天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「プアン/友だちと呼ばせて」@48作目

2022年08月31日 | 映画感想
「プアン/友だちと呼ばせて」

8月も今日で終わり…毎年の事ではありますが、8月になるとめっきり映画館に行く回数が減ります。暑いし国盗りの遠征とかあるし(←コレもまだUPしてねーな💦)
まあそんなこんなですがそろそろ映画館通いも再開させたいな、という気持ちで8月LAST DAYになんとか滑り込みで映画館行っておいたわよ!

あらすじ
アメリカ・ニューヨークでバーを営むボスの元に、タイ・バンコクで暮らす友人ウードから久々に電話が入る。がんに侵され余命宣告を受けたという親友の頼みを聞くためタイに帰国したボスは、元恋人たちを訪ねるウードの旅のドライバーを任される。
彼の体調を気遣いながらも楽しい時間を共にし、旅も終わりにさしかかったころ、ウードがある秘密を打ち明ける。(Yahoo!Movieから丸パク)

本作は単館系映画好きさんなら多分ほぼ確実にチェックしているであろう、「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」で世界的に大ヒットしたタイの監督・ナタウット・プーンピリヤ氏の最新作で、更に本作にはプロデューサーとしてなんと「恋する惑星」等、数々の名作を世に送り出している香港の巨星ウォン・カーウァイ氏がクレジットされているという…え?ココは今年のアカデミー賞会場ですか?レベル。
いやね、この制作陣クレジット見てスルー出来る単館映画好きさんって世の中にいるの!?レベルですよね。だから自分が今日ようやく観た段階でほぼクソ扱いっすよね(苦笑)

ま、そんなこんなで本作。
とりあえずウォン・カーウァイ氏が頭突っ込んで来た事で確実に今までより映像がオシャレになった!色味もアングルもカット割りも一々シャレオツだった!
それで肝心の内容なんだけど…あらすじから(映画館で流れてた予告編も)察するに、まあよくあるあるな「余命宣告受けたヤツの最期の旅」ネタな訳で。
そしてそれは決して間違ってはいない、と言うか、ちゃんと皆が予想していた通りの「最期の旅ロードムービー(バディムービー系とも言う)」なんですが…

ノスタルジック感を引き寄せるアイテムが満載で、例えば余命宣告を受けたウードは亡き父親が乗っていて受け継いだ(らしい?)アンティークなBMWで最期の旅をする。
もっとも、そのBMWを運転出来る程の体力も既に残っていない状態なので(という体で)わざわざNYでBARをやっている親友の「ボス」を呼び寄せる訳ですが、アンティークBMWなので車内のカーステが昔ながらのカセットテープ仕様で、そのカセットテープが劇中の内容と常にリンクしていて、ウードが死ぬ前に直接会って渡したかった(返したかった)モノを元カノに(元カノ【達に】←ココ重要)渡す度にカセットテープが次々と変わっていく。元カノの名前が書かれたカセットテープから流れるBGMに載せて当時の彼女とのエピソードが切れ切れに映し出されて、どうやって出会ってどうやって別れていったのかがフンワリと観客に提示されていく。

カセットテープは本作の重要なアイテムで、他にもある深夜ラジオ番組が全回分録音されている。コレはタイで放送されていた(タイ語で放送されていた)番組で、その番組のDJをウードの父親が長年担当していた。(ウードは途中NYに行っていたのでどうやってこの番組を録音していたのかは謎。辻褄が合わないけどそこはスルーでw)
ウードが何故NYに当時渡っていたのかは敢えて劇中でいきさつは語られていなかったが、このDJをやっていた父親がガンで亡くなっているんだけど亡くなった当時ウードはNYに居て、父親の葬儀諸々の為に帰国する事はなくキチンと弔いをしなかった事がかなりウードにとって後悔になっている。

