天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2023】「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」@9作目【試写会】

2023年02月27日 | 映画感想
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」試写会

本年度の米アカデミー賞大本命との呼び声も高い一作!ぶっちゃけめっちゃ自分好みのテイストなので絶対に観ると決めてたヤツ!
んで、試写会応募があったからめっっっちゃ念を込めて応募したら久し振りに当たったわ~✨こーゆーの当たるとマジ嬉しい~♪^^

あらすじ
エヴリン(ミシェル・ヨー)は優柔不断な夫ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)と反抗期の娘(ステファニー・スー)、頑固な父と暮らしながら、破産寸前のコインランドリーを経営している。税金申告の締め切りが迫る中、エヴリンはウェイモンドに並行世界に連れて行かれる。そこでカンフーマスターさながらの能力に目覚めたエヴリンは、全人類の命運を懸けて巨大な悪と闘うべく立ち上がる。(Yahoo!Movieから丸パク)

先ずね、自分が思ってたんと(本作のポスターとか事前に軽く本作について調べた情報からの推察)とかーなーりー色々方向性が違ってて、それが逆に面白過ぎた!
とりあえずね、自分がかるーく本作を鑑賞する前段階で仕入れた情報としては(←言い訳多いけど、自分映画鑑賞前に先入観持ちたくないので情報は最小限にしたいタイプ)先ずコレは誰もが本作を観るに当たって当然意識してしまう情報「本年度アカデミー賞大本命!」「ゴールデン・グローブ賞2部門受賞」の2ネタ。コレは鉄板観たくなるヤツ。
そして…ココは自分だけ?(+ソッチ系ジャンル好きさん)情報として琴線に触れまくるネタ「カンフー+マルチバース」という、食い付かずにはいられないヤツ!!
この大々的な前情報を持ってしてこの展開とこの映像云々…とか色んなもんをぶっ込んで…いや、なんつーか、アカデミー賞お前らマジか!?←ナニ言ってる?(滝汗)

正直に申し上げましょう…本作は「大いなる超B級映画」なんです!
うん、自分前々から言ってるけど、この手のアホアホ系超B級映画大好物なんだよねぇ~だからもう楽しくって楽しくってニッヤニヤしながらスクリーン観てたんだけどさー♪^^
でもね…我に返ったの、「あ、本作ってあの映画界の権威の象徴・アカデミー賞云々が最大のウリだったよね!?」って…(ゴクリ)…それって…結構ヤバくね?

映画冒頭からワチャワチャな展開で(正直ナニが起こってるのかイマイチ呑み込めてない)、いきなりほぼ存在感のなかったメガネのオッサン(主人公の旦那な)が秒でキリッとしたイケメン仕様な口調と動きに切り替わってアレコレとマルチバースな世界観ぶち込んで来て~みたいな、はっきり言って観客完全に置いてきぼり系のとっ散らかった展開なんですが、話が進んでいくと段々ととっ散らかっていた設定や世界観が少しずつ回収されながら本作の核(コア)ネタに収束されていく…行くんだけど…随所にくっだらないお笑い要素をねじ込んでいて、それが何だかうっかり心地良くて。←うっかり心地良いってなんだよ^^;

ミシェル・ヨーさん、個人的にはずっと好きな役者さんなんだけど…日本での認知度はどれ位なのかな?多分だけどかなり映画好きな方じゃないと認知度低そうな?
彼女が本作の主人公「エヴリン」を演じていますが、正直言うと彼女を知らない市井の人から見たら「何処にでもいそうな割と小綺麗なアジア系のオバハン」でしかないかと。
その彼女が大立ち回りしたりオペラ調に歌い上げたりハリウッドのレッドカーペットを歩いたり…正にマルチバースな世界観でやらかしまくるんですが。

その…「マルチバース」設定がさ、と言うか本作の随所に散りばめられた「MCU(マーヴェル・シネマティック・ユニバース)おちょくり感」が面白過ぎてあかんヤツやろw
て言うかさー、そもそも本作アカデミー賞だのゴールデン・グローブ賞だの、そういう「映画界の権威」がクチ出して来るタイプの作風じゃないのよ!そーいうんじゃなくて思いっきり馬鹿馬鹿しい設定と大手資本の金掛けまくってるヤツらを鼻で笑って「超低予算で超B級ネタでこんな面白いもん作れちゃうんだよねぇ~♪」って場末の単館映画館でひっそり上映されてるヤツを、ウンチク垂れたがりなコアな映画好きさん達がニヤニヤしながら楽しんでる手合いなヤツなのよ。
それが…どーしてこーなった!?なぜ今アカデミー賞だのなんだのが騒ぎ出したのかと!!

映画鑑賞後(家に帰ってから)本作についてもーちょっと深掘りしてみたら、本作の監督さんって…「スイス・アーミー・マン」撮った方だった!そーか!!
なるほどなるほどもう超納得!て言うか、本作に興味を持った方は先ず本作を観る前に「スイス・アーミー・マン」を観てから劇場に足を運んで欲しい。そうすれば本作の独特のアホアホワールド感を思う存分楽しめる事間違いないです!コレは超個人的情報ですが…自分の「映画人生お気に入り映画10選」の中に「スイス・アーミー・マン」は入るか入らないかギリギリラインにお気に入りの一作なんです!(←ナニこの微妙なやつ。どうせならガッツリベスト3に入ってる位言ったれやw)

まあ、そんな訳で…ハッキリ言う。年に数本「ニュースで話題になってた超大物ハリウッド大作」を映画館に観に行くレベルの人には本作はお勧めしない。
少なくとも年10本…20本以上、出来れば単館上映モノもチョイチョイ観に行く、そしていわゆる「B級映画」と呼ばれる作風が敢えて楽しいと思える方に是非オススメしたい。
アレだなー数年前に日本で大ヒットした「カメラを止めるな!」って作品あったでしょ?アレ観て楽しいと思えた人ならかなり前のめりにオススメ出来ます😊
本作の内容については…今回敢えてこれ以上触れるのはやめておこうと思います。とても楽しい作品ですしコアネタは実はとってもハートフルでステキなんですよ♪

