天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2023】「ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと」試写会@41作目

2023年07月27日 | 映画感想
「ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと」試写会

麻生羽呂原作+高田康太郎作画の同名タイトルコミックを実写映画化。本作はNetflix制作で8月3日からNetflixで独占配信予定だそうです。
自分ネトフリ入ってないから試写会当たってラッキーだったわねー😊

あらすじ
ブラック企業に勤める天道輝(赤楚衛二)は、連日の徹夜や上司のパワハラなどによって心身共に疲れ切っていた。ある朝、街中にゾンビがあふれ返った光景を見た彼は、「今日から会社に行かなくてもいいんじゃね!?」と歓喜する。本来のポジティブさを取り戻した輝は、部屋の大掃除などこれまで先延ばしにしていた目標や夢をかなえるため、「ゾンビになるまでにしたい100のこと」をリスト化し、ゾンビの攻撃をかわしながら一つずつ達成していく。(Yahoo!Movieから丸パク)

Yahoo!Movieサービス、今月末で終了するって告知あったけど、もう既にYahoo!TOPページからコンテンツ消えてるわね…今後あらすじ何処からひっぱって来ようかしら…
ま、いいわ。本作さー、ネトフリとは別で今現在TV地上波放送でアニメ化されて絶賛放映中な訳だが(現在第3話迄放映中)、自分原作コミックは未読なんだけどこのアニメ放送の方は見てるんだよね…リアタイじゃなくてアマプラ経由だけどさ。んで結構面白くなって来たなーと思ってたらこの実写映画化よ。こういうのって同時期にたまたま企画が丸被りになるの珍しくない?全く同じネタを実写とアニメ同時期公開って…アニメ制作側も映画制作側も全く情報入ってなかったんすかね?ちょっと変な感じしますわ。

という訳で、アニメではまだ3話しか放送していないので本作で多分その先をまるっとやっちゃってる訳で。まあ、いいんだけどさ、若干モヤるわな(苦笑)

主人公の「アキラ」を赤楚衛二君が演じているんだけど…赤楚衛二君、可愛いよねー!最近めっちゃTVで見掛けるけど絶賛売り出し中?今年のブレイク俳優NO.1系か?
自分前クールのTBSドラマ「ペンディング・トレインー8時23分、明日君と」で初めて彼の存在を認識したんだけど、認識してみるとTVCMとかバリッバリに出まくってるよね。それに今回のクールでも日テレドラマ「こっち向いてよ向井くん」で主人公の向井くん役で出演してるしね。凄く可愛いので今後もどんどん出まくって下さいよろしくです(萌)

ま、そんなこんなで本作の「アキラ」は本来めっちゃポジティブで明るくてハツラツとした好青年君(そしてド天然系)なんだけど、大学卒業後に入社した超絶ブラックCM制作企業でエゲツないパワハラ食らいまくった事ですっかり洗脳状態になって自殺寸前まで精神的に追い込まれているんだけど、世界がゾンビパニックになった事でようやく本来の自分を取り戻してド天然街道を爆走する…その際にゾンビ化を免れていた大学時代の親友(柳俊太郎)と合流(と言うか救出だな)し、更にはたまたまコンビニで出会った超意識高い系ツンデレ美女(白石麻衣)を助けた&彼女と自分達の目的地が同じ場所だった事から3人で珍道中を繰り広げる…という話だと思ったら更にその先があった、というねw

まあ、その「ゾンビになるまでにしたい100のこと」リストを思い付いたらノートに書き付けながらそれを達成させてチェックしていく、という事を繰り返しているんだけど話のキモは3人の目的地に着いてからなのね。そこはゾンビから逃げ延びた人々がバリケード等で身を守りながら暮らすコミューンみたいなモノだと聞かされて行く訳ですが、行ってみるとアキラの会社のメンバーがコミューンを仕切っていて自分に散々パワハラ食らわせていた上司がコミューンの頂点に立って指揮運営している訳ですわ。
コレに関しては序盤にちゃんと伏線があって、アキラは上司から指示されてある施設のCMを請け負う為にロゴマークデザイン等の相談をしているシーンが出て来ます。で、この施設がコミューン化しているんだけど、要するにアキラがお膳立てした後に上司達がその施設にCM撮影に行っている最中にゾンビパニックが起こった→そのまま施設に籠城してコミューンを作り出した、という展開。上手い具合に話繋げたなーw

で、またブラック洗脳されたり紆余曲折の上、お約束通りこの施設にもゾンビが紛れ込んでカオス化し、そこで主人公達が大活躍するという展開ですが…って全部まるっとネタバレしてますが、こんなんネタバレもクソも「まあこーいう展開しか有り得ないわな」てな感じですので何の意外性もありません。
ただただ「VS ゾンビ」との攻防の馬鹿馬鹿しさを笑えればいい、ただそれだけのネタです。ゾンビ攻防に関しては「音がする方に寄って行く(要するに視力は良くないという設定)」という特徴付けがされていて、それをどう攻略していくのかが目玉。でもクライマックスの「サメゾンビ」の馬鹿馬鹿しさは超一流のB級感です!←一流なのB級なのドッチよw

まーホントにクッソみたいに馬鹿馬鹿しい話なんだけど、随所で笑える小ネタをねじ込んでいて赤楚君のはしゃぎっぷりが可愛くてBBA満足度高いですw
ただなー、アニメ放送どーすんだーもう先の展開読めてるのに続き見るかぁー?あ、でもアニメだと「男女4人」で動いてるっぽい(まだキャラが出揃ってないけどオープニングソング時の映像見ると4人がメインキャラで登場してる)から本作とはまた違った展開になっていくのかもしれないわね…という訳でアニメも実写も両方楽しみましょう!