そして…カセットテープにはA面とB面がある
知らない若者向けに…カセットテープは表(A面)と裏(B面)の両方で録音が出来る。カセットを裏返してデッキに入れると裏面に録音した音源を聞く事が出来る。
本作は冒頭からずっとウードと元カノ達との思い出エピソードの「A面」を流していたが、ある段階でそのカセットテープを裏返して「B面」の【ボスのエピソード】が始まる。
本作のキモはこのB面エピソードで、死を目前にしたウードが何故NYで生き別れたかつての友「ボス」をわざわざタイへ呼び戻したのか…がここでようやく明らかになる。
映画冒頭からずっとウードとボスは長年の友人のように描かれていたが(てっきり幼馴染み?で、タイから一緒にNYに連れ立って出て来た手合いかと思っていた)、実は彼らはNYで出会っていて…しかもある女性を介して…いやその女性が2人を引き合わせた訳でもなく…余り詳しくココでは書けないけど、とにかくそのキーになる女性がB面になってようやく登場して来る。ぶっちゃけそれまでのA面で描かれていた元カノ達のエピソードは全てこのキーになる女性との出会い以降の出来事で、時系列を敢えて逆に見せているのもキモだったと思う。

この手の「余命幾ばく系」の話って、大抵美談仕立てになっていて観客を泣かせようとこれでもかと畳み掛けてくるパターンが殆どだと思うんだけど、本作はこのB面エピソードからちょっと色が変わって、過去の【ある女性】にまつわる事実がボス視点からのアプローチとウード視点からのアプローチで全然違う景色になっている。どちらも事実なんだけど自分の目の前で展開されている「事実」と「真実」には隔世の差があるのだ…という事、そしてそこに更に第三者の思惑が加わる事で運命すら変えられてしまうという事が描かれています。正直なかなかエグい内容なので人によっては「えぇ…」ってなりそうな話なんだけど、個人的には「ありがちなお涙頂戴の聖人君子の最期の旅」よりは百倍人間味のある話で好感が持てました。
死を目前にして、自分のした悪行の後始末である「贖罪の旅」をしたかったウードの気持ちはただのエゴでしかないけど、でもその気持ちは痛い程理解出来る。

ウードを演じた役者さんは本作に当たって相当過酷なダイエットをして臨まれただろうと思います。過去のエピソード時の様子と今の姿がギョッとする程顔や身体の厚みが違っていて、どういう撮影順だったのか分からないけど(最初に過去エピシーンを撮ってから体重落として現在エピを撮ったのかな?どちらにしても相当過酷だっただろう)とにかく役者魂を見せつけられましたね。鬼気迫るものがありました。
それから…ボスを演じた役者さんが本当にチャーミングだったな。端から見たらただのボンボンの甘ちゃんリア充にしか見えないんだろうけど、彼には彼なりの辛い境遇があって、それもきちんと描かれていて…とにかく愛すべきキャラでした。この監督さんは本当に登場キャラを魅力的に描く事に長けているなーと思わされる。

一山100円的に扱われがちな単館系作品ですが、時にキラリと光る名作に出会えるのもまた単館系。
ま、とは言うものの既に「ナタウット・プーンピリヤ監督フィルム」は既に世界中で評価が高いので日本でももう少し大箱で上映しても需要はありそうな気がしますが…
何より、今回映画館行って衝撃的だったのは…本作の上映前の予告編で「ウォン・カーウァイの名作5作品を監督自らが4Kにレストアし上映!【WKW4K】」が流れた事か。
ナンデスカ?要するに本作のプロデュースを買ったのも最終的に観客を「WKW4K」へ誘導する撒き餌だった、という事なのか!?

まあ、いい。結果本作も素晴らしかったし、それに「WKW4K」が魅力的である事もまた事実。真実が撒き餌だったのかどーだったのかなんてこの事実の前ではどーでもいいw
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【映画】「TANG タング」@47作目

2022年08月18日 | 映画感想
「TANG タング」

他に山ほどUPしなければいけないネタがある事は重々承知です。ですが…まあ、今酔っ払ってるんで、もう許して下さいよ!←何をだよ(滝汗

あらすじ
無職でゲームばかりしている春日井健(二宮和也)は、弁護士の妻・絵美(満島ひかり)に家を追い出されてしまう。人生の迷子状態になっている健は、ある日、記憶を失った迷子のロボットと出会う。健は「タング」と名乗るそのロボットと、冒険の旅に出る。(Yahoo!Movieから丸パク)

先ず、コピペした↑上のあらすじの内容は若干実際の内容とは異なる。まあでも「当たらずとも遠からず」程度かな。
そもそもニノが演じてる主人公の「ケン」は、研修医だったもののある事件がきっかけで研修医を辞めニート状態になってしまい、弁護士をしている妻のエミに現在ぶら下がって生きてる状態で、そんなある日、たまたま自宅の裏庭に現われた謎のロボット(TANG タング)と遭遇してしまい…みたいな展開なんですわ。