あと、どーでもいいかな?情報…
本作のタイトル、日本人では馴染めないレベルにクッソ長い英語原題をそのままカタカナ書きにしただけなのね。通常だったらこのレベルに長い英語タイトルなら日本人向けに映画タイトルと内容を紐付けする形に映画配給会社の方でテキトーな邦題を付けるパターンなんじゃないか?と思っていたんですが(鑑賞前は)
映画本編を観れば何故本作のタイトルがこんな日本人には馴染みにくいレベルにクッソ長いカタカナ(英語)タイトルになっているのか納得出来ると思います。
英語タイトルは時として日本人にはピンと来ない事も多いのですが、今後は本作のように映画の内容を楽しむ為に敢えて邦題を付けないという選択もアリだと思いました。
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スキー2023・15日目@エイブル白馬五竜スキー場+宿情報(ときわ亭)

2023年02月25日 | スキー


2月25日、最終日。
この日は宿をチェックアウトして荷物そのまま預かって貰ってスキー昼過ぎまでしたら早め撤収にしよう、という話をしていました。
エスカルプラザに着いたのは昨日よりも40分位は早いかな?この日は午前中勝負みたいな感じだから朝から頑張ります!
ところでスキーとはちょっと違うネタなんですが…↑上画像の赤い矢印(画像左右にあります)に注目。エスカルプラザの階段を2階から撮影したんだけど…カモシカか!?
え?コレって剥製なん?て言うか、向かって右が大人カモシカで左はもしかして子供カモシカさんなの?え、それは…可哀想じゃない?(滝汗)

 

ばばーん!親子カモシカさんの痛ましい惨殺風景でしたー(ヲイ
いやなんで子供も殺したん!?もしかして森で親子が野垂れ死んでいてそれを剥製にしたって事?せめてこの剥製の由来くらいデカデカと書いておけや~^^;



朝イチでゴンドラに乗るよ!今日は午前中メインだから頂上ゲレはとっとと行っとくに限る!
…ゴンドラ駅にあった昔のテレキャビンとヴィクトワール・シュバルブラン村男三世様。名前長いですが皆さんちゃんと覚えましょう✨



頂上ゲレに着くと…めちゃガスってた。
画像はまだマシなトコロで撮影してるけど(真っ白じゃ何写ってるかわかんないから敢えて立て看のある場所撮影しておいたわ)ゲレに出たらただの地獄だったorz
いやぁ~ガスで見えないのは本当に勘弁して欲しい!マジ一瞬で吐き気襲ってくるからさー本当にムリなんだよーう😨



でもガスってるのは上の方だけ。中腹から下は視界良好なので我々は無問題です。
この日もA嬢の圧雪面での滑りの矯正をメインでやっていたんですが…



昼前辺りになってA嬢が体調が悪いと言い出して…昼は自分だけが食べて(薬飲まないといけないので)余りにもA嬢の顔色が悪いのでそのまま撤収する事にしました。
昨日も一昨日も結構ガッツリ滑ってるからそもそもが2人とも背中筋肉痛だしね、最終日だから温泉銭湯寄って早め撤収で丁度いいでしょう!

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【割烹ホテル ときわ亭】
   長野県北安曇郡白馬村大字神城22119-25 TEL:0261-75-3038

さて、宿情報です!初めての宿です。白馬五竜に泊まりで行くのが初めてなので当たり前っちゃー当たり前か。A嬢がじゃらん経由で予約してくれました。
一応条件として「ゲレまで歩いて直ぐ(出来れば5分以内)」という事で検索掛けて、今回の日程で唯一空いていたのがコチラだったそうです。



部屋は古い&狭い。でもコレは予約段階で分かっていた事なので問題なし。テレビ大きめで見やすい◎
お茶セット(茶碗や急須等)は廊下にあった。セルフ持ち出しらしい。アメニティは大小タオルと歯ブラシセットが×泊数、必要最小限だけど充分だと思います。
では画像多めの飯画像行くかー。



1日目の夜は「割烹ホテル」と言うだけあって和食のコース仕立てで。前菜盛りやお刺身、陶板焼き等がデフォルトセットされていました。

 

さわらの幽庵焼きがあとから登場。幽庵焼き大好きです~😊

 

変わった形の器?瓢箪のような?…と思っていたら仲居のおねーちゃん(可愛い)が食べ方教えてくれたわね。
器が三段になっていて、お蕎麦と薬味とそばつゆのセットになっている。

 

揚げ物もちゃんと時間見て揚げたて持って来てくれる。デザートもあるよ!お食事(ご飯と味噌汁)は希望を言えばいつでも持って来てくれる+お代わりし放題っぽい。

 

2日目の夜は鍋だった。別でお刺身盛りも持って来てくれた。画像には見えてないかな?ゴマ豆腐もあったしお漬物類も毎回ちゃんと出て来ます。
お鍋、ボリューム相当あったなぁ。全部食べきれなかったけど美味しかったわー。画像にはないけどデザートもちゃんと持って来てくれました。

 

朝食画像は2日分まとめて。
ちゃんとした和食の旅館の朝ご飯が出て来ます。オイシイです。

さて、食事はほぼ文句なしですので、それ以外の部分を…(←何この感じ悪い書き出し)

先ず、この宿の最大のマイナス点は何と言っても「部屋にトイレが付いていない」という事でしょう!
全ての部屋がそうなのか?確認取ってないんだけど、部屋には風呂・トイレが付いていないだけでなく当然洗面所も付いていない。昔ながらの民宿みたいな感じ?
しかも、そのトイレというのが1階に1つあるだけ。厳密に言うと「トイレが一ヶ所で中は様式トイレ(ウォシュレット付)と和式トイレの2つ」設置してある。だがしかし、イマドキ和式のトイレ使う人居ますかね?少なくとも自分は一度も使わなかったけど。それから全ての部屋に付けられないのは分かるけどせめて2階にも共同トイレ付けて欲しい。
全館でトイレが一ヶ所だけって流石に少な過ぎません!?