蛇足ですが…本試写会で本編上映後(本編のスタッフロールの後にもおまけ映像がありましたが)、赤楚君が試写会を観に来たゲストに向けて特別映像を作って流してくれました。試写会の会場入口で「サメゾンビマスク」を配っていて、そのマスク付けてSNSで宣伝よろしくねー!だってさ。可愛いよ~赤楚君♪^^
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【映画2023】「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」@40作目

2023年07月21日 | 映画感想
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」

はいキター!トムちんが全身全霊を込めて全世界に送るスーパーアクション大作シリーズ最新作ぅ✨
ところで自分予告編死ぬ程見てたと思うんだけど…本作がシリーズ初の「二部作モノ」の前編なのだと昨日まで知りませんでした(滝汗)、だって上映時間164分もあるんだぜ!?それなのに話終わらなくて前編って、一体どんだけ長尺の話なんだよーコレには長尺監督ピータ・ジャクソンもびっくりだぜぇー←何言ってんだお前💦

おっと…相変わらずですがネタバレバレで行きますので本作を未だ観ていない方は「ネタバレ上等!」な方だけ以降オナシャス!

あらすじ
イーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFチームは、新兵器を探すミッションを下され、悪の手に落ちる前にそれを見つけ出そうとする。そんな中、IMFに所属する前のイーサンの過去を知る男が現れる。仲間たちと世界各地で命懸けの戦いを繰り広げるイーサンにとって、今回のミッションは絶対に成功させなければならないものだった。(Yahoo!Movieから丸パク)

映画冒頭ロシアの潜水艦の様子から始まっていきなりかなり説明口調多め…なんだけど、このシーンかなり重要なのでキッチリ字幕読み込んでおくのが吉。この潜水艦は多分後編で最重要なアイテムになるのでこのシーンをぼんやりやり過ごしてしまうと後々意味が分からなくなってしまいます。出来ればその後イーサン・ハントの登場と砂漠のアクションシーン(カッコイイ!)からのーCIA長官(IMFの親玉でもある)キトリッジ達の会談シーンに突入して更に説明口調モリモリなんですが、この会談シーンも本作の悪玉の概要説明になっているのでつまんなくても聞き逃さないようにしましょう。
という訳で、IMFからは「ある鍵を2本探し出して持って来い。それが何の鍵なのか意味も理由も知る必要は無い、いやむしろ知ろうとすんな」というミッションを与えられるんだけど、鍵を追って行く内にそれが何を開く鍵なのかは分からないもののとりあえずIMFだろうが大アメリカ様だろうが誰にも手渡したらあかんヤツなんや!という事だけはイーサンも(先の説明シーンを経て)ビリビリと感じる訳です。

で、まあ要するに今回の「悪玉」ってのが大暴走中のAIで、イーサンどころか世界中が追っかけてる2本の鍵があればそのAIの暴走を止められる、いやそれよりもこのAIを制御する事が出来る→世界を自分の思い通りに動かす事が出来る!…位のトコロまでは薄ぼんやりと見えて来ている訳ですが、じゃあその2本の鍵をどう利用すれば暴走AIを制御もしくは破壊出来るのか?まではイーサン達には分かっていない状態です。
この鍵の正しい利用方法を唯一知っているのが「ガブリエル」というキャラみたいなんですが、何故ガブリエルはこの情報を知り得ているのか?はちょっと前半では分からなかった、と言うか自分が見逃したのか?それとも後半で描かれるのか?ちょっと謎部分です。そしてこのガブリエルはイーサンがIMFに加入する前に出会っている因縁の相手らしくどうやら本シリーズの1作目に登場していたらしい…もう1作目なんてすっかり忘れちゃってるんだよなぁー。本作内で過去シーンが度々フラッシュバックのように登場するんですよ。あー本作観る前に一作目レンタルしてもう一度見直しておけば良かったかなぁーしくったかもー。
まあいい。旦那が本作観たがっていて…しかも旦那は脳味噌が中2女子系で「独りで映画館に行けないぃ~。一緒に観に行ってよぅ~!」っていうオッサンだから自分が付き合わされるの必至だし、2回目観に行く前に一作目をおさらいしておこうそうしよう。

ま、内容的には上に書いた通りで、後はそれを肉付けするアクションに継ぐアクション、怒濤のアクション畳み掛けですわ。
今回もイーサン走るぅー走りまくるぅー!カースタントもしつこい位にやりまくる!ローマでロケってんだけど小径から大通り、スペイン広場かアレは?の階段落ちやら石造りの手すりぶち壊しとかまーやりたい放題やらかしまくるわね。
予告編で散々流れていた「バイクで崖落ちスタント」が…気が付いたら話が半分過ぎてもまだ登場してなかった!アレ?と思ったら結構なクライマックスシーンだったな!正直本作の最初のテーマソングが流れた時とこの崖落ちのシーンで全身鳥肌がブワーッと立ったわ。顔までバババババーっと鳥肌が立って来て正に「身の毛がよだつ」とはこういう状態なんだなと思わされましたわ。まあその後も走る列車の上でタイマンアクションまみれ(でもこのパターンってアクション作品では割とメジャーよな)からのー橋爆破とか(コレはそうそうないよな予算的にw)もうね、アクション好きさんの目すら滑るレベルに怒濤の畳み掛けです。あ、ローマ→列車の前にベニスのシーンがあって、そこで俺達のイルサがーーーウソだろー流石にウソと言ってくれよーマジかよー(大泣)…あ、でもパリスは最後にCIAエージェントが「まだ息がある!」って言ってたよね。だからきっと後編ではイーサンを助けてくれるイイヤツにジョブチェンジして登場してくれるって信じてるからね!