まあね、子供(ファミリー)向けの夏休み映画鑑賞推奨作品ですわなぁ。←いきなり結論w
ちなみに本作には原作小説があるそうで(自分本作鑑賞する為に作品紹介サイト調べてようやく知ったんすけどね)、イギリスの割と有名な小説が原作だそーで、劇団四季でも原作小説を舞台化しているんだそーだ。ぜーんぜん知らんかったなー。
だから本作に関して言えば例えばだけど原作小説ファンだったり劇団四季ファンで舞台を楽しんだ方が本作を観ると色々思うトコロも多そうな気はする(苦笑)

という訳で、割と浅い感じの展開で(まあ言っちゃうと子供向けだからあんまキャラの心情とか深掘りし過ぎても面白味に欠けて飽きられる可能性あるしな)、ところどころでアク強めのキャラとか子供達が見知ったキャラ(かまいたちさんとかジャニの若手イケメンとかな)を投入する事で緩衝材にしている→大人的にはうーん、な感じ。
でもまあ、相変わらずキャラ作り濃い目の小手伸也さんとかまいたちさん達の組み合わせは個人的に結構ツボったよw場所が中国の深圳ってのも絵ヅラが面白かったし。

ていうか、本作根本的な情報なんだけど、多分近未来の何処かのパラレルワールドの日本(&世界)が舞台。だから実在する都市名とかバンバンに登場するんだけど、どの街並みも絶対に有り得ない感じの日本の近未来感で作り込まれてる。唯一現実味があったのは宮古島だけかなw
でもこの設定は面白いと思った。実在する都市名ではあるものの、絶対に有り得ない感じの風景、だけどどこか日本(中国)っぽい、というファンタジー感、と言うのかな。
それから展開についても大人はかなり先読み出来ちゃうんだけど…まあコレは子供向け作品なんだから仕方ない、と諦めるしかない。武田鉄矢さんが重要なキーマンとして登場しますが、彼の登場前から既にある程度映画見慣れた御仁なら「あー、この人はそーゆー立ち回りの役の人ネ」と察しが付くだろうとは思われます(苦笑)

で、個人的にはやっぱニノの演技が目当てだった訳で。
うんニノは上手いんだよねーーー「ジャニ系にしては」という前置詞要らないのよ、この人単体でフツーに上手いと思うのよ。
映画冒頭ではかなりやさぐれてて、そこからかなり話が動くまでずーっと「やさぐれキャラ」で行くんだけど、小さなエピソードの繰り返しでちょこっとずつポンコツロボット「タング」にまるで自分を投影してるような感覚になって行く…という感じなのかな?いや、観客に「今間違いなくケンはタングに心持ってかれたよね!」みたいな瞬間のシーンがチョイチョイ挟まれて行く訳ですよ。それで、そーゆー誘導エピの度に本当にちょこっとずつニノの表情が和らいで変化して行く、っていうのかな。
その「キャラの表情の変化」がニノは凄く上手い。クライマックスなんてね、ニノと一緒に何か知らんが自分まで泣いてたわ完全にニノの演技に自分も持ってかれたわw

と、そんなこんなで、
誰が見てもイヤな気持ちには成り得ない作りの作品ですので、ニノに興味がない方も、ファミリーもカップルもボッチ鑑賞派の方も(←自分ココ)、お時間があったら是非映画館の良質なスクリーンと音響で楽しんで頂ければなーと思います。個人的に「タング」の名前の由来エピはちょっぴりツボったわよ!気になる方は是非劇場へ^^
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あいみょん2022・コンサートツアー「ま・あ・る」@愛知県・日本ガイシホール

2022年08月17日 | ライブ・イベント・映画
毎年7~9月の3ヶ月間BLOGが手に着かなくなるんよね…暑いのダメなん。ホントマジダメなんごめん…
という訳で、映画観に行く回数も激減。外出は基本週2回の食材買い出し時のみ。自分の誕生日の飯ネタも放置状態…ああもうネタの後戻り出来ないかも…