風呂は男子風呂は分からないけど女子風呂はMAX3名迄との張り紙が。まあそうでしょうなぁ~3人でもかなり狭いと思うし。(カランは3つあるので3名入浴は可能か)
ただ、お風呂は近年リフォームをしたようで壁等もキレイでしたしカランも清潔が保たれていて好感が持てました。添え付けのシャンプー&トリートメント等のアメニティも割と高級感があって使い勝手も良かったです。
問題があるとすれば(←お前一言多いなしかし💦)、多分だけどコチラは温泉ではなくフツーのお湯を沸かしてるだけなのかな?お風呂の入浴時間を聞いたら「大体16~22時」というお返事でした。それ以外の時間はボイラー止めてあるから湯が出ないって事みたい…出来れば朝も入れると(6~9時位)有難いんだけどなーとは思った。

スキーの乾燥室は地下にあって、外へのアクセスも悪くはない。
部屋別のロッカールームではないけれど板は鍵付のホルダーが付いているので盗難の心配はなし。ブーツはそのまま乾燥室に置くタイプだけど…ブーツってサイズあるからそんなに盗まれるって事ないと思うしね。まあ神経質な人はコッソリ部屋にブーツ持ち込んでも全然乾かせると思うし。(入口に土間スペースがあるのでブーツを置く場所はある)

宿のスタッフさんは誰も彼も皆さん本当に感じが良くて親切でした。お話を伺うと同じ系列のホテルが京都にもあるそうで(何故か公式サイトはリンクさせていないそうだ)、この宿はいわゆるスノーシーズンだけの営業で、3月末位で宿は閉めてそれ以外のシーズンは京都のホテルを運営しているんだそうだ。京都のホテルの名前聞くの忘れたわw
とっても感じのいい宿だったけど…多分旦那はココはNGって言うだろうなぁ~何しろ部屋にトイレがない宿は絶対に嫌!って言い張ってるから(滝汗)
ま、でもA嬢と2人だったらまたこの宿使っても全然問題なさそうだし!とりあえず大変お世話になりました。有り難うございました!!
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スキー2023・14日目@エイブル白馬五竜スキー場

2023年02月24日 | スキー


翌日の2月24日、この日メインなので朝からめっちゃ張り切って…という事もなく(はぁ?)、朝結構ダラダラして9時半過ぎ位にようやくゲレ到着。
何故ならコブって午前中カリカリだから滑り難いんだよね。午後イチ~しばらく辺りが一番滑り易い。だから午前中は割とゆったり。



A嬢が張り切って滑っている所を撮影してみました!…という体で止まってるA嬢を撮影。
うーん特に滑ってる風にも見えないというのが痛々しい(コラコラ

さて、午前中はA嬢の基本の滑りの矯正に少し時間を掛ける。
なんて言うか…コブ云々以前にフツーの圧雪面滑ってる時の基本の滑りにも若干問題があるんだよな💦
(それについては昨シーズンA嬢自身スキースクールに入ってみたり、有識者の方のアドバイス等も受けて自覚はある模様)

で、その後いいもりのコブに突入してみる…おぉ!A嬢今日はなかなか調子が良さそう!やはり基本の滑りを矯正した後にコブ行くと格段に滑りが変わるんだなぁ!(感心)



いいもりゲレにあるレストハウスで昼休憩。ココ、何もかもがお値段高めで量も多め。
自分今ちょっと治療中で食後に薬を飲まないといけないので珍しく「1日3食体制」にしていたんですが、フツーのメニューだと絶対に食べきれない量出て来るのでサイドメニューの唐揚げ棒とレジ前にあるアップルデニッシュだけ頂く事に。(あ、ビールはデフォルトっす)

さて、昼休憩後「言うても一度はゴンドラ乗って頂上ゲレも行っとこうよ!もしかしたら今日になってコブ出来てるかもしんないしさー」とかナントカ言いながらゴンドラに乗り込んだのですが、ゴンドラが動き出して少ししてガタンと止まったままずぅーっと動かない。最初は「ん?誰か乗り降りするのに転んだか?」程度に思ってたんだけど、マジで全然動き出す様子がないので段々「コレは絶対に何かおかしいな」と言ってTwitterで検索掛けてみる…と、どうやら変な音がして緊急停止したらしい!あぁ?マジか💢

しばらくして場内アナウンスがあって、よく聞き取れなかったけどとにかく故障らしい。んで今安全点検中だからもーちょい待てとか言ってる。
実はゴンドラには私とA嬢だけでなく外人さんのカップルも乗っていて「Are you speak English…」「Sorry! I can't~💦」みたいな遣り取りがあり、でもきっと外人さんは日本語が分からないから不安だろうと思って必死にGoogle翻訳を使って「故障して今修理中」「今安全確認してる」「もうすぐゴンドラ運航します」みたいな事は説明した。



ゴンドラがようやく動き出して(どうだろう?20分位は止まってたのかなぁ?)頂上駅に着くと、↑こんなドリンクチケットを配っていた。
なんか手慣れた感じで配っていたのでもしかしたらよくゴンドラが故障して止まるのか?と若干不安になる^^;
ところでさ、このチケ外人さんにも配ってたけど(一応ドリンクチケット~とか言いながら)せめてチケは「日本語+英語表記」にした方がいいんじゃないかな?
だって…今回五竜来てみて余りにも外人さんスキーヤー&ボーダーが多くて正直面食らいましたわ。白馬ってやっぱ外人さん集まるんですねぇ!日頃岐阜の日帰りスキー場ばっかりだから想像以上に大量の外人さん達の姿にビックリしました。



ところでこのチケ、渡されたときに係の人に「ココに書いてなくてもスキー場内の全ての飲食店で利用可能です!」って言われたのにさ、昼に行ったいいもりのカフェに行ってチケット見せたらけんもほろろに「コレは当店では使えません!」って突っぱねられたわ💢(何処でも利用可能って言われました!って食い下がってもダメって言われたわな)
なんかさー、こういう情報の共有ちゃんとしておいて欲しいわよね。コレだけでスキー場の印象だいぶ変わるよマジで。



