗隆、メジャーリーグで活躍している大谷翔平、日系アメリカ人のラーズ・ヌートバーらがチームに合流する。(Yahoo!Movieから丸パク)

コレさー、日本が優勝したから映画として映像解禁されてる訳だけど、それこそ優勝しなかったら全てお蔵入りになってた、という事か?と思うと空恐ろしい。
映像は時系列に栗山監督が侍ジャパンの監督に就任してからコーチ達との打ち合わせ、誰を代表に選ぶかの選考会議(何度も)、いよいよ日程が決まってきてキャンプから壮行試合、更には海外組の招聘と来日の日程、向こうの球団との条件の折衝等色んなモノがバババーッと走っていて、なるほどなぁーと思わされます。

栗山監督が代表選手達の事を「僕が育てるんじゃない。彼らは既に出来上がっている。大事な選手をお預かりしているんだ。怪我させないように万全の状態で戦って貰って球団に戻してあげないといけない」みたいな事を言っていて、ああー素敵な監督さんだなぁ、この人の言う事だったら選手の皆さんも信頼して着いて行けるだろうなと思ったわ。

まーその後は宮崎→名古屋→大阪であった壮行試合の様子だったり(途中でダル合流のくだりとか)いよいよ大谷翔平君や吉田正尚さんらメジャーチーム合流の場面見せながらいよいよWBC予選リーグという流れ。日本の若手選手はダルや大谷翔平君に最初ドキドキしてる感じとかすごい伝わって来る。
で、大谷翔平君が思ってた以上にお茶目なのね。「え、(歳)いくつ?」って聞いて自分より年下だと「俺のが上ね~^^」とか言ってて「クソガキかよっw」って感じ。
大谷君のポジティブな様子は随所に登場していて、特に試合中相手チームに先制されてベンチの空気が変な感じになりそーなタイミングで大きな声出して「はい大丈夫だよー」みたいな声掛けして言い方もすんごい明るくて楽しそうな感じで言ってるのがすごく印象的だった。正にチームのムードメーカーだったんだな、って。

まあ順調に予選リーグ一位通過して…あ、先ず予選リーグでの山場の1つが「源田さんの骨折」、チームメイト同士で「源ちゃんやるって?」「マジ?メンタルつよ!」とかバックで話してる様子をカメラが追ってたりして。後たっちゃん(ヌートバー)の快進撃とかベンチでの楽しそうな様子とか…試合中のベンチの様子が結構沢山出て来るんだけど、本当に皆空気がいいんだよね。ミスがあっても明るく声掛けお互いし合ったりしてるし本当に「いいチームになってるんだなぁ」と肌で感じられる。

んで、やっぱり準決勝の対メキシコ戦からよー。分かっていてもスクリーン見ながらコッチの心拍数も上がる!
先ず佐々木朗希君が3点取られてマウンド降りて…もう空気最悪じゃん。で、裏で朗希君がガクッと肩落として座り込んで震えながら泣いてるんですよ。それを近付く訳にもいかずカメラも超望遠で遠くからソーッと撮影してるの。もうね、その後が分かってても朗希君の姿見てコッチも涙が出て来ちゃったわ!
で、点を取り返せばまたメキシコに更に点取られ返されるのシーソーゲームの末の…9回大谷君渾身の出塁(吠えまくる姿がカッコ良過ぎ!)からの村神様遂に降臨✨
こんなん泣かずに見られるかぁーーー!もうメキシコ戦以降ほぼ涙出ずっぱりやぞ。アメリカの決勝もずーっと泣きっぱなしだったわ💦

あーもー!本当に侍ジャパン、感動をありがとう!!栗山監督、コーチの皆さん、スタッフの皆さん、本当に本当に有り難う!!
最後に…本作スタッフロールが始まっても席を立たないようにしましょう。最後の最後に大谷君のお茶目なおまけシーンがありますヨ♪
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

P.g.菌その後 + 美容医療

2023年06月14日 | ヘルス&コスメ
ちょっと前に「P.g.菌」(←クリックで記事に飛びます)というネタを書いたんですが、覚えていらっしゃいますか?