あと…今回から登場のニューヒロイン「グレース」についても触れておかなければ…ちょっと素性がよく分からないけど貧乏育ちの守銭奴でスリの技が超一流、イーサンの事も最初全く信じていないけれど…という感じかな?今までこのシリーズには登場しなかったパターンのヒロインなので新しい風が吹いたかな?と思うんだけど、当初は彼女はホワイト・ウィドウに雇われてるんだよね…結局、キトリッジは一方でイーサンにミッションを与え、その一方でホワイト・ウィドウとも取引しようとしていたという二段構えだったという事だよね。イーサンの事信じてねーのかよ💢イーサンはグレースに「キトリッジは信用出来る」って言ってるのに酷いぢゃねーかキトリッジぃー!><

と、まあ、まだ分からない部分もありつつも、前半で164分も掛けているだけあって見応えは充分ありました。コレだけで一本の映画として充分満足出来るレベルです。
そして後半ではいよいよあのロシアの潜水艦に…いや、でも結局鍵はイーサン側が手にしているからガブリエルがどう出て来るのかも楽しみですね!そして何故ガブリエルがAI側に付いているのか?そしてガブリエルの真意は?という部分も解き明かされていくんだろうと思いますが…噂によると後編の公開は2年後だとか?マジかよ待ちきれないわー💦
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めいらく(スジャータ)コーンドレッシングを探せ!

2023年07月19日 | ショッピング
結構前なんですが…「旭ポンズを探せ!」っていう記事書いたんすけど…まあ、似たようなネタですw



「めいらく(スジャータ)コーンドレッシング 600ml」

公式サイト見ると「業務用」と銘打った商品でパッケージングが違うんですが、内容は同じだと思います。ちな画像は楽天から無断でパクりましたサーセン💦
自分が手に入れた商品は↑画像のパッケージングだったので、スーパー等の店頭販売品のパッケージングは違うのかもしれません。

この商品、先日友達とランチした時にプレゼント交換して(友人3人が全員誕生日が割と近いので毎年夏頃合同誕生日会をやっている)貰った商品なんですね。一応プレゼント交換の条件を設定してあるんだけど、金額の上限を決めてあってその予算内で「最近自分が使ってみて気に入っているモノ、ハマっているモノ」をプレゼントする、というルール。
で、このドレッシングを友達が「コレさー、前に一緒に行ったカフェで食べたドレッシングが美味しくて似た味のドレッシングを探し続けてようやく見つけたの!」って言って買って来てくれたんだけど…言われてみればあのカフェのドレッシングって多分コレだ!と、家に帰って来てサラダに掛けて食べてみて思い当たった。

と言うか、改めて食べてみて…このドレッシングにどハマった!!
いやぁーコーンドレッシング美味過ぎる!どうして今まで世の中に大して浸透してなかったんだろう…ゴマドレッシングに飽きて来たそこのアナタ!これからはコーンよっ!!

そんな訳で、頂いてからハマって毎日毎日サラダにこのドレッシング掛けて食べまくっていたら、600mlもあるのにあっちゅー間に使い切ってしまった。
もうね、イヤな予感しかしないんですよ。前の「旭ポンズ」はまだご近所のイオンに冬季だけは置いてあるの確認してたし他の店舗でもチョイチョイ見掛けてた記憶があったからまだ余裕ぶっコイてたけどさ、(あ、因みに…旭ポンズは今は通年ご近所イオンで取り扱って貰えるようになりました!ありがとうイオンの中の人!!)このコーンドレッシングはご近所イオンでも見掛けた記憶が全くないし他の場所でも見た記憶ゼロ。完全アウェーな商品でございます。

友達がGETしてるんだからその友達に何処で買ったか聞けばええやんか、と思うでしょうけど…その友達んちが結構遠いんだよね。ぶっちゃけ我が家名古屋市内のど真ん中、その友達岐阜県某所在住なんですわ。行くだけで1時間以上余裕で掛かるからね。流石に交通費と労力考えたら馬鹿馬鹿し過ぎるし、今後定期的に購入出来るお店をご近所で探しておいた方が便利に決まってますから!ココはご近所スーパーをローラー作戦で探すっきゃない!!

あー、因みに一応ローラー作戦やる前に公式サイトのネット通販ページも確認しました。そしたら2本セットで販売していて送料は550円だそうだ。一応楽天とAmazonでも検索掛けたけど取り扱いはあるものの「6本1箱」「12本1箱」みたいな売り方しかしてない。このドレッシング、賞味期限が製造後90日間なんですよ。流石に毎日サラダに掛けたって600mlのドレッシング6本を3ヶ月で使い切るのはシロウトにはムリだろうよと(滝汗)

さて旭ポンズはドンキが×でその後当たりを付けて行った一軒目のスーパーで見事GET出来た訳ですが…今回、半日掛けてメガドンキから大型スーパー中型スーパー、業スーまで思い付く店を片っ端から行って行って探しまくったんだけど…結局自宅から車で20分前後以内で行けそうなスーパーには置いてある店が見つかりませんでした(涙)

あのさー、この「めいらく」さんって地元名古屋の企業なんだけどなぁー。
「スジャータ」っていうブランドで乳製品(コーヒークリームとかスープとか)メインで色々出してる企業なんだけど…なんで地元企業の商品地元スーパーに置いてないのよ💢
何処に行けばこのコーンドレッシングが手に入るのよ!教えてめいらくさんの中の人ぉぉぉぉ!!