この日、天気予報が最初は「くもり→雨」の予報だったのが、結局終日晴天とまでは言わないけど雨も雪も降らずに持ちました。ラッキーでした。
↑画像はいいもりの管理コブのある斜面撮影したんだけど、光が少なくてコブがほとんど何処にあるのかわかんないよね(苦笑)
ま、そんなこんなで今回はここまで~。あともう1回五竜編続きます!
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スキー2023・13日目@エイブル白馬五竜スキー場

2023年02月23日 | スキー


2月23日(木)~25日(土)まで、いつも一緒にスキーに行ってるメンバー・A嬢と2人で2泊でエイブル白馬五竜スキー場に行って来ました。
きっかけは先日行ったきそふくしまスキー場よ。アレですっかり自信が付いて「オンナ2人でも場所さえ選べばスキー泊まりでも行けるよ!」って盛り上がって、盛り上がった空気そのままで…では2月の飛び石連休使って白馬方面にスキーしに行きましょうよ、という話にとんとん拍子で決まったという訳ですよ。
↑上画像はエイブル白馬五竜スキー場センターハウス「エスカルプラザ」からゲレンデに出たトコロで撮影。いかにも~な記念撮影スポット?の鐘があったりする。



この日は結構いいお天気で、ゴンドラ乗って頂上ゲレに先ず向かってみるものの…あれ?コブルートなくなってるっぽい???



ブクマしてコッソリ眺めてるスキーブロガーさんの記事では確か頂上ゲレのアルプス第三ペアリフト直下の非圧雪辺りがコブルートになっていたハズなんだけど、完全にリセットされてしまって影も形もありません…いきなりアテが外れて焦ります💦



珍しく自撮りしてみました…どーでもいいですね^^;
昨年五竜に初めて来たんですが、その時はもう下半分は完全に溶けていてゴンドラ上のゲレしか滑れなかったので、何処に何があるのか分かっていない…という訳でとりあえず片っ端から滑ってみるんですが、エキスパートコースがゴリッゴリの非圧雪だからコブがあるのは分かるんだけど、そーゆーんじゃないんだよー管理コブどっかにないのー?



一通りリフトに乗ったつもりでいたのに午後遅い時間になっていいもりゲレの一部を見落としていた事に気付きました(画像はいいもりゲレ上から撮影)
旦那からも「いいもりゲレに管理コブが作ってあるらしい」という話は聞いていたのにおかしいなぁ…と思っていたんだけど、どうやらいいもり第一高速ペアリフトに乗っただけでその隣にあるミルキーフォーリフト直下に滑りに行かなかったから気付かなかった模様…痛恨!><



ミルキーフォーリフト直下には↑こんなスノーパークも作られています。ここは斜度がないから初中級者でもトライ出来て楽しそうです。
先程頂上ゲレ行った際にせっかくだからと47側にも少し降りてみたんですが、アチラにはもっと本格的なスノーパーク作ってありましたね。
ガチでエアリアルとかやってる人がいてリフトの上から「はえぇぇ~!」って言いながら眺めていましたわ。



ま、そんなこんなで、ようやく見つけたのでとりあえず1本コブ滑ってみて…もう時間が遅いので雪面も固くて滑り難い+自分達も既に体力消耗してヘロヘロなので撤収💦
でもコブの場所は分かったから明日メインで滑ればいいよね!…という感じで今回はここまで~😊
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スキー2023・12日目@めいほうスキー場

2023年02月18日 | スキー
 

はいはい定点観測~
この日は夕方から雨になる予報…午前中から結構ガッツリ曇ってました。
ここしばらくまとまった雪が降っていないのかな?1~2月にありがちなカチカチバーン…正直苦手です💦



これまた定点観測の記念撮影パネル↑
ところでA嬢がウェアを買い替えて…前のとめっちゃ似てるんだけど(苦笑)
我々夫婦が着てるのと同じメーカー「Clumbia」のウェアがセールになってたそーで、A嬢もColumbiaのウェアにしたので3人揃って「チーム・Columbia」になりましたw
まあメーカーは同じなんだけどデザイン全然違うし自分はレディース買ったけどA嬢はユニセックス買ったからかなり印象違うわね。



いつも通り頂上ゲレには記念撮影に朝イチで行って、それからβ300上まで移動して来ました。
おや?β300入口に何やら立て看が…



『雪面硬い スピード注意』
ががーん。いや分かってる事だけどだからカリカリバーン苦手なんですってばー(滝汗)
一応向かって右側の掘りが甘そうなトコロからソロソロと入ってみますが…全面カリカリで「ザザザザー」のズルドンじゃないと入れません。
ズルドン苦手なのでβ300はそこそこにしてとっととβ1000中段からの「弧舞道場」に移動します。



弧舞道場に着くと…幟が新たに立っていた!(画像の矢印)
どうやら弧舞道場の方は木曜か金曜辺りにリセットしたのかな?この日行ってみると掘り込みが割と浅めで入りやすいです。
ですが…コブ中がカリッカリなのでちょっとでも後傾になるといきなりスピードに乗って「あわわわわ!」みたいになっちゃいます^^;



弧舞道場も中段で一旦コースが途切れて上下段の2本構成になっていました(上の画像は下段の入口)
上段の方が斜度が甘いので滑り易い。下段は下の方に行くとゴール近くが結構な斜度になるのでスピードに乗りがちです。
この日は吸収動作からの板の返し(コブ上がって来たトコロで板を下に向ける事)の練習と、後は単純に「一度もコースアウトしないで完走する」を課題にしました。
去年万座温泉行った時にスキーのお師匠・K氏からレクチャーして貰って、その時に「最後までちゃんと滑り切るように」とアドバイス受けたので練習しないとね^^;
それに…GWの「ワールドコブキャンプ」の時にウォルター・ウォルバーグ選手も「板の裏が見えたらダメ。パンパン音鳴る人いるけど音が鳴るのもダメ」言うてたしな!