まあサラッと説明するとP.g.菌というのは最強最悪な歯周病菌で、この菌を持ってるかどうかは歯科医でPCR検査(遺伝子検査)をしないと分からない。P.g.菌に冒されているかどうかの目安は歯を磨いた時に出血する事があるか、という事くらいしかないらしい。
で、ほぼ毎日歯を磨く度に出血していた自分、検査をしてみると超危険水域な値が出て(医師に言わせると半年で歯が抜け落ちるレベル)、慌てて治療してとりあえず数値0まで行ったので一旦治療は終了したものの、主治医曰く「P.g.菌は攻撃されると死にたくないので一旦退却して身体の何処かに潜伏し、攻撃が止まるとまたゾロ復活する習性がある」との事だったので治療終了後3ヶ月位したらまたPCR検査して数値を見てみましょう、それで0になっていれば今後は半年~1年に1回位の検査で十分ですよ、との事で。

で、今日がその「治療終了3ヶ月後」の検診日だったんですね。

ぶっちゃけるけどさ…多分ヤベーと思ってた。
何故なら、最近毎日ではないけど時々…いや、チョイチョイ歯を磨いた時に出血する事があった。だから「あ、コレはもしかして…まさかの大復活!?(滝汗)」と思ってた。
だから先生にも正直に言ったよ「先生なんか嫌な予感がするんです。最近時々歯を磨くと出血する事があるんですぅ」ってさ!
そしたら先生が「うーん。前にも説明したけどこの菌攻撃されると一旦体内に潜伏して攻撃が止むの待つんだよねー。ま、とりあえず今回またPCR検査して数値調べるからさ、もし何もなければまた1ヶ月後の検診でいいし、もし異常値出たらまたソッコー電話するからその電話で予約日1週間後に取ってね!また投薬するからっ😊」と言われた。

はいー家に帰ってきて1時間後、歯医者から電話「また出ちゃいましたー」

はあぁぁぁ。
うん今回何となくヤベー気はしてたからさー覚悟は出来てたけどさー。でも実際電話ソッコーで来ると凹むよねうん。
でも数値は前回みたいなエゲツない数値ではなく「1900ちょっと」だったらしい。まあそれでも異常値なんですけどネッ!(涙)
…という訳で、どんな菌でもウイルスでも早期発見・早期治療が医療の鉄則✨…という訳で、来週また歯医者の予約取りました。また投薬治療始めます(シクシク)

---------------------------------------------------------------

実は、歯医者の前に学生時代の友達とランチしてたんすよ。
友達から「所用があって○○○○(←私の本名な)んちの近くに行く予定があるんだけど、その前にヒマだったら一緒にランチしない?」『いいよいつでもヒマだよ!』てな感じで約束してランチするお店と時間決めて待ち合わせしてウマ飯食ってたんだけど。

何故友達がこの日うちのご近所に来たのかと言うと…うちの近所にある某美容整形外科で「美容医療」を受ける為に予約して来たのだと言う。

「美容医療」とはなんぞや!
まあ、簡単に言うと「アンチエイジング医療」というヤツですな。顔のシワ取り、シミ取り、たるみ改善から肌のキメを整えたりハリを出したりするヤツ。痩身もこのカテゴリに入るのかもしれないね。基本的に「美容整形」とは一線を画すと思います。美容整形は自分の元の状態から全く違うフォルムに変えるのが目的で、美容医療は基本的に劣化した自分を元の姿に戻す(若返らせる)のを目的にしている、という認識でいいんじゃないかな?(自分はそういう区分けにして考えています)

で、友達がその「美容医療」に足突っ込んで行こう!という事らしく。
まあそもそも友達と私じゃー生活レベルが天と地程隔たりがあるので話聞いていても「へぇーほぉーすげぇー」しか出て来ない訳だが、友達もスポーツジムが一緒で仲良くなった美魔女さんから美容医療の素晴らしさを啓蒙されて今回初めて自分もその門戸を叩こうかという気になったそうで。
私「で?とりあえず何すんの?」
友「まあーボトックスとかヒアルロン酸注射辺りはやりたいなーと。あとハイフとか?」
私「ハイフ?なんですかソレ」←まーこんなレベルよ所詮w
友「自分も何やればいいかわかんないから、とりあえずカウンセリングして何をすれば有効なのか相談したいなーって感じよ♪」
私「ふむふむ。じゃあさー今日これからカウンセリング受けて、結局何やる事になったのか後でLINEで教えてよー😊」

で、別れて。
その後自分は歯医者に行って歯周病菌と戦う事が決定し、そして友達からLINEが来た。
友「とりあえずあの後ハイフやってもらった!んで来月ボトックスとヒアルロン酸入れる予定!ところでハイフ凄いよー♪(施術後の画像が添付)」
私「えぇぇぇぇ!(ランチした時から確実に…画像見ただけでも15歳以上は若返って見える!!)」