まあね、多分だけど…公式サイトの通販で買う事になると思うわ。
だって今日の自分の労力とガソリン代諸々考えたらどう考えたって送料550円の方がコスパいいと思うもの!悔しいけど送料払って公式サイト通販で購入するわよっ!><

そんな訳で、名古屋市内のスーパー、百貨店等で本品を販売しているのを見掛けた!という方は是非是非ご報告をお待ちしております。マジ切実ですよろしくお願いします!
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【映画2023】「君たちはどう生きるか」@39作目

2023年07月14日 | 映画感想
「君たちはどう生きるか」

スタジオジブリ最新作。そして「コレで引退詐欺中」の宮崎駿氏の脚本・監督のオリジナル作品。タイトルは吉野源三郎氏著の小説のタイトルをそのまま使っているけれどこの本の内容が映画化されている訳ではなく、劇中でこの小説が登場するシーンはあるものの映画の内容とはリンクしていませんのでお間違えのないようにネ。

あらすじ
主人公は牧眞人(まき・まひと)という少年。太平洋戦争中の1944年、病院の火災で母親が死亡し、一家は父親の戦闘機工場とともに郊外に疎開する。眞人は父の再婚相手となった新生児を身ごもった母の妹を新しい母親として受け入れられず、転校先の学校でも孤立していた。ある日、眞人は疎開先の屋敷で「君たちはどう生きるか」というタイトルの一冊の本を見つける。
疎開先の屋敷の庭の林の中に、廃墟となった洋館が建っていた。その家は眞人の "大叔父"でもあった伝説の男が建てたものであった。そして「母があなたを待っている。死んでなんかいませんぜ」と、人間の言葉を話すアオサギが目の前に現れ、眞人は洋館の中へと導かれていく(Wikipediaから丸パク)

珍しくYahoo!Movieの方が「あらすじ準備中」になっていたのでWikiのあらすじパクりました。本作は本日の劇場公開まで徹底的に情報を出さず宣伝もプロモーションも何もしない状態だったのでYahoo!の中の人も内容を知り得なかったという事なんでしょうなぁ。鈴木さんも意地の悪い事するなー全く💦
という訳で、自分も今日が公開日だと知らなくて(滝汗)、「今日は何か面白そうな映画公開になってないかな?」と思って映画館のタイムスケジュール見て「んん!?こ、これは…」と気付いた次第ですよ。もーちょっとで見逃すトコロじゃないか全くぅー。

さて、内容なんですが…舞台は戦争末期、映画冒頭火事があり(空襲か?)母親が入院している病院が焼け落ちて母親が亡くなってしまいます。その後父親と2人で田舎に疎開するんだけどその田舎ってのが亡き母親の実家で、そこには母親に瓜二つの叔母が居てどうやら父親と叔母が再婚するらしいと。更には既に叔母は父の子供を身籠もっている状態であると告げられる訳です。まー昔はよくあった話らしいですが(母親が亡くなると母親の姉妹が後家に入るパターン)それにしても既にご懐妊中とはこれ如何にw

結構エグい感じに話が始まって行くんですが、田舎に着いてから何やら意味ありげにカットインしまくるアオサギが…しゃべくりまくるといういきなりなファンタジー展開!
で、この後怒濤のファンタジースペクタクル冒険活劇に突入していくんですが…見ていて自分の中で整合性が取れないと言うのか意味が分かんないというのかよく理解出来なかった部分が結構あって、コレはコレで「何でもアリですから」で流せばいいのかそれとも深く考察するべきなのか(深く考察して理解出来るのか?)悩ましいトコロ。

 ※以降、映画の内容に深く関わる記述満載ですので未見の方はスルー推奨します

先ず「え?なんで?」と思ったのが…何故眞人は自傷したのか。父親も家の使用人のバーサン達も学校のクソガキにやられたと勘違いしている訳ですが、勘違いさせるのが目的で自傷したなら「ガキにやられた」と言えばまだ分かるが、何故か眞人は「自分で転んでだけだ」と何度も言い張っている。なんでそんなウソつく必要があるのか?
それからナツコさんがアッチの世界に行った理由が全く分からなかった。本作色々と説明不足な部分が多くて、まあ説教臭くなっちゃうから事細かに説明されるのもどうかとは思うものの、それにしても余りにも情報が少な過ぎて理解が追い着かないというのかな。

アッチの世界の事を「地獄」と表現しているシーンがあったけど、死後の世界という訳でもなさそうな感じがする。
かつて眞人の母親がまだ子供時代に1年間程神隠しにあって行方不明になっていたものの、1年後にひょっこり家に戻ってきたというエピソードが語られている。その際に失踪中の出来事を全てすっかり忘れていたという事で…それがアッチの世界にいた彼女だったのだというのは直ぐに紐付けられたものの、何故眞人はキリコがあのバーサンだと直ぐに分かったのか?衣装が同じだったからとか?えぇ…って感じでコレも意味が分からんかった。最後に帰る扉が「眞人×ナツコ」「ヒミ×キリコ」の組み合わせだったから、要するにかつて眞人の母親が神隠しに遭った時に若かりし頃のキリコも一緒に失踪していた、という解釈でいいのかな?そーだよねきっと。

インコの王と大叔父とのやりとりからの眞人を後継者にしたい云々のくだりも色々とモヤる。
そもそもがあの世界は大叔父が構築した世界だと考えていいという事?なんだよねきっと。だったら何故ペリカンやインコが人を食らう世界観になっているのか?も謎。邪悪ではない石を組み合わせてバランスを取る事で世界の均衡を保っている?みたいな感じなんだけど、だったら何故インコの王はバランス石を崩してしまうのか?自分達の世界を自ら壊す理由がよく分からなかった。

ただ、眞人は最初ナツコを新しい家族として受け入れるのに躊躇している様子だったものの、アッチの世界までわざわざナツコを探しに行っているし周囲に反対されてもそれでもナツコの元まで行っているトコロを見ると、何処かでナツコを母と重ねて受け入れたい、という願望があったのか。最終的に「ナツコ母さん」と呼ぶ事で昇華していった?
眞人という子供が何を考えているのか映画冒頭からずぅーっと分からなかったんだけど、この大冒険の果てに少なくともナツコとの絆は出来上がっているように見えたし彼自身も少し大人になって嫌な事から逃げたりウソや誤魔化しではいけないのだ、という事は身に沁みた様子に見えた。