ところで、この日弧舞道場の上下段全て一度もコースアウトしないで完走出来ました!掘り込みが甘かったのが一番の理由だけど…少しは自分も上達して来てるのかな!?



スキーの帰り、道の駅に出店している「めいほうミート」さんでしゃぶしゃぶ肉を買って、この日はA嬢にはうちに泊まって貰って「しゃぶしゃぶパーティ」しました。
先日上越にスキーに行った時に帰りに寄った「ぽんしゅ館」でオイシイ日本酒をGETして来たので美味しいお肉と合わせたら最高かなーと思って😊
日本酒はDHC酒造さんの「越乃梅里 大吟醸原酒」、昨年の全国新酒鑑評会で金賞を受賞した銘柄だそうです!
精米歩合が驚異の35%!もうお米の芯のいいトコロだけ厳選して作ってるって事ですねー凄いですー。

甘過ぎず、辛過ぎず、華やかで芳醇な味わい…ちょこっとお高いお酒ってやっぱりオイシイですネ。たまの贅沢~✨
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【映画2023】「アントマン&ワスプ:クアントマニア」@8作目

2023年02月17日 | 映画感想
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でアベンジャーズメンバーの1人「アントマン」シリーズ3作目。
個人的にアントマンはアベンジャーズメンバーの中でもお気に入りのキャラなので新作楽しみにしてたんですが… ←何この意味深な^^;

あらすじ
アントマンことスコット・ラング(ポール・ラッド)は、実験中の事故に巻き込まれ、相棒のワスプことホープ・ヴァン・ダイン(エヴァンジェリン・リリー)や娘のキャシーらと共に量子世界に引きずり込まれる。未知の世界で彼らを待ち受けていたのは、征服者カーンだった。(Yahoo!Movieから丸パク)

MCUのフェーズ5に入った訳で…どうやらフェーズ5の大ボスが本作で登場してくる「カーン」のようですね?
多分だけどディズニープラスのチャンネル見てると色々登場してるらしいんですが、自分ディズニープラス契約してないから分かんないんだよなぁ。
このコロナ禍の影響なのか?まあそーなんだろうけど(欧米は結構長い間映画館閉鎖してたしな)、フェーズ5になってから映画じゃなくてディズニープラスの方で新しいキャラクターが登場してて、それが劇場版にも何の説明もなく登場してきて「誰やねんお前」ってケースが出て来ました。去年公開になったのドクター・ストレンジの新作でも全然知らんキャラクター出て来て見ててちんぷんかんぷんだったもんなぁ。正直このパターンは勘弁して欲しいっすわ…

まあそんなこんなで(←テキトーだなお前もw)
「アベンジャーズ/エンドゲーム」では大活躍だったアントマン、あの時も量子世界にすっ飛んでなんちゃらかんちゃらやってたので次作も当然ソッチの世界よねと誰もが思っていた訳なのでまあいいんですが、フェーズ5の世界観見せなきゃいけないから?なのかよく分かんないんだけど、本作やけにシリアスでアントマンの魅力が半減ですはっきり言って。
アントマンは「アベンジャーズらしからぬあんぽんたんキャラ」だからこそオイシイ訳で。そもそも身体が小さくなったり大きくなったりするだけで他のメンバーのようにガチファイトが出来るキャラクターじゃないハズなんですよね。だから物凄い違和感がありました。「あれ?こんなんだったっけ?」って感じで。
量子世界の感じがスター・ウォーズと被るというご意見が多いそうですが、どちらかというと「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と丸被りな感があります。

前作から5年経ってて、娘のキャシーが成長してちょっといいキャラになっていました。この子も今後アベンジャーズ入りするって事ですかな?
あとさー、このフェーズ5から「マルチバース」ネタになってるんですが…コレどんだけ風呂敷広げて行くつもりなんだろう?今後収拾つくの?って見ていて不安になります。
平行世界の別次元からいくらでもキャラ呼び寄せられちゃう訳じゃん?しかもアントマンが量子世界を行ったり来たりで時間軸いじくる事も可能という事になっちゃうともう話終わらないんぢゃねーのか?みたいな。全ての平行世界のキャラクターを抹殺していけ!みたいなディストピア展開になるという事なんでしょうか?ちょっと先が読めません。そしてそれが余り面白そうに感じないんですよね残念ながら…

という訳で、最近自分の周りの映画好きさん達も「もうMCUネタには着いて行けないかも…」と言い出す人がチラホラ出て来ました。
そもそもだけどさーだから最初に書いちゃったけどディズニープラスで話進めるの本当に止めて欲しい。それやられると一生懸命劇場に通ってMCUの全てのキャラを把握しようと努力してきた自分がまるで報われないじゃないですかー。え?つべこべ言わずにとっととディズニープラス契約しろってか(滝汗)

とりあえず、今回のアントマンは個人的には全然ハマらなかったです。お気に入りキャラなのに残念無念でござる…
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手打蕎麦 わくり WAKURI

2023年02月13日 | グルメ


【手打蕎麦 わくり WAKURI】
  岐阜県中津川市太田町2-2-35 TEL:0573-65-0876

最近グルメネタがおざなりになっているのでたまにはちゃんとピックアップしようかなと。
このお店はJR中津川駅前、ロータリーから程近い場所にあるお蕎麦屋さん。先日A嬢ときそふくしまスキー場に行った帰りに寄りました。
実は数年前に一度このお店に来てるんですね。自分確か記事にした記憶あるんだけどなーと思って検索してみたら2018年4月におんたけにスキーに行った帰りに寄って記事にしていました。興味のある方は多分誰一人いないでしょうがたまには過去記事も見てやって下さい(滝汗)



車の運転をしているA嬢を尻目にまたしても1人ガンガンに飲み散らかして行きます。
先ずは乾杯に「蕎麦焼酎のそば湯割」、A嬢は柚子?か何かのソーダ割り注文していました。アルコールの入っていないモノに興味は無いので覚えていません(ヲイコラ