で、そんな中、とりあえずコレだけはUPしておかなければ!と思って気合い入れたぞ!
何しろ「初・あいみょんライブ参戦」ですので!!情報提供有り難う<ピン友O氏
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とりあえず会場には3時半過ぎに到着(ちな開場17:30 開演18:30)
ひとまずグッズチェックして、それから…この日、あいみょんの最新アルバム「瞳へ落ちるよレコード」の発売日と被ったんー!めちゃラッキーなんー!!
つーか、元々はこのライブは先月(7月10日)にやるハズだったんですよね。それがツアーメンバーのどなたかがコロナに感染したとかでこの日に延期になった訳で。
あんときゃーめっちゃ腐ったけど(何しろその前に千と千尋の神隠し舞台がコロナで中止になってたので2連発だった)あいみょんはちゃんと振り替え公演してくれたし、それがたまたまだけど最新アルバムの発売日と被るとか自分ってやっぱ持ってるよなぁーーー!(自画自賛モード)



発売日という事もあったからなのか?会場のCD販売ブースで現品購入すると「抽選券」が貰えて、その場でクジが引けます。色々ノベルティが当たるらしく…そのネタは後でねw



最近のライブはほとんどがWEBチケになりましたね。今回もそーです。
でもコレのお陰でダフ屋が駆逐されたし、ダフ屋が大量に購入する事もなくなったから今までチケ取りが困難だったアーティストのライブも参戦し易くなりましたよね!
今回のライブは自分はあいみょんの公式サイト経由で購入しました。(友人があいみょんのファンクラブに入ってて、一般発売するという情報を教えてくれたので♪)



会場に入る時にスマホのチケ画面見せるとなんかスタンプみたいなんを画面にこすって…すると、チケ画面にスタンプが押された。よく出来てるなw



会場内撮影禁止って言われてたんだけど…画像はライブ終了後で規制退場待ちの間に撮っちゃった。ライブメンバーは誰も映ってないからね。
ファンクラブ経由で購入したからなのか?アリーナ割と前方(アリーナ内の中央通路よりも前の列でした)で肉眼であいみょんをちゃんとチェック出来る距離感♪^^
しかも…自分の座った席の2列前の斜め前の席が1席だけ人が来なくて空いていて、そのお陰でスタンディングするとちょうどあいみょんが見える位置。神懸かってる!w

さて、一応セットリストも載せておこう

1.マシマロ
2.桜が降る夜は
3.マリーゴールド
4.今夜このまま
5.プレゼント
6.テレぱしい
7.愛を知るまでは
8.初恋が泣いている
9.ユラユラ
10.鯉
11.スーパーガール
12.愛を伝えたいだとか
13.○○ちゃん
14.君がいない夜を越えられやしない
15.生きていたんだな
16.ひかりもの
17.裸の心
18.ジェニファー
19.ふたりの世界
20.夢追いベンガル
21.貴方解剖純愛歌〜死ね〜
22. 君はロックを聴かない
23.ハート
24.双葉


ボリューミー!24曲も歌ってくれたよすげーな体力あるなぁ~!
という訳で、本編で全力出し切ってアンコールはしない、という主義らしいです。大昔に行ったチャゲアスのコンサートも同じ感じだったなー。

そして、MCが結構なボリュームで喋りも上手い!流石の関西人!
観客と直接絡んでくれるのね、しかもアリーナとか近い席の人だけじゃなくて、むしろスタンドとか2階席3階席とか最後方辺りの座席の人ともガッツリ絡むw
小学生が来てるのに気付くと「何年生?え?2年生?そんなんまだ最近生まれたばっかりやん!」とか言っちゃってw関西人ノリいいなぁ~^^

あと、「愛を知るまでは」の1番で歌詞ミスったw、ら、歌いながら「あ間違えた」って言っちゃってるし!いやそこはサラッと流せよ^^;
それどころではない。中盤のトーク後に歌った「○○ちゃん」の1番途中の歌詞が完全に頭からずっぽ抜けたらしく(!)なんと、最初から歌い直しをするというハプニング!
今まで色んなアーティストのライブ行ったけど、途中まで歌って演奏止めてまた最初から歌い直ししたのは今回が初めてでしたよ。あいみょん心臓つえーわ!www