今までのジブリ作品のオマージュっぽいシーンも多々あって、ジブリファンなら「よー意味分からんけど絵もアニメーションもめちゃ綺麗だし駿の集大成と言われたらまあ納得だなぁ」位には思える作品だと思う。この時代を舞台にしたのも駿氏の幼少期の思い出やご自身の心の内の部分を一番投影しやすい時代だったんだろうと思われ。
という訳で、駿氏の内省的な事をアニメーションでパフォーマンスしていると思われるのでややとっ散らかって辻褄が合わないとかイミフな部分多めですが、まあそれもジブリらしいとか駿氏らしいと思えられれば…って感じですかね。少なくとも絵と動きとキムタクのアフレコは良かったですよ。子供にはちと難しいかもねー大人にもねーw
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【映画2023】「HK 変態仮面」@38作目

2023年07月12日 | 映画感想
「HK 変態仮面」

2013年公開作品。Amazon prime videoで鑑賞。
いやぁーこんだけ暑くなるともう外出する気力ないっす。てな訳で最近はエアコンの効いた部屋でアマプラのアニメばっかり見てたんだけど、ふと無料で見れる映画のリスト見てたら変態仮面があったので…鈴木亮平さんの出世作ですよね。知っちゃいたけど見てはいなかったんだよなぁ~と思って、ようやく鑑賞。

あらすじ
紅游高校に通い拳法部に所属している色丞狂介(鈴木亮平)は、同じクラスに転校してきた姫野愛子(清水富美加)に、一瞬にして心を奪われてしまう。ある日、姫野が銀行強盗事件に巻き込まれてしまい、人質となってしまう。彼女を助けるために覆面をかぶって強盗に挑もうとするも、何とかぶったものは女性用のパンティーだった。ところがその瞬間、これまでに感じたことのない感覚が体中をよぎり……。(Yahoo!Movieから丸パク)

いやぁ~よくもこんなクソ馬鹿馬鹿しい役引き受けたもんだなぁと今更ながら関心しますわねw
10年前の作品なんですよね…って、本作について「鈴木亮平さんの出世作にして頭からパンツ被ってほぼ全裸で戦うヒーロー物」という事しか知らなかったんだけど…ていうかそれがほぼ全てなんだけど(ヲイ)、コレ福田雄一監督作品だったんですねーなるほどー!当時だったら分からなかっただろうけど今見れば思いっきり「福田組」のメンバーが既にこの段階で出来上がっていたんだなぁと感心させられます。
という訳でお約束のムロツヨシさんや佐藤二朗さん揃い踏み。まあ流石にこの作品じゃー小栗旬君はムリだよなぁー(苦笑)と思いながら観ていたけど、最後のスタッフロール見てたら「脚本協力:小栗旬」ってクレジット出てたよマジかいw←コレに関してはwikiで「変態仮面」検索するとエピソードが書かれてますわ^^;

そしてヒロインが…清水富美加、改め「千眼美子」さん。うわぁ~。懐かしいなぁ~。いやぁ~芸能界は惜しい人を失いましたー(コラコラ
更に…本作で鈴木亮平さんのあの立ち姿だけがやたらクローズアップされていますが、実はナニゲに凄かった安田顕さんwwwいやこんな仕事受けるなよーマジでー💦
まさか安田さんがこんな役で登場するとは思いも寄らなかったからあの出で立ちで登場した時は飲んでたビール盛大に吹いたわチクショーw

鈴木亮平さんがまだ今みたいな引っ張りだこの人気役者になる直前位だったのかな…この映画の後でNHKの朝ドラに出て完全にブレイクしたって感じだもんね。
それにしても…今思うとコレ撮ってる段階で10年前だから29~30歳位なんだよね。それで高校生役やってる訳で。結構年齢的にギリな感じはするけど台詞回しとかがなんだかちょっと初々しい感じがしますね。んで、これは福田氏と小栗君のアイディアなんだろーけど色々劇中の会話が可笑しいわ。映画冒頭はすんごいウブな男子高校生って感じのアプローチだったのに話が進んでくると(いや大して進んでもいない段階で)思いっくそ愛子ちゃんにロックオンしてストーキング状態やないかいっ^^;
まあ、相変わらず登場人物全員頭おかしい系だから誰もまともな事言ってないからいいんだけどさ-(いいのかよw)まーそれにしてもイカれ過ぎてて笑うしかないわ!

必殺技も全部頭おかしいし(鈴木さんも安田さんもどっちもな!)…でも、ここ最近の福田作品に比べてまだこの頃は今よりもっと自由度が高かったのかな?と思わされる。
変な話、名前が売れ過ぎちゃうとあんまりハチャメチャな事出来なくなるじゃない?事務所とかもストップ掛けてくるしSNSで炎上したくないとか色々守らなきゃいけないモノが増えて来て制約が掛かっちゃうって言うのかな。最近の福田作品にはそういう臭いを感じるんだよな。ちょっと守り入ってる?って。
そういう意味では本作は作る側も演じる側も思いっきり楽しんでやりたい放題やれてたんじゃないかなーって思いましたね。見てて単純に楽しいんだよね♪
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ここんとこちょっと大変だった事(親の介護問題とか)

2023年07月11日 | 駄ネタ
2001年に父親が癌で死んで以降20数年、ずっと母親の面倒を見てきた。

私には4歳上の兄(独身・東京在住)と2歳下の弟(既婚・子無し)がいるが、何故か嫁いだ自分の所に母親は身を寄せてきて…旦那がとてもいい人で自分の親の面倒は見ていないのに私の親とは半同居状態で長らく一緒に生活してくれていた。
でもここ数年で母親も半分ボケて来たのか、家の中で決めているルールを言っても言っても守らなくなり(例えば火は使わないとかTVの音量は上げないとか)旦那が注意する→母親が逆ギレするというトラブルが絶えなくなり、間に立たされた自分は常に旦那の側に立って一緒になって注意していたけれど、それも段々精神的にキツくなってきた。