さて、お蕎麦は…A嬢はグランドメニューの中から五平だれ(くるみ)を、自分は「本日のお蕎麦」メニューから親田大根の辛味おろし蕎麦(冷)をチョイス。
店主の奥様(だよね?)から「本気でかなり辛いですよ。大丈夫ですか?」と言われてウッキウキ♪「ええ!辛いの大好きですどんと来いです!!」



蕎麦を食べる前にそばがきがメニューにあったので注文。
「当店は蕎麦は二八ですがそばがきは十割蕎麦粉で作っています」との事。目の前で店主さんが作って下さるのを酒をチビチビやりながらガン見←ヲイ^^;
いやぁ~コレめっちゃ美味かったなあ!フワモチ系で「粗挽き」で注文したんだけど蕎麦の香りと味が物凄いフレッシュ!なんて言うか…「蕎麦のお刺身」って感じ!
添えられたわさびやお塩もこだわりの逸品みたいで…いや、このそばがきマジでクッソ美味い!←言い方~^^;

 

このお店は日本酒もこだわりの銘柄を取り揃えているみたいで…A嬢ごめんね~お代わりしちゃいまーす♪
お酒のアテに油揚げの煮染めを頂きました。コレがまたいい味沁みてて美味いんだわねぇ~😊



さて、来たぞ辛味おろし蕎麦!辛味大根が…想像以上の量で感激~✨
そばつゆを少しずつ足しながら混ぜ混ぜして頂いたんですが…この大根ガチで辛い!辛くてめっちゃくちゃ美味い!!
この辛み大根おろしだけでも酒が進む進む!しかも蕎麦もコシがあってやっぱり相変わらず激ウマーだった!もう酒止まらーん!



うへへ…またお代わりしちゃった(テヘペロ
店主さんが「お酒好きのお客さんからこの辛味大根おろしだけで出して欲しいって言われる事もある」とおっしゃってました。うんうん分かる分かる。
でもね、根本的に先ず蕎麦めっちゃ美味いから!辛味大根おろし最高だけど蕎麦ゴイゴイスーだからねっ
そして酔っ払っていい気分になってお隣に座ってらっしゃった常連さん巻き込んでまたド喋り倒して(ご迷惑おかけしてすんません💦)夜は更けていくのでした。

お蕎麦のコースもあるみたいなので、今度は中津川駅周辺の宿取ってA嬢もお酒飲める万全な体制で食べに行きたいですね。ご馳走様でした!
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【映画2023】「エゴイスト」@7作目

2023年02月12日 | 映画感想
「エゴイスト」

高山真氏の自伝的小説を実写映画化。原作小説未読です。
本作の予告編を観た事は一度もなかったんだけど、映画ポスターを見ただけで「あ、ソッチ系のお話ナンデスネ」というのは想像付きますわな^^;
ま、自分特にLGBTQ方面に偏見を持っているつもりはないので、多分多くの観客の方と同じようなフラットな気持ちで鑑賞したと思います。

あらすじ
東京の出版社で、ファッション誌の編集者として働く浩輔(鈴木亮平)。自由気ままな日々を送る彼だが、14歳で母を失い、田舎町でありのままの自分を隠しながら思春期を過ごした過去があった。ある日彼は、シングルマザーである母親を支えながら働く、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会い、惹(ひ)かれ合っていく。亡き母への思いを抱える浩輔は、母親に寄り添う龍太に手を差し伸べ、彼を愛する日々に大きな幸せを感じる。あるとき浩輔は、龍太とドライブの約束をするが、龍太はいつまでたってもやってこなかった。(Yahoo!Movieから丸パク)

鈴木亮平さん演じる浩輔が最初っからゲイである事をまるで隠す気がなくて「あら、そーなのぉ?」みたいなオネエ口調なのが最初「おう、マジか」って思ったけど(苦笑)、出版業界とか映像業界、芸能界系って今やゲイやオネエである事はカミングアウトして隠さないのがスタンダードなんですかね?まだまだ市井ではここまであけっぴろげなのは珍しいかと…
とりあえず本作の主人公・浩輔は田舎では(家族にも)自分の性癖はひた隠しにしていて、高校卒業と同時に東京に出て来てからは堂々とゲイLIFEを謳歌しているという設定。
それでゲイ友達から紹介されたパーソナルトレーナーの「龍太」がゲイでなくともキュンッ☆ときちゃう美青年。宮沢氷魚さんホント色白で美しい♪…で、当然浩輔もワクドキしちゃうんだけど龍太の方もまんざらでなくてあっちゅー間にウフフキャハハな仲になっちゃう訳ですわ。
この手のネタで濡れ場結構ガッツリ見せるの珍しいと思いますね。お二人共相当頑張っていたと思いますがこういうの嫌がる人も結構いるかもね…まーそういう人はそもそも本作観ないだろうから問題ないと思うけど、何故かこの手のネタを嫌う「自称・潔癖症」な方(特に女性に多い)ってわざわざ観て文句垂れますよね。アレはどういう心理なんだろ?^^;

ま、脱線しましたが…濡れ場がどうこうってのが本作の本筋ぢゃないんだわよ。
経済的に割と余力のある浩輔は、極貧で学もなくまともな職に就けない為に身体を売って病弱な母親を支えている龍太に金銭的援助を申し出て…世間的に言うトコロのパトロンのような形になって行くんだけど、問題は龍太との関係が…オチバレになってしまうので文章にし辛いんだけど、関係性がある意味形を変えた後の展開よな。
浩輔は自分の母親を若くして亡くしているので、龍太を通して龍太の母親を自分も経済支援という形で支える事で自分の母親に出来なかった「親孝行」の代償行為にしていたと考えるべきなのかもしれないけど、個人的には物凄く違和感を感じた…正に、この行為こそが本作のタイトルである「エゴイスト」だという事か。だから違和感を感じたのか。
普通なら自立支援してあげるのが真っ当な感覚なんじゃないかと。例えば生活保護申請を手伝ってあげるとかさ…ま、映画だからそこ突っ込むトコロじゃないかもだけど^^;