いやーでもね、やっぱライブっていいわ。
自分アルバムはDLじゃなくて今でも「盤」買う派なのね。やっぱDLよりもCDの方が絶対に音がいいし、アーティストを応援しようと思ったらやっぱCD買ってナンボだと思うし。
でもさーライブってCDとはまたぜんっぜん違うんだよね。生音って本当に凄い吸引力持ってる。それが実力のあるアーティストであればある程。
そんな訳で「生・あいみょん」はめっちゃ細くて可愛くて、そして唖然とする程歌が上手かった。いやホントにTVじゃこの上手さ・巧さは伝わり切れない!!
バンドなしのアコギ1本で弾き語りした曲があったんだけどさ、もう余りの上手さに鳥肌が立ったね…あ、そうそう!



会場の入口近くに張り出されてたポスター↑
このツアーが終わったら(今回の名古屋の後は大阪が2本でツアーファイナルだそうだ)次回は「甲子園で弾き語りライブ」だそーです。日にちは11月5日だったかな。
で、あいみょんが「甲子園ライブの告知してからコンサート会場に甲子園とか阪神のタオル持って来てアピールする人が増えたw」って言って笑ってましたわ。
「ちゃんと甲子園も観に来てよー」って言ってたけど…自分は多分ムリ(←お前諦めるのはえーな💦)



さて、今回買ったツアーグッズ。
タオルだけね。色が白とグレーの2色あったから1枚ずつ買った。コレめちゃ可愛いな!
Tシャツも買おうかすごい悩んだけど…あいみょんまた行くかなぁ?んーきっと行くだろうけど今回はスルー。次回行ったら買おうかな。
そしてグッズの中に何故かニット帽もあって、会場で結構被ってた人いたんだよね。
そしたらあいみょんが「なんでこのクソ暑いのにニット帽なんか作っちゃったんだろ!?」と自虐トークカマしてましたわw



で、今回発売になったNEW ALBUM「瞳へ落ちるよレコード」
さっきちょっと書いたけど、購入者特典のくじを引いたら自分はオリジナル(非売品)クリアファイルが当たりました。



アルバムの裏面とクリアファイルの裏面↑
歌詞が書いてあるのかな…ところで、この抽選クジの大当たりがトートバッグだったんだけど、コンサートのMC中に「自分何十枚かトートバッグにサイン書いたんだけど」ってネタを振っていて、実際にサイン付トートが当たった人が会場でスポット浴びてて!あいみょんが「まだサイン付トートあるハズだから良かったら会場グッズコーナーでCD買ってねー」ってアナウンスしててさ…コンサート終わって会場の外に出たら、ちょっと目眩する位CD購入列がとぐろ巻いてましたわな(滝汗)
これ…「サイン付トート、全て当たりが出ましたー」ってアナウンスがもしあったら、その瞬間に行列が解散するんだろうなwと思いつつ、自分はサクッと撤収しました。

いやぁ~、あいみょんのライブ楽しかったわー。また是非チャンスがあったらチケ取って観に行きたい!本当にいいライブでしたー♪^^
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【映画】「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」@46作目

2022年08月01日 | 映画感想
「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」

ジュラシック・ワールド3部作の完結編。一応コレで前シリーズ(パーク3部作)と合わせて6作で完全なる完結、という事なんでしょうか?
それと言うのも本作にはパーク3部作のメインキャラのお3方が再登場しているから!久し振りに見たよなぁ…みんな歳食ったよな^^;

あらすじ
メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン)の決断により、イスラ・ヌブラル島からアメリカ本土へ送られた恐竜たちが世界各地に解き放たれて4年が経過する。恐竜の保護活動に力を注ぐオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、ロックウッド邸で保護したメイジーを大事に育ててきたが、ある日、メイジーがヴェロキラプトルとともに連れ去られる。(Yahoo!Movieから丸パク)