沼だなコレは。
一発であんなに若返ると知ってしまったら、もうこの沼から抜け出せるとは思えない。
因みに友達に「ねぇねぇ、このハイフってヤツ、一回やったらどれ位この状態持続すんの?」と聞いたら「個人差あるらしいけど大体半年~1年だってさ。でも完全に元に戻る前にまたやった方が持続性は上がるらしいから」って言ってた。て事は、友達は今後少なくとも1年以内にまたコレやって貰うって事でしょ。
そして…料金は病院によってそれこそ千差万別らしいんですが、友達が受けたトコロはちょっぴりお高めだそーで、今回はキャンペーンでお値打ちに11万だったそうだ。

お、お値打ちで11万だとぅ!?

…金だな。世の中やっぱ金だよな。←何を今更w
いや確かに友達の激変っぷり見たら「なるほど11万でここまで若返るならアリっちゃーアリか!」と思いつつも「いやいやいや。ないわないわ少なくとも俺の人生にはねぇ」といきなり一人称「俺」になるレベルにショッキングな1日だったのでした。

方や歯周病菌と戦うBBA、方や金掛けまくって美魔女維持する友達。なんなんだろうこの落差…いや考えちゃあかんな。とりあえず歯周病菌退治します頑張ります💦
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【映画2023】「水は海に向かって流れる」@33作目

2023年06月13日 | 映画感想
「水は海に向かって流れる」

田島列島氏著の同名タイトルコミックを実写映画化。原作コミック未読です。
映画館で一度だけ本作の予告編を観たんだけど「あ、広瀬すずちゃん主演なんだ~…それにしては微妙に単館モノっぽい?」と気になったわ。あんまり宣伝に金掛けてない感じ?

あらすじ
高校への通学のために叔父の家に居候することになった直達(大西利空)が駅に着くと、見知らぬ大人の女性、榊千紗(広瀬すず)が迎えにきていた。案内された家には、脱サラしてマンガ家になった叔父(高良健吾)、女装した占い師(戸塚純貴)、海外を放浪する大学教授(生瀬勝久)、そして笑わない26歳の会社員・榊がおり、彼らとの共同生活が始まる。直達は次第に榊に好意を寄せるようになるが、榊は「恋愛はしない」と宣言する。(Yahoo!Movieから丸パク)

映画冒頭から仏頂面で不機嫌そうな表情の榊さん(広瀬すずちゃん)、彼女が何故表情が硬く更には「私は恋愛しない」と言っているのかは結構早く種明かしがあります。
原作コミックを読んでいないので予告編観ただけで勝手に「ゆるーい感じのラブコメ+ヒューマンドラマみたいなヤツかな?」と想像していたんですが、蓋を開けてみると案外ヘヴィ~なネタだったのでちょっと面食らったんですが、まあ考えようによると「ヘヴィーなネタをちょいちょいコメディタッチ入れて軽妙に見せている」とも言える。

本作ね、キャストが良かったな!
とりあえずすずちゃん目当てで観に行ったようなもんだからすずちゃんに関しては置いといて、高校生の直達を演じた大西利空君…正直自分彼の事を知らなかったんだけど、ルックスも爽やか系で可愛いしキャラも「直達」と良く合っていたし泣きの演技もハマってて凄く将来性感じる青年だったなー。これから注目していきたい!
そして直達の高校のクラスメート1のモテ女子✨にしてシェアハウス同居人の女装占い師さんの実妹である「楓ちゃん」を演じた當真あみちゃん…ごめん彼女の事も全く知らなかったんだけど、彼女の可愛らしさが凄い!なんだこの可憐な愛らしさ(そして爽やかさも兼ね備えてる!)ヤバくないか!?

まーでもね、當真あみちゃんの初々しい可愛らしさを前にしても、やっぱ成長して大人のオンナになった広瀬すずちゃんのエグい美女っぷりには敵わないよなぁ~っと^^
横顔アップの時の睫毛の長さよ!(コレ間違いなく自マツゲですよエクステとかツケマ使ってない。女子なら見れば判ります)肌のキメも、あのスラァーッと伸びた美しい鼻筋、何もかもとりあえず「女子が欲しいモノ全て取り揃えたお顔」してます!
そりゃさー、いくらクラス1の美少女が間近で話し掛けてきても「26歳女盛りのクッソ美女」が思春期男子(16歳童貞)と同居してたら美少女なんて吹き飛ぶわなぁ(苦笑)