ただね、鈴木亮平さんの表情がもうなんとも切なかったです。
自分が大切にしたいもの、愛したもの、守りたいものがまるで指の間から水が零れ落ちていくようにするすると己の手から離れて行ってしまうどうしようもない喪失感。どんなに愛を注いでも、経済的に支えても、努力しても、自分の力の及ばない遠いトコロで翻弄されてしまう、抗えない残酷過ぎる運命。
そういうどうしようもない運命に弄ばれてただ呆然とするしかない、ただただ涙を流すしかない…あの鈴木亮平さんの表情をスクリーンで観ている内に知らず知らず自分もいつの間にか涙を流していました。同情でもなく共感でもなく、兎に角ただただ涙が流れていましたね。あの感情が何だったのか未だに自分でもよく分からない…

ゲイだから尊いとか美しいとかそういうんじゃないと思う。こういうのもイマドキな逆フィルターだよなと。
ただゲイネタの方が食い付きがいいのも確かだと思う。この話がフツーに貧乏な女子と金持ち男子の恋愛だったとしたらどれ位の人が(自分も含め)劇場で観たいと思っただろうか…人の心の機微を描くにしてもこういう逆差別フィルターも時としていい方向に作用するんだなと。鈴木亮平さんと宮沢氷魚さんのお二方共、本当に迫真の演技でした。
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スキー2023・11日目@きそふくしまスキー場

2023年02月11日 | スキー


めっっっちゃ久し振りに来た!きそふくしまスキー場。
実はこの日、旦那が会社の人とゴルフの約束してていつものめいほうに行けなくて、どーしたもんかなーと思ってたらA嬢(←はい、いつものスキー仲間よ)が「2駆×スタッドレスの自分の車でも行けるスキー場に2人で行こう!」と誘ってくれて、それできそふくしまだったらスキー場までほぼ坂がないから行けるだろーという訳で女2人で来た訳です。



クワッド降りたトコロから…流石木曽福島!御嶽山がめっちゃ近い!!
前日寒波来てて結構たっぷり目に雪が降ったんですよね。その上で翌日のこの雲一つないド晴天!こんな日にスキー行かないなんて有り得ない!!



朝イチ頂上ゲレに行くリフトが調整中で動いてなかったんだけど、しばらくしたら稼働したので頂上まで来てみました。
もー本当にココはナイスビュースキー場だと思います。
しかもきそふくしまは今も「スキーヤーズオンリー」を貫いている非常に貴重なスキー場。今後もずっとずっとスキーヤーズオンリーで頑張って欲しい!!



頂上ゲレまで来ると御嶽山だけでなく乗鞍岳も臨む事が出来ます。本当になんて美しい景色が楽しめるスキー場なんでしょう!

さて、我々の目的は勿論「管理コブでコブ練習」



きそふくはメインゲレの端に1本と、上級ゲレにも1本作ってありました(画像はメインゲレの管理コブ)
ガイドが立っていて「有志の皆さんで管理コブを育てて行きましょう」というゆるっとした運営。
我々はフォーム確認しながらメインゲレの方の管理コブで練習です。(一度上級コブに行きましたがA嬢にはちょっと厳しかった模様)



お昼は生ビール+フィッシュ&チップス…イギリス人気取りか!^^;
車の運転をしているA嬢を尻目に堂々と昼間っからビールかっ食らいまくります鬼畜ですサーセン(滝汗)

肝心のコブ練に関して。
午前中はコブ中がカリカリでスピード乗っちゃうのでなかなか制御が難しかったんだけど、午後になると気温が上がってコブ中の雪も緩んで来て滑り易くなりました。
めいほうの「弧舞道場」に比べてコッチの方が斜度が緩い事、ボーダーがいないのでコブが荒らされる事がなくて午後まで綺麗な形が保たれている事、それから…めいほうよりもコブ慣れしていない人が多くボーゲンでコブに入る人もまだまだ多くて、A嬢にとってはめいほうよりもコチラの管理コブの方が練習し易かったようです。
ぶっちゃけ、前回一緒にめいほう行って「またフォームが逆戻りしちゃってるよ!」って旦那にブーブー言われてたのがきそふくではきちんとフォーム改善が出来ていてちゃんと正面向いてターンも切れていたしコブも続けて滑り込みが出来ていたと思います。
自分は…スピード調整が上手く行かなかったな。まだ先週の上越遠征の疲れが残ってるのか?吸収動作が甘くて板が走りがちになる場面が多かったような気が…うーん💦



【二本木の湯】
  長野県木曽郡木曽町新開6013-1 TEL:0264-27-6150

きそふくしまスキー場の帰りに立ち寄った日帰り温泉施設。いつもだったらスキー場から19号に抜ける通り沿いにある銭湯に行くんだけどA嬢が「たまには違うトコロ行こう」と行ってメインルートから横に入ってしばらく走ったトコロにあるコチラの温泉に来てみました。
コチラの温泉は天然炭酸泉でシュワシュワしててめっちゃ気持ち良かったです!
そして…温泉出てから帰りしなにいつも立ち寄る温泉銭湯の前を通り過ぎると「臨時休業」の立て看が!!知らずにたまたまコチラの温泉に入ったんだけど私達LUCKY✨
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【映画2023】「バビロン BABYLON」@6作目

2023年02月10日 | 映画感想
「バビロン BABYLON」

ブラピ×マーゴット・ロビーというド派手なビジュアルで予告編からぶっ飛んでましたね。
監督+脚本は「ラ・ラ・ランド」で一躍ハリウッドの寵児となったデイミアン・チャゼル氏、そして…本作の上映時間がこれまた驚愕の189分!3時間9分!なげーわ長過ぎるわ!