それで、兄貴に連絡を取って「実家に帰って来て母親の面倒を見てくれないか」と数年前から相談をしていた。
兄貴は東京で独り暮らしをしてWEB系のデザインを請け負ったりする仕事をしているようだったけれど(自営業)、このコロナ禍で打ち合わせ等が全てメールとZOOMになったらしく、ほぼ在宅仕事になっていたようで(もっと言うと年齢的にも段々仕事が先細っていて、東京で独り暮らしする意味もなくなっていたようだ)、日本中というか世界中WEBさえ繋がっていれば何処に居ても仕事が出来る状態になっているという事だったので「だったら実家に帰って来れば生活費も浮くよ(母親の年金で基本的な生活費は賄えている)」と説得して、兄貴も納得してくれてこの度ようやく兄貴が東京の家を引き払って実家に帰って来てくれて、それを機に母親を実家に戻して兄貴と同居してもらう事になった。

今年に入ってからずっと兄貴の東京の家の引き払い作業と、それから実家の整備(長らくほぼ放置状態だったので掃除から要らない荷物の廃棄、WEB環境を整える等)をやっていて、兄貴の引っ越しの手伝いから母親の荷物の搬入(長らく我が家に居たので母親の荷物が膨大にあった)等、特にGW前後から詰め詰めで作業していて本当に大変だった。
兄貴が5月末で引越しを完了して実家に戻って来てくれて以降も、いざ実家で生活を始めてみて足りなかったモノ等の購入に付き合い(兄貴は車の免許を持っていないので大きな買い物は都度自分が車を出していた)なんだかんだ呼び出されてここ数ヶ月本当に気が休まる暇もなかった。

で、ようやく何とか生活基盤も整ったようで、兄貴と母親が実家で同居という形に収まった。

兄貴は10代後半には実家を飛び出して東京で独り暮らしを始め、以降全く実家に寄りつかなかった人で(私の結婚式と、後は父親の葬儀と法要で2~3回実家に帰って来る程度)母親の事に関しても全て私に丸投げしていたので(旦那に対しては申し訳ないと思ってくれていたようで、中元と歳暮は送って来ていた)母親が半ボケだという話は常々メールでしていたけれど実際どんな様子なのかはメールで伝えていても分かっていなかったようで、実際に生活してみたら多分兄貴が想像していた以上に母親がボケて使い物にならない状態だったのがショックだったようで(日常の家事全般ほぼ何もしてくれない状態)、同居が始まってからしばらく3日に1回ペースで私の所にメールで愚痴って来ていたw
まあ、兄貴の気持ちは痛い程分かるので(何しろ今までずっとコッチは面倒見ていたからね)、一応アドバイスを返したりしている、けどまあ慣れて貰うしかないかなと。

ぶっちゃけるけど、母親の面倒を見なくなった事で本当に日常の家事が楽になった。
旦那と2人だけの生活がこんなに静かで穏やかで楽だったのかと。正直旦那との結婚生活の半分以上が母親との同居状態だったので、今改めて新婚生活を送っているような状態。
母親が居なくなった事で旦那も私もカリカリする事がなくなって(最近の旦那との揉め事の大半が母親絡みのネタだったので)変な言い方だけど「慈しみあっている」という感じで…こんな事言うと本当に罰当たりだけど、母親の存在が我が家のトラブルの元になっていたんだなぁ、と改めて思わされた。

親の事をこんな風に言ってしまうのは如何なモノかと思うよ。冷たい子供だなぁと我ながら思う。だけどコレが現実なんだよね。
「親の介護問題」って本当に大変。綺麗事じゃない。今回自分は兄貴に丸投げしちゃったけど、兄貴も「今まで何十年もお前(←私ね)に頼りっぱなしだったし、俺も自分の老後の事も考えて今回実家に戻って来たからには母親の面倒は出来る限り見るよ」と言ってくれたので…まあ、これ以上決定的にボケて来たらそれこそ介護認定取って然るべき施設に面倒見てもらおう、というトコロまで兄貴とは話をしているのでそれこそ下の世話まで兄貴にさせるつもりはないけれど、しばらくは私も楽させて貰おうかなと。

これからまだまだ母親の事は問題山積だけど、とりあえず今ホッと一息ついている状態。兄貴、しばらく頑張ってね!💦
コメント (2)
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初めての美容院

2023年07月08日 | ヘルス&コスメ
皆さん美容院ってどうやって選んでるんだろう?

昨年末で長らく通っていた美容院がクローズしてしまい、どうしたもんだかと思いながら早半年…とりあえず髪の毛伸ばす方向だったので前髪だけ邪魔になると自力でカットして放置し続けていたんだけど、流石に半年間も何もしないと全体的にボサボサになって来るしパーマもとれてきて見た目がどうにもみすぼらしい。
これはもう何処か新しい美容院を探して毛先カットしてパーマかけ直して貰うしかないだろう!とは思うものの、もう何十年も新規の美容院に飛び込んだ事がないのでどうしたらいいもんだか…イマドキって事前予約しないとダメなお店がほとんどだよね?でも行った事もない店をどーやって選んで予約すればいいんだろ…とモヤモヤしまくっていた。

…という話を先日友達とランチした時にネタにして「みんな美容院変えたりしてる?どーやって新しい美容院探してるの?てか何処かオススメの美容院ない?」って話したら、友達の1人が自分が今通っている美容院がなかなか感じがいいトコロだからオススメだよ!しかもその美容院の支店が私の家の近所にもあるよ!と言って来た。
そーだよそーだよ!こーゆー情報待ってたんだよぉーう♪😊という訳で、友達が通っているという美容院の支店を教えて貰って、更に友達曰く「HOT PEPPER Beautyで予約した方が新規は断然お値打ちになる!」と教えて貰って、教えられるがままにHOT PEPPER Beauty経由で予約を取って先日初めての美容院に行ってみた。

そっかー。イマドキってほとんどが初回はこういうの使ってネット予約して行くモノなんだなぁ…。

久し振りに初めての美容院だったのでドキドキだったけど、ドキドキなのはコッチだけでお店の方はそんな感じの来店が多いみたいで何でもない様子。まあそうだよなw
初回なので顧客登録の為に個人情報を色々タブレット入力させられて(こーゆーのもイマドキだよな。コレってジジイババアは出来るのかなぁ?)いざ!

で、そのお店はヘッドスパがウリだという話だったし、初回は半額位でやって貰えるらしいのでヘッドスパ初体験した。すんげー気持ち良かった!またやりたいけど次回は倍以上の値段するんだと思うと…もういいかな(ヲイ
それから頭皮診断をしてくれるという事で頭皮の写真撮ったり毛穴の様子とか油分とか水分とか色々調べてくれた。油分はまあちょっと少なめだけどOKで毛穴の汚れもそんなに悪くはないそうだけど頭皮の水分量が壊滅的に足りていないんだそうだ。で、全体的な「髪の毛年齢」ってのが出るんだけど…実年齢ー2歳だった。ほぼトントン状態。
こういうのって美容院によって色々サービス違うんだろうなぁー。今までやって貰ったことがなかったから新鮮だったな!たまには新しい美容院もいいもんだね♪

ところで「頭皮の水分量」ってどーやって増やせばいいんだろ?
頭皮の美容液みたいなのを塗るの?でもそれだと油分が増えるんじゃね?油分は足りてるらしいから頭ギットギトになるのはイヤじゃんね^^;
それから思ったけどさ…今回カットとパーマとヘッドスパやって貰って、本来なら18,000円程度掛かるトコロ→12,000円で済んだんだわね。
コレさー、毎回毎回違う店にHOT PEPPER Beautyで予約して行けば毎回お値打ちにサービスして貰えるって事じゃん!じゃあ延々ジプシーし続ければ勝ち組なのか!?

うーん。悩ましい。でも若い子って延々ジプシーしてお値打ちに済ます子も結構居そうだよね。
髪質に超悩み持ってるとか髪型にめっちゃこだわりがあるとかじゃなければよっぽどド下手クソな美容師に当たらない限りジプシーすんのもアリなのかなぁ~うーん。
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【映画2023】「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ー決戦ー」@37作目

2023年07月05日 | 映画感想
「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ー決戦ー」

和久井健氏著の大ヒットコミック「東京リベンジャーズ」実写映画化第二弾の後編。前編のレビューはコチラをクリック☆

あらすじ
凶暴化した東京卍會に恋人のヒナタ(今田美桜)を殺され、未来を変えるために過去に戻ったタケミチ(北村匠海)。そこで、ヒナタの死のきっかけとなった、東京卍會の結成メンバーたちによる親友同士の壮絶な戦いが始まる。タケミチは誰も死なせないという思いで、引き裂かれてしまった仲間たちの絆を取り戻そうとする。(Yahoo!Movieから丸パク)

さて、前編のレビューでも書きましたが、自分原作コミック未読で実写映画の第一弾は地上波放送で鑑賞済。TVアニメ版はシーズン1だけアマプラで鑑賞済。で、ちょうどアニメのシーズン1が血のハロウィン編が終わったトコロまでを描いていたので本作の内容はアニメでおおよそ把握していますよー、というかんじです。
そんなこんなで前編がバルハラから喧嘩売られてハロウィンに決戦を迎えるよ…どーすんの!?みたいなトコロで終わっていて、いよいよ本作はガッツリバトルまみれですわ。

で、冒頭から東リベの概要と前作までのあらすじをサラッと流した後しばらくは千冬が自分と場時との出会い~場時に傾倒して行く迄のエピソードをタケミッチに語るシーンが入るんですが…書きたくはないが触れないのも不自然だから敢えて書くけど、永山絢斗さん…アンタ本当に何やってくれちゃったんですかね(溜息)、本作は主役が「場時」と言っても過言ではないので彼の所業のせいで本当に本作お蔵入りになっても致し方なし、との判断もされかねなかったですよ。本当に公開になってくれて良かったです。
ただね、場時が本当に良かった。場時の演技最高だった。それだけに本当に本当に…何やらかしてくれてんですか!💢
娑婆に出て来た暁には他のキャストやスタッフ1人1人全員のところに土下座しに行って来いやマジでさ。東京卍會の創設メンバー、いや創設者だったらそれ位当たり前だろ!?

と、映画と現実若干混同させてみましたが(苦笑)
まあタイトルの副題が「決戦」なだけあって上映時間の8割位バトってました。それが「同じシーンばっかりで飽きる」という人は先ず本作観ないだろーけど(苦笑)、いやぁーバトルシーン観てて「コレどーやって撮ってんの?危ないトコロは流石にスタントマンだろーけどこんなん痛くない訳ないよねぇ???」っていうシーンのてんこ盛り。吹っ飛ばされて車の山から転げ落ちて身体したたか打ち付けたりしてるけど、マジこれ撮影してて怪我人出てないの?って不思議になる位…緊迫感も臨場感もハンパなかった!
個人的にヤンキー物とかヤクザ物って全く好きじゃない(むしろ敬遠してる)んだけど、本作のバトルシーンは本当に役者さん達すげーなーと思わずに居られませんでしたね。

クライマックスの場時…分かっていても泣ける…千冬…マイキー…一虎…タケミッチ…うぅぅ(涙)
闇落ちしたマイキーをタケミッチが叫ぶように説得するシーンとかもうね…それから戦い終わって場時の墓の前でペヤング食べる千冬…こんなん泣けない訳がない!!><