そしてそして…多分本作最強のキャスティングが「ムーちゃん(激カワ子猫:本名はコロちゃん、スタッフロールで確認済)」
出オチレベルにクソ可愛過ぎて猫好きさんが本作観たら延々「ムーちゃん悶絶地獄」確定です本当にありがとうございました。つーか、ムーちゃんネタは実際は直達君がクラスメートの楓ちゃんに初めて話し掛けるきっかけを作るのに役立っただけで、その後は特に本筋には絡まないキャラなんだけど…本編進みながら終始ムーちゃんがあちらこちらで登場してくれて、しかも必ず爪痕を残す(子猫だけに~w)猫好きさんお喜びのハイパフォーマンスを繰り広げて下さっています。
もうね、本作に全く興味がなくてもムーちゃんを愛でる為だけに本作を観ても充分おつりが来るレベルの子猫ちゃんです!猫好きよ出でよ!!

で、話を映画内容に戻すけどー(苦笑)
実は超ヘヴィーな関係だったと分かった直達君と榊さんなんだけど、ある意味で「同じ痛みを分かち合う同士」でもある、とお互いが気付くんですね。
そこからは「10年前のトラウマから先に進めずにいる榊さん」の心の救済に入って行くんだけど、直達君だって同じ立場だけどそこは年齢的にまだ何が起こっていたのかを全く理解していなかったから+コレは意図的なのかな?ちょうど直達君と榊さんが10歳差だから…直達君がこの複雑な人間関係を理解したのがちょうど榊さんがこのトラウマを食らった年齢と同じな訳で。だからこそ10年前の事件がトラウマになっている榊さんの気持ちに一番寄り添えていたのかな?と思ったんですが。

とりあえずクライマックスの海のシーンで思わず「あはは!」って声上げて笑っちゃった(周囲の方すんませんでした)、でもアレで榊さん吹っ切れたよね?

本作の終わり方がフワッとしてて。コレは意図的だとは思うんですが好みの分かれる見せ方だったと思います。
でも自分はこういうの、嫌いじゃないなー。榊さんが「バッカじゃないの?」って言い放った後のあの最後の最後の表情…広瀬すずちゃん、上手いねー!^^
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【映画2023】「怪物」@32作目

2023年06月06日 | 映画感想
「怪物」

是枝裕和監督×坂元裕二脚本×坂本龍一音楽、そして今年のカンヌ国際映画祭で本作が脚本賞を受賞されました!おめでとうございました!
あ、もう1つLGBT関連の賞らしいのですが(自分よく知らなかったですすんません)「クィア・パルム賞」というのも受賞されているそーです。重ねておめでとうございました。

あらすじ
息子を愛するシングルマザーや生徒思いの教師、元気な子供たちなどが暮らす、大きな湖のある郊外の町。どこにでもあるような子供同士のけんかが、互いの主張の食い違いから周囲を巻き込み、メディアで取り上げられる。そしてある嵐の朝、子供たちが突然姿を消してしまう。(Yahoo!Movieから丸パク)

ぶっちゃけ、自分あんまり是枝監督作品と相性がよろしくなくて(苦笑)、予告編初見では「んー、まあ時間が合えば観てもいいけど…スルー方向かな」と思っていたのですが、カンヌで賞とか取っちゃうとやっぱりチェックしておきたくなるのが人情というものでしょう!という訳で最近ちょっと忙しいんですが時間作って観てきましたヨ
まあ…自分子供の頃からずーーーーっと坂本龍一ファンですし(人世初のコンサート体験はYMOのJAPAN TOURだった)、それに脚本が坂元裕二氏だというのも鑑賞の決め手になりましたねー彼の作品で「花束みたいな恋をした」が大好きなんですよ!この作品最高だから未見の方は是非レンタルで観て欲しいです!

という訳で本作、
先ずは安藤サクラさん演じる「麦野早織」視点で物語が描かれて行きます。我が子が担任教師にイジメられているらしいと分かってアレコレ手を尽くし、最終的には暴力教師を学校から追い出す事に成功。マスコミもこの件を嗅ぎ付けてセンセーショナルに書き立てて担任教師を追い詰めていく。
その後、この事件を担任教師の視点、それから校長先生の視点、更に麦野早織の息子「湊」とクラスメートの「星川依里」の2人の様子&視点で描いていきます。
何度も何度も時間が巻き戻ってその度に視点が変わり、視点が変わると同じ事件がまるで違った姿に見える、というトリッキーな脚本でした。