あらすじ
1920年代のアメリカ・ハリウッド。スターを夢見る新人女優のネリー(マーゴット・ロビー)と映画製作を目指す青年マニー(ディエゴ・カルバ)は、大スターのジャック(ブラッド・ピット)が開いたパーティーの会場で出会い、親しくなる。恐れを知らないネリーはスターへの階段を駆け上がり、マニーもジャックの助手となる。そのころ、映画業界はサイレント映画からトーキー映画への転換期に差しかかっていた。(Yahoo!Movieから丸パク)

先ず、確かレイティングがR+15位だったかな?まあ妥当な線か…少なくともお子様に楽しんで頂ける要素がほぼないです(苦笑)
もしかしたら「映画は年に2~3本、世間で話題な超大作をデートで映画館に観に行くかな?」レベルの大人の方にもちょっと入り込みにくい世界観かもしれません。
要するに、かなり「映画好き(今も昔の作品も、大箱系~単館モノ、更には超A級からクソB級辺りまで)」な方にツボる超ニッチな仕様の内容を、何故かすんごい金掛けてすんごいゴージャスなキャスティングしまくって、更に「誰がこんなクソ長い上映時間に耐えられるねん!」な3時間超の大作にしやがったなデイミアン・チャゼル!って仕様💦

で、無声映画時代からトーキー(今ではフツーの映像+音声の映画)への移行時代のハリウッドで、無声映画時代の人気スターだった役者、無声時代からトーキーのちょうど狭間で成り上がろうとしていた女優の卵やこの時代の映画の裏方に関わりたいと夢見た青年、はたまた映画音楽を影で支えてきた黒人ミュージシャン、そして無声時代にセンスのいい字幕を付けたりパーティーでエキゾチックなショーを見せて持て囃されていた東洋人(この人も黒人ミュージシャンと同じくハリウッドでは結局有色人種として若干蔑まされていたのだろうと推察)、更にこの業界をずっと眺めながら体のいい(世間が喜びそうな提灯記事)コラムを綴り続けている映画評論家のBBA等、この時代をある意味彩った色んな立場の人々にダラダラとスポットを当ててエピソードを繋いで、そして時代をジリジリと進めて行く事でそれぞれの人々の立ち位置が微妙に変化していく様を見せるという作りよ

まあ、予告編やポスター見ると誰もが「ブラピ×マーゴット・ロビー」のクソド派手なビジュアルに持って行かれるんだけど、実は本作の主役はブラピ演じる「無声映画時代のトップスターだったジャック」とマーゴット嬢演じる「今はまだ無名だけどハリウッドの頂点を夢見る天才肌のネリー」の2人とあるパーティーでほぼ同時にこの2人と運命的に出会ったメキシコからの移民だった青年「マニー(演者はディエゴ・カルバ氏)」が主人公だったりする。多分。←は?^^;

うん、こーいうのが面白いんだよな。流石デイミアン・チャゼル氏の技アリな作りだよな、って思わされる。
映画ポスターや予告編の作りを見ただけでは「ブラピとマーゴット嬢がガプリよつで見せてくれるんすね!」と思わされる訳ですが、蓋を開けるとこの2人が直接絡むシーンはかなり少ないと言うかほぼワンシーンしかなかったんじゃないか?(自分が記憶しているのはブラピが婚約者を伴って現われたあるパーティでいきなりマーゴット嬢がブラピに絡んでCHUするくだりだけなんだけど)後に「うち(マーゴット嬢)のおとんが蛇と戦うのを見たいかー!」みたいなほぼどーでもいいエピにもうっすらブラピも噛んでくるけど、直接関わるという訳ではなく「同じ時代にハリウッドの同じ場所に違う立ち位置だったけど確かに一時一緒の場所に居た」みたいなうっすい関わりで繋がっていた、って感じ。
多分敢えてこういう「ほとんど交わってないけど確かに同じ時代に同じ場所に居た」みたいな演出というか作りにしたんだろうなーって。

この「有象無象が居て混沌としていて、誰もが一夜にしてスターにのし上がれる可能性があって、大スターが明日は笑い物にされて誰からも見向きもされなくなる」世界。
こんな物凄いカオスがかつてハリウッドにあったのだ!というのを今改めて取り上げて来たんだな…という監督のパッションは感じられる。
でもこの題材は既に過去何度も取り上げられてるので、なにがしか新しいアプローチは必要だった訳で。それがあのド派手なR指定系映像?それだけではちょっと…ね、とも。
個人的にはマーゴット・ロビー嬢がコケティッシュで愛らしくて大好きなんだけど、段々彼女の演じるキャラが固定されて来ちゃって食傷気味な感はある。本作はその最たるもので、確かに本作のマーゴット嬢も本当にステキだったけれど…バカみたいに乱痴気パフォーマンスを繰り広げ続ける彼女の姿に正直「もう、この辺にしない?」とも思った。
彼女の姿が正に本作の「無声映画からトーキーに移り変わる時代の流れに着いて行けずに振り落とされていく哀れなピエロ達」と被った。敢えての演出かもしれないけど。

デイミアン・チャゼル氏の思い入れが強く出過ぎている感も多々…ぶっちゃけ「ガラガラヘビバトル」シーンとか「ネズミの踊り食いデブ+トビー・マグワイア久し振り!」シーンとかほぼバッサリ必要なかったんちゃうか(少なくともトビーは前半のシーンだけで充分だったろ)、更に言えば映画冒頭の乱痴気シーン流石に長過ぎるわ!とか、色々ツッコミ入れたい部分てんこ盛りなんだけど…でも、このゲスいカオスなシーンがあってこその本作でもあったのか…とも映画を見終わって数時間経った今思い返される。何故なら観てるリアルタイムは必要ないと思っていたどーでもいいシーンばっかりが観終わった今は印象に残っているから。
あと、映画全編通して音楽がステキだった。何故か音楽だけは本当に心地良くて…あの黒人トランペッターのくだりとかも色々ステキだった。音楽最高!

正直、もう一度観たいか?と聞かれたら「もうお腹いっぱいですすいません」と答えるけど、でも一度は絶対に観ておいた方がいい…不思議な引力を感じる作品でした。
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