ところで、本作最後の〆がアニメとは違っていました。
自分は舞台挨拶見てないので知らなかったんだけど、初日舞台挨拶で北村君が「コレで最後」みたいな事言ってたそうで。まあー…役者さんの年齢考えると本作ですら原作では全員中学生の設定だったっけ?百歩譲って実写映画版は全員高校生という設定だったとしても流石にこれ以上はちょーっと役者さんの年齢的に厳し過ぎるよねぇ(苦笑)
だからなのか?血のハロウィン決戦が終わった後、アニメではタケミッチはヒナタが無事か確かめに現代に戻るハズなんですが、本作では東京卍會の集会でタケミッチが新たに壱番隊隊長に抜擢されてその就任挨拶をするシーンで終わっています。その時の挨拶が…だったので「ん!アレ???」と思ったんですよね。ナルホド実写映画版はこの先はもう作らないという事であのタケミッチの挨拶の台詞になっているのかー…と。ちょっと納得…かな?^^;

正直、「いや結局ヒナタが未来で生きていられてるのか分からないで終わってるやないかい!」という部分と、それから場時が今際の際で「キサキは裏切り者だ。キサキが一虎をバルハラに誘った」とまで言っていたのに、何故決戦後も引き続きキサキが東京卍會に残っているのか?少なくともあの場の皆には聞こえていなくてもタケミッチと千冬の2人は聞いてた訳じゃん。なんでマイキーに場時の最後の遺言を伝えないの???と、この2点は超~モヤった。誰か納得出来る説明してくれ頼むわ!

ま、何はともあれキャストの皆さんスタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。そして…娑婆出て来たらマジで土下座行脚しろよ!ったくさー💢
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【映画2023】「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」@36作目

2023年07月04日 | 映画感想
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

ハリソン・フォードの当たり役「インディ・ジョーンズ」がなんと15年振りに戻って来た!って言うか流石にコレが最後だろうよ💦
まあー自分思いっきりインディ世代ですからぁー過去作も勿論全て鑑賞しておりますよ。細かいディティールは忘れちゃってるけどなー(苦笑)

あらすじ
第2次世界大戦末期。考古学者のインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)らは手にした者が神になるほどの力を秘めるダイヤル“アンティキティラ”をめぐり、ナチス・ドイツの科学者ユルゲン・フォラー(マッツ・ミケルセン)と格闘する。そして1969年、インディの前にかつての仲間であるバジル・ショーの娘ヘレナ・ショー(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)と、フォラーが現れる。(Yahoo!Movieから丸パク)

ちょっと調べたら前作の設定が1957年だったんすね。それで上にも書いたけど本作は前作から15年経っていて…本作の設定が1969年らしいのでほぼほぼハリソンおぢさんの実年齢がそのままスライドする形に上手い具合にしてあるんだろうと思われ。前回はバリバリ現役の大学で教鞭を執る考古学者だったインディも本作では遂にリタイアの年齢となっています。

まあそれよりも…映画冒頭結構な長尺で本作のお宝の一部「アンティキティラ」を第二次世界大戦末期のドイツで手に入れるエピソードから始まりますが、初見インディの顔がエゲつないレベルで若返っているので思わず「うおぉぉぉ」となります。イマドキの最新映像技術を持ってすれば役者も永遠の若さを手に入れる事が出来るんだなぁ(しみじみ)
て言うか、この技は数年前にジャッキー(・チェン)も使っていてジャッキーの場合は多分顔だけ若返らせていて身体はご自身のまんまだと思うんですが、本作のインディは多分身体は別の若いスタントマンが演じていて顔だけ加工したハリソンおぢにすげ替えているのではなかろうかと。動きめっちゃ良過ぎるしw

そうそう、本シリーズはアクションシーンやスタントシーンのハラハラドキドキも見ドコロだと思うんですが「言うて今のハリソンおぢがどんだけ出来るんすか?」とちょっと懐疑的でしたが蓋を開ければどこまでがご本人でどこからがスタントマンなのか分からないけれど、なかなかどーして!接近戦アクションから乗馬シーン、カースタント等々結構盛り沢山な内容で絵ヅラも非常に醍醐味があって楽しかったですね!特にモロッコでのカーアクションシーンはかなりの見せ場だったと思います。
それからお約束の「遺跡・洞窟探検系」もキッチリ盛り込んでいるし本作の制作チームはインディファンのツボをよく心得ているなぁと感心しましたね♪

今回の冒険の相棒はかつての仲間の娘(+インディが名付け親でもある)ヘレナ嬢、そしてモロッコでヘレナと組んでた小僧のテディ君の2人。ヘレナ嬢を演じたフィービー・ウォーラー=ブリッジさんが全く分からないなぁ~と思ってフィルモグラフィ調べたけど、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」と「ハン・ソロ」にも出てたのか。多分チョイ役だったんじゃないか?見覚え無いな。イギリスの女優さんみたいですがなかなか動きも良くてチャーミングな女優さんでした。テディ君を演じてた子役の子も当然知らん。でもこのテディのキャラはなかなか良かった。そしてマッツ・ミケルセンは悪役やらせると光るよなぁ~。彼って凄く品のいい悪役なんだよね。好き好き♪マッツ・ミケルセン♡

話がどんどん大きくなっていって…クライマックス「えぇ!?」ってシーンが出て来ます。いやぁーよく撮影したねーあの戦闘シーン。ちょっと感動しちゃったわー!
このシリーズもコレで最後だから思いっきり金掛けて見せられるモノ全部見せたるわぁー!って感じなんでしょうか。いやはや邦画では絶対に撮れないレベルのヤツ来ましたね。やっぱりこういう作品こそ映画館の大スクリーンと大音響で観るべき作品の最たるモノだと思いますよ。本当にありがとうインディ・ジョーンズ!と言いたい。

そして最後の最後…コレは過去作を観ている人にとっては「ホッコリ」する、インディファンに対する最後のプレゼントシーンだったと思います。気持ちのいい〆でした♪
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