本作を観てすっかり忘れていた事を思い出させられた、と言うのかな。

自分には子供がいない事もあって、大人になって随分時間が経ってしまって子供の頃の自分の心の内の事をすっかり忘れてしまっていたんですね。
何となくだけど「子供は純真無垢である」「子供は無邪気である」「子供は真っ直ぐで素直な心を持っている」「子供はなんだかんだで親が大好き、親を信頼している」と思い込んでしまっていた…けど、本作観ながら「んな訳ねーわ自分だって子供の頃親に詰められるとその場しのぎの言い訳に平気でウソつきまくってたわ」「クラスの中にイジメとかあったけど、誰も先生には言わずに見て見ぬ振りしてたよなぁ。ヘタに告げ口すると今度は自分がイジメの対象になるかもしれないしな」って思い出しましたよ。

まーそんなこんなで、本作のメイン子役、「湊」を演じた黒川想矢君と「星川依里」を演じた柊木陽太君の2人がエグい!上手過ぎる!!
この2人の名前は今後も覚えておいてチェックしていかなければならないかもしれない。自分の中で神木隆之介君以来の「神懸かった超絶子役」だった2人共ねっ!あー、思い返してみると是枝監督は柳楽優弥君を発掘した人でもあったなぁ…ナルホド、是枝氏は子役(後の名優)を見出す才能もあるという事か。

さてこの事件、真相は最初のアプローチからはかーなーりー様子が違う訳で、まあ湊の母親が勘違いするのは仕方ないとして、担任教師の「保利道敏」にとっては正に青天の霹靂レベルにイミフな展開が続く訳で。この教師役を演じていた永山瑛太さんは相当表情作るの難しかったんじゃないかなーと思いますよ。
でも、映画冒頭からちょっと意味の分からない小さなエピソード(伏線)が色んな人の視点で描かれて行く内に段々回収されていく中で、あの作文のトリックに気付いた瞬間に保利自身もこの件で自分が見ていた事実をまるで勘違いしていた事に気付いて動き出す→台風のシーンへ続く、という展開はちょっとジーンとしてしまった。
なんかさー、本作ちょっとトリッキー過ぎて分かり難いんだよね(苦笑)、でも気付ければ「ああ、そういう事か!」になるので…まあ観客は子供達視点の物語も後に見るので流石に何がなんだかにはならないと思いますが、途中まで「あれ?ん?どゆこと?」の連続なので…ぶっちゃけちょと疲れる^^;

あのラストシーン…解釈が色々分かれそうな気がしたんですが。
映画冒頭から何度も何度も湊が母親に死んだ父親が生まれ変わったかを聞くシーンが登場するんですよね。コレに何か意味があるのかな?と気になってたんだけど…最後のシーンで子供2人が「生まれ変わった?」「そんな訳ないよ」みたいな会話してましたよね。アレって…そういう事、なんですかね?自分は「ああ、土砂崩れで…」と思ったんですが。
完全に描き切らずにあのシーンで終わっているというのも本作ならではの独特の「余韻」だったのかな、と思います。正に本作自体が観る人の年齢・性別・立場・生い立ち、色んな要素でまるで違うモノとして受け取っている・解釈しているのではないか…ナルホド脚本賞受賞するのも頷ける、トリッキー過ぎるお話でした。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

P.g.菌

2023年06月02日 | ヘルス&コスメ
今日は本当は映画観に行きたかったんだけど、台風の影響?で朝からすんげー大雨降ってて出掛けるドコロぢゃねーな…ってんで、たまには変わったネタでも。

「P.g.菌」ってご存じでしょうか?
本来は「ポルフィノモナス・ジンジバリス」って名前らしいんですが、略して「P.g.菌」な。
コレは歯周病菌の中の1つで、歯周病菌の中でも最強最悪な菌なんだそーだ。
フツーの歯科検診では見つけられなくて、P.g.菌がいるかどうかのDNA検査をしないと判らないそうでして。(検査代が3000円位掛かる)

しばらく前の話なんだけど、歯医者に定期検診に行った際にナニゲなく先生から「歯の調子どーですかー?キレイに磨けてるみたいだけど」『ありがとうございますぅ』みたいな遣り取りしていて、その時に先生に「歯磨きすると血が出るとかありますか?」って聞かれたから『あ、毎日出血するんですよねー』と言うと「え!毎日!?」って驚かれて。
それでその時に先生から「もしかしたらP.g.菌が悪さしてるかもしれない。一度検査してみませんか?」って言われて、自分でも毎回歯磨く度に血出るのは気分悪いから調べてもらおうかなーと思ってやってもらったんすわね。
で、『検査結果は来月の検診の時にでも教えて下さい~』って言ったら「はいわかりました。あ、でも…もし異常値出たら直ぐ治療した方がいいから、その時はお電話しますね」みたいに言われて家に帰ったんだけど、家に帰って1時間後くらいにソッコーで歯医者から電話掛かって来て(苦笑)