先ず、本作を鑑賞するにあたり、前作の「炎の王国」は絶対に事前に鑑賞しておかなければいけません。
何故なら、本作は完全に前作からの続きになっていて(このシリーズってなんだかんだで一話完結してたけどね)前作を観ておかないと「メイジーって誰やねん」から始まり何故世界中が恐竜まみれになってしまっているのかがサッパリ分からないだろうと思われるので。
あーいや、でも自分前作勿論見てるけどさ、全米(+カナダと南米とアラスカ辺りまでは)に恐竜が行き渡るまでは納得出来るけど、アジア~ヨーロッパやアフリカ大陸までどうやって恐竜が網羅出来たんだよと小一時間問い詰めたかったわな。まあ翼竜系は飛べるから移動可能だけど、クソバカデカい首長竜系とか海どーやって渡ったんだよ(滝汗)
ま、いいわ。とりあえず前作でメイジーが恐竜達を世に解き放ってしまった事、それからメイジーは母親であるシャーロットのクローンであるという情報がなければ話に着いて行けないので要注意、という事で…えーと、予告編に出てたからブルーも子持ちになったのは分かってたけど、コイツまでクローンなのかいっ!?

シリーズ完結編という事で、どうやら同窓会にしたくて「パーク」時代のメインキャストであるグラント博士、エリー、そしてマルコムを引っ張り出してきた。
コレに関しては往年のファンも大喜びだろうし自分も「懐かしいなぁ~」と思いながら観たモノの…コレはエリーの出番を作る必然性からなのか?恐竜とは関係ないイナゴ騒動を話のメインに持って来ていて、それと平行してメイジーとブルーの子(ベータ:メイジーが命名)の誘拐騒ぎが同時に起こっていて話がゴチャゴチャして分かり難いったらない。

その分り難さをナントカしようという事なのか?セリフがやたら説明臭くて正直言って話に入り込み難い。
そしてオールスター総出演の弊害か?本作登場人物が多過ぎる。多過ぎて誰が何なのか結構話が進むまで人物把握が出来なくて四苦八苦…自分がバカなのがいけないのか?><
マルタ島で登場した白い服着たオンナなんて、何か凄く意味のあるキャラなんじゃないかと思ってたけどマルタ島だけでスッと消えたな。何だったんだありゃーよ。そして元空軍パイロットだったという謎のオンナが何故オーウェン達の手助けを買って出てくれる事になったのか?もよく分からなかった。色々分からない事多過ぎるな自分^^;
で、結局メイジーとベータは何の為に誘拐されたんだろ?誘拐して来たにしては特に拘束するでもなく割と自由に動き回れるようになっててさ、シャーロットの昔の動画とか平気で見せたりしてて結局ベータを逃がしてメイジーも部屋からすんなり抜け出せてるし。ホント何だったんだよ。

本作も沢山の恐竜が登場して何度も人間と接近遭遇するんだけど…なんだろう、「メインキャラは絶対に食べられない感」が強くてあんまりハラハラドキドキしなかったよw
マルタ島のオーウェンのカーチェイスと言うかバイクチェイスのシーンは結構迫力あって面白かったけど、クレアとかとっくに食われてて良さそうなタイミングなのに何故かそんな時に限って恐竜がゆーっくり動いて鼻をヒクヒクさせながら口パカーって開けるだけで絶対に襲ってこないのな。
後、Tレックス弱過ぎじゃね?本作のクライマックスは多分まるっとパークの一作目のオマージュなのだろうと思いますが…まあそれはそれでいいんだけどさ…
もう1つ!本シリーズを通してずーっと皆のアイドルだったブルーが…本作ではほぼ全く活躍が無かった。完結編なのにぃー!もっとブルーを下さいよーう!!><

と言う訳で、個人的には物凄ーくモヤモヤする作りでした。
恐竜に関しては見所もちゃんとあるにはあるんだけど、あのイナゴネタがなければ恐竜がちゃんとメインネタになれたんじゃないのか?って。そこが一番モヤるかも。
イナゴ必要か?まあ、その、クローン問題からネタを引き継いでいるとも言えるんだけどさ…単純に巨大なイナゴって気持ち悪いよ(涙)
そして最後になんとなくふんわり「お馬さんも、小鳥さんも、象さんも、クジラさんも、みんな恐竜と仲良く暮らしましたとさ。めでたしめでたし」…ぢゃねーわっ!💢
全然目出度くねーだろーよおかしいだろーよ!じゃあ肉食恐竜の存在はどう落とし前付けるんだ???あいつら基本人間も捕食対象だろーがよ!^^;

と、もうとにかく脳内はツッコミまくりで…正直、コレでジュラシックシリーズが完全終了なのかと思うと溜息が止まらない…好きなシリーズだったのになぁ~
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