で、何でもP.g.菌の量が4000越えてると超超危険域らしいんですが…ワタクシなんと数値が4556もありました。そりゃソッコー電話掛かって来るわな💦

治療法はいくつかあるらしいんだけど、一番手っ取り早いのが飲み薬。
この飲み薬ってのが、ピロリ菌殺すのと同じお薬なんだそうだ。だからコレ飲み続けるとP.g.菌だけじゃなくてお腹の中にピロリ菌がいたらピロリ菌も死ぬらしい。
ただし、副反応が結構出やすいお薬だそーで、どうしても副反応が出て投薬が続けられないという人は別の対処を考えます、との事だった。

そんなこんなで治療が始まって薬飲み始めたんだけど、自分は特になーんも副反応はなかった。
そして服用するようになって3日目辺りから出血がピターッと止まった。驚いた。
薬は確か5日分処方されていて、5日間連続で服用したら1週間だか2週間お休みして同じ検査して数値見て、結果次第ではまた5日間服用、というのを繰り返すそうだ。
先生曰く薬の効き目に関しては本当に個人差があって、長い人だと20ターン位服用を続ける人もたまにいるんだそうだ。
自分も相当数値が悪かったからもしかしたら20ターンとか飲む事になるのかなぁ~でも薬飲んで3日目以降薬飲み切った後も全然出血しなくなったから、もしかしたら一発で菌が死滅しちゃったのかも~♪とか思いながら翌週また歯医者行ってDNA検査してみると…数値:3538

大して減ってねーじゃんか💢
と思ったんだけど、先生曰く「凄く順調に減ってますよ!だって1ターン5日間服用しただけで20%以上減ってるじゃないですか!いい事ですねー😊」だそーで。
そういうもんなのかいな?と若干訝しんだものの、まあ前向きに考えた方がいいだろうと思って…でもまだ数値高いから2ターン目のお薬服用もした。

2ターン目終わって翌週また歯医者に行って検査して貰ったら…数値:0
なんと2ターンでP.g.菌死滅✨
思わず『すげー効き目!』って言ったら、今度は先生が「んー、でもね、この菌頭いいから薬服用すると一旦退却して身体の中で潜伏したりするんだよね。ほら誰だって死にたくないじゃない?だから攻撃されたら一旦身を潜めて攻撃をやり過ごそうとしたりするんだよね」との事。オーマイガー
…という訳で、今後も様子見ながらとりあえず3ヶ月後位にもう一度DNA検査してみましょう、という事になったのでした。

ところで、P.g.菌は感染する。
だから私が作って味見とかしてる料理食ってる旦那もP.g.菌まみれの可能性はある。
先生は「まあ、夫婦だからって絶対に感染してるとは限らないけどね、でも一番うつり易いのはペットボトルの飲み物のシェアかな」『え、うちシェアしまくりですよw』
という訳で、旦那も自分と同じ歯医者に通っているので旦那にも同じ検査して貰った。すると…数値:0

なんでやねんっ!💢
なんか腑に落ちないよ!旦那もP.g.菌にまみれてるに違いないって思ってたのにっ!!
これまた先生曰く「だから家族だからって絶対にうつってる訳じゃないんだよ。それにね、ご本人の体調の良し悪しでP.g.菌がブワーッと増えちゃったりする事もあるし。だからアナタも歯を磨いて出血したりして【あれ?】と思う事があったらまたこの検査すればいいし、はたまた半年に1回ずつとか決めて検査して様子見するのもいいと思うよ」
「それにね…旦那さんも高数値だったら治療大変だよ。今後延々夫婦でピンポン感染し合ったら問題でしょ。だから旦那さんは出なくて良かったと思いましょうね」だそうで。
…思えないけど。旦那もP.g.菌にまみれてろ!位に思ってたけど(コラコラ

まーそんなこんなで、実はこの治療が終わってもうすぐ3ヶ月経つんですわ。
今月の中旬位にまた検査する予定でいるんだけど…潜伏してたヤツらが大復活してたらやだなぁ~。前回の治療で全滅してるといいんだけどなぁ~💦